owner 2013-04-29 00:55:12 |
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はぁ?誰がお前なんかと──… 邪魔だ馬鹿。退け。
(尚も冗談のつもりか絡んで来る友人に適当な言葉を返し受け流しているものの何処でそんな話になったのか、唐突に美術館に連れて行ってやる、等と何時に無く上からな物言いにムッと眉間に皺を寄せ。滲み出る呆れを隠す事も無く寧ろ全面に押し出し肩を竦めてはその口調から何処と無く嘲る様子が窺え。そこに漸く相手の姿が見えると途端に言葉を切って其方へ視線を向けた後に目の前の友人に帰宅すると伝えようと再度口を開き顔を上げれば其の視線はまだ相手に向いており。彼の容姿が端麗だからだろうか、理解はしているものの矢張り他人の視線が向いていると言うのは快い物では無く不機嫌そうな低い声で退くよう述べ。去り際見るなとばかりに友人の頬を引っ張り此方を向かせては早くもその横を通り過ぎ相手の元へ向かい。珍しくも教室へ顔を出すのが遅かった所を見ては講師に呼び出しでもされたのだろうか、と「遅かったな。何かあったのか?」相手を見上げ表情にこそ出さないものの僅かな心配を孕んだ声色で問い掛け)
>真宮様
な…つき、君――
(相手が此方に気付くと同時に向けられる男の視線は己を邪魔だと伝えるが如く、先程の光景は何やら一方的に恋人に話し掛けていたようにも見受けられ僅かに眉間に皺寄せ嫌悪の表情浮かべるも其れは一瞬であり男が気付いたかは定かでは無く。次いだ相手の行動は此方の位置から男の頬に手を添え自身の方へと向けていたように見えたらしく血の気が引くような衝撃を受け瞠目すると視線を斜め下へと落し名を呼ぶ事も出来ぬ程。胸中に現れた不安は徐々に広がっていく一方であり、漸く心から望んでいた恋人と逢えたにも関わらず顔を見る事が出来ず伏目がちに視線彷徨わせると「…何でもないよ。行こっか。」空笑いを浮かべ踵を返すと歩み始めて)
>羽柴様
( 今日和* いえいえ、御忙しい中来て下さって有難う御座いました!予約了解致しました。何日の何時頃がいい、等の希望はありますか? )
──、…そうだな。
(目線すら合わせようとしない相手の様子と浮かべる笑みは明らかに違和感を覚える物、まさかその原因が自分の行いにあるとも知らず怪訝そうに眉を潜め。矢張り何かあったのだろうと確信しては今直ぐにでも真意を問い質すべく口を開き。しかしながら冷静に考えれば当然大学内でする話でも無く何より周りの視線が気になった事は確かで取り敢えずは大人しく頷き。俯きがちに相手の後に着いて行くものの内心焦燥感にも似た物を感じており何か怒らせるような事でもしてしまったのだろうかと思考を巡らせるが一向に思い当たる節は見付からず唯黙々と歩みを進め)
>羽柴様
( 本日は複数名の御相手が出来ない恐れがある上、綺矛が別の参加者様から指名を頂いていますので申し訳ありません、別の日時でも構いませんか?; )
(あ、構いません。明日はどうですか?それと、もしオーナーが大丈夫でしたら他のキャラとも絡んでみたいのですが...羽柴 美月とは別のキャラで..)
>真宮様
(己の後ろから聞こえてくる足音に相手の存在を感じながらも脳裏に張り付いた先程の恋人と男の光景に言葉に表せぬ程の不安感を払拭出来る筈が無く重々しい沈黙が続くに伴い其れは大きく膨らんでいく一方であり。普段の落ち着いた余裕は皆無であり脳裏を占めるは"恋人に捨てられるかもしれない"という被害妄想染みた恐怖で。然し近い位置にある相手の手を握る事も出来ぬ侭大学のキャンパスから出ると己の爪先辺りに視線を落としただただ足を前に運ぶ作業を繰り返すも「…さっき、遅くなって御免ね。」後ろの相手に視線を移すと謝罪を忘れていたらしくか細い声にて伝え。何か云いたげに一度口開くも確かめる事が怖いのかすぐに口を噤んでしまい。)
>羽柴様
( 了解致しました、其れでは明日の夕方頃となります。* 勿論構いませんよ!是非他の伽羅も指名してみて下さい!キープしておきますので御決まりでしたらおっしゃって下さい。 )
別に、そんなの気にしてない。……どうしたんだ?さっきから。何かあったんだろ。
(不意に頭上より聞こえる謝罪の声に顔を上げ相手を見ては淡々とした口調で返答し。相手を無言で見詰めては何か言わんとしている様でそれを察しては尚も無言でいるものの結局は何も言われず一度視線を落とし。自分に非が無い事を確信しているならば言いたい事があるならはっきり言え、等と強気な口調で言っているのだろうがこの状況ではそうとも断言出来ず。暫しの間を置いた後に再度視線を上げ相手を見据えると出来る限り落ち着いた口調で問い掛け)
>羽柴様
( 分かりました!6時頃迄にはレスを返しておきますね。…いやもう、そう云って頂けるだけで小躍りします、本当に嬉しいです(←) 御待ちしております* )
>真宮様
…そっか。良かった。
(普段通り単調な返事に微かな安堵を抱くも其れは大きな不安の前では無力ですぐに掻き消えていき、これ程分かりやすい違和感に気付く事等当然であるにも関わらず指摘されると微かに肩を震わせると視線を逸らし歩みを止めてしまい。返答に躊躇うような空気の重い間の後に観念したように口を開くと「さっきの人と、…どういう関係?」恋人を疑うような事はしたくないものの気になってしまうようで顔伏せると恐る恐る問い掛けて)
(/すみません、遅れました;;)
さっきの?…あぁ、彼奴。友達…だけど。
(思わぬ問いに僅かに目を見開くと直ぐに眉を潜め一瞬考え込むような素振りを見せ。思い出したように頷き呟いては友達だ、と口にしようとするものの少しの間思い止まったように口籠り。建前は友達なのだろうがあの一方的な関係は果たしてそう伝えてしまって良いのだろうか、思案するもそれ以外では上手く表現出来ず。言ってから相手の様子が変だった理由に気付くものの何とも複雑そうに顔を歪め。相手の性格は理解している故、意図せずして疑うかのような状況になるのは仕方無い、寧ろ自分がそうしているような物だが矢張り歯痒い気持ちになってしまうのはどうにも出来ず)
>真宮様
本当に友達?…それだけ?
(逡巡しているような物言いを見逃す筈が無く相手の言葉から間を空けず即座に詰め寄るような口振りにて問い掛けを重ねるは普段の穏和さからは考えられぬもの。半ば反射的だったらしく我に返ったように刹那硬直するもゆっくり顔を上げると何処か苦しげに眉形を歪ませながら相手と目線を合わせて。意味深な間と語尾は虚言を作り上げる為のものだと勘違いをしているようで全ての思考は悲観的な方向へと向かっていく負の連鎖を起こしており。相手との関係も長く信頼しているものの己の悪癖故に自覚しつつも自制できず。)
( 此方も遅くなってしまい申し訳無いです; )
…俺の事、疑ってんのか…?
(相手の口調に驚いたように目を見開き僅かな困惑の色を見せ。しかし途端に眉間に皺を寄せては相手を睨み問いに答える事無く以前にも口にした事のある言葉を返し。相手の性格を理解している以上自分に非があるのは分かっているが湧き上がる怒りを抑える事が出来ず其の表情の変化に気付くなり心中で落ち着きを取り戻そうと視線を斜め下へ落とし)
(/いえいえ、お気になさらず*)
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