妖精 2013-02-16 16:29:48 |
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......別にこの森の者なら当然......ありふれた物だがな。(怯えているその様子に気づいてい乍も特に感情が揺さぶられる事なく見つめていて、手を差し出した侭きっと相手は意味がわかってないのだろうかと解釈したのか「......俺の言葉、わかるだろ。立て。」と云い乍相手の手首掴んで軽くぐ、と引っ張り立ち上がらせ)
へーそうなんだ…(少し見慣れたのかそれとも幻覚の類いやただの飾りと思っているのか翼から目を離して相手の顔を見つめ「え?わっ…わ…」と引っ張られて立ち上がり
......御前にとって此処は異世界みたいなものだから...仕方ないのか。(一人でに納得しつつも立ち上がった相手見れば手を離し「......ついて来い。......あと、御前は名は?」と問いかけ乍先に歩き出すもののペースはゆっくりで、どうやら相手がくるのを待っている様子)
えっと…多分そうです…はい…(コクンと小さく頷けば「あ、はい!…えっ…と、ルイ…です?…ルイです!」と最初は疑問系だったが、相手の気持ちからして疑問系はダメだなと思い言い直して軽く小走りでついていき
......なんだ。曖昧だな、記憶が飛んだか?(最初の疑問系にちらりと横目で相手を見れば勘等々は鋭いらしく。どういう事か夜になるとこの森では蛍のような光を放つ何かが宙をふわふわと浮いていてそれを横切り乍とある大樹に向かっている様子で)........。
えっと……いや、大丈夫です(表情は変えずにあまり悟られないようにして蛍のような光を放つ不思議なものをみて声にならない叫びをあげるとボンッと猫耳と三本の白い尻尾が出て
.........そうか。...そろそろつく。...って、何だそれ。(ちょっとして歩くと大樹が段々と見えてきてそれを指差すもののふと相手見れば足をぴたり、と止め、じーと見つめ)
はい…えっ?なんだそれとは?(歩きながら周りをみていて相手の言葉にキョトンと首かしげては見つめられているも動じずに尻尾がパタパタし
.........それ。......これだこれ。(動く尻尾を指差すもののこれでも相手は気づかなさそうと思ったのかその尻尾をゆるく掴んで軽くくいくい引っ張り「...尻尾?」と小さく呟きつつじーとものめずらしそうに見つめ)
......。(尻尾をくいくい、と気にせず引っ張っていたものの不意に離せばちらりと相手見て「......どうした。...黙り込んで。......まさか、自分のことだってのに、驚いてるんじゃないんだろうな。」と相手の顔覗き込んで)
.........記憶が所々...飛んでるだろ。......自分が何者かさえ忘れたのか。(軽くしゃがんで動く尻尾をじーと見つめてはちらりと上目に相手見て「......とりあえず、暫くしないとわからないな。その記憶も。」と)
うっ…記憶の欠片が無くなったの…せっかく集めて…繋ぎ合わせてたのに(もぅ隠せないと分かると無表情のままたんたんと告げると目線は地面で「見つけなきゃ…思い出せない」と告げる
.........この森に飛ばされたのも何かそれに関わってるのかもな。(相手の言葉を聞き乍色々と思考巡らせている為か自然と己の顎に手添え顔顰め暫くすると立ち上がって)......俺も手伝おう。......あんたの記憶の欠片探し...。
そうなのかな…?あれかな、この森に落ちてるのかな…?(キョトンとしながらうーんと悩んでいると尻尾がパタパタと動き耳が音に反応しているのかピクピクと動き立ち上がった相手を見ると)
え?いや…迷惑かけちゃうし…
......。(小さく頷けば高く上った月を見て目を細め、再びちらりと相手に視線移し「......あんたがお困りならば、力を貸そう。......欠片を探している際は、あんたに従おう。」と云い乍そっとしゃがみこみ片膝ついて己の胸元に手を添え頭を下げ、まるで例えるとどこかの国の執事かのような雰囲気で)
そっか…ここにあるのか…(無表情が一瞬とかれ嬉しそうにし相手をみて「え?いや…あの」相手の言葉や行動に動揺を隠しきれてないようでおろおろとしていると自分もしゃがみこみ相手を見つめて
.........嗚呼...。(目を閉じていれば相手がしゃがんだ微かな音に薄っすら目を開け顔を少し上げてちらりと相手を見ると何度か瞬きし「......俺がこうしてる意味...なくなるだろ。...あんたは其の侭で良かったのに。」と不思議そうにしつつす、とやっと立ち上がり)
あ、えっと、僕は…上にたてない性分…だったはずです…(とあやふやになってる記憶から取り出してあいてが目を開けるとニコッと微笑み、立ち上がった相手を見ると次は自分が見上げる形になり腰についてる瓢箪を取り出して中に入ってる酒をのみ
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