高槻 直 2013-03-23 20:43:49 |
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んぅっ…っは、
(抱き締められれば此方もぎゅ、と強く抱きしめ返して。相手の舌に己からもおずおずと擦り合わせるように舌を絡ませる。熱い、…すごい、熱い。思い出すのは初めて直とキスをしたあの日。でも今はあの時のような気持ちはなく、心地よさと胸の高鳴りだけしかない。「_好きになったのが、直でよかった。 」唇が離れると吐息と共に独り言のように呟いて頬を緩めるが、相手の様子に驚いたように目をぱちくり。「なっ⁈…泣くなよ、好きになってくれて、ありが、っ⁈ふ…」戸惑うように眉下げるも、直様唇が重なり言葉は飲み込まれ。其の儘宥めるように髪を優しく撫でて。)
(/色々とすみません、本当にありがとうございました‼ええっ、瑠夏なんかに直くんを癒せていたのかどうか…笑
了解です、よろしくお願いしますね‼^^ / 蹴り可)
ふ…っ、……は、
(あと日とは違い、此方が求めれば求めるだけ懸命に応えてくれる。時折漏れる瑠夏の熱い吐息と、鼻にかかったようなくぐもった甘い声に馬鹿みたいに高揚し、あやすように優しく髪を撫でてくる手に胸が締め付けられ、情けなくも泣きそうになりながら夢中で舌を絡めてはまさぐって。─…どのくらい時間が経ったのか、散々かき回した後、乱れた呼吸を整えながら相手を見つめては、「…は、瑠夏…。お前今…すげーえろい顔…」くすり、と悪戯っぽく笑みながら囁けば、相手の濡れた唇を拭うように舐め取って)
んっ、ふ…ぁ…、
(相手の唇が離れれば足りなくなっていた酸素を吸い込んで。えろい顔、と言われれば恥ずかしさにむ、とするも、熱い舌で唇を舐められればきゅ、と瞳を瞑った。「〜っ、お前がえろいキスするからだろっ」頬を染めううう、というように相手を上目と見ればお返し、というように相手の唇をペロッと舐めた後、ぎゅっと抱きしめながら胸元に顔をうずめて。)
――…ん、……ほんっと可愛いな、お前。前から可愛いと思ってたけど、こうしてると余計可愛く見える。
(仕返しとばかりに唇を舐められては、くすぐったくも嬉しそうに頬を緩め。恥ずかしそうに胸元に顔を埋めてくる相手をぎゅう、と抱き締めては、可愛くて仕方がないというように頬を擦り寄せて。「なんかまだ信じらんねー…、お前とこうしてるとか」幸福感に満ちた、しまりのない笑顔を向けながら相手の唇を指先でつつけば「もっかい大好きって言ってみ」なんて、にやにやと調子に乗り出して)
な、なんだよいきなりっ…俺男だし、
(突然の可愛いという言葉に戸惑ったような表情浮かべるも、男なのに可愛いは喜んでいいものかと不満げに。だが相手が頬を擦り寄せてくるのはまんざらでもないのか、「…俺だって、幸せすぎてまだ信じらんねー。」と頬を緩めながら返して。「っ、さっき言ったから言わねーしっ」と、にやにやと調子に乗り始める相手の指に軽く噛み付いて。)
もっかい聞きたい。…言えっての、こんにゃろ。
(幸せだと笑う瑠夏。互いに同じ思いだと知ると嬉しさが込み上げ、頬がだらしなく緩みっぱなしで。相手の“大好き”がもう一度聞きたくて、指に噛み付いてくる相手の口内にそのまま指を押し入れては、未だ熱をもったそこをまさぐり、悪戯に指で舌を挟んでやり)
言わねえっ…ふっ…⁈
(やだやだ、と首を横に振るも、噛んでいた相手の指が口内へと入ってくれば驚いたように相手を見て。だがいつもやられっぱなしなのは悔しいと思ったのか、相手の長い指に己の舌を絡ませ、どうだ、というようにどこか小悪魔的に瞳細め。)
…っ。……なに、挑発してんの?
(己の予想とは裏腹に積極的に指に舌を絡めてくる相手に驚き、息を詰めて。指に絡む熱っぽい舌の感触に加え、何処か小悪魔的な表情で見詰められれば、ぞくりと官能を刺激され。それでも形勢逆転されるのは御免だと口角上げては「ほらほら、へろへろになっちまえ」口内で指の向きをくるりと変え、上顎を軽くなぞりながら唾液と絡めかき混ぜてやり)
ばれた?
(相手の言葉ににやにや、なんて笑みを浮かべて返すも、上顎をなぞられればびく、と身体揺らして。「んっ…そ、こっ…嫌だっ…」ぞわぞわと背筋を走る悪寒のような感覚に戸惑うように瞳細めゆらりと揺らし、口内にある相手の指を舌で押し返そうとすれば口の端から飲み込めなかった唾液が垂れ羞恥で頬を染め。)
瑠、夏……お前、マジでえろすぎ…
(唇から零れる声や悩ましげな表情、口端を伝う唾液、全てに目も心を奪われ、手が止まってしまう。どうしようもなく高揚し、心臓をどくどくとさせながら、指を引き抜く代わりに顔を近付けて。「…やべ、我慢出来ねーんだけど…」熱っぽい眼差しを向け吐息混じりに心境を伝え、相手の口端を濡らす唾液を舐め取ろうと舌を這わせたその時。“瑠夏ー?”と、名を呼びながら階段を上って来る相手の母親の気配にビクッと反応し。慌てて相手の上から飛び退き、ベッドから転がり落ちるようにすれば、床の上でらしくもない正座をして)
えろいことしてんのは…そっちだろっ…
(口内の指に少し苦しそうに眉を寄せれば上記を言い返して。指を引き抜かれればはっ、と酸素を取り込むも、相手の顔が近づき、熱っぽい眼差しに気づき目を瞑る。口の端に相手の舌が触れ小さく声をこぼすと、聞こえたのは母親の声。思わずばっ、と身体を起こせば上ずった声で返事をする。…あっぶな。扉を開き顔をのぞかせる母親と不自然に正座をする相手を交互に見れば冷や汗をたらり。)
ど、どーも。お久しぶりっす、お邪魔してます。
(“あら直くん、遊びに来るなんて久しぶりじゃない?”扉から顔を覗かせ、そう声を掛けてくる瑠夏の母親に軽く頭を下げ挨拶を返すも、焦っているせいかその笑みは何処かぎこちなく。以前はよく互いの家に出入りしていたものの、瑠夏が神崎と付き合うようになってからは自然とそんな機会も減っていた。─瑠夏の母親は二人が別れた事をまだ知らない。その上、扉が開かれる直前まで俺が瑠夏に手出ししていたなんて知ったらどう思うだろうか…、そう考えると、今まで割と気軽に話せていた彼女の顔が見れずに顔を俯けて)
そ、そういえば俺、神崎と別れた。
(直のぎこちない表情に此方までつられて何処か挙動不審になってしまい。"いつも瑠夏は直くんが直くんがってうるさくてね…"なんて微笑みながら己のことを話され、思わずかああっと頬を染める。…本人の前で言うか、普通。話題を逸らそうとするも慌てているためか上記を述べてからしまったという表情を浮かべて。驚いた反応をする母親に、「…神崎より好きな人、できたから。」とぽつり。)
はは、…そーなん?
(─瑠夏が俺の話ばかりしている、そう知らされ、嬉しさに思わず頬が緩み。此処で緊張がほぐれ、正座していた足を崩すと、にやにやと笑みを浮かべながら相手に意地悪く事実確認してみて。しかし相手の思わぬ暴露にドキリとし、母親の様子を窺うように控え目な視線を送れば、驚きを隠せない様子で。…それはそうだろう、二人はあれ程仲が良かったのだから。二人の仲を裂いたのは自分だという罪悪感に居たたまれなくなり視線を伏せると、“好きな人って…その子とはお付き合いしてるの?”と、瑠夏に向かって質問が投げられ。─…瑠夏の奴、何て答えるつもりだよ。万が一の時は助け船を出すつもりで、ハラハラしつつ相手を見つめ)
ち、ちがうしっ
(相手にからかわれれば慌てたように赤い顔で上記言い返して。母親からの質問に思わず直の方を横目でちらりとみる
と、相手は心配するように己を見ていて。…ここで言ったら、まずいか?…だけど、このままずっと隠してくのも、無理があるよな。母親へと視線移せばこくり、頷き、「ん、また紹介する。」とへらりと笑みを浮かべて。)
──…。
(瑠夏と母親のやり取りを聞いて、一先ずほっと胸を撫で下ろし。幾ら彼女の目に自分達が仲良く映っていても、息子が同性と付き合っているなんて知ったら大きな衝撃を受けるに違いない。相変わらず母親の顔が見れずにそわそわしていれば、“ねぇ直くん、良かったら久しぶりに夕食食べていかない?”と誘われて)
え、そりゃ俺は嬉しーけど……いいんスか?
(当然の誘いに顔を上げ、若干目を輝かせながら母親を見つめ。─以前は互いの家に泊まっていた為、彼女の料理が美味い事はよく知っている。何より少しでも長い時間瑠夏と一緒に過ごせるなら本望で。瑠夏の反応を窺うようにちらりと視線を移し)
遠慮しないで、食べてけよ。
(此方に視線を移す相手に気が付けば、にっ、と笑み浮かべながら上記を述べ。久しぶりに直とご飯が食べれる、と嬉しさで頬が緩む。「じゃあ瑠夏、直君と夕飯のお買い物してきてね。」にっこりと微笑みかけてくる母親に、何で俺が。とでかかった言葉を飲み込む。・・・まあ、直と一緒にいられるならいっか。渋々といったように頷けば立ち上がり、「だってよ。直、行こ。」と相手の手を掴んで立ち上がらせ。)
お、おう。っと…じゃあすいません、ご馳走になります。
(─あ、瑠夏の奴すげー嬉しそ…。相手が快く受け入れてくれた事と、その嬉しそうな表情に、ついつい頬が緩みそうになるが何とか誤魔化し。買い物に、と母親の前で手を掴まれると思わずドキッとしてしまい、何処かぎこちなく返事をしながら立ち上がり。彼女にぺこりと軽く頭を下げ挨拶しては一緒に部屋を出て)
_俺の母さんなら普通に付き合ってるって言っても、平気そうだよな。
(スーパーへの道を繋いだ手を前後に振りながら、くす、と笑いながらぽつりと上記。隣を歩く相手に視線をちらりと移す。…もし、周りが反対したら直はどうするんだろ。小さな不安がよぎり、一瞬表情を暗くするも、直ぐにへらりとした笑みを浮かべれば「夜、なに食べたい?」と小首傾げ。)
あー、まぁ言ったところで本気にはしちゃくれなそうだけどな。
(何処か楽しげに前後に振られる手に思わずクス、と笑みを溢しながら考えを述べて。夕食メニューに関して意見を聞かれそちらに目を向ければ、いつものようにへらりと笑う瑠夏がいて。─やっぱ好きだな、この笑顔。そんな風に考えながらじっと見つめては「んー、お前?」などとベタな返し方をし。直ぐ様冗談だというようにニッと笑っては「ハンバーグか唐揚げで迷ってるとこ」と伝え)
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