*初恋...。

はぁ？なにいってんだよ (「まったく・・・」と椅子に寄りかかり溜め息をついて
明日の放課後、もういっかいあの教室に行け (牛丼を食べながら言い

は…なんで？(相手の言葉に戸惑いながらも言う言葉に困り「おいしい。」と呟いて)

(すみません、遅れました！)
さっきの電話だよ (「先輩と話つけてきた」と最後の一口を口に運んで
忘れずに行けよ (テーブルに代金を置いて「それじゃ」と先に出て

…ちょっ…。(相手の行動に戸惑いながらもお金を払って相手に「バイバイ。」と伝えて家に帰り)


ーー次の日の放課後ーー

そーいえば、隼斗が教室にって…。(言葉を思い出せば教室で待っていて)

・・・らしくねぇことしたな (廊下で暇そうに立ってると先輩が来て「あいつはあそこで待ってるんで」と教室を指差し

さて、俺は帰るか・・・ (一人先に出て

…先輩っ。(待っていると先輩が来て「なんか…すいません。」と謝り先輩に用を伝えると急いで走り隼斗の所へ行き)
待って!!(呼べば相手の腕を掴み)

はい、なんでしょーか (「僕には用事があるのですが」と欠伸して

私…言ってきたよ。「ずっと好き で し た 。」って。(相手に伝えたことを言い「隼斗らしくない…。」を口にして)

あー、そう・・・ (興味がないように言うと「別に、そうゆう気分だったんだよ」と軽く笑って
で、結果はどうだったんだ？ (これは聞きたいようでしっかり相手を見て

(すみません、落ちます！また明日来ますね)

恋愛・・・ねぇ (以前の出来事を思い出せばふと呟き
あー、わかんね (一人席に座りながら

先輩はいいよ…って。(少し照れながらもすっと真顔に戻り「でも…断っちゃった…。」と口にすれば顔を隠し)



(今日は来れないので、また明日来ます。)

はぁ？断った？ (「好きだったんだろ！？」と理解できずに相手の肩を掴んで

……わかんない…だけど…断わっちゃった…(自分でもわからず思わず涙を流せば「先輩は…違う気がするんだ…。」と口にしては笑顔を作り)

意味わからねぇよ (手を離して溜め息をつけばやれやれ、と

ごめん…折角気、効かしてくれたのに…。(涙を手で拭えば「でも…ありがとう。」と微笑んで言い)

ったく、なにやってんだよ・・・ (「じゃあな」と踵を返してその場から立ち去り

…っ。(思わず相手の服をきゅっと掴み「待って…。」下を向きながら呟いて)

どうした？ (不意に掴まれ、溜め息をついて振り向き

…あの…さ、(どう言葉をかけていいか分からずしどろもどろして「今日…家寄ってかない？ご飯作るから。」材料を買いすぎたために相手を誘いどうかなとドキドキして)

・・・いきなりだな、おい (「どうすっかな」としばらく考え、まぁ暇だからいいか、と思い頷いて
ああ、分かった。行くよ (やれやれ、と相手の様子がいつもと違うことを疑問に思い