owner 2013-04-29 00:55:12 |
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>羽柴様
いいに決まってる。…美月ちゃんは俺を見てくれればいいんだから。
(相手を何よりも優先して考えている己にとっては不毛すぎる問い掛けではあるものの相手の不安を取り除けるならば何度でも応えるだろう。それ程迄に心酔している彼女の存在は大きく傍から見れば病的とも云えるもので。羞恥からか呼び慣れぬ為か己を呼ぶか細い声に笑みを深くすると相手の声が聞き取りやすいようにと僅かに上半身屈めては「もう一回、呼んで?」相手の肩に手置くと強請るような言葉を掛け覗き込むような視線を送り)
縷々峯 さん
偶然だよ、 ぐ う ぜ ん ~
(懸命に勤勉する部屋主を称賛しようと思ったのに話を進めると此方のことに変わってしまっている現状にどうにかして話の流れを変えようとした結果が歌をうたうかのように口から紡ぎだす言葉に上手とは言いがたい音程をつけることであり実際に挑戦、右手に残ったソイラテを上下に何度も容器の中身が確実に泡立つほど勢いよく振りながら「勿論いいよ、だってタメでしょ?」と快諾しようとして)
..ありがとな。一宮の言葉聴いたら、何か安心するんだ。(表情はまだ固いが少し緩んだ笑顔を必死に作れば、少しづつだが微笑むことが出来るようになってきて。しかし、それは相手にだけしか無理なのだろう。相手だったからこそ微笑めれた嬉しさで胸がいっぱいになりつつ。「じゃあ、一宮もちゃん..で呼ぶのやめてくれる?..ちゃんと..した名前で呼んでくれたら、呼ぶ。」相手の要求は泣けるくらいに嬉しくて、己もちゃんと呼んでもらいたい。そんな気持ちが強まり、相手の声が聴きたくて。
>村崎様
…何その言い方。
(誤魔化すかのような言い方ではあるがそのぎこちない音程とリズムに可笑しそうに肩を震わせ笑みを零し。そんな彼の陽気な所を好いているのも事実であり一頻り笑ったところで呼吸落ち着かせる為か小さく息を吐き出して。突然飲料を振り出す相手に驚き隠せず瞠目するも知識が無いためそういう飲み方なのだろうと己も器の底回すように揺らすと「ありがとう…じゃあ、翔くん」他人を呼び捨てにしたことがなくおずおずとした調子で試しに呼び掛けてみて。名前の呼び方を変えただけで距離が縮まったと単純思考巡らせ嬉しそうにはにかみ)
縷々峯 さん
なかなかの美声でしょう?
(このまま強引に話の流れを変えたいらしくこれまでの話題とは異なる話しにうまくすり替えるための問いかけを一つするも笑った表情を見せてくれた部屋主の姿に「おぉ…、」と思わず声を漏らしてしまい、ソイラテはやはり振りすぎました。ストローを差し込み一口分吸うと口の中には泡が到達、思わず眉を寄せ表情を歪めるも先程までとは違う呼び方に「呼び捨てでもいいよ?」と無理強いはしないものの一応といった様子で告げて)
>羽柴様
君が安心するならいくらでも云ってあげるよ。
(己の為にとぎこちない微笑を作るその必死さは愛おしく、同時に彼女の可憐な表情を知っているのは己だけという独占欲を満たすには十分過ぎる事実に喜びを隠せず口許は締まり無く緩んでしまい。まさか己と同様に強請る言葉告げられると思っておらず不意を突かれたようで刹那瞠目するもそんな要求は喜ばしいものであり。「美月。…俺の、美月。」隻手を相手の頬へと伸ばし指先で撫でると云い知れぬ幸福感は込み上げるばかりで。)
>村崎様
そうだね…60点くらいかな。
(話の脱線はいつもの事であり普段通り相手に合わせ、何とも反応のし難い点数を付けて。それは大学の成績でいう所の単位取得ギリギリのラインであるが本人は無意識らしく。感嘆のような声に不思議そうに首を傾けるもすぐに変わる表情、相手のソイラテと己のカフェラテを交互に見比べると気を遣って嫌いな方を飲んだのではという不安が込み上げており「僕まだ飲んでないから、」慌てて手に持ったままの飲物差し出し。次いだ有り難い言葉には数度首を左右に揺らし「呼び捨てで呼ぶの、慣れてないから…いいんだ。」呼び方が変わっただけでも進歩であり嬉しげに表情を緩めて)
..綺矛。(相手にちゃんと呼ばれるのは初めてで耳がくすぐったく微笑ましくて、人に心から微笑んだのはいつぶりだろうか。しかし、異性に微笑んだのは初めてでそれが相手で良かった..なんて心の中で思いつつ。俺の..という言葉が耳に入ってきたことに、己は相手のものなんだという実感とともに嬉しさが増して、「綺矛..。」と小さな声で呟きながら優しく微笑んで。
縷々峯 さん
おぉ!ギリギリ合格じゃん
(美声、だと偉そうに言ってみたものの端から歌声に自信を持ち合わせている筈がなく言うならばただの強がり。もっと低い点数を言われるのでは と頭の片隅で考えていたものの予想に反したまずまずの点数に声調を弾ませて、此方へ向けられたカフェラテに険しい表情のまま数度瞬きをすると不意に意味を理解したらしく「あぁ、大丈夫!勢いよく飲みすぎて噎せかけただけだよ」と優しい嘘をつき、先程呼んでくれた呼び方が性に合っていると知っては無理強いすることなく「OKー!」と告げて)
>羽柴様
うん、…よくできました。
(漸くしっかりと呼ばれた名前は夢にも見ていた目の前の相手と恋人同士になったと実感湧かせるもので。名を呼ばれるだけで胸が締め付けられる己の初々しさは自嘲するべきではなく、頬を擽るように触れていた指にて己を呼ぶ彼女の形良い唇を慈しむかの如く撫でて。幼子を褒めるような言葉告げながら幸せを噛み締めるようにはにかむと「…手を繋いでもいい?」いつも触れたいと望みながら見ていた小さな手へと視線を落とした後再度目を合わせると反応を窺うように首を傾けて)
>村崎様
…あ、ほんとだ。単位取れたね。
(何の事を云っているのだろうか、と呆けた表情にて瞬きするも数回の後に合点した様子で危うく落としかけたとは考えぬ彼らしい楽天的な思考に笑みを浮かべて。不安げに問い掛けたものの好みの問題では無いらしく嘘や偽りだったとしても相手の言葉を信じるのみで安堵したように小さく息を漏らすとストロー咥えカフェラテを一口嚥下して。珈琲よりも幾分も甘ったるい液体に表情緩ませるは甘味好きなのだろうか、然しそんな和やかな様子は束の間勢い良く容器をテーブルに置くと「―…牛乳臭ェんだよ。」先程迄とは一変した低音と荒い言葉遣いにて吐き出すように述べ)
縷々峯 さん
これで追試を受けないで済むよ、ラッキー!
(恐らく、どのテストを受けてもこんな感じなんだろうなと目の前の相手に思わせるような言動と自信に満ちているかのような表情を見せるとその表情は一段と凛々しく見えるものの次いだ部屋主の声が先程までよりも低く別人であるかのような錯覚を覚えると思わず「……え?」と言葉漏らし部屋主へ視線を向けて)
>村崎様
だから、牛乳臭ェっつってんだろ。そっちと換えろ。
(大人しそうと云われがちな雰囲気も見る影はなく控え目な口調は荒々しいもので。聞き返すような呆然とした言葉に苛立った様子で小さく舌打ちを落とすとテーブルに置いたカフェラテを相手へと押し付けるが如く。裏側の人格は先程迄のやり取りを把握しているようで相手の飲物も理解しているらしく、早くしろと云わんばかりの鋭い視線を送り)
縷々峯 さん
換えるくらいは何の問題もないけど…?
(先程問いかけたときには気を遣ってくれたのか と心中で思うもどうもしっくりとこない部屋主の様子にその姿を頭の天辺から爪先まで一通り眺めるも勿論変化があるはずもなく容器の中の泡が落ち着いたであろうソイラテを部屋主へと差し出して)
>村崎様
ん。―…あいつ何考えてんだか。
(奪い取るような強引な手つきにて容器受け取るとその手に此方のカフェラテを収めては謝礼述べる事無く。普段通りとなれば相手が使ったものなら多少の動揺と躊躇もあるだろう、然し逡巡すらもなくストロー咥えると一口嚥下し口内に広がる独特の味わいに満足げであり片側の唇端を僅かに上げると一口二口と惜しむ事無く喉仏上下させ飲み下すも今更ながら相手の存在に気付いたらしく視線向けると「へえ。御前が村崎翔?」何処か愉しげな声色にて問い)
縷々峯 さん
……誰?
(目元の力強さ、動作、口調、どれをとってもつい先程までの部屋主とは打って変わった様子に向こうからの言葉に反応示さず頭の中で目の前の人物が誰なのか分かっているはずなのに個人を特定する問いかけをするも身の危険を感じては一歩ずつ部屋の扉の方へ近付かんとして)
>村崎様
あ?よく知ってンだろ、
(容器内の残り少ない飲料啜る不快な水音短く立てるとストローより唇離し満足げに息を吐く様子は危機感を覚えている相手等気にした風も無く。入れ替わった際に必ず問われる台詞には飽きたと云わんばかりの嘲笑を吐き、然し距離を取ろうとする事は許さないらしく腕を掴むと「縷々峯洸だよ。さっきまで話してたじゃねェか。」獲物を見るような視線送りつつも口許には歪な薄ら笑みを浮かべて。)
手..か?(手を握ると言われても己の心の準備が出来てなく、心臓のうるさい音とともに、相手に触れたいという気持ちが高まり。異性と手を繋ぐなど初めてで震えた手をゆっくり伸ばし相手の手に重ねて。「き、...聞かなくても、いいから。」照れながらも相手を見つめればギュッと手を握りしめて。
…え?
(目の前の人物が告げた名は確かに先程まで他愛もない会話をしていた人物であるが、今目の前にいる人物は明らかに別人。言葉の真意を理解しようとするも頭の中で状況がこんがらがってしまうとまともに何もすることができず本能的に危険を察知しては何とかしてこの部屋から出られないかと画策しようとして)
>羽柴様
…急に触るとびっくりすると思って。
(ぎこちない所作は微笑ましく感じる程に初々しく、恋愛経験の浅い事が伺えるもそれは出来るならば己以外の男を知らないでいて欲しいと考えている独占欲の強い此方にとって好都合で嬉しくもあり重なった小さく震える手を壊してしまわぬように包むように握り返し。その温もりは手離し難いものであり隙間作らぬようにと指を絡ませ握り直すとそれを己の口許へ近付け同時に屈み込むと相手の手の甲へ口付けを落とし)
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