糸の切れた人形 2013-06-13 02:06:17 |
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ただね、そう。
言いたいだけ。
それが出来ないから 焦燥。そして、自傷。
その繰り返し。
それでも まだ生きている。
生きているんだ。
さて、どうしよう。
次に、どう駒を進めようか。
ぶれた。
そしてその後、沈んで 沈んで。
左腕の痕は消えたかい?
そしてその後、君は満足?
虚しいでしょう?
知ってるよ。僕は知っている。
誰より頑張っている君を知っているから。
だけど、君に足りないもの。
それは愛でられること。きっとその他にない。
浮かぶ赤も、時折見せる虚空の瞳も君自身。
痛むのは怖がる癖に、自身を傷付けるのは平気だなんて
切るなら、僕の腕をお切り。
そして君は笑顔でいてほしい。
傷付くのは僕の仕事。
そして庇護する、僕の愛しいヒト。
そうやって 気づかれないよう離れるのだ。
決して近付かない距離は きっと貴方の望む距離感か。
しかし、話を聞かない私は貴方の意見など無視して飛び込むのだ。
"貴殿を護り得るなら、何なりと。"
腹すら捌く勢いで、ただひたすらに乞い慕う己が身を
貴方様は退けましょうて。
それでいい。
こうして定義に嵌まる事のない私の身は
鳥渡の髄を見て嘲笑う。
しかし、私は知っているのだ。
その"声"も"薫り"も"温もり"も。
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