匿名 2013-03-14 05:42:21 |
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大した怪我じゃないのに包帯とか巻いて行ってみんなに「どうしたん?」と聞かれては「ちょっと自転車で事故っただけ」とか言ってた。それだけなら良いのだが、そこから何かに目覚めて、2週間経っても包帯が外れない俺の事を心配した友達が、「傷治ってないん?」って聞いてきた時に、「これ外したら、俺、封印が解けて死んじゃうらしい…」って言った途端にクラスの中が静まり返った。本当に死にたかったなぁ…
私は何か見える系の軽い中2だった。
見えると言う事に真実味を持たせる為に幽霊や心霊系の事を調べまくって怖がりの友達に「そういう風に怖がってると幽霊と波長があって気に入られる(とりつかれる)よ。」とか言いながら「まぁ科学的に言えば幽霊なんて~で~だから幻覚の一種だよ。私は強いて幽霊はいると信じたいけどね。」なんて言ってたらだんだん私に本当に幽霊が見えると言う説が浮上していたらしく、同時にオカルト博士で心理学にも詳しいと学年中に触れ回った奴がいたらしく、徐々に「ここには幽霊いる?」「なにか怖い話知らない?」「先輩にこの間の怖い話話して」等と言われはじめ、僅か一年で稲川淳二的ポジションを獲得してしまった。コミュ障拗らせた系女子の私には恐怖を相手に伝えると言う話し方をしなければいけないと言う事が馬に引き摺られて家の周り十週すると言う拷問より辛く感じ、それ以来目立たない様に過ごすと心に誓ったし、さりげなく何か見える事を周りに印象付けると言う当初の目的が光の速さで崩壊してしまった。
一度だけ使った遅刻した時の言い逃れ
先生『お前、また遅刻?』
私『…戻ってる…元の世界に戻ってる!やった!先生!もっと叱ってください!!』
先生『よし、放課後職員室で小一時間現実を思い出させてやる』
私『すみません、寝坊です』
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