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No.1
by 金森雹雅 2013-06-17 21:47:52
~ストーリー~
6歳のとき、幼馴染と交わした約束。
17歳となり、あの公園で待っていたのは、弱気で泣き虫だったあいつとは違った
「よう、雹雅。いや雹ちゃんって言ったほうがいいか?」
…本当に…お前が…?
「幼馴染の顔も忘れたのかぁ?」
…いや、忘れはしない
面影はなんとなく残っている
ただ信じられない
泣き虫だったお前が…
「雹雅は変わったなぁ、いかにも真面目チャンって感じじゃねぇ?」
黒髪に眼鏡、しっかりと着こなした制服、俺を見てそう呟いた
「俺は…俺のために…」
・・・・・・