高槻 直 2013-03-23 20:43:49 |
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おい瑠夏…寝てんの?
(己が部屋に入ってからというものどうも相手の反応が薄い。まさかと思いつつベッドに近付き顔を覗けば穏やかに寝息を立てる無防備な想い人の姿。「…マジかよ」此方の気も知らず無防備に寝顔を見せる相手に困惑し、片手で頭を抱えながらベッドの端に腰を下ろせばくしゃりと己の髪を掴み、やり場のない感情を消化させるように頭をわしゃわしゃと掻いて。「……、」ちらりと相手に視線を移して数秒後、下ろしていた腰を浮かせるとギシリとベッドを軋ませながら相手を覆うように手をつきほぼ真上から相手を見下ろす体勢になり)
――…なぁ、俺欲求不満だっつったじゃん。起きねーと本気で襲うぜ…?
(ドクンドクンと急激に加速する心臓に息が詰まりそうな感覚を覚えながらも瞳閉じたままの相手に警告ともとれる言葉を掛け。愛しくて堪らない存在を目の前にゆっくりと縮まっていく距離を自分から止める事はもはや不可能で)
__ん・・・、
(ふと感じる人の気配。ゆっくりと瞳を開けば其処にいたのは何時の間に部屋に入ったのか、相手の姿。寝起きのせいか小さく声を洩らせば瞳をごしごしと擦るも、意識はまだはっきりしなくて。「_お前、何してんの・・・?」己の上にいる相手を不思議そうに見上げれば回らない思考で考えた結果、思ったことがあり。「あ、お前も眠ィの・・・?一緒に寝る?」ふにゃりとだらしのない笑みを浮べれば相手の首へと手を回し、此方へ抱き寄せてみたり。)
何って――……、
(次第に距離が狭まっていく中、不意に相手が目を覚ませばドキリとし。目覚めたところで今更止められる余裕は無いものの、未だ眠そうな相手からの問いにどう返すべきか一瞬戸惑うが相手をじっと見つめたままで。と、その時、此方の思惑も知らずに都合良い解釈をする相手に引き寄せられれば、そのまま相手の首筋辺りに顔を埋める体勢となり今までにない程大きくドクンと心臓が跳ねる。「っ…」、首に回されたままの腕、相手を下に密着する体、そして先程の無防備でいて相手らしい笑顔が重なれば僅かに残されていた理性は瞬時に失われてしまい。「瑠夏…」相手を抱くように腕を回し熱っぽく囁けば首筋に吸い付くように唇を落とし、ゆっくりと舌先を這わせては時折小さなリップ音を立てながら軽く吸って)
んー・・・直、あったけぇ。
(抱きしめた瞬間に相手の匂いに包まれ安心したように再度瞳を閉じる。そのまま心地よいぬくもりに誘われるままに意識がなくなりそうになるも、ふと感じた違和感。首筋に感じる熱いものに思わず「_んっ・・・」と小さく声を零して。初めて感じる感覚に戸惑うように驚いたように開いた瞳をゆらりと揺らす。くすぐったいような、むず痒いような感触に身じろぎをすれば、相手に視線を移して。未だにはっきりとしない意識のまま、「_直?」戸惑いを含んだ声音で相手の名を呼んでみて。)
(相手を愛でるように首筋に与える行為の最中、相手の声が小さく零れればそれだけで身体中が熱を帯びた感覚に陥り。身動ぎする相手に名を呼ばれ、首筋から唇を離しそちらを見詰めれば瞳を揺らめかせる相手と視線が絡む。眠気を帯びたその瞳は何処か官能的で、「──…瑠夏、」愛しい相手の名を紡ぐとほぼ同時に唇を重ね。一度唇が重なり合ってしまえば己に制止をかけるものなど何一つ残されておらず、状況を理解するのが困難であろう相手の気持ちを汲む余裕も無いのか相手に回していた腕にぎゅっと力を込めれば、ゆっくりとではあるが、秘めてきた想いを解放させるかの如く激しさをも感じさせる口づけを角度を変えながら与え始めて)
_おい…な、お…んっ、
(訝しげに眉を顰めもう一度相手の名前を呼ぶも、己の唇に相手の唇が重ねられば大きく瞳を見開いて。「ちょ、まっ…んんっ…や、やだっ…!」其の儘されるがままになっていたが、意識がはっきりとしてくるうちに己の状況を理解したのか抗議の声をあげようとする。が、その声さえも相手の口づけに遮られて。なんで俺が。なんだこの状況。だって、直は友達で、こ-いうことは恋人がすることで。俺の恋人は_神崎。「…い-かげんにしろ、ばかっ‼」動揺するなかで彼女のことが頭によぎる。その瞬間勢いよく相手を突き飛ばせば、色々な感情を含んだ視線を相手に向けて。)
(重なり合う唇の隙間から洩れるのは己を拒むような相手の声。我を忘れたように一方的な口づけを続けていたが、不意に突き離されるような強い力に一度は体が離れ。「…っ、」拒まれる事くらい当然予想はしていたが、いざ拒まれてみると胸が切なく締め付けられて。何か言いたげに此方に向けられる相手の眼差しには己に対する軽蔑や失望も含まれているのだろう、そう思えば胸の痛みは深さを増し息が詰まりそうになり。それでも一度溢れてしまった想いを抑える術など持ち合わせておらず、相手を真剣な眼差しで見詰め返しては再び相手にのし掛かり)
──……わりぃ、瑠夏…
(聞こえるかどうかわからない程小さく洩らした言葉は説明もなく無理矢理な行為への謝罪か相手に抱いてしまった感情に対しての懺悔か、相手の反応を待たずに強引に唇を塞ぎ。そこに先程のような始まりの緩やかさは無く、唇の僅かな隙間を裂くように舌先這わせては性急に割り込ませ。相手の舌を掬えば時折吸いながら求めるように夢中で口内をまさぐって)
直ちゃん、タチの悪い冗談はやめろよ。
(相手の真剣な眼差しから思わず目を逸らせばわざとらしくふざけたような口調で上記を述べるも、再度相手が己にのしかかってくれば作り笑いも消えていき。「_おい、冗談だろ?だ、だって俺等、ともだ、っ・・・?!」違うと言え。その願いも言葉も相手の中へと吸い込まれて。小さな声で呟かれた言葉に眉を寄せる。先ほどとはまったく違う口づけに情けない声を零すも、何時もとちがう相手の様子に身体を震わせて。いやだ。怖い、怖い、怖い。直が、怖い。「・・・っ、や、だぁ・・・」激しい口付けの合間にか細い声で息も切れ切れに言うと同時に、恐怖と混乱からか一筋の涙を伝わせて。)
……っ…、
(己を必死に拒もうとする相手の声が耳に入ろうとももう止まらなくて。込み上げる想いを注ぎ込むように夢中で相手を求めていたが、口付けの最中己の頬を濡らす何かを感じると、それの正体に察しがついたのかギクリと肩を震わせ動きを止め。表情が見える位置まで顔を離せば涙を伝わせながら恐怖と混乱を全面に現す愛しい存在を前に息を飲み)
──…っ、…わ…り…、ごめん瑠夏、ごめん……悪かった…泣くなよ…
(相手の涙を見る事で漸く我に返り咄嗟に抱き締め。この上無く大切な相手を傷つけてしまった事を酷く悔い、今はただひたすら謝罪の言葉を反復し。張り裂けそうになる胸の痛みを覚えながら泣かないで欲しいと今更懇願するように伝えれば相手を抱く腕にぎゅっと力を込めて)
っ・・・ばか、まじで、何なんだよ・・・っ・・
(己を抱きしめる相手に泣き顔を見られたくないのか、胸元に顔をうずめてくぐもった声で上記を途切れ途切れに述べて。いまだに動揺が収まらないのか震える手をとめようとぎゅ、と相手の服を掴んで唇をかみ締める。「なんで、こんな事するんだよ・・・」わからない、と困惑と戸惑いを含んだ小さな声でぽつりと呟いて。)
─…っ、それは……
(己の下から途切れ途切れの声が聞こえる。くぐもった声は泣くのを必死に堪えてるようにも感じ、己の服を握る手が震えている事が伝われば罪悪感に胸が軋む。普段なら「だから欲求不満っつったじゃん」なんて冗談を聞き入れてくれるかもしれない。しかし今日はそれで済まされる筈がなくて。己の行動を今更冗談にしても、ここぞとばかりに本心を打ち明けても、どちらにしてももはや今までのようには戻れないだろう。)
っ…、
(こんな時に相手の笑顔が脳裏を過る。へらりとした相手の笑顔が好きで。己に笑い掛けてくる相手が堪らなく好きで。もう見る事は無いかもしれないと思うと切なさに胸が張り裂けそうになる。それでもこうして深く傷付けてしまった以上、伝えなければいけない。相手が求めている、その理由を。相手を抱く腕をそっと緩め、ゆっくり髪を撫でながら相手を見つめれば愛しさが止めどなく溢れ、感情の高ぶりからか自分でも気付かない内ぽたりと一滴の涙が落ちていく)
──…お前が好きだからだよ。好きで好きで、仕方ねぇから…
_っ・・・?!
(どうせ何時ものように冗談、で終わらされるのだろう。相手にとっては遊びでも、己にとってはそんな小さな事でもなくて。でも、もし相手が笑ってきたら此方も何時ものように笑い返してやろう。そうすれば、気まずい雰囲気にもならないし、前のようにふざけ合える。たかがキスだ、キス一つでこんな気持ちになる必要もない。そんな事を己に言い聞かせると、ふと己から離れた相手に思わず視線を向ける。すると紡がれたのは己の予想とはまったく違った言葉で。突然の事に息をのみ、何か口に出そうとするも言葉が出てこなく、涙を零した相手を咄嗟に抱きしめ「な、泣くなよ!」と戸惑いながらも強めの口調で。)
……ばーか、泣いてんのはお前の方だろ。
(指摘されて己が涙を溢した事に気付く。戸惑いながらも強めの口調を向ける相手に抱き締められている間も熱くなる目頭をこっそり拭い、顔を伏せたままからかうような口調を向けて。長い事秘めてきた想いをついに打ち明けてしまった今、心臓が煩く騒ぎ出す。相手が恋人に夢中なのを己は痛い程知っている。本気だと知ったら相手は間違いなく困惑するだろう。そればかりでなくこんな己を気持ち悪いと思うだろうか。様々な感情がぐるぐると頭を巡り掛ける言葉が見つからないでいたが、「…今の、いつもみたいに冗談にして欲しい?」顔をシーツに埋めたままふと問いかけて)
(/受け入れて貰えたら直的にはこの上なく嬉しいでしょうね、そりゃもう大興奮ですよ!!← でも主的には彼女との間で揺れ動く瑠夏君も見てみたいです、絶対萌えr((殴
あ、あと学校で彼女に隠れて手出しして瑠夏君を困らせてみたい…。←
あわよくば一度は嫉妬なんかもされてみたいですが、直は瑠夏くんしか見えてないし有り得ないでしょうね。他の奴と付き合う事にしたとか言ってみたら妬いてくれるかn/…嘘です、すみませんorz。ああ見てみたい瑠夏君が有りすぎて辛い。どれもこれも可愛すぎるに違いない…!!←
本体様はどんな感じに進めていくのがお好みですか?こう進めたいとかこんなシチュがやってみたいとか、希望などありましたら何でも仰ってくださいませっ^^)
(/せめられても彼女がいるからと振り向かない瑠夏への気持ちを忘れるために、違う子と付き合うか距離をおく直くん。そこで瑠夏は直くんへの思いに気づいて…
主様の意見をまとめてみました!こんな感じでいかがでしょう⁇、^^")
(/うっわ、なにその俺得設定…!!!←
勿論申し分ないお話ですが、主の希望ばかりじゃ駄目ですよっ、瑠夏くん本体様にも楽しんで頂いてこそですからっ。な、何かご希望ありませんか?そちらがそれで宜しいのであればそんな感じで進めてまいりましょう^^)
(/それは距離を置いてる最中の出来事ですよね?やりましょうやりましょう!!熱を出す側はお好みで決めて下さって結構ですので^^)
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