「お兄ちゃんどうしたの?」 僕が戸惑っているのに気付いたのか彼女は僕にそんな事を聞いてきた。 「ああ、な、何でもない」 とりあえず適当に返して置いた。 しかしやっぱりおかしい、よく見ればキッチンの配置まで、いつもと微妙に違っている。