─籠の中の鳥─ ARASHI

相葉くん


食うー｡（緩く返事すれば深く一度だけ頷き｢じゃあ俺は?｣と人差し指で自分を指せば退いてゆく相手を眺めて相手の発言に頬うっすら赤らめながらも“相葉くんはﾍﾀﾚだから無理だろ｡”とまだ少し疑って

翔ちゃん


はいよー、（けらり、と笑いながらﾁｮｺの箱を開けては一粒相手に渡し、「ツッコミ＆ラップ担当。」とそう言っては口角を吊り上げれば相手の言葉にむっ、としてしまえば上着脱ぎ部屋の端に投げ置き、なら、食ってあげるよ。と口角を吊り上げては相手の上にまた覆い被れば唇の輪郭に沿うように舌を這わせ

相葉くん


ありがと｡（相手からﾁｮｺﾚｰﾄ一粒受け取れば口に含み｢なるほどな､これから自覚しとくわ｡｣小さく微笑み上記呟けば上着脱ぎ捨て始めた相手をかっこいいなー､なんてことを思いながら眺めれば相手の発言にｷﾞｮｯとしてあっという間に唇に舌這わされ ちょっ..､冗談だって..｡と恥ずかしがりながら相手の胸板弱く押し

翔ちゃん



いいえ、（けらり、と笑ってはﾁｮｺ一粒口に含んでは頬緩め、「ん、」と口角吊り上げては相手の反応に壮大に笑ってはゆっくり、とまた退いてあげれば、ごちそうさん、と一言呟いてはぽん、と頭を撫でては口角を緩めれば背伸びをし

相葉くん


美味し..｡（ﾁｮｺﾚｰﾄ舌の上で転がしながら味わってﾎﾞｿｯと呟き微笑んで｢な..っ､笑うなよ｡｣壮大に笑っている相手にﾑｽｯとしながら相手のｾﾘﾌから行動から全てからかわれている気がしてｿﾌｧｰに顔埋めて拗ね

翔ちゃん


美味いだろ。（にしし、と笑ってはﾁｮｺを噛み砕き食べては目尻に涙を溜める程に笑っては、「翔ちゃん、乙女みたいだったよ。弱々しい力で俺押すなんて。」とかわいいー、と言えば相手の頭をそっと撫で

相葉くん


うん､相葉くんから貰ったからかな｡（柔らかく微笑みながら冗談半分で述べ｢そんなことねぇわ､..久々の感覚だったからﾄﾞｷﾄﾞｷしちゃって..力出なかったんだよ｡｣笑い過ぎて涙を溜める相手に相変わらず拗ねてみせれば照れくささを隠す様に更に深く顔埋めればﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呟いて

翔ちゃん



……。（ぶっ、と思わず溶けたﾁｮｺを噴出しそうになるが喉に詰まったのか激しき咳き込みながら、「それを言い訳って言うの、乙女は可愛いもんだね～」となんて暢気な事を言ってはごめん、と拗ねた相手に謝り頭上に軽く唇寄せては口付けし

相葉くん


Σ えっ､ちょっ..大丈夫?!（激しく咳き込む相手に吃驚しては慌てて背中擦ったりﾄﾝﾄﾝと軽く叩いてやり｢言い訳じゃなくて事実だよ｡｣深く埋めたまま今にも泣きそうな声で反論すれば頭上に降ってきた口付けを黙って受け入れ

翔ちゃん



うげっ…、（大丈夫、と小さく頷いては激しく咳き込んだ為に目元に薄っすらと涙滲ませてはふぅ、と深呼吸をし、「∑ごめん、翔ちゃん。からかい過ぎた。」と慌てたように膝床に付いてはｿﾌｧｰに手を置き相手よりも多少低めになっては必死に謝りそっと、頭を撫で

相葉くん


もうー..､心配させんなよな｡（大丈夫とは言うものの未だ心配そうに見詰めて背中優しく擦り続けてあげれば｢..相葉くんひどい｡｣慌てた様な相手を物音で察すれば目元だけﾁﾗﾘと覗かせては其の瞳は心なしか潤んでいて相手見詰め冗談っぽく甘えた様に呟き

翔ちゃん


翔ちゃん、言葉之から気をつけよう、か。（ふぅ、と吐息を吐いては落ち着いたように目尻袖擦りつけながらそう告げ口元に苦味のある笑みを浮かべ、「本当にごめん、みんなにいつもいじられるからさ…仕返しばかりに。」とパン、と手同士合わせては謝罪し相手の髪に頬を軽く寄せれば目尻細め肩をしゅん、と落とし

相葉くん


え?俺なんか言ったっけ..?（相手が落ち着いてきたのを確認すれば最後にﾎﾟﾝﾎﾟﾝと背中叩いて手離し心当たりが無い様できょとんとしていて｢...もういいよ､俺も子供みたいなことしてごめんな｡｣相手の落ち込んだ様子に少し戸惑っては切り替える様にﾆｺｯと微笑んでみせ相手の頭優しく撫で

翔ちゃん


…無自覚。（相手の頬に手を添えればあきれた様に告げれば軽く唇重ねてしまえばよいしょ、と背伸びしながら部屋の端に投げ捨てた上着を取れば口角吊り上げ、「…元々は俺が悪いからさ!翔ちゃんは気にすることはないよ!」と慌てたように告げれば相手の撫で受ければ、さて、俺はそろそろ行くよ。と時計に視線を向ければ相手の背に腕を回しぎゅう、とゆるく抱きしめてはぱっ、と離れればばいあいば～。、となんて冗談と共に手振りながら扉に体をむけ

相葉くん


なに..なんのこと?（首傾げて気になるのか眉間に皺寄せて唇重ねられ微かに肩ﾋﾟｸﾘと揺れ｢ううん､相葉くんは悪くないさ｡｣ｸｽｯと微笑めば頷いて述べ相手の言葉に えっ..?と見詰め抱き締めて扉に向かう相手の服を咄嗟にｷｭｯと掴んで後ろから抱き着き もう行くの..?と寂しさに溢れた声色で問い掛け

翔ちゃん


だから、いろんな人に無自覚に言葉言っちゃだめー。（口角を吊り上げながらこうなるから、酷い場合なんて食われるよ。とぽん、と頭を撫でれば目尻細め、後ろから抱き付く相手に軽く驚いてはたち止れば「…子犬みたいな声出したらだーめ、俺が帰れなくなる。」とあは、と笑ってしまえばもう少し居よう、と思い

相葉くん


あ..はい､すんません｡（何の事かは分かっていないが取り敢えず頷いて云い そうなんだ..じゃあ気を付けないとな｡と納得し｢..そうだよな､ごめん我が儘言って..｡｣ｼｭﾝと落ち込みながらも緩く相手から離れると自ら扉のﾄﾞｱ開けてぎこちない笑み作って送り出そうと

翔ちゃん、



ん、分かってないみたいだけど、（はぁ、と肩を下ろしては相手の首に腕を回し引き寄せれば肩にあごを乗せ、送り出そうとする相手に肩を竦めれば「素直になればいいのに、もう少しいるよ。」と腰に腕を回し抱き寄せればにっ、と口角を吊り上げ

相葉くん


あ､ﾊﾞﾚた?（ふは､と無邪気に笑って黙って受ければ｢だって..我が儘言って相葉くんに嫌われたくねぇし｡あとそんな優しくしてくれちゃったら相葉くんここ出る時泣いちゃうかもよ?｣抱き寄せられると相手の胸元に顔埋めたり見詰めたりしながら話し

翔ちゃん


当たり前だろ。（ふは、と笑ってしまえばぽん、と頭を撫でれば「素直になれない奴のほうが俺は嫌いだ。」と言えば眉間に軽く皺寄せてはぎゅうう、と抱き締めれば耳元に唇寄せればちゅうしてもいい?、と囁き