玖楠 颯希 2013-04-19 22:06:43 |
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そうか。今は俺と居るから寂しくね-だろ。
( 妄言だとは理解してる。けど何と無く云ってみたくなった。..今日一日で?、厭々そんな事。「..ん、影ながら見とくわ。其れで馬鹿にする。」くすくす、と小さく笑みを零せばぽんぽんと相手の頭を撫で遣り。両手で口を塞ぐ彼女を見降ろせば双眸を軽く開き苦笑。「...はいはい。後、気にすんな。」諦めた様に手を離せば俺こそ悪かった、と眉を下げて申し訳無さ気に苦笑。不意に立ち上がる相手を見上げればぼんやりと見詰め、「..な-、千尋―..、」と彼女の名前を呼んでみようか。 )
..うん、寂しくない。
(コクッと頷いてみる。..本当に寂しくないのが不思議に思う。自分は誰にでもこのような感情を抱くのだろうか...。「颯希が居ない所でする。」一時考えるも左記の答えが一番合ってる、と。..相手に撫でられるのは慣れたものだ。..心地が良い。と言うのか相手を見上げては思って。「..え、何其の反応!?」と相手の反応の薄さにシュンと表情を下げる。相手が自分の名前を呼べば「な-んですか、颯希君。」とコテンと首を傾げて。)
..其れは良かった、
( 安堵の溜息と共にふ、と微笑を浮かべる。取り敢えず難しい事は考えない事にした。「え-、つまんな。」なんて云えばくすくすと楽しそうに笑う。こんなに笑えたのは何時振りだろうか。双眸を細めては此方を見上げる彼女を見て撫で続け。「...何。俺の反応の薄さは今に始まった事じゃね-だろ、」きょとん、と不思議そうに相手を見て小首を傾げる。..何を項垂れてるんだ此奴は。不意に彼女へ手を伸ばそうとして、..やめた。「――..ん-、何でも無い。」誤魔化す様に、何時もの作り笑いと、曖昧な言葉を紡ぐ。何を言おうとしてるんだ自分、馬鹿じゃないのか。 )
む..何か嫌だ。
(「つまらない」という言葉と同時に楽しそうに笑う相手。笑ってくれることは心底嬉しい。撫でられ続けるも「この野郎、」と小さく呟けば再度相手の頬をむに、と摘んでみて。さて、彼はどんな反応をするのか。大抵は予想できるが...あ、逃げた方が良いのか此れは。と顔を引き攣らせるも「反省はしてあげますけど..後悔はしてません!」とその場にしゃがみ込んでは直ぐに頭の中で反省会。「..そだね。」と苦笑。..確かに、反応の薄さも彼の個性か。と思い乍クスクスと笑ってみる。何でも無いと言われれば「そっかそっか...。」と何故呼んだのかと疑問に思うも口には出さずに。)
..ねぇ、千尋。
( 相手の返答は全部スルーした。其処まで頭が回らないから。自分の気持ちに気付いてしまえば如何って事無いのか。何か色々吹っ切れた。から、伝えてみようか。「俺、あんたの事好きかも。...てか好き。」多少早口になってしまった。顔、..というより耳まで熱い気がする。気じゃなくて熱い。何か鼓動も早くねえか俺? 誤魔化したくて視線を相手の脚元に落とした。「..返事は別に、要らないけど。」なんて付け加えてみる。嗚呼、何か格好悪いな自分。返事は要らない、とか云い乍何処かで期待してる自分が情けない。苦笑を零せば、頬を指で軽く掻いて。 )
うわ...無視され..た...
(軽くショックを受ける。ショボンと表情を下げればしゃがみ込んだまま相手見上げて。..ん、今何て..?。完全に無視され話す内容も無くなった途端相手の言葉「え...。」と完全に思考停止。働け、脳内。..友達として好きなのか。異性として好きなのか。未だ自分の気持ちも解らない。無論彼氏なんて作った事無い。...、大体相手に恋愛感情なんて物はあるのだろうか。顔を紅くする相手を見乍懸命に考えてみる。返事は要らないなんて言われれば「え。..そ、そっか。」と完全に返事しようとしていた自分。いや、返事ではなく質問だろうか。相手の隣に座ればふぅと息を吐いて、果たして本当に返事は要らないのだろうか。)
千尋鈍そうだから云っとくけど。
( 其処まで云って、一度言葉に詰まってしまう。ふう、と息を吐いて己を落ち着かせた後、首元に隻手を置いて視線を横に流す。「...恋愛対象として、だから。」言葉にすると流石に恥ずかしかった。最後になるにつれて声は小さくなっていってしまっているだろう。てか引かれてる気するわ。駄目だな俺終わった。目を伏せれば色んな言葉が脳内を巡る。恋愛対象って。何様のつもりだ、もっと他に云い方は無かったのか。己の発言に後悔ばかりをしつつ、隣に腰を下ろす彼女を横目に一瞥してみる。..正直、振られても返事は有れば嬉しいのだが。何と無く、気まずい雰囲気が流れる。 )
そっかそっか...
(..おい、どうする黒稀千尋。今まで告白されたことは数回あった、だが今回は今まで以上にドキドキしてるような気がする。何故?、自分も彼の事が好きなのだろうか。気まずい雰囲気が流れる中此れは言うべきなのかと数秒黙り込む。「..わ、私も好きだよ..颯希事..でも、其の好きがどの好きなのか自分でも分かんない..。」と小声で述べて。今絶対的に顔が真っ赤、手が震える。..何故自分に素直になれないんだ。本当は分かってる..きっと自分は彼の事が好き。だが本当に自分で良いのか...と色んな感情が込み上げて来るのをグッと堪えて。震える手を抑えつつ顔を俯けば色々と考えて。)
...そっか。
( へらり。双眸を細めて口を弛めて、笑みを浮かべる。俯く彼女の表情は分からないが、髪の間から見える顔は紅いように見える。..自惚れてもいいんだろうか。「千尋が俺の事好きになるまで、触んね-し手出さないようにする。..でもま、俺が千尋の事好きだって事は理解しといて。」ちょっとだけ、格好つけてみた。否、格好良くないのは分かってるけど。隣に居る相手の方を向いては、に―、なんて誰にも見せた事のない、屈託の無い笑顔を向ける。...にやにやが止まんね-な此れ。少しだけ顔が熱いような、そうでもないような。くしゃくしゃと己の髪を掻き乱し乍、取り敢えず相手が如何反応するか期待してみようか。 )
..う、うん...。
(..顔が熱い。己の頬を両手で覆っては上記を小さく呟く。チラッと相手を見てみる。..カッコ良い。自分とはまるで天と地の差じゃないのか..。バシバシ。己の頬を叩いては此れは夢ではないと。俯いていた重い己の頭を立ち起こせば見た事の無い相手の笑みが。「..わっ...」と声に出してしまう。耳まで熱い、何を話せば良いのだろうか。心の中では自分も恋愛感情として好きだと言えるが口に出せない自分に苛っと来る。相手の乱れた髪を見ては何か言いたげな表情を浮かべ。..厭々、今そんな事を言ってる場合じゃない。...彼は自分の事を好んでくれている。少々甘えていいだろうか。相手の方に己の頭を乗せてみる。「..居心地最高。」と何時ものように緩く微笑めば今まで通り接してみようと。)
..可愛い事すんな。ば-か、
( 悶々とする思考の中不意に肩への違和感。彼女が己の肩に頭を乗せて来れば吃驚したように目を丸くする。..今触んないっつったのに拷問じゃね此れ。口許に手の甲を当てれば視線を相手とは反対側に逸らして上記。顔が熱い。自分らしくもない、柄じゃねえ。厭でも流石に此れはきついだろ。上がる心拍数を落ち着かせようと数度深呼吸をして、同時に己の思考を振り払うように首を振る。そろ-..、と彼女に顔を向ければ頬を緩めており。..やべえにやける。思わず緩みそうになる頬。我慢しようと必死に何時も通りの無表情を浮かべるが、その頬は未だに淡い赤色で。 )
じゃあ..
(クスクス。相手の表情を見れば笑って。..遊んでいるのか自分は。違う、きっと今まで通り普通に接して居れば恋愛感情を抑えれるだろうと思ったからだ。其れは結局無理な事となるのだが。..「颯希もカッコ良い事しないでよ。」と。相手の言う通り、馬鹿だ自分。もう如何にでもなってしまえ。相手から離れればふぅ、と息を吐き。此れが恋愛感情なら云ってみようか..「..ねぇ、颯希。」と相手の方を見て述べる。ドキドキ感が半端ない。心臓が飛び出そう..緊張。しているのだろうか。数秒黙り込むも大きく息を吐いて。「恋愛感情として、颯希の事好きです...大好きです!」とつい感情が溢れ出した、「好き」と言った瞬間に。己の服をギュッ一度掴む。と同時に「..だけど、私で良いのかな...」なんて小声でつぶやく。苦笑を浮かべ乍頬を掻いては相手の返答を待って。)
...は、..え。
( 相手からの突然の告白、..厭、返答?、まあ何方でもいい。其れに目を大きく見開けばゆっくりと、首を傾げる。..ええと。先ず落ち着け自分。取り敢えず夢じゃないかと、己の頬を摘んでみようか。...痛い。夢じゃねえな此れ。然う解れば頬は緩んでしまい、メモ弛む。「..悪いけど、あんたじゃね-と俺は嫌。」小声で呟かれた相手の言葉はしっかりと己の耳に入ったようで。真っ直ぐと彼女を見詰め乍、ふ、と双眸を細める。―..あ-、抱き締めていいかな此れ。なんて思うと同時に彼女へ手を伸ばす。其の侭相手の腰に手を廻せば己は彼女の肩に額を乗せて。「...顔熱い。如何してくれんの。」なんて小さく呟く。やばい嬉しい。地に足がつかないとは、こういう事だろうか。 )
( / 悪い、姉貴が使ったままで名前変えてなかったわ..。 orz、
.え。あ..そっか。..ありがと。
(頬を緩めて自分じゃないと嫌だと言う相手。嬉しすぎて涙が出てくる、嬉し泣き..と云う物か。真っ直ぐと見詰めてくる相手。..恥ずかしい..見られたくない..と己の手で顔をできるだけ隠す。己の肩に違和感。..嗚呼。彼も自分と同じなのか..。目を数回瞬きし乍考える。きっと、一緒。..一緒でありたい。肩の力を抜けば「..私も顔..耳まで熱いんだけど。如何してくれるの。」とボソボソ小声で述べ。..良かった、お互いの顔が見えない体勢で。と安心しつつ相手の服をキュッと掴めば離したくないな..なんて思ったり。)
(/ いえ、大丈夫です !。
..泣くなっつの。
( 潤んだ瞳を隠そうとする彼女。そんな処にも愛しさを覚えつつ頬の辺りにちゅ、と口付けを。数秒もしない内に、彼女の顔は更に紅くなるだろう。くつくつ、なんて咽喉で笑って。「..如何もしね-よ、俺悪くない。」不意に顔を上げればふわり、彼女を抱き上げて己の膝に座らせる。其の侭こつん、と相手と額を合わせて未だ少しだけ紅い顔を少しだけ顰めては然う呟いて。「...俺以外の男見んなよ、」とか云い乍彼女の首筋や顔を埋める。..俺犬かよ。なんて心中で苦笑を零して。 )
..だ..だって...
(嬉し泣きだからしょうがない事を指摘されれば戸惑う。どう答えればいいのか。相手が己の頬に口付けを。理解するのに数秒かかった。キョトンとした表情を浮かべるも相手の予想通り顔を更に赤らめる。バシッ。恥ずかしさを誤魔化す為か俯いては相手の胸元を叩いてみる。..何時の間にか相手の膝の上。彼の言葉に小さくクスッと笑みを零す。「..えぇ..如何しようかな。」なんて呟いて。..自分も相手に言いたい。..自分以外の女子を見るな、と。だが相手は女子を嫌いと言っていた事を思い出せば表情を緩めて。)
...ん、何?、
( そう問い乍、涙を浮かべる彼女の目許に口付ける。予想通りの相手の反応に余裕ぶった笑みを浮かべて、己の胸元を叩く彼女の腕を隻手で制す。其の侭ぺろ、と舌で涙を拭えば「しょっぱい、」なんて要らぬ感想を告げてやろうか。頬を緩める彼女を見ると何か腹が立って、眉を顰める。「..あんたは誰とでも話せるから、心配。」なんて何時もの自分じゃ柄にもない事をぼやきつつ、彼女から顔を離す。「匂い覚えた。..他の匂いしたら、お仕置きな?」満面の笑みを浮かべてそう忠告。おそらく己の眼だけは笑っていないだろう、にっこりと、完璧な笑みを向けた。 )
..別に何でも。
(目を数回瞬きさせる。驚いた..余裕の笑みを見せてくる相手、挙句に涙の感想まで云って。何処か腹が立つ。「当たり前でしょ..涙ですから。」と真顔で返答。呆れ目で相手を見る。「心配してくれるんだ-。」と心底嬉しそうな表情を浮かべて。相手の言葉に数秒固まる。..え、匂い覚えた?は...?と相手を見ては目をパチパチ。..匂い変えてきてやろうか。厭、でもお仕置きとか怖いから止めておこうと。「颯希って犬だね。」と満面の笑みを浮かべる相手にクスクスと笑って述べ。此方も満面な笑みを向けるも何処か危機感を感じて。)
そ。..当たり前だよな-、うん。
( 呆れたような様子、そして真顔で返答する彼女。可愛げがない、なんて思わない。寧ろ可愛いと思う。上記を呟き乍適当にうんうん、なんて相槌を打てば次は彼女の額に唇を落として。「馬鹿、そういうんじゃない。..何かその、嫉妬。?、」変な事を口走ってしまった。気恥ずかしさからか、視線を合わせずに、顔を見られないようにと彼女の肩に顎を乗せて腰に廻す腕に力をこめて抱き締め乍誤魔化す。...耳まで熱いのは、気のせいであってほしい。「ば-か、飼い主の間違い。」くすくす、と楽しそうに笑った後に、嫌味ったらしく満面の笑みを浮かべる彼女を一瞥して呟く。此処で逆上してしまうと大人気ない。此処はあくまでも笑顔を見せておこう。此方もにこ-、なんて嫌味ったらしい笑みを顔面に張り付けてやろうか。 )
...ちょっと..此処中庭だよ..?
(顔の熱、耳の熱までが冷めない。..相手は周囲の目なんて気にしないのだろうか、確かに本来今は授業中で勿論誰も居ない。..だが自分が気になる周りをキョロキョロ見渡しては上記を。「..ん、嫉妬?」..良く聞こえなかった。厭、彼の口から「嫉妬」なんて言葉が聴こえたのが信じられなかった。抱き締めて紛らしてるのだろうか。ギュー、と。此方も力を込めてみようか。「..颯希が飼い主?..」とクスクス。相手の頭を優しく撫でてみては「..颯希は犬じゃなくて猫かな...」とへらり。相手の満面の笑み。やはり腹が立つ。「..私嫌いになっちゃうよ-。」なんて。..冗談でも言いたくないな。ギューと相手を抱きしめては。..矛盾してるよね、言葉と行動が。なんて思ってクスッと笑ってしまい。)
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