藤原 レオ 2013-03-21 17:21:47 |
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黒瀬くん
そっか..、分かった。( 静かな語り口に吸い寄せられるように見詰めていれば頬を包んで親指で撫でられる感覚に安心と心地良さ感じ思わず其の手に自分の手を重ねて。俯き加減でクスクスと笑っては「好きかもね。」と答えてみて
あー...、疲れた。( 玄関の扉をゆっくりと開け其の侭靴を脱ぎ捨てるようにすればリビングへと足を進めながら珍しくそんなことを漏らして片手で前髪掻き上げ
..よし、本格的に恋活しようかな。( 突然思い付いたようにそのようなこと口にすれば長さのある緩いウェーブがかかったような癖っ毛を後ろの高い位置で縛って
恋人募集ー、..なんつって。( 暑くなってきた所為か珍しくお酒片手にベランダへと出て黄昏るようにして夜空を眺めれば少し酔いが回っているのか僅かに声を張り上げてそんなことを言い
――暑い。( 扉開けるなり不機嫌そうに言葉洩らせば了承得ることなく室内へと侵入し机上のリモコン手に取りクーラーを起動させ。冷風を感じ溜め息吐いてはソファへと腰を降ろし肘置きに頬杖ついて扉を見遣り )
ふわぁー...っ、あら。黒瀬くん来てたんだ。( カーテンを開けっ放しにしていた為眩しい程の陽の光で目を覚ますと大口を開けて盛大に欠伸を漏らしながら二階からフラフラと階段を下りていき其の侭リビングへと足を踏み入れると目に入る人影に驚いてビクッと肩震わせるものの段々と相手だと認識して安堵したように上記呟き不思議と勝手に入室されていることを議題に上げるという考えも無い程に気にならない様子で
あ?…はよ。( ソファの座り心地が良かったからか疲れていたからかいつの間にか寝てしまっていたようで扉が開き己の名前を呼ぶ声が聞こえれば意識を覚醒させそっと目を開けて、沈んでいた上半身を起こせば片手で首裏を掻きつつ欠伸混じりに挨拶を )
あ..、寝てた..?( ゆっくりとした動作や僅かに虚ろな瞳からそのようなこと連想し申し訳無さそうに苦味のある笑み浮かべながら首傾けて問い掛け
嗚呼。…待ってるつもりが寝てた。( 暫くの間ぼんやりと相手を見詰めて居るも問い掛けられれば掠れた声で肯定し、ふいと視線を外し手元にあったリモコンを操作して )
そっか..、ごめんね。起こしちゃって。( 相手の話を聞きながら歩み寄って隣に腰掛ければ頬ポリポリと掻きながら小さく呟くように謝罪し「...あ、なんか冷たいものでも飲む?」と首傾けて問い掛け
お陰様で起きれたから気にすんな。( ソファ沈む感覚に隣へと視線を遣り申し訳無さげに謝る相手に前記を告げ、己を気遣う言葉に僅かに頬緩めては「…水でいいから貰えるか?」控え目に尋ね )
そう、?じゃあいいや。( 微かに柔らかく変わる相手の表情に安堵したようにふ、と笑み零せば珍しく控え目にされた要求に「ん、了解。」と笑顔で応えコップに十分に冷えたミネラルウォーターを注ぎ氷を数個入れるとテーブルに置いて相手の前まで滑らせ
俺の方こそ勝手に入ったし…( 謝るのは自分の方だ と小さく呟いては己の要求を快く引き受け行動に移す様を黙って見守り、目の前へと来たコップをタイミングよく受けとれば「どーも。」と早速口をつけ喉を潤し半分程飲めば机へと置き満足げに息を洩らし )
あぁ、そういえばそうだね。気にもなんなかった。( 小さく呟かれた言葉で漸く気付き自らに対しての驚きを含んだ声で数回頷いては其の後クスリと微笑んで「これからは来たい時に来て勝手に部屋使ってくれたらいいよ。」と告げながら水を飲む相手眺めて
気にしろよな…( 気にならなかったと今更気付いたような物言いに危機感の薄さが不安になり眉を寄せ忠告なのか解らぬ言葉を残し、自由な出入り許可されれば横目で相手見遣り暫し沈黙の後に「迷惑じゃねーのか」視線を手元へと落としコップの淵を指で撫でつ尋ね )
あー‥、放置しちゃったな‥。ごめん。(申し訳無さそうなばつの悪そうな表情で小さく呟けば ‥もしかしたらもう逢えないかな。こんな勝手な僕だもんね。‥もし気が向いたら、また勝手な僕に逢いに来て。 とか細い声量で告げて
寒くなってきたなー..、誰か暖めてよ。
...なんて。あー..黒瀬くんに会いたいな。( 久々に足を踏み入れた家の中を見渡してリビングへと進めば電気点けながら独り言呟いてソファーに腰掛け
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