それでも愛しくて。(bl)

……。そろそろ帰るか(相手が黙ると遊具を只漕ぐ音だけが厭に耳へ届いて些か厭な予感に駆られながら隣を見遣れば案の定何かを期待する様子が窺え敢えて其処は気付かない振りを通し厄介な事を言い出される前にと漕ぐのを止めては「御前の親もあんまり遅くなると心配すんだろ、」と立ち上がって)



さあな、(ふい)


痛…、 何すんだ(額さす、)


む…はにゃへ、(頬引っ張り)


そりゃ笑うしかねえな、怒り通り越して呆れるわ

あー…っと、匿名さんは報告どうも。

親何時も遅いから大丈夫だし－.. ( 地面に視点を変えればゆっくりと速度を緩めて止まって。己の言いたい事を察したのだろうか、遠回しに却下の言葉を告げられると眉を下げて未だﾌﾞﾗﾝｺに座った侭足で地面の砂を弄り、上記を駄々をこねる子供のように口を尖らせながら告げ


..言わないと意地悪するぞ－

ていやっ! /手の上から再びﾃﾞｺﾋﾟﾝ←

御前が離したらな /むにむに

よっぽど御前が好きな奴なんだな /ふは

そ、なら…俺ん家来るか？何にも無いけど、(相手の親もまた不在で有るという事を偶然に知ると同時に遊具へと腰を据えた儘で居る相手何だかんだで放っても置けず一方が金欠では何処にも行けまいと家に招き)




意地悪ねえ、やれるもんならやってみろよ(挑発/すな)

っ、ちょっと調子に乗り過ぎなんじゃねえの…透くん(二度までもやられると我慢出来なかったらしく手がしっと掴んで)

…、(渋々離し←)

嬉しくねえんだけど、つか逆に俺の何かが気に入らないんだろ

..え、いいのか? ( 家に誘われるなんて己にとっては嬉しい感情以外何物でもない事で有りながらも、やはり驚きは隠せない様子で相手を見上げると上記聞き返して、小首傾げ。然し其の表情は何を言われても行く気満々その物で


..御..御前の母ちゃん出臍っ! / 精一杯の意地悪、っていうか悪口

わ、兒玉君ｾｸﾊﾗ－ /やめ

ふっ、俺の勝ちな /はん

んな事ねえだろ
好きだからこそだよ
御前は俺と違ってﾓﾃﾓﾃだな、

…、良くなきゃ誘ってねえよ(表情で物語る相手に横目送り今更己が何を言った所で相手は着いて来る気で有ろう事は何となく解る様で二回も謂わせるなとばかり其の頭軽く小突けば鞄を取りにベンチへと歩み向け、)



悪い、遅くなった…。

まだ居る、か…？(きょろり)

....っ行く! ( 己へと伸ばされる其の手で此の頭を小突く行為は、何処か安心感をもたらせる様で有り微かに感じる痛みには頬が緩んでいき、少し間を置けば遊具から立ち上がるなり相手に付いて行って

おう、いるぜｰ ( にこり

懐かしい、

元気してんのかね、透くんは

..! ひ、久しぶりだなあ !(肩どんっ)

痛って、これ肩外れたわ(肩抑え)

本当久しぶりだな、返事あるとは思わなかったから驚いた

俺の愛のパンチで肩が外れるなら良いだろ( ふん

へへっ､( 頬ぽりぽり

は？良いわけ無いだろ(頭がしり)

また相手になってくれんの？

俺は何時でも相手する。.....あ、やべ今の台詞超かっこいい、俺かっこいい。

それ、自分で言う辺り重症だよな。

まあ台詞はそれなりにかっこよかったけども。

うわあ、超久し振り。でも気になって来ちまったあたり俺兒玉大好き人間やっぱ付き合って。かっこいいって言って貰えた嬉しい付き合って！

ただ冷やかしに来ただけならとっとと帰って寝とけ、

変に期待させんな、阿呆。

.. 冷やかしに来たんじゃねえし。兒玉と話したくて来たんだよ言わせんなバーカ、バァカ、ばぁぁか！もう知らね！バカ！( 激おこ。拗ねた。)

馬鹿で悪かったな馬鹿で、まあ御前には負けるけど。

俺と話したいとか、その物好きなとこ変わってねえのな。

俺は馬鹿じゃアリマセン。へへん、今も昔も兒玉に一途！そろそろ付き合ってくれても良いと思うんだけどどう？だって出会ったの二年前だぜ、ヤバイ感動..。

はいはい、そうですネ。…なんだそれ、別にんなこと言われても嬉しくねえ…って言いたいとこだけど、そういうとこちょっとだけ惹かれる。付き合うの前向きに考えてみるわ、

そんなに時間経ってたんだな、とっくに忘れられてんだろうと思ってたから…再会出来たのがまだ夢みたいだ。