＊先生 × 生徒＊

失礼しまーす...（ ｺﾝｺﾝ、と職員室の扉をﾉｯｸすれば、課題を担任に渡して。少し辺りをｷｮﾛｷｮﾛと見回すが、お目当ての先生が見つからず、帰ったのかな、なんて思いつつも職員室を後にして、

はー。今頃あいつ終わったかな(小さく溜息つけば不意に彼女のことを思い出して屋上から下を見つめればまだ教室の明かりがついていることがわかり「まだやってんのか。」と呟いて)

さてと、帰ろ...（ 職員室を後にして、教室に立ち寄っては電気を消し、下駄箱に向かって靴に履き替えては、外に出て、

あ、出てきた。(相手の姿を捉えればメモに何か書いてくしゃくしゃに丸めれば風が無いのを見計らって落とし見事に相手の近くに落ちれば「倉科」と叫んで)

ん?（ 不意に落ちてきたものを不思議そうに見つめていれば、誰かに己の名前を呼ばれ、上を見上げれば、先程まで探していた先生の姿が。黙ってｼﾞｰと見つめて、

待ってろ(と口パクで言うも紙くずを指差してその紙にも待ってろ、と書いてあり足早に職員室に向かい自分の荷物を取れば「お疲れ様です。お先に失礼します。あ、今日は遠慮しときますね」と女教師の誘いを断っては彼女のいる元へ)

....?（ 口ﾊﾟｸで何かを訴えていたが、己はよく理解できず。落ちた紙を拾い見てみると、ようやく理解でき、嬉しそうに頬を緩ませては、その場で大人しく待つことに、

待たせたな、送ってく(相手の後ろからそっと抱き着けばくす、と笑って上記呟き。直ぐに離れれば「行くぞ、」とすたすた歩き始めて)

...!?（ 不意に後ろから、抱きつかれれば驚きを隠せずにいて。かと思いきや、相手がすぐに離れ、その場で唖然としている己。頬を赤く染めて、ふと我に返れば、慌てて相手の後ろを黙ってついていき、

(ごめん。ちょっと落ち

（ 了解致しました、!ﾉｼ )

（ 上げます、)

（ 上げます... 。)