新垣 花 2013-03-08 23:30:28 |
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簗瀬くん
じゃあ...、じゃあ...、
(相手の言葉を聞いてホッとしたのか涙が溢れてきて、「好きでもいい?、また一緒に居てもいい?、」と何度も何度も聞きながら相手を見上げて、
新垣先輩
昔知り合いが言っていた。「幸福は権利であり義務だ」って。
(自分が幸せになる権利があり、相手を幸せにする義務がある。涙を流す先輩を見て)
だから、先輩が幸せだと思う事をすれば良い。
(こんな時でも、直接に「良い」と言わないのは、やはりこの男の人間性故か)
簗瀬くん
ありがとさん、
(ニコッと微笑みながら相手の腰辺りのシャツをギュッと握り締め、「簗瀬くんは私の事好きー?、」と冗談口調で聞き、
新垣先輩
ここまで言わせて更に言わせるつもりかよ…
(「趣味悪ー」といつもの調子で返し、相手の顎に手を添えて口付けをする)
これが答えじゃ、不満か?
(と、若干目を逸らし、顔を赤くしていること以外は変わらずに言う)
新垣先輩
やかましいわ! そっちだって赤いじゃねぇか!
(先輩の頬に人差し指を突きつけ)
ふん、この程度で何慌ててんだか。
(自分の両腕を組んで、慌てる先輩の様子に一言)
簗瀬くん
ふふっ、
大好き、簗瀬くん、
(ニコッと緩く微笑みながら背伸びして相手の首に腕を巻き付けて軽く此方から唇を重ね、恥ずかしくなったのかすぐに相手から離れ、スタスタ海を出ていこうと足を進め、
新垣先輩
む……はいはい…
(海から出て沈んでしまった太陽の方を見ながら「しかし、まさかこんな事になるとは思ってなかった」と一言呟く)
簗瀬くん
何か暗くなってきたねー、
(砂辺に座り、風が吹く度に震え、小さく縮こまれば「明日は絶対に風邪引いちゃったな、」とポツリと呟けば、
新垣先輩
ほら、これ使っとけ
(自分のカバンの中からタオルを出して先輩に投げる。色々とそれどころじゃなかったので今更感があるが、無いよりマシだろうと考え)
風邪なら、放課後の勉強会は中止だな。
(自分のカバンの中を漁りながら)
簗瀬くん
わぁい、
ありがとう、
(ニヘラと緩く微笑みながら「あ、でも簗瀬くんは...?、」と申し訳なさそうに首を傾げて、
本当に!?、
やったぁ、
(素直な感想を述べ、じゃあ風邪引いちゃえばいいのになぁ、等と矛盾な事を考え、
新垣先輩
俺はもうこのまま帰ろうかと思っているところなんだが
(カバンからもう一つのタオルを引っ張り出して、不謹慎なことを考えている先輩に「そして先輩のテストは壊滅的な結果に終わるんだな」と言ってやる)
簗瀬くん
失礼な事をまた言いやがるな、
(頬を膨らませ、相手を見上げては「そかそか、帰りますのか、」と言いながら欠伸を1つ咬まして、
新垣先輩
でも、事実それぐらいヤバいんだろう?
(肩をすくめて見下ろせば「今から帰れば、バイトにも間に合いそうだからな」と返事する)
簗瀬くん
君は私を怒らせたいのだろうか?、
(頬を膨らませ、相手をきっ、と睨みながら「じゃあ私も帰ろうかな...。簗瀬くんってバイトしてんだ、何のバイト?、」と立ち上がりながら興味津々に聞き、
新垣先輩
ははは、まさか。
(実にすがすがしい顔で嘘を吐く男。バイトについて聞かれると「配達系の仕事。まぁこっちも一人暮らしだからな」と軽めに言うと、カバンを担ぎ直して本当に歩き出し)
新垣先輩
まぁ言ってなかったしな。
(顔を背けてくしゃみを一つして「慣れても結構大変だな」と他人事の様子には特に気にしていないようだ)
簗瀬くん
( ごめんね、
簗瀬くんより先に睡魔に襲われちゃったみたい、←、
寝落ち勘弁、
また明日也しよーね、
じゃあばいばいきーん、
(( ひら、
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