リンリ 2013-05-29 19:16:10 |
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『ーーーーでは、各自、自分の部屋に荷物を置いて自由時間。
時間になったらここにあつまれよー!』
『解散!!』
先生が言った途端皆大きな歓声をあげた。
先生の話なんか全く聞いてなかった・・・。
内容はどうでも良いことだし、とにかく長い!
ちょっと疲れたかも・・・。
(←まだ何もしていない。)
研修は1泊2日。
今日の日程は、ハイキング&食料調達と、肝試し!
要は、自分達で食料調達する事で、
食べ物のありがたみを知ろう!って事。
グループごとに山菜や、魚を採って、お米も自分達で炊くらしいです!
(←学級委員だろ!)
サバイバルって事だよね~♪
楽しそうだな~!
そんなことを考えていたらもう部屋に着いた。
1部屋8人部屋。
亜未と麻理ちゃんは同じグループだし当然部屋も同じ。
・・・実はエリカとも同じなんだよね!
あれ以来何もされて無いけど、正直気まずい。
もう終わった事だし、気にしてないけど、
仲良くなれたらいいな~♪
部屋はとっても綺麗で、広い!
洋風の部屋で、窓から見える自然いっぱいの良い景色。
大きいベッドもある。
テンションあがっちゃうな~♪
夜には肝試しもあるんだ!
くじ引きして、男女ペアになるんだ!
・・・勇樹とペアになれたらっ!
きゃぁ~♪
『おい!バカるるかっ!うるさいよ!』
ひぇぇ!!
麻理ちゃん怖いッス!
『うっ・・・すいませぇん。』
ーーーーこの時、後であんな事が起きるなんて
私は思いもしなかったんだーーーー。
質問に答えてくれてありがとうございます!!
とても参考になりました(>∀<)b
お話の方もおもしろすぎで・・・!!
尊敬します~!!
『いざサバイバル~!』
私達のグループは、今、食料調達しております!
『叫ばないでよ!』
『・・・るるかちゃん元気だね?』
『ボソッ・・・うるせぇ・・・黙れ。』
ひっひどいよ!皆!
楽しみにしてたのに!
『ひどくない。お前がうるせぇからだろうが。』
まわりに聞こえないように小さな声で喋る勇樹。
今だに本性隠してるんだよねぇ~。
疲れないのかな?
・・・・って。へ!?
何も言ってないのに何で分かるの!?
『・・・全部声に出てるから。』
嘘ぉ~!
まじすか!?
そんな!衝撃の事実!
しばらくお口チャックしとこっ!
勇樹の事悪く思ったら言っちゃうからね!
そんな事あったら恐ろしい・・・。
1グループに渡されたのは、釣りぼり3本と網。あと地図と食べ物のガイドブック。のみ!
またそんなとこがサバイバルっぽくて良いよね~♪
テレビで見てて憧れてたんだよ~♪
これから楽しみっ!
『・・・喋んな。』
ヒッッッ!?
またまた怒らられてしまいましたっ!
身の安全のため、るるか、黙ってついていくことにしました・・・。
私達のグループは・・・
ホカホカ・・・。
『おおっ♪うまそうじゃね!?』
『いいじゃん!美味しそうじゃん!』
そう!今は、取ってきた食材を使ってご飯を作ったとこ!
料理が得意な亜未と、しっかりものの誠也君がご飯を作ったところ・・・
『いいなーお前らの班のご飯超上手そうじゃん!』
『すごーい!!』
と、他のグループの子たちからも大盛況!
本当に豪華!
メニューは
山菜の天ぷらに、貝のお味噌汁。
おひたしとアジの塩焼き。
白米、フルーツ盛り合わせ。
亜未は料理得意って知ってたけど、
まさか誠也君も出来るとは驚き!
男の子が料理出来るって尊敬しますよ~!
・・・私はね?
最初手伝いしたけど、亜未に『座ってて。絶対に。』
って言われてしまったんです!
あはは・・・。
小学校の時自慢じゃないけど、
ずっと家庭科の成績×だったんだよね。(←完璧自慢じゃない。)
あと、麻理ちゃんと、海都君、勇樹も。
追い出されてしまいまして。
『おいしーい!!』
料理は超絶品だった。
凄い!
『ありがとう♪』
『円山さん嬉しいよ。』
亜未がニコッと微笑む。
誠也君・・・カッコいいな!
モテるのもうなづける。
『おかわりいる?』
『いいのー?うん!』
こういうところも気がきくし、優しい!
『誠也君本当に優しいねー!誰かさんとは大違いだよ!』
私は、わざとらしく言う。
『・・・ありがとう。』
やっぱり勇樹がすっごく怒ってる。
いつもは怖いけど、今日はみんながいるし!
勇樹くんは本性だせないもんねぇ~!
?あれ・・・。
なんか誠也君の顔が真っ赤。
どうしたんだろ?急に。
『どうしたの?誠也君。』
『ううん何も・・・。』
誠也君はそう言うけどまだ顔が赤いんだけどな。
『るるかちゃんって鈍感だねー!』
『・・・凄いよ。気づかないって。』
なんなのー!?
亜未も麻理ちゃんも変なこといってるし。
・・・勇樹は、いつも怖いけど、今はそれ以上に顔が険しい。
なんで急に不機嫌になるんだろー?
みんな変なの!
海都君は、食べることに夢中だけど。
『みんなー何なの!?さっきからっ!』
『・・・本気で気づかないんだねー!』
と麻理ちゃん。
だーかーら!意味分かんない!!
『はぁー。』
って亜未も!?
ため息つかれたしっ!
・・・もうみんなさっきからおかしいよ!
ドキドキの男女ペアでのきもだめし!
・・・だったのに・・・。
『きゃーん♪やったぁ勇樹君とペアなんてっ!』
そう。私は勇樹とペアになれなかったんだ。
それだけでなく、勇樹のペアになったのは・・・
『エリカ超ぉ嬉しい~♪』
エリカなんです。
エリカはこっちを見て、『ざまあみろ』と口パクで言う。
なっ!ムッかつくぅ~!
『どうしたの?』
ハッ!
『ご・・・ごめんね?』
私のペアは・・・
なんと誠也君。
全く知らない人より良いし、誠也君は、
頼りがいがあって優しいし、まぁ良かった。
でも残念だよぉ~。
私は誰にも分からないようにため息をついた。
カナリアさんお疲れ様です(^_^)
ありがとうございます(>ψψ<)
私今テスト期間中ですが・・・。
勉強やりながら小説書いていきます!
カナリアさんの小説待ってましたよ!
待っててくれてありがとうございます!!
リンリさん勉強頑張ってください!!
勉強の気分転換に小説を書くと良いかもしれませんね。
自分のペースで計画的に!
私もリンリさんの小説待ってます♪
いよいよきもだめしが始まります!
【ルール】
男女ペアでお墓の前を通り神社まで行き、
スタンプを押して帰ってくる。
まぁいたってシンプルなルールですなぁ。
そ・れ・に・ぃ~!!
研修にきもだめしなんてテンション上がるぅ~♪
(←いつもテンション高すぎ)
『きゃ~ん!エリカ怖ぁ~い♪』
甘ったるい声が嫌でもが聞こえてきた。
『勇樹くぅ~んエリカ怖いから助けてねぇ~?』
そう言いながら勇樹に腕を絡める。
・・・あんたが怖いわ。
『・・・チッわかったよ。』
今舌打ちしたような?
勇樹は営業用の王子様スマイルを張り付けてる。
でも私は本当の性格とは180度違うと知っているから
ただキモいとしか思わない。(←おいおい!)
あはは。勇樹君若干顔がひきつってます。
大変だよねぇ~?
嫌でも頑張って本性隠さないといけないなんてねぇ~?
「ド・ン・マ・イ!」
口パクで訴えたら意味が分かったらしく
恐ろしいお顔で見てきました・・・。
くぁー!楽しすぎるって♪
『じゃ、行こうか。』
『うん♪』
誠也君と私は今からきもだめしへGO!
エリカと勇樹はもう行ったみたい!
勇樹いじるの楽しかったなぁ~♪
1人『フフフ・・・』と笑う。
?なんか誠也君笑ってる?
少し顔赤くして・・・。
なんだろう?
さっきから誠也君変だよね?
ちょっと不思議に思ったけど
せっかくのきもだめし楽しまなきゃね♪
ではではきもだめしSTAT☆
ーーーー勇樹ーーーー。
今はきもだめし中。
『はぁ・・・。』
自分でも何回ため息をついたか分からない。
それくらい今の俺はムカついている。
原因は今一緒にいるコイツだ・・・。
『楽しみだねぇ~♪勇樹君とペアなんて超嬉しい~。
私達運命の相手かもねぇ~!』
ブチッッッ!!!
なんで俺とお前が運命の相手なんだよ!?
そう心で叫んでも虚しいばかり。
いかにも俺に好意をもってんのは丸わかりだ。
だ・か!
はっきり言ってウザイ!
さっきからペラペラ喋ってうるせぇ。
語尾を~ってのばすとこや、いかにも女っていうかんだかい声。
ベタベタくっくいてくるとこ。
上目づかい・・・。
まぁ×2、エリカっていうヤツの全てがウザイって事だ。
マジ地獄だ・・・。
そう言えばなんでるるかの時はあっさり本性出せたんだ?
あの時は正直ウザかったけど、
エリカに比べたら全然だ。天と地の差っていう感じだ。
あーあ。コイツがるるかだったらどれだけ良いことか。
チラッと目を向けると、そこにいるのはやはりエリカ。
寂しい現実(泣)
もうきもだめしも終わるしもう少しの辛抱だ。
そう自分に言い聞かせる。
ゴールまであと5分くらいだ。
『・・・勇樹君どうしてエリカを見てくれないの?』
さっきまできゃあきゃあ騒いでいたエリカは
ワントーン声を低くして言った。
『ずっと好きなのにっ!』
エリカは泣き叫ぶ。
でも、俺はその気持ちには答えられないから何も言えない。
ギユッ・・・。
『ちょっ!?』
エリカが強い力で抱きついてきた。
顔を俺の胸に押し付けて、顔はみえないが
ヒックッ・・・ヒック・・・。と聞こえてきて泣いているのが分かる。
『エリカさん・・・気持ちはありがたいよ。でもごめんな。』
どうしても好きになれない。
あいつの笑顔が頭を駆け巡る。
あいつが・・・好きなんだ。
そっとエリカの肩をもって俺から引き離す。
『・・・っ!』
エリカは限界だと言わんばかりに前も見ずに走り出した。
その時。
『きゃあああああ!?』
エリカは甲高い声で悲鳴をあげた。
ここは狭い道。
崖になっていて下は木が立ち並んでいる。
エリカは前を見ずに走ったため・・・
崖下へ落ちたのだ。
人気はなく静かだ。
少し抵抗はあったが俺はエリカの後を追うように
自ら身を崖下へ投げ捨てた。
ーーーーるるかーーーー。
『ゴールだぁ~♪』
私達はきもだめしをゴールしました♪
『楽しかったね!』
隣にいる誠也君に笑顔で言う。
『う・・・うんっ!』
ふへぇ?
また×2顔が赤くなってますよ?
(←鈍感。)
風邪かな?忙しいかったもんね!!
『大丈夫?』
私は誠也君のおでこに手を当てる。
『っ!?るるかちゃんっ』
うわぉ~!もっと赤くなったよ。
『だっ大丈夫!大丈夫。』
『うーん。まだ顔赤いけど辛くなったらいってね?』
『あっありがとう!』
『ヒソヒソ・・・。まだ帰ってこないの!?』
『ヒソヒソ・・・。でもずいぶん前に行ったし。
後に行ったるるかちゃん達ももういるじゃん。』
『ヒソヒソ・・・。ヤバくない?』
『ど・う・し・た・の~?』
『るっるるかちゃん!?』
コソコソと2人話していた女の子に近づく。
『実は・・・まだ勇樹君とエリカちゃんがまだ戻ってきてないの。』
『え?私達よりも結構前に行ってたよね!?』
『うん・・・。』
もしかして遭難!?
でも道なんかあの通り道しかないし。
第一勇樹が道に迷うなんて無いよ!
どこにいるの勇樹ーーーーーーーー?
おもしろい~っ♪(←エリカちゃん風w
続ききになるっ!!
楽しみにしてるよ!!(>∀<)b
(あと、No73の最後、「START」だと思うよ☆)
リンリは天然さんだね♪
一哉のことかっこいいって言ってくれてありがと(>∀<)
嵐山高校の皆さんからのメッセージです!↓
みき「いつも私たちの青春読んでくれてありがとー!るるかちゃんファンのみきです♪」
一哉「リンリは俺のことを応援してくれてるんだよな?サンキュ。」(ささやきながら微笑み
時雨「応援って何のこと?一哉。とにかくいつもありがと。リンリちゃん。」(微笑み
直美「大好きやでー!リンリちゃん!ちなみに勇樹君ファンの直美です♪覚えといてや-!」(ウインク
みき「私だって勇樹君ファンだもん!!」
直美「いや、ウチの方が・・・」
なんか、騒がしくなってごめんね・・・(^v^;)>
るるか『わぁ~い!るるかの事応援してくれるの?ありがとう♪』
勇樹『ありがとうカナリア嬉しいよ。』
勇樹(裏)『るるか、お前じゃなくてお・れだろうが!』
亜未『カナリアさんこれからも頑張ってください応援してますっ///』
エリカ『まぁわたくしですからねぇ~?オッホッホッ!』
るるか『なんかマダムみたいだねっ♪』
エリカ『ちょっとぉ!失礼なこと言わないでくれるぅ~!?』
((キッっと睨み付ける
(←悪魔の)
るるか以外一同『・・・。』((どん引き
麻里『ありがとうございます!めっちゃ嬉しいなぁ~!』
誠也『これからも宜しくお願いしますね?』((天使の微笑み
海都『・・・ありがとうござzzz』
(←おいおぃぃ~!?)
※長々と・・・。
すいませんっ>_<
カナリアさんありがとうございました~!
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