『好きじゃないよ、君なんて。』/小説

『好きじゃないよ、君なんて。』/小説

moka  2013-05-03 01:34:14 
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「おい、調子のンな。締めんぞ手前ェ。」
「キャンキャン煩いですねェ・・・弱小な子犬は黙ってて下さい、気が散ります。」

/一応恋愛小説です/

▽椎名葵/シイナ アオイ
水波高校1年生/♀/薄茶色のゆるふわロング/薄紅色の大きな瞳/155cm/色白/愛らしい外見とは裏腹に毒舌ひねくれ少女。

▽黒崎洸/クロサキ コウ
水波高校1年生/♂/アッシュブラウンの無造作ヘア/青色の瞳/183cm/左耳ピアス有/近寄り難い雰囲気を常に放っている喧嘩得意の問題児。

コメやアドバイスは大歓迎です!


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  • No.1 by moka  2013-05-03 01:40:02 


あ、どうしよう今更悩んできた←

生徒×先生or生徒×生徒

どちらがいいでしょう?、

意見募集します!(←ほんと今更)

  • No.2 by 名無しさん  2013-05-03 01:41:13 

生徒×生徒の方がいいと思いますよー

  • No.3 by ナギ  2013-05-03 01:41:51 

私は生徒×生徒がいいと思います!

  • No.4 by moka  2013-05-03 01:46:13 


コメありがとうございます!、

同級生と先輩後輩はどっちがいいと思いますか?

  • No.5 by 名無しさん  2013-05-03 01:46:50 

同級生!

  • No.6 by moka  2013-05-03 01:51:12 


了解です、!

では明日から更新していきたいと思いますので、よろしくお願いしますッ、

  • No.7 by ナギ  2013-05-03 01:56:42 

楽しみに待ってます!

  • No.8 by moka  2013-05-03 23:21:53 


____プロローグ__

「・・まだ少し、冷えますね・・・。」
首に巻いたマフラーに顔をうずめ、ポツリと呟いた。季節は春だが、11時にもなるとまだ空気は冷たさが残っている。コンビニの袋を片手にぶら提げ家への近道の公園を歩いていると、ふと己に掛けられたであろう「ねぇ、ちょっと__」という声に反応して。振り返れば其処に居たのはいわゆる『不良』という類の人が5人。色が落ちてきている金髪に、嫌味のこもった細い瞳。5人共ニヤニヤとした笑みを浮かべている。
うわ・・・また面倒なのが・・・。
思わず小さく息を吐く。此処はなるべく穏便に、騒ぎを起こさないように勤めよう。
わざとらしく眉を下げ、ヘラリとした笑みを浮かべる。
「すみません・・・私、早く家に帰らなきゃいけないので・・・」
言葉を紡ぎながらもゆっくりと後ずさる。_此処は流石に場所が悪い。それに時間帯も悪い。逃げたほうが得策だ。
手をヒラリ、とさせ踵を返すも直ぐに腕を掴まれた。
・・・・・・・・・ウソでしょう。
得意の作り笑顔も思わずヒクリと引きつった。どうしよう、本格的にヤバいかもしれない。そもそも私は争いごとは嫌いなんだ。入学前に揉め事とか、本当に御免なんだ。
ぐるぐると思考を巡らせていると、急に目の前に濁った瞳がドアップで映った。其れがあの不良の瞳だと判り飛びずさろうとするも、腕をガッチリ掴まれているせいで動けない。
「ち、近いのですけれど・・・」
「え、何々、近くで見ると可愛いじゃん!おい、コイツいけるぞ!」
何処にだよ。
私の反論も気にせずに目の前の相手は興奮気味に話している。
・・・やばい、そろそろ何かが切れそうだ。
「・・・・・その汚らしい手を私の腕から離して下さいませんかねえ?」
コテリ、首を傾げて私がいった瞬間、不良共の動きが止まった。

___やってしまった。

( 駄文ですがコメもらえたら嬉しいです!! )


  • No.9 by moka  2013-05-03 23:49:23 


だが言ってしまったものはもう仕方が無い。それに、もうとめられない。
「あと汚い顔を私に近づかないで下さい、臭いので。」
へらり、と笑いながら淡々と言葉を紡ぐ私に流石に頭にきたのか、腕を掴んでいる不良の頬が引きつった。
「おい・・・調子にのんじゃねえぞっ!!」
__此れだから嫌だなあ、単細胞って。
振り下ろされる拳に瞳を細める。__殴られる。
ぎゅ、と瞳を閉じて痛みを待つも、何時まで経っても相手の拳が私の顔に当たらない。不思議に思って瞳をぱちりと開くと、いつの間にか私を殴ろうとした奴が倒れて伸びていて、変わりに長身の男が私に背を向けて立っていた。
___助けてくれた?というか、今の短時間でこの伸びてる奴を倒した?
状況を把握しきれずにポカンとする私を気にも留めず、長身の男は次々と不良共を倒して行き、ハッ、とすれば私の周りに立っているのは其の男だけになっていた。
暗くてよく顔が見えない。
「__あの、」
取りあえずお礼だけでも言っておこうと声を掛けると、男がゆっくりと私に顔を向けた。其の瞬間、私は思わず言葉を途切れさせた。

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