─籠の中の鳥─ ARASHI

...ﾘｰﾀﾞｰさ、なんで其処まで俺と翔の事を気にするんだ?、（先日見た会話に呆れたように呟いては相手をぱっ、と離せば、「俺は翔がﾘｰﾀﾞｰや他のﾒﾝﾊﾞｰにｽｷﾝｼｯﾌﾟをしてほしくねぇ場合は特にあいつに言ってるし、それかもうこの部屋に来るなって言ってるだよ、あいつはあいつなりのｽｷﾝｼｯﾌﾟがあって、俺は俺なりのｽｷﾝｼｯﾌﾟがあって、それを認めないと駄目だろ?、俺は嫉妬とかあんまりしねぇ人。しかもﾘｰﾀﾞｰにするまで俺はちいせぇ男じゃねぇの。」とぽん、と頭部に頭を乗せてはそっとなでれば口角吊り上げ

…すげーね。
おいらには無理だわ。(呟けば俯いて苦笑いし

何処がだよ、俺には普通だ。（眉間に軽く皺寄せ口角を吊り上げれば「お互いに不満があるならその場にはっきり、言うってのが俺と翔の約束。翔はﾘｰﾀﾞｰが普通に話してくれなくなった事に寂しい想いしてるだよ、友人が自分が恋人が出来た途端に態度が変わる、これはとてつもなく寂しくって悲しいことなんだよ。だからさ、普段とおり、ﾘｰﾀﾞｰはﾘｰﾀﾞｰで普段らしく己らしく翔に接ししてくれればいいだよ。翔も翔でさすがにやばいｽｷﾝｼｯﾌﾟもしないと思うし、何より俺は翔を信じてるから安心してるだよ。」と頭をそっと撫で

おいらにとっては普通じゃないのーっ(頬を膨らまし
別に、2人が恋人だから態度を変えたりとかはしてないよ？
ただ、そのスキンシップとやらが過剰というか…
ドキドキしちゃうもん…(俯きながら

はいはい、（けらり、と笑っては頭を撫で



いいか、俺や翔のｽｷﾝｼｯﾌﾟは過剰だ、だから気にするな。
どきどきすんなら別にいいじゃねぇ?（首傾げ

気にするなって…無理だよぉ…(眉を下げ
よくないよ、どうすんの、好きになっちゃったら…(窺うように下から見つめ

なんで無理なんだ?、俺はさ、別に翔を好きになるな、とかは言わない。俺の立場としては複雑な想いをするかもしんねぇけどさ...でも、人が他人に好意を抱く事をやめさせる事は俺も翔も誰にも出来ない、俺も前って言うかな...遊び人だった頃、ﾘｰﾀﾞｰと同じ思いしてそいつに言われたんだよ。好きになったもんは仕方がない、好きになったらあってくだけて想いを誇りに思え、だから俺の恋人を好きになっても大丈夫、ってな。ﾘｰﾀﾞｰが困るなら翔に控えておくように頼む...、後はﾘｰﾀﾞｰ次第だよ。（肩ぽん、撫で

ほんと、すげぇね…(尊敬の眼差しで見つめ
僕は、そんな広い心持てないし、恋人は僕だけの、って誰にも触らせたくないもん…(苦笑いすれば眉を下げ

ただいまぁ〜
だれか、いるかな？(きょろきょろと周りを見渡し)

結構放置しちゃったかな..､来れなくてごめんな｡(薄く苦笑い浮かべて呟き

翔くんっ(相手を見つければﾆｺﾆｺしながら駆け寄り

...寒い夜は人肌恋しいな｡(部屋の隅で緩い体育座りをして窓の外を眺めてはそんなことを小さく呟いて何故か切なく胸が締め付けられると一筋の涙を流し

あら､智くんいたんだね｡(驚いた様に相手見遣れば微笑んで｢上のは気にしないでね｡｣と一言

翔くん…泣いてるの…？(心配そうに見つめ

んふ..､なんか悲しくなっちゃった｡(俯いて乾いた笑み浮かべ

大丈夫…？(側に寄り顔を覗き込み

うん､..なんか歳取ったら涙もろくなったみたいだわ｡(ｸｽｯと呆れた様に自らを笑ってしまえば呟き

松潤に会えないから…寂しくなっちゃった？(眉を下げ微笑みながら

んー..それもあんのかな?でも松潤も忙しい中逢ってくれてるから無理言えない｡(深く考え込みながら首傾げて自分でも分からない様で呟けば柔らかく微笑んで

…えらいね。(微笑み｢ほんと偉いわ｣ともう一度小さく呟き