真田 紫乃 2013-05-02 14:11:11 |
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いつの間に?って…3カ月位前からかな?多分( 首を軽く捻る様にすれば此方はドカッとソファーに腰掛けた侭ドレスの掛けられた一角で目をキラキラさせる彼女に声を掛け 「いいのがあれば着ていいぞ?あー、本当はもっとあるんだけど…打ち合わせの段階で俺が好きそうな奴だけ今日は用意したもらったんだ… 」と言うと立ち上がり彼女に歩みより彼女の選んだドレスを女性のスタッフに渡し着せる様に頼んで「あ、俺、、煙草…」と喫煙所を指差し手を合わせ謝るような仕草をし
そんなに前から…、(結婚式を挙げるなど、まだ夢に思えていた頃から相手は真剣に考えてくれており。そんな背中の大きくなった相手を見つめては「凌ちゃん、、変わったな…。」等と内心相手の成長ぶりを身に噛み締め乍、そんな相手を優しく微笑み。相手の好きそうなドレスの中に私の着たかったドレスがあることには胸が高鳴り、流石凌ちゃんだな…なんて感心してはドレスを撫でて。スタッフに呼ばれると同時に相手が煙草を吸いに行くのを目で追えば、前を向きスタッフと話をしながら歩き出し/
なんて…言ったけど、俺が好きって云うか…昔から、、イメージが其しかなかったってだけなんだけど…、(己のポケットからくしゃくしゃになった年代物の紙を出し見詰め、そこには小さい頃に彼女が描いたウェディングドレスの絵が書いてあり、煙草を咥えると火を点けガラス越しに見える並んだドレスを眺めると微かに笑み浮かべ「やっと、結婚だなぁ…長かったなー」と待ち遠しかったのか1人で嬉しそうにニヤニヤして居て
うわ…、…(昔からの夢だったドレスを試着してみれば、声にならない程綺麗なドレスで。只、ただ鏡越しに映る自身の姿をみれば「もう…結婚かぁ…。」自身にもこんな日がくるなんて…と夢が叶う日が近づいている事を実感し、思わず嬉し涙が出そうになるも結婚式まで取っておこう…と必死に堪えて。スタッフに導かれ、先程の控え室のドアを開ければ「凌ちゃん……、どうかな?」と照れながらも首を傾げて問い/
(ごめん、一旦落ちるね。
また戻れたら戻るね、
………いい。めちゃくちゃいい!!(色々と想いに耽りながら煙草を吸って居ると先ほどの部屋にガラス越しに彼女が戻って来るのが見えると直ぐ様煙草を灰皿に圧し消し喫煙所を出ると先ほどまでのいつもの彼女がまるで別人の様に何倍も可愛く可憐に見えて暫く魅入ってしまい我に返ると感想を述べながら目の前に行き、「うん、ぴったりだな!!イメージ!!!」と呟きながらポケットから少し見えていた先ほどの紙を彼女にバレない様に押し戻そうとするも、手元が狂いヒラヒラと彼女の前に ……っ!? 焦りながら拾いポケットに
本当に!?、…良かった-…嬉しい。(相手の褒めてくれる素直な言葉と微笑ましい表情は、身に染みるほど嬉しく上記を述べ乍口許を手で覆いホッと息をつけば優しい笑みを浮かべて。「ありがとう…、」夢にまで見ていたドレスが似合うと言われ、恥ずかしくも嬉しく微かに聞こえるか分からない声で上記を呟けば、ふと目の前にヒラヒラと落ちる一枚の紙が目に映り。拾おうとしたが何やら隠すようにその紙をポケットに隠した相手をジーと見つめれば「何隠したの?、見して?」と手を出し相手に要求し/
(ただいま、寝ちゃった?
良かった…喜んでくれて!!(彼女の嬉しそうな笑みを見るとやはり此方もいつもの事ながら同じように嬉しくなり目を細め 己に向ける彼女からのお礼の言葉は此方こそと言う想いでいっぱいになり…「…っち!!はぁ~」と舌打ちしため息を漏らすと先ほど隠そうとした紙を彼女に渡し、己の髪をクシャと掻き上げるとしまったなーっと照れくさそうに目を伏せ
(起きてたりする
これ…、…(見つかってしまったのを悔やむ相手に疑問を抱き乍も、渡された紙を開いてみれば自身が昔に書いた着たいと思っていたウエディングドレスの絵が描かれており、まさか相手がこんな紙を持っていてくれたなんて…と、思わず上記を洩らし。「持ってて…くれたんだね…、」今までにないとても柔らかく相手を包み込むような声で呟けば、相手に歩み寄りドレスがシワになるのも気にせず抱きついて。「……凌ちゃん、今が…幸せすぎて…死んじゃうかも…」と嬉し乍の冗談を交えた言葉を耳元で呟けば、ニッと微笑み/
(ありがとう、でも無理はしないでね!
まぁ…お前が、指輪を持ってたのと一緒だろ?(小さく首を傾げながら口角上げ笑みを溢せば抱き付いてきた彼女をドレスに皺が残らない程度に抱き留め次いだ彼女の言葉に「えー、俺結婚決めたと思った途端に独り身になるとか…キツイんですけどー」等と此方も冗談を飛ばしながら応えると腕を緩め彼女を解放させるとチラッと時計を確認すると「直ぐ、決めなくてもいいから、参考に今日のスナップ撮ってもらって、此れに着替えて来て」と少し小洒落た紙袋には淡いピンク色のフォーマルなドレスが入っており、其れを渡すとソファーに腰掛けて彼女に手を振り
(うん。そろそろ寝るな…。紫乃こそ返事いつでもいいから無理すんなよ?
おやすみ…。またな)
…、うん。(言われてみれば確かに自身も指輪を持っていたことを思い出せば、見つかった時の恥ずかしいようで照れくさい気持ちが甦り、頬が赤く染まるのを隠すように相手の胸板に顔を埋めれば上記を呟き、コクンと頷いて。「あはは、冗談だよ-。凌ちゃんのそばにいたいから死なないよ〜。」とクスクスお腹を抱えて笑い乍も、可愛いなぁ…なんて思ったりして。「あ、うん…わかった。」相手の言葉と共に手渡された紙袋を受けとれば柔和に微笑み手を振り返せばスタッフについていき/
(ごめんなさい、寝ちゃった…。
いや…冗談じゃないと、マジ困るし…!?(お腹を抱えながら笑う相手を見れば此方も笑い声を上げて スタッフに連れられスナップ写真を撮り着替えをしに行った彼女の背中を見送って己は別のスタッフに呼ばれ向かうとドレスのカタログを何冊か渡され「なん着ぐらいの予定?お色直し?」等と話をしパラパラと彼女が来る迄見て居て 時計で時間を確認すればカタログを脇に抱え彼女を扉の横で出迎えようと待ち)
当たり前だよ-!(焦り乍も笑う相手に此方まで吊られて笑いは絶えることなく。そのまま、先程着替えていた試着室に入りスタッフに着替えを手伝ってもらい、ようやく着替えが終わり。早速相手に見せようと思ったがスタッフに呼び止められ鏡の前に軽く腰掛ければ「サービスでメイクしてるんですよ、」と笑い乍、自身の顔にメイクをし髪を整えてもらい。全てが終わり鏡を見れば先程とは雰囲気までも変わるように仕上げられており、早く見せようと笑いながら走ってドアを開ければ「凌ちゃん、」と相手を呼び/
ん…。え、紫乃? (己の名前を呼ばれそちらに振り向くと先ほどまでとは全く違う雰囲気に変えられた彼女が此方に笑みを向けており…戸惑いながらも彼女の変わりように魅入ってしまい…
綺麗だな…。吃驚した、(と相手の頬に手を触れ柔らかな笑みを向けると軽く彼女の腰に腕を回しエスコートするように歩き初めると今日、お世話になったスタッフに会釈し建物を出て)
あ、車取ってくるから待ってて?(近くのパーキングに真っ赤なスポーツカ-を取りに行き直ぐに戻って来て彼女の前に止めて
凌>
……、おう、
(この時間に携帯が鳴り、きっと仕事だろうと画面を見ると同級生の名前が。己が電話に出るなり、相手は喋り出して。仕事の礼を言われ、次いで空いてる日を問われれば、「俺は会社勤めじゃねぇから、お前に合わせる。美月も高校サボればいいだろうし、」と答え、相手は電話を切って。己も通話を終了させて
(/すみません!此方に返させてもらいました。
ほんとに…!?、良かった、(普段、余り素直な気持ちを口にしない相手が自身を綺麗だ と褒めてくれ、聞き間違えたんじゃないのか…自身は良い夢でも見ているのではないか…、と疑い自身の頬を軽く摘まんでみれば痛みが走り。「いてて…、」夢じゃないんだと独り密かに感動し。次いで此方もスタッフに会釈を得れば、相手を待ち。少しして自身の目の前に赤の目立つキレイなスポーツカーが止まればそこに乗り込み、「凌ちゃん…、ありがとう。」と微笑み乍言うと同時にシートベルトを着用して/
(ごめん、用事溜まりまくってて来れなかった…。今日は頑張って終わらせて来るから^^
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