黒白 2013-02-24 19:14:19 |
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―そいつは連れて行かないのか?
(相手の言葉に目見開けば梟に視線移しお互い寂しくはならないのだろうか、という疑問を抱きつつ数回静かに瞬きし。此方も今更思い出した様に棚の方に戻れば引き出しから財布を取り出してカバンに仕舞い再び相手の前へといき、梟と相手を交互に見て)
…俺はこの森に住んで一年くらいだけど、こいつはずっと長いみたいだし。
( 相手をチラッと横目で見乍も撫で続ければふと梟も顔を上げて瞬きするので、目細めて少しばかり頬緩めて梟と目を合わせれば少しすると梟もパッと羽を広げ飛び去って行き。その様子をぼんやりと目で追って ) …arrivederci…。
....そうか。
(一匹と一人の様子をただ見つめていれば何処と無く此方までが寂しさを感じてしまうのか目を細め小さく呟き。飛び去った梟の姿が見えなくなるまで目を離さずにいて、暫らくしたあとふぅ、と吐息零しちらりと相手見上げて「あの梟は時々俺が挨拶しにいこう。...」とつけたし)さぁ...行くか。
…いいよ、たまに俺が此処に来ればいいだけの話…。
( 僅かに息を吐き出せば相手の言葉に驚いた様にパッと振り返るものの相手に頼るのは良くないと思い出して緩く首を横に振って前を向き。促されれば自分から屋敷の外へ出て無表情で僅かに森を見つめてから振り返って相手の顔を見れば無意識の内に先程梟に向けていたのと同じ僅かな笑みを顔に浮かべて ) 道案内、よろしく頼む…。
...そうだな、なら俺が帰る時地図を渡す。
(梟にとっても一番良いと思ったのかすんなりと頷き。己も相手に続いて屋敷から出れば扉を閉め、鍵をカチャカチャと閉め最後に引いて開かない事を確認すればカバンに鍵しまい、振り返り相手の表情に少々目見開いて数秒間硬直した後歩き出して)......ここからちょっと歩くからな。
......? ……分かった。
( 『地図を使って此処までくるか…』、と内心で算段しつつも硬直した相手を眉根寄せて不思議そうな目で見つつ後ろから歩き始めるも歩幅のせいか直ぐに相手の横に並んでしまい。そういえばと思い出した様に色々と不思議な相手をじっと見乍歩いて
―。
(暫らく黙ったままとりあえず列車の位置はわかるため地図を見ないですたすたと歩いているものの隣についた相手の視線に段々と眉根寄せ相手見ずに前を向いた侭「なんだ、さっきから。...俺が本当に道案内できるかできないか心配でも?」と若干低く呟き、ポケットに両手いれて)
……いや、随分変わった奴だなと思っていた…。
( ふと自分が見ていた事を自覚すると瞬きした後に正直にそう呟いて。どうも機嫌を損ねてしまった相手に悪かったとは思っている様で少し思案した後に思い出した様にコートのポケットの中に手を入れて ) …お前、甘い物好きか?
......よく言われる言葉だそれは。
(聞きなれた、というより聞き飽きたというような表情を浮かべつつも「...なかったら困るものじゃない...でも、あると嬉しいかもな。」とどうやら好きか嫌いか聞かれたら微妙な位置なのでそう答え、ある建物につけば駅員らしき者にある紙見せ『二名、なるべく一等車両がいい。』と会話をし)
…やっぱり…。←
( 妙に納得する答えに深く頷き乍ポケットの中を探るも駅についたところで初めて見る『駅』に感心した様に見て。その後すぐに今まで下ろしていたマフラーを元に戻して顔の下半分を再び覆って
.....やっぱりってなんだ、俺の答えを予測してたか?
(相手の様子に案外頭の回るやつか、と内心ある意味での警戒をしつつ相手の行動にちらりと横目で見つつ隠さなくても、と言葉を云い掛けるも相手にとっては気にしている為口を閉じ、再び駅の人と会話を続け、二つ切符受け取ると相手に一つ差し出して)
…いや、予想道理だなと…。
( 単純に自分の考えていた事が他の客観的な意見と同じだったので、『案外面白い奴だな』と認識を改め。言いかけていたであろう言葉の先を予測していたかの様に、少し目線の低い相手に視線を送って無言で肩を竦め、軽く礼を言って切符を受け取り。
...なかなか人の態度を読み取るの勘が良いな、あんたは。
(やはり予想されていた、と小さくため息をつき受け取って礼をする相手を見てから再び歩き出し少し長い階段を上ってから、丁度音を大きく響かせ乍蒸気を放つ汽車を見つけ「あれだ、早く行くぞ...遅れたら一時間待たなきゃいけなくなる。」と先に駆け足で車内に乗り込み振り返って相手見て)
…そんなすごいもんでもないけど。
( どこか抜けた様子の相手に後ろから歩いてついて行くと発車しそうな汽車の汽笛が聞こえて。先に駆け出す相手を追いかける様に階段を飛ばし飛ばしに進むと何事も無く汽車に乗って。そのせいで僅かにズレてしまったマフラーを直して、チラッと相手を見て ) 大丈夫、か...?
...っ...。
(ふぅ、と吐息零し車内に乗った相手を見れば掛けられた言葉に目見開き小さく頷いて「...そういうあんたこそ、大丈夫なのか。」と問いかけ乍、自分達の席はどこにしようと歩き出し扉を一つ一つがらりと開け人が居れば頭を下げ「すいません。」と棒読みで謝り←)...下手したら知らない人と相席になるかもしれない。
…ちょっと前まで野宿だったから…。
( 疲れた様子の相手の背中を軽く叩いてからついて行き、相手が誤っているのを見ると此方も目を合わせない様にし乍軽く会釈して回り ) ……平気だ、見えない様にちゃんと厚着してるし、マフラーもあるから…。
...野宿...寒い時期に野宿は辛いだろうに。
(目細めて小さく呟けば相手も同じようにする行動に何度か瞬きしつつある扉を空けると酔っ払いに当たってしまったのか四人の男が此方側を向いて『よぉ~?お~?白い髪のねぇちゃぁんいいねぇ、べっぴんだなぁー』と一斉にわめきだしちらりと横目で相手見ると、こいつ女なのか、と内心一瞬だけ疑問抱いてしまい←)
……、平気だ…。薪に当たってたし。
( 何処か明後日の方向の回答をすれば次に開けた部屋、そして中にいる酔っ払いを見て僅かに眉根寄せて雰囲気を尖らせつつも、何も言わずにこれまでと同じく軽く会釈すると此方を見ている相手の手首を掴んで片手で扉をバンッ‼と乱暴に閉めて何事も無かった様に先へと進んで。←
....それ平気だって言わない気がするのは俺だけか...。
(当ての無いその言葉に目細め色んな意味でのため息をふぅ、と一つ零すとふいに目の前の扉が閉まり若干転びかけるものの相手についていくとその背中に「...あんた、女?」と、答えはわかっていても聞きたかったらしく問いかけ/ぁ)
んー…あいつ(梟)抱き枕にしてたし…。←
( 寒がりな自分にとっての事を思い出しつつ相手を連れて前を向いて歩くと、丁度次の扉を見つけたので開けると他の席より狭い為中には誰もおらず、これ幸いとさっさと部屋に自分と共に相手も入れて扉を閉め。やっぱり抜けていると相手を僅かに呆れた瞳で見乍溜息を吐いて ) …俺は生物学上は男として生まれて来てる
梟はよくそんなあんたから逃げようとしたりしなかったな。
(それは何かの絆なのだろうか、と思いつつもやっと空いている席を見れば安堵したかのようにため息を一つ零し、さっそく席に腰掛け向かい側は相手が使うとおもったらしく隣には黒い鞄を置きちらりと相手見て)...そうだろうな。俺も男だと思って接してた。
さぁ…いつもそのまま寝ちゃってたし…。
( 『今思い返せば良く暴れなかったものだ』と思い返して直ぐに相手の向かい側に行けば、何処か疲れた様に座ると窓から見える流れて行く景色をぼんやりとだが見つめて。チラッと相手を見て肩を竦めて ) …、…お前は…、男として接した方がいいのか、男子として接した方がいいのか?←
...実は苦しかったかもしれないだろうに。
(かわいそうな梟だ枕にされるなんてな、とつけたしつつ席に上がりこみ窓に両手を当て乍己も外の様子を眺め。何処と無く落ち着く空間に目細めていると相手の問いかけに目見開かせ、相手に顔向けて小さく吹き出すと「男子と男、...それ、どう答えればいいんだか俺わからない。」とあまりにも可笑しい質問にくく、と小さく笑い)
…温かかったし、もふもふしてたし…。
( 罪悪感に僅かに相手から視線をずらして再び外の景色へと視線を移して。自分の質問に相手が笑っているのを見て驚いた様子で目見開くも初めて見た相手の笑みに安堵の息を零して ) …そのまま。今はチビだが…、さっきの言葉からすると実際年齢はもうちょい上なんだろ...?
...あんたがそう良い様に思ってくれて梟も悪くは思ってないのかもしれないな案外。
(相手の様子を見てから再び窓の外を眺めていると窓にかかる息で、若干窓が白くそまりそれを何度か手でごしごしと拭くのを繰り返し「...チビ」と低く呟き目を一層細めると)......嗚呼。
…お前も一回やって見るといい、絶対俺みたいになるから。
( 内心で梟を思い出して少しばかり頬を緩めれば目の前で子供らしい挙動をしている相手を見てふっと落ち着いた笑みを顔に浮かべて。 ) …だから、男の子の扱いがいいのか、普通の男として接した方がいいのかって事…。
俺はそういう事する相手がいない。あと、枕は自分の腕で十分だ。
(動物でも何でも、と特に何とも思ってなさそうな表情を浮かべ乍サラリと述べ、ふと見える夜空に目を細めたものの席から両脚下ろし窓側に凭れ掛かって相手と向かい合わせになり)...あんたは男の子と男の扱いがそんなに違うのか。......とりあえず問いには答えよう、俺は男だからな。
ふーん…俺も今まであいつ以外には居ないけど…。
( 僅かにゆったりと壁にもたれかかり乍何処か淡白な様子の相手に感心した様に頷いて。不意に迎え合わせになった相手に少し首傾げるものの問いに少し首を振って ) …要は子供扱いかそうじゃないかって事…。じゃあそのままでいっか。
そうなのか。...あぁ、今更だ。そう、あんたの名前は何ていうんだ?
(いつもなら依頼の前に名を聞くはずが今回は珍しく忘れてしまっていたらしく一度眉根に皺を若干寄せるも相手を見つめ。相手の言葉に小さく吐息零し、窓枠に肘つけ頬杖ついて)...嗚呼...それにしてもよく俺の中身までが子供じゃないとわかったな。
…來部、…來部律弥。そっちは...?
( 名乗ってなかったとふと思い出して瞬きすると自分で名乗ってから相手に名前を聞く為に僅かに首傾げて。自分の膝の上に両手をおいて手持ち無沙汰に指で遊んだりして ) …さっきの言葉が引っかかったから。
...黒妖...壬白。
(あんたの事は律弥と呼んでもいいのか?、と答えつつ再び問いをつけたしその場にたどり着くまでよろしくとでも云うように頬杖ついていたほうの手をそっと伸ばし静かに握手求めつつ、その言葉に思考巡らせ)...さっきの言葉...俺は何かヒントになるような事を吐いていたっけか。
……じゃあ俺も壬白って呼ぶ。
( コクと頷き乍も自分も呼ぼうと考えて、差し出された手をほんの少し見てから手袋をはめた侭の手を差し出し握り返して。考えている相手を見て目細めて小声で呟き ) …『本当の俺』…
.....嗚呼。
(一度目閉じて頷けばその手を見て握りつつ何度か上下に振ってからゆっくり離すと鞄を若干退かして少し横長の席なため寝転がれるスペースはこの身長からして少しあるらしく、横になって寝転がれば両脚曲げ立てつつ後頭部に両腕添え目閉じ)...それか...そんな言葉で気づくものなんだな...この姿は俺のちょっと子供の時の姿だ。
……へぇ…。
( 言葉は少ないが驚いた様子で目をパチパチと数回瞬きすれば何故そうなったのかを知りたいものの自分にも隠し事がある為これ以上の詮索はしない方がいいと思い直して。眠そうな相手を見て僅かに心配そうに目細めて
―。
(ふぁ、と吐息混じりに欠伸を零し何かを喋りかけようとすると扉が開き、年寄りの御婆さんの『相席...いいかぃ?』という声にむくりと起き出し無言で後頭部を一度掻き乱し鞄をとって相手の隣ぽすん、と座り込むと小さなカバン抱えたままため息を一つ零し御婆さんが向かい側に座るのを見て)
……眠そう。
( 御婆さんが入ってくるのを見て軽く会釈しつつも警戒を改めて口元にマフラーを持って行き。隣に来た相手を少しばかり観察すればやはり眠そうなのでそっと相手の側頭部に片手を添えて肩に凭れかからせて ) …切符に書いてあった場所に着いたら起こすから
...嗚呼...御名答、眠いからな。
(小さく呟くと一つ吐息を零すもののふいに相手の身に凭れ掛かる感覚に目見開き一度顔上げて相手を見て「あ?.....嗚呼。...何のまねだ、それは。いやこ『...二人さんは似てない兄弟かぃ?随分と仲が良いのねぇ...。』と喋ってる時に話をかけられ、眉根をピクつかせつつ失笑し←)
…俺は暫く起きてれそうだから、乗り過ごさないと思う…。
( 元々俺の依頼だし…、と付け加えれば御婆さんの言葉に顔を上げて不思議そうな顔をしつつ『…兄弟…』と復唱するといい響きだなと思いつつ僅かに頷いて
...まだ遠いから、あんたも俺も十分な睡眠は取れるだろ。
(小さく首を横に振り目閉じて『いいねぇ、兄弟。優しい御兄さんもって嬉しいでしょう。貴方も。』と此方にも話を振られれば「...えぇ...嗚呼、まぁ...はぁ。」と吐息混じりに応答しつつ、面倒になったのか寝転がって相手の膝の上に頭ぼふ、と乗せ腹部側に顔向けて子供特有寝たフリ←)
…そんなに遠いのか…。
( あんまり遠いと森にまた行けなくなりそう、と困った様に眉下げて。相手の突然の行動に驚くも演技だと分かって『…弟、寝ちゃったから…。』と目の前の御婆さんに断りを入れれば僅かに俯いて相手に聞こえる声で話し ) …これでいい?
......だからまた戻ってくるのにも大変だ。
(小声で離せば瞳が揺らぎつつ目の前に見える相手の腹部辺りの衣服をただ見つめ。相手と御婆さんのやり取りを聞けば肩が揺れるくらいのため息を一つ零してから「...嗚呼。...楽になった。...」と安堵したらしく目閉じて)
…お前に依頼料を返しに行くのも一苦労だな…。
( 流石に今は手持ちがない為後で返しに行く筈だったのに予想以上の距離にぼんやりと窓の外をもう一度眺め見て。御婆さんに気づかれない内にまた視線を下に落として安心した様子の相手に僅かに頬を緩めて
...依頼料.....それいい忘れてたな。
(相手の言葉で思い出せば薄っすら目開け「...これに合う対価は、あんたの情報でいい。......どんな風にすごしてきたか、どんな扱いされてきたか、思い出、何でも。」と小さく呟き再び目閉じ段々と寝息を立て始め、向かい側の御婆さんもじっと黙ったまま寝ている様子で)
…分かった…、頑張ってまたお前に話に行く。…今度の行き先での事も一緒に。
( てっきり金品を渡しに行くつもりだったので驚きに目見開かせて相手をみれば既に寝かかっており、…ありがと、と小声で聞こえる程度に囁くと僅かに身じろいで自分のコートを脱いでフワッと相手の背中にかけて
......嗚呼...。
(相手の言葉が薄っすらと聞こえ小さく応答し本人は誰かの思い出話を聞くのが一つの楽しみでもあるらしく心の中でどんな思い出があるのだろうか彼には―。と疑問抱き乍、落ち着く空間の中、深い眠りにつき)
((すいません!今日は落ちます!!
お相手感謝でしたぁぁって、まさかのあれですよね、これある意味
二回目ですよねなんか←ぇ
っと、おやすみなさーい!><))
…Buonanotte…。
( どうも寝入った様子の相手に小さく囁くと自分も僅かに欠伸しつつみんな寝てしまった空間の中のんびりと夜の広がる外の景色を眺めて
(おやすみなさい、
…まぁまさかなぁとは思っていましたけど、ですよねw
本日二度目、おやすみなさい…w
―。
(窓枠に腰掛けて空を眺めていれば目を細め、今回は何の依頼がくるのだろうか、と内心思いつつゆるく流れる風に髪が揺れ)
(屋敷の当主設定)
【No.1 にありますノノ】
...こんな時間に眠くなるとはな
(くぁ、と豪快に欠伸を漏らせば窓枠から降りて暫らく外眺めてから窓をゆっくり、カチャリと閉め歩き出して)
―。
(椅子にどさりと腰掛ければ足組んで頬杖つき、くぁ、と再び欠伸漏らしてゆっくりと目閉じ「....俺から依頼人を探すってのも一つ手か...。」とつぶやいて)
...ずっとこうしてても駄目だ...。
(目元に腕を添え一度吐息零せば立ち上がり扉を開けて、一度外の空気吸おうとして。外に出れば目細めて夜空眺め)
さて、今日は依頼が来るか来ないか。
(小さく呟き椅子にとさりと腰掛ければ頬付けつき膝の上に本を置いてもう片方の手でぺらぺらとめくり視線を落として所々読み)
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