KAT-TUN*Hey!Say!JUMP

赤西


ふは、やっぱりそこか。(　楽し気にけらけら笑っては再び冗談言う相手の胸元軽く叩き、ﾁﾗｯと此方に目線寄越した相手の表情覗き込むようにして見詰め続ければ問われた言葉に首傾けながら｢そりゃ嬉しいよ..、めちゃくちゃ。｣と当たり前だと言わんばかりに答えて。又も余裕綽々たる態度で離すどころか更に力込められてしまえば｢..嫌じゃないの知っててそんなこと言うな..っ、俺の気持ち弄ぶなよ。｣と抱き締める相手の腕きゅっと掴みながら告白めいた発言してしまい

亀梨

寧ろ其処しかねえっしょ。やべ、居ねえよな。(叩かれた胸元に片手宛てつつヘラヘラと笑えば話題の火中に居る人物の姿があっては困ると半ば大袈裟に後ろを向いたり辺りを見回したりして見せ。顔を覗き込むように見詰めてくる相手の視線にゾワゾワと磨り減りそうになる理性を保ちつつ「…んじゃ俺も、お前の一番貰うから。」と獲物を捕らえたかの様な真っ直ぐな瞳を向けて。腕を掴まれている小さな圧迫をそのままに告白とも取れる発言聞き届ければ言わずとも分かるであろう其の言葉の真意を相手の口から聞くべく「…それどういう意味。ちゃんと言わなきゃ分かんねえよ。」と続け斜め後ろから相手の頬に唇を寄せて煽る様に舌先で舐め)

赤西


んなこと言ってると中丸に怒られんぞ。(　笑いを堪えるように腹部に両腕回してｸﾂｸﾂと笑っては大袈裟なまでの其の動きが更に笑いを誘う形となり。覗き込んで目にした表情は僅かに様子が変だと感じつつも余り気にすることはせずに今はただただ発せられた言葉に｢え..?｣ときょとんとするばかりで瞼を数回ﾊﾟﾁﾊﾟﾁとさせて。十分そうと取れる発言をしてしまったと思っていたのだが更に追い討ちを掛けるように追究してくる相手に辱めを受けているようで段々と涙目になりながらも意を決し｢だから..っ、赤西が好きなんだよ...ずっと前から。｣と斜め後ろから頬に唇触れさす相手を見詰めて告げ

うわ、全っ然怖くねー。(己の発言や行動が相手を笑かしている事に満悦気味な笑みを見せると共に話題の人物が怒っている姿を想像し形だけでもと自らの両肩をさすって見せ。あからさまに理解出来ずにいる相手に対し背凭れに凭れ掛かりながら口先を窄ませ「だって不公平じゃん、お前は俺の一番なのに俺はちげーとか。」と根っからの負けず嫌いと自尊心の高さを露わにし。弱々しくもはっきりと発せられた台詞と涙目の表情に一気に胸の奥が締め付けられ感情が抑え切れなくなれば此方を向いている相手の唇を塞ぐかの如く己の唇を数秒重ね合わせてそっと離し「……っ、バーカ。俺はその倍、お前が好きだよ。」と額同士を合わせつつ伏せ目がちに相手の瞳見詰め甘く掠れた声色で言葉紡ぎ)

赤西


..まあたしかに。若干挙動不審だからな。(　満悦そうにしている様子を昔から変わらないな、等と内心懐かしんでおり其れに寄って自然と表情緩みつつも相手の台詞に同調してｸｽｯと笑み。次いで出た言葉に更に混乱してしまい数十秒考え込んでは漸く理解出来たのか俯き加減だった顔をﾊﾞｯと勢い良く上げて｢なーんだ、俺てっきりまたｴﾛいこと言ってんのかと思ったわ。｣等と自分なりの解釈で明るくけらりと笑ってみせ。不安で溢れた表情で相手の答えを待つようにじっと見詰めていれば唐突に相手の唇重なって一瞬目丸くするも直ぐ様ぎゅっと固く瞼閉じ、耳に届いた言葉でそっと目を開けると色んな感情から涙溢れ出して滲んだ視界に映る相手を見詰めて

亀梨

ふは、まさか中丸でこんなに盛り上がるとは思わなかっなわ。(思わぬ部分で会話が弾み声に出して笑いながら楽しげに両手を緩く叩けば笑い疲れたとでも言いたげに目尻を中指で擦り呟き。漸く己の言葉の意図を理解したであろう相手から返された言葉に思わずにやにやと口元歪ませては膝に頬杖を付いて相手眺め「…何、エロい事も一番が良いの？カメチャンやらしー」と態とらしくパチパチと瞬きして。先程よりも相手の瞳に潤いが増し今にも溢れてしまいそうな涙を拭ってやるかの様に頬に片手を添え目尻を親指の腹で撫でては「……その顔、俺以外の奴に見せたら許さねえから。」と低く囁き薄い唇に熱を帯びた瞳を向けつつ舌舐めずりし)

カメわりい、明日来れねーわ。また明後日な。おやすみなパイ。

赤西


そうだよな、どっちかっていったら田口とかの方が話題性あるよな。(　話が段々と終息していくような雰囲気に頭の重心をｶﾞｸﾝと後方へと落として天井を見上げる形になれば微かに口元から笑み零しながらそんなこと呟いて。思っていた反応とは違うﾆﾔﾆﾔした表情に何か言ってしまったかと若干焦りを見せるも｢なっ..、やらしいのはお前だろっ!..だいたいあんなｾﾘﾌ聞いたら誰だってそう思うだろーが。｣と反論しながらﾊﾟﾁﾊﾟﾁと瞬き繰り返す其の視界邪魔するように相手の長めの前髪を強く引っ張りｽﾄﾚｰﾄ気味に伸ばしてみて。涙を零れないように堪えれば堪える程に涙で相手が見えなくなっていくも親指でそっと拭うようにされれば其の優しさに胸の奥がｷｭｳと締め付けられる感覚になり｢っ..赤西はその色気みんなに振りまいてるくせに。｣とﾔｷﾓﾁを匂わせる発言をしつつ相手の台詞に恥ずかしくなり顔逸らして

ん、把握した。わざわざありがとな。

おやすみっ。

亀梨

あー、けど田口の話してるとイライラしてくっからなー。(天井を見上げる相手を眺めれば己も同じようにパサリと背凭れに後ろ髪を広げつつ後頭部を預けボーッと天井を見上げて言葉とは裏腹口元緩め。前髪を引っ張られるがまま其方に顔を傾けてはさも当たり前の事の様に「俺はやらしーの隠さねえもん、オープンスケベ。お前のはムッツリ。」と答えて前髪掴む手首に噛み付こうと大口を開け。相手の発言から僅かな嫉妬心感じ取れば濡れた目尻に愛しげに唇を寄せてペロリと舌先で涙を掬い取り「……何、独り占めしてえの？」と囁くように問い掛けつつ逸らされた顔を追い掛ける様にして後ろから顔を埋め頬や首筋に触れるだけの軽い口付けを落として行き)

お前寂しがるかなーと思って。俺優しくね？惚れるわー。

赤西



若干な。(　視界の端で同じような体勢になっているのを見れば静かに瞼閉じて同調しつつｸｽﾘと笑み　じゃあ聖は?　と違う人物を話題に出してみて。ﾋﾟﾝと伸ばした前髪を手の平でﾍﾟﾀﾝと額にくっつけて遊んでは軽く額を叩き｢お、俺だってｵｰﾌﾟﾝだし。｣と変な対抗心を燃やし僅かに口を尖らせて言えば今にも噛み付きそうな程の口に慌てて手離し後ろ手に組んで。段々と近付いてくる顔に自然と瞼を軽くｷｭｯと閉じその後に舌の感触得ると｢...っだって..みんな赤西に惚れちゃうじゃん。｣と其の事については明言を避けたものの小さく呟くようにそんなことを口にすればくすぐったそうに肩竦めて

すーごく優しいですねえ。　つか自分で言うな、。

亀梨

聖はお前の事大好きだからヤダ。(相手の口から新たな人物の名が上げられればその人物の過去の様々な言動や行動を思い起こし怪訝そうにムスッと眉間を寄せあっさりと拒否を示し。叩かれた額を片手でさすりつつムキになっている相手を鼻先で笑えばグッと顔を寄せ「へえ。ど、こ、が？」と挑発するように真顔で首を傾げて見せ。己の与える小さな刺激の数々に敏感な反応を見せる相手に対し優越に浸るよう口元歪めればそっと相手から離れ「……俺がそれ程イイ男って事。…ほら、此処おいで。」と自惚れ紛いな言葉と共に己の両膝をポンポンと叩き其処に跨がるよう促し)

ちょ、思ってねえっしょ。そんな俺に惚れちゃったクセに。

赤西


えぇ、そんな理由?(　ﾑｽｯとし拗ねたような表情や予想外の発言に一瞬驚いてしまうも直ぐに可笑しいような愛しいような感情が湧き上がり柔らかく微笑みながら問うて。鼻先で笑われてしまい更に機嫌を損ねた子供のように表情歪ませれば相手の迫力におどおどとしてしまいながらも｢どこ..って..、ここが。｣と冗談半分に両手を広げて身体全体で表現してみせ。僅かではあるものの一々反応してしまっている自分に気付きそんな自分を客観的に見れば気持ち悪い、受け受けしい奴だと感じて独り嫌悪感に包まれながらも相手の声でﾊｯと我に返り｢でも..、お前ﾀﾗｼだから惚れられたら困る。俺に振り向いてくれなくなる。｣と相手ﾁﾗﾘと見詰めながら述べて少し躊躇しつつもさほど恥ずかしがることもなく促されるままに膝に跨がれば首へと両腕回して

あ、ﾊﾞﾚた?　　うるせ、いちいち言うな。

そんなって何だよ、重要だし。(微笑む相手に更に眉を顰めれば聞き捨てならぬと言わんばかりにバッと背凭れから頭を上げて口先窄ませ。拗ねた子供のような表情見せる相手にクスッと小さく笑み洩らしては示された身体全体を舐めるようにねっとり見詰め「…あ、ヤラしー身体してんだカメチャン。美味そ。」と呟き狼の如く舌舐めずりし。相手の胸中を巡る葛藤など知る筈も無く要求通りに大人しく膝に跨がった相手の腰にごく自然に両手を回してこつんと額同士を合わせ「んじゃ、ずっと繋ぎ止めときゃいんじゃね？……ま、お前にしか振り向かねえけど。」と呟きながらふわりと口元に弧を描かせて瞳細め)

お前の事なら何でもお見通し。あ、否定しねえんだ。恥ずいの？

赤西


まじで?なに、ﾔｷﾓﾁってやつ?(　ゆっくりと瞼開けて背凭れに頭預けたまま顔を相手の方へと向ければへらりと笑って問い掛けてみて。何時までも余裕な雰囲気を醸し出しており此方は動揺してばかりな状況に悔しそうに横目でｼﾞﾄｯと見遣っては違う角度からの台詞に数回瞬きし矢張りそういった話は苦手なのか照れ臭そうに片手で顔隠しながら｢なんだよ、黙れ。｣と少々乱暴に言葉吐き出し。自然に回された手で今の体勢を把握し羞恥心もあったものの其れよりも幸せの方が勝ち嬉々として額合わさった相手の瞳見詰め｢自信ねえよ...、でも頑張る。｣と告げ触れるだけの口付けを唇に落として