リンリ 2013-05-29 19:16:10 |
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『・・・なんかあったの?』
不思議そうな顔をして聞いてくる亜未。
そう、嫌がらせのこと言って無いんだ。
余計な心配させちゃうから。
私、そんな顔にでてた?
亜未を心配させちゃダメだよねっ!
『えー?何なにー?何でもないよ?』
亜未はこういうとこすぐ気づいてくれるんだよね。
優しいな~。
ぎゅっっ!!!
『もう~亜未可愛すぎるぅ~!!』
『きゃっ///るるかちゃん!?』
思わず抱きついてしまったよ。
・・・って!これじゃあるるか変態じゃん!
あ~・・・。亜未で癒やされたからまぁいいか♪
ポジィティブ!ポジィティブ!
(←違うだろ!!)
ーーーー教室ーーーー。
『おい、るるか聞いてんのか!?』
『・・・。』
『返事しろよ!』
『・・・。』
『キス・・・されたいの?』
ガタッッッッッッ!
『///なっ!?』
『面白れーっ』
クックッとノンキに笑う変態。
・・・こいつ人がめんどくさい事に巻き込まれてんのに・・・。
こいつが毎日声かけてくるからっっ!
いつもこう。
変態が話しかけて来る。
↓
私無視する。
↓
変態がセクハラ発言する。
↓
(以下省略・・・)
最高にイラつくんですけどっ!!
もういやっ!
早く席変わりたいっ!
こいつの本性バラして仕返ししたいっ!
・・・しかしセクハラされるから×・・・。
そして、さらに最悪な出来事が・・・。
『では学級委員決めるぞー!』
今日は本当は担任の女の先生(佐々木先生)
がいる予定だったけど、急に用事ができて、居ないんだ。
だから代わりの先生は熱苦しいっていうおじさん。
はぁぁ・・・。めんどくさいなぁー。
『ってことで、誰か立候補は居ないかー?』
しーーーーーーーーーーん。
居るわけないじゃん。
居残りとかあるらしーし。
これは時間かかりそう。
『・・・じゃあ推薦はあるかー?』
あー眠たい・・・。とウトウトしてたら
『私るるかさんがイイと思いますわ。』
はっ!?ちょっとエリカ!?
へっ!?私っ!?
『さんせーい!!』
おいおい・・・。
『じゃあ決まりだな。』
そんなっ勝手に決めないでよ~!!
『女子は円山だな。男子は・・・。』
ええええええええ~!?決定なのっ!?
『はい。』
男子は立候補いたのね・・・。凄いよ・・・って。
えっ!?
変態・・・じゃなくて勇樹なの!?
私は驚きを隠せない。
・・・勇樹が立候補?
あ~・・・。優等生として、先生に
気に入ってもらうためとか?
ありそ~・・・。
『ちょっ・・・なんで勇樹君っ!?』
オドオドとしながら騒ぎ出すエリカ。
それもそうか。
嫌がらせのつもりで私を学級委員にしたのに、
勇樹と私が学級委員なんて・・・ね?
『白鳥(エリカ)何か困る事でもあるのか?』
・・・イヤイヤ先生。鈍感過ぎません?
どう見てもエリカは勇樹が好きってわかるでしょ?
『へ!?べっ別にもありませんよ?』
かんでますがな。
『じゃ、男子は前田、女子は円山でいいなー?』
『はーーーーい!』
大半の人がどうでもいい風に返事をしている。
チラッとエリカを見てみると・・・。
ジロッと睨んできた!
怖過ぎませんかぁ~?
ヘルプ ミ~!!
『・・・なんで学級委員に立候補したの?』
放課後、誰も居ない教室で私は問いかける。
『別に・・・?』
おい。変態。
・・・何で疑問型で返すの!?
こっちが聞いてんのに!?
『めんどくせーなぁ。学級委員なんて。』
・・・はぁ~??
『・・・じゃあ何で立候補したのっ!?』
『別にお前とならやってもいいって思ったんだよ。』
『は・・・?』
どういう意味?
私となら良いって・・・?
『・・・ウザイ女たちよりお前のほうが楽だし、第一、本性知ってるからな。』
・・・他の女の子より私の方が良いってこと?
・・・私特別って思って良いの?
『お前もいじめられんなよ。』
え・・・?嘘。分かってたの?
待って。
じゃあ何で立候補したの?
めんどくさい事に巻き込まれるって知ってて?
ーーーードキッーーーー。
私は一瞬で、頭が真っ白になった。
だって・・・。
今まで、意地悪な顔しかしてなかったのに・・・。
勇樹が・・・。
優しくて、温かい笑顔だったからーーーー。
『助けてやるから。』
嫌だ。
・・・やめてよ。
今まで意地悪しかしてなかったのに
急にそんな事言われたら・・・
泣きたくなっちゃうじゃんか。
反則だよ・・・。
ずっと探し続けてきた王子様と
全然違うのに・・・。
何でこんなドキドキするんだろ。
ーーーーこの甘い甘い気持ちはーーーー
・・・何ですか?・・・。
in家ーー入浴中ーー。
『はあああああ・・・。』
お風呂場に私の大きなため息が響く。
・・・どうしたんだろ・・・?
ずいぶん時間がたったのにまだドキドキする。
『助けてやるから。』
っ////
あ~。思い出すだけでドキドキする~。
落ち着け!るるか!!!
変態野郎だぞ!?
るるかの王子様とは違うんだから!
ーーブクククククク・・・。(沈む音)
あ~なんでモヤモヤするのっ!?
もう気にしないっ!
あ、勇樹は私がいじめられてること知ってた。
・・・って言ってたよね?
エリカはいつもあーやってるらしく、
今回もすぐ分かったんだって。
恋するオトメはすごいですね~。
そこまでやるなんてね。
ーーーー学校ーーーー。
『おはよう~♪亜未。』
『おはようるるかちゃん。』
いつも通りの朝。
そして下駄箱を開けるとーーーー。
『・・・あれ?』
暴言が書かれた紙が一切ない。
何で・・・?
もしかしてーーーー。
ダダッッッ・・・。
『どこいくのっるるかちゃん!?』
亜未が後ろで叫んでたのも
その時は全く聞こえなかった。
気づいたら体が動いてた。
『はぁはぁはぁ・・・。』
無我夢中で走る。
ーーーー早く会いたかったーーーー。
その思いだけだった。
もう隠せない。
やっぱり運命の人。
あいつ、変態野郎のこと・・・。
勇樹が・・・好きになってた。
ーーーー教室ーーーー。
ガラッッッ!
『はぁぁ・・・。』
やっと・・・着いたよ~・・・。
『どうしたんだよ?』
飽きれ顔で、でも優しい顔で勇樹は言う。
・・・あ・・・。
無我夢中で走って来たから忘れてた。
髪の毛はぐしゃぐしゃだし、
汗だく。
・・・恥ずかしくなってきたかも。
汗くさくないかな?
『ばーか。お前らしくねぇーぞ?』
くしゃって笑う勇樹。
そして、私の頭をなでる。
・・・こんな、さらっとやらないでよ。
こっちは走って来たばっかなのに、
ドキドキが止まんない。
『勇樹がいじめ止めてくれたの?』
『ああ・・・。って今日は無かっただろ?』
『う・・・うん。』
やっぱり勇樹だったんだね。
だから・・・好きになっちゃうんだよ。
『ありがとう・・・。』
ーーーー好きーーーー。
・・・好き・・・。
大好き。
ーーーー勇樹ーーーー。
『ありがとう・・・。』
喋ればキャンキャン騒いでたるるかが・・・
(俺がいじってたのもあるが・・・。)
優しい日だまりのような笑顔で言った。
ーーーードキッーーーー。
それだけのことなのに・・・
なんでこんな落ち着かないような、
嬉しい、幸せな気持ちになるんだ?
学級委員だって、気づいたら・・・
自分から立候補してたんだ。
エリカってヤツの事も・・・。
俺に近づいた女毎回をいじめてるって知ってて
知らないふりをしていた。
助けようと微塵も思わなかったんだ。
俺には関係ないって。
めんどくさいって。
なのに俺は・・・。
エリカってヤツにも呼び出して直接言った。
『もう止めようよ。』
って。もちろん王子様キャラで。
正直、エリカはマジ嫌いだし。
極力関わりたくないのに。
なんで、俺はそこまでして、
るるかを助けたかったんだ?
ーーーーなんでーーーー?
ーーーー学級委員会ーーーー。
『ふぁぁぁぁ~・・・。』
眠たいな~
アクビ今日10回はでてますね~。
実は、勇樹のことが昨日頭から離れなくて
寝れてないんだよね。
『ごほんっ!!』
へ・・・?
わわっ!!
そうだ今、学級委員会中だった!!
おっちゃん先生に睨まれてしまった。
『・・・ははっ・・・すいません。』
ううっ~。へたこいたぁ~・・・。
『バカ。しっかり聞いとけよ。』
・・・今は何にも言い返せません。
でも、るるか聞かなくても、
勇樹がいるから良いと思うんですが・・・。
「めんどくせぇ~」って言いながらも
今現に、真面目にやってるし。
責任感あるんだよね。
ていうか、昨日優しかったのに、バカって・・・。
『・・・ではねぇ~それぞれのクラスの状況を言ってってね~。』
ブブッ!!
(←思わず吹き出するるか)
ウケル~!!
はっ・・・!?
『・・・円山さ~ん?』
怒ったおっちゃんも実に面白い!
って・・・あ。やっちゃった~♪
でもでもしょうがない!!
面白いから笑うのだ!!!
(←登山家か!?)
『円山さん?』
ヒッッッッ!!
勇樹も!?
顔は笑ってるけど、目が笑ってない~!?
怖い~っ!
しかも今の勇樹王子様キャラで気持ち悪い・・・。
普段とギャップありすぎ・・・。
『おい・・。』
と小声でいう勇樹。
あれ!?声にでてた!?
あっちゃ~・・・。
まっいいか♪
本当の事だし~
楽しい~♪♪♪
ーーーー朝ーーーー。
『もうすぐ研修に行くの!?』
『何を今さら。先生の話全く聞いて無いんだね・・・。
っていうかるるかちゃん学級委員じゃん・・・。』
嘘ぉ~!!
全く今の今まで知らなかったんですけど。
さすがの亜未もちょっと飽きれてる。
(←てか、失笑中。)
今は、亜未と一緒に登校中。
家が近いから、毎朝亜未が向かえに来てくれてる。
今日もいつも通りに
ゆっくりと学校までの道を2人で歩く。
『そうなんだ~!』
うわぁ~!研修なんて楽しそうっ!
夜、恋バナとかしたり、
マクラ投げやったりっ!
ーーーークラスで話し合い中ーーーー。
『ーーーーで説明は以上です。質問はありますか?』
優等生&王子キャラで問いかける勇樹。
本当裏と表の性格違いすぎだよ。
裏の性格知ってるのって
女子で私だけなんて・・・。
嬉しいな。
・・・しかし。
しっかりしてるなぁ~!
ま、変態だけどね。
はっ!
また聞いてなかった!!
『はい!どんなところですか!?』
挙手をして元気良く答える。
しーーーーーーーーーん。
あれ?
クラスのみんなが
一気に静まりかえったのは気のせいですか?
何で!?
ただ分かんないから聞いてるだけじゃん!
『・・・では他の質問は・・・。』
おい!
思いっきり無視してますがな!
『ちょっ・・・。』
『ちょっと!!』って言おうとしたのに、
私はそれ以上言えなかった。
勇樹が私にしか分からないように
『黙ってろ。』って恐ろしいお顔で
おっしゃったから。
『・・・円山さん。
今、前田君が言ったばかりだけど・・・?』
あはは・・・。
先生にも言われちゃった・・・。
なんか・・・
自分でも心配になってきたよ・・・。(泣)
私は無事に研修へ・・・
行けるのでしょうか?
『着いた~!!』
まわりの皆も浮かれぎみ。
私達生徒は今、研修で、山の奥の宿泊所へ来ました!
空気がとっても綺麗で、自然溢れる良いところ!
『はしゃぎすぎだよ・・・。るるかちゃん。』
と、飽きれぎみに話すのは亜未。
だって!だって!
テンション上がっちゃいますて!
だって、亜未と同じグループ&部屋だし!!
あと・・・
勇樹も一緒なんだもんっ♪
と、ちらっと隣にいる勇樹を見る。
・・・漫画とかであるよね!?
夜抜け出して、男女が内緒で会うとか!
・・・なんて妄想していたら、
『・・・何ニタニタしてんだよ。行くぞ。』
と、冷たくされてしまった。
・・・なんか最近、勇樹が冷たい気がする。
・・・でも、全くと言っていいほど
身に覚えが無いし。
・・・気のせいだよ・・・ね?
うん!せっかくの研修だし、
くじ引きで、運良く同じになれたんだから!
楽しまなきゃだよね!
1グループに6人。
ウチのグループには、るるかと亜未。
・・・そして勇樹。
あと・・・。
『おーい集まれだってよー!』
『はぁ。マジめんどくさ・・・。』
『るるかちゃん、亜未ちゃん早くー!』
クラスのムードメーカー的存在の誠也君。
ちょいチャラ男のめんどくさがり屋の海都君。
サバサバしてて男らしい女の子の麻理ちゃん。
いい人ばっかりだし、楽しくなりそうです!
期待を抱きながら、私は、麻理ちゃん達のもとへ
かけていった。
研修!!お泊まり!
すごく続き楽しみにしてます!
リンリさんは小説のお話ってどうやって考える・・とゆうか、思いつくんですか?
ぜひ教えてください~><
妄想ですね!(^∀^)
ふとした時に思い付いたりして、
自分がこんな事あったらいいな!
とか、とにかく自分が書きたいものを
書けば良いと思いますよ。
例えば体育祭だったら、
好きな男の子をかけて2人の女の子が
対決!とか。
話の中には自分なりの設定入れたり、
こんな競技普通無いだろ!
とか、学校に両思いのジングスがあって・・・。
とか(^-^)
読む人を飽きさせない様にすること大切!
恋愛小説って、学校ものばっかだけど、
よくありがちな展開でも、
自分らしさを入れれば良いと思う!
でも、最初に考えるのは、
相手の男の子と、主人公の女の子の
関係をどうするか考えて、
(そのきっかけで、どう関係が変わるのか)
それによってエピソードを決めます。
・・役にたたないですね!ごめんなさい(´-`)
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