千早 2013-02-13 19:30:42 |
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~魔法少女まどか☆なのは~
ここはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバーです
~第三話~
~???~
一人の金髪の女の子があたりを見渡しながら
「ん…ここは…?なのは…ここはどこだろうね…?」
近くにいるはずのなのは達に話しかけようとしていないのに気が付いて
「なのは…?はやて…?どうしよう…はぐれたのかな…?
でもここはどこだろう…」
あたりを見渡すとぬいぐるみみたいなファンシー姿をした小さな生き物が飛び回ってているのにきがつき
「敵…?」
「バルディシュ…!」
「(イエス、マスター)」
警戒したようにバルディシュを手に構えると
「バルディシュセットアップ!」
掛け声とともにペンダントが光輝くと光はフェイトを包み込むと黒のレオタードみたいな服を着たと思うと白のスカートが現れて白のマント肩を包み込み最後に黒の鎌みたいな杖が現れて手に取るとそれを構え
「ロストギアの残党…?」
カートリッジをリロードすると鎌が大型の剣に変わり手に構え
「では…行くよ…」
そのままぬいぐるみに襲い掛かりそのまま連続で十撃切りつけると最後の一撃で力まかせで吹っ飛ばすと
「フォトンランサー!」
掛け声とともに雷の魔法を叩き込むと直撃して煙がたちこみ、しばらくながめているとフェイトの影からぬいぐるみが現れて向かうように襲い掛かかりあわてて防御魔法を展開しようとし
「ッ!?!」
気が付くともとにいた場所から二十メートルくらい離れた中学二年生くらいの長い黒髪の黒の制服の女の子抱えられ
「子供が首に突っ込むことではないわよ…」
そういいながらフェイトをおろすと
「ありがとう…助かりました…
でもこの世界に飛ばされた友達に会うまではふりかかる火の粉は払います…」
「友達のあうためなのね…」
「はい…」
「大切な子…?」
「大切な友達…私を闇の中から救い出してくれた大切で私の特別な友達です…」
「そう…なら必ず見つけ出さないといけないわね…
でもその前にあれをどうにかするわよ…
話はそれから…」
「では早くかたずけます…」
空を飛んでいたぬいぐるみの腹がわれて中から蛇みたいな全長10メートルくらいの化け物が現れ空を飛ぶと突然フェイト達に向かって口からビームを出し
「「!?!」」
それぞれ反対方向に飛ぶと黒髪の女の子が盾から大量の爆弾や手榴弾が出たかと思うと突然化け物のそばで爆発し
「フォトンランサー・ファランクスシフト、ァイヤーーーー!」
フェイトが右手をあげると15メートルくらいの雷の槍が現れそのまま投げると化け物に当たり煙が立ち込めるとはれると同時にあたりはガラスが割れるかのように背景がこわれ落ちると周りには滑り台とかが立ち並ぶ公園へと背景はかわり化け物がいたそばに三個のペンダントが床にころばっていてそれを何事もなかったかなようにそれを拾い上げるとポケットに入れ
「このまま説明をしてもいいけれども…話が長くなるから…とりあえず私の部屋に行きましょう…」
「はい…」
黒髪の女の子の後をフェイトがついて行き
~ほむらの部屋~
「では…まずあなたのことから聞こうかしら…なぜあんなところにいたのかも…」
「私の名前はフェイト・テッサロッサ…小学四年生…
学校の中庭で友達と弁当を食べていたら声が頭に響いたと思ったら光に包まれて気が付いたあそこにいました…」
「そう…
つまりフェイトは他の世界の住人で魔法か何かの力でこの世界に転送されたってことなのね…
次は私ね…
私の名前は暁美ほむら…
中学二年生よ…
で何が聞きたいのかしら…?」
「まず戦ったあれの正体を…」
「あれは魔女…人々に不幸を運ぶ存在で呪いのそのものよ…
自殺…事故…殺人…犯罪…全て魔女が原因よ…
魔女の子供の使い魔もいるわよ…
使い魔も魔女と同じ災いを運ぶ呪いそのものよ…
でも使い魔は魔女ほど強くないけれども…
で魔女は使い魔と違って倒したらグリーフシード落とすのよ…
グリーフシードは私たち魔法少女にとって必要不可欠なものよ…
魔力の源のソウルジェムの濁りを清めるもの…
大体こんなことよ…」
「まだすべて聞いていません…
ソウルジェムが濁りきったらどうなるかを…」
「!?
ここからは私たち魔法少女にとって大切でとても信じられない話になるけれども聞く覚悟はあるかしら…?」
「この世界に召喚されたところから巻き込まれていますから後に引く気はありません…」
「そう…どうなってもしらないわよ…実は…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
「そんな…それじゃあ、ほむらは今まで一人で苦しんで」
フェイトはつらそうにうつむき
「でも私はひくわけにはいかないのよ…たとえ何回やりなおしても…」
「ほむら、私も手伝います、でないと私の特別な友達に顔向けできません…」
「その好意はうけられないわ…」
「いやだって言われても引く気はありません…」
「なら勝手にするといいわ…」
「はい…そうします…」
「とりあえず帰る方法がわかるまで家にいるといいわ…」
「ありがとうございます…では言葉に甘えます…」
この出会いにより運命の歯車が動き出す
~続く~
~魔法少女まどか☆なのは~
これはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
~第四話~
~夜の商店街~
「ここはどこなんやろう…なのはちゃん達とも離れ離れになったみたいやし」
頭に×印の髪留めをつけたショートカットの茶色の髪の女の子が夜の商店街まわりを見渡しながら歩いているといきなり後ろから話かけられ
「悪い子ね~~子供が夜中に一人で歩いていると悪い怪物に襲われるわよ」
ふりむくと金髪の縦ロールが二つしている髪の中学三年生くらいの女の子がやんわり微笑みながら立っていた
「怪物にか、それは怖いわ~~でも姉ちゃんの心配するほどではないで」
「そうはいかないわよ、送って行くわ、家はどこかしら?」
「海鳴市やけれども姉ちゃんはしている?」
「聞いたことのない地名ね、では迷子ってことかしら?」
「迷子ってわけではないけれどもほぼそうなるわ」
「では家にくるかしら?あいにく一人暮らしで部屋が一つあまっているのよ、遠慮することはないわ」
「そやな…では家に帰る方法がわかるまでやっかいになるで、帰るまで期間やけれどもよろしくお願いするで、姉ちゃん」
「マミよ、巴マミよ、私のことそう呼んでくれるかしら?」
「わかったでマミちゃんと呼ばせてもらうで、私の名前は八神はやてや、私のことははやてって呼んでくれてかまわんで」
「ええ、わかったわ、改めてよろしくお願いするわね、はやてさん」
やんわり微笑みながらマミが右手を差し出すとはやてがそれをうけるように握手をかわし
「こちらこそよろしくや、マミちゃん」
にっこりと笑いかけ
「ではひとまず私の家に行こうかしら?」
「そやな、では案内お願いするわ」
「ええ、ッ!?!ごめんなさい、少しここで待ってくれるかしら?」
そうはやてにいうとすかさずマミは走り出して
「へっ!ちょっと待ってえな」
それを追うようにはやても追いかけるように走り出して
~病院の駐車場~
「ここなのね…」
ソウルジェムを胸ポケットから出して
「もうマミちゃんは足が速いんやな」
「!?!どうしてついてきたのよ!!」
「でうしてって…説明もなしでマミちゃんが走るんやから、誰でも心配して追いかけるわ」
「だからって…参ったわね…
ッ!?!もう遅いみたいね…私から離れたら駄目よ」
「それはどういうことや?」
いきなり背景が光を包むように中世の古い絵本みたいな風景に変わり
~魔女の結界~
「なんなや、いきなり背景が変わるなんてうちらテレポートとしたんかいな」
「それは違うわ」
「でもあれはなんなんやねん」
中央で東洋の服装をした大きな黒い人影みたいなもの揺れている者を指さして
「あれはそうね、悪者ってことかしらね、私から離れたら駄目よ」
そういうとマミの制服うちポケットからソウルジェムをだし
「では今回は早く片付けるわよ」
光に包まれブラウスとスカートにベレー帽やコルセットを組み合わせたクラシカルな形状の衣装に変身し
「マミちゃんも魔法少女やったんやな」
そういうとはやてがデバイスをポケットから出すと
「リンフォース、いくで!」
「はい、マスター!」
「リンフォース、セットアップ!」
光に包まれ騎士甲冑のモチーフは騎士と堕天使。天使がモチーフした姿に変身して
「まあ!、はやてさんも魔法少女だったのね」
少し驚いて
「では二人で早く片付けるわよ」
そういうとマミの周りにたくさんの魔法銃を地面にだし
「わかったで」
魔導書を出すと広げて警戒したように黒い影をみつめると突然黒い影の背中から触手が伸びてはやてとマミのほうに伸びるとすれすれのところで二人とも触手を避けて飛び回り
「あ~~もう呪文が唱えられない、お願い、マミちゃん、少し時間をかせいでえや」
「ええ、わかったわ」
はやての近くによると魔法の銃を出してはやてに向かって伸びる触手を銃で撃ち落としいきその間にはやてが魔導書を広げ
「仄白(ほのしろ)き雪の王、銀の翼以(も)て、眼下の大地を白銀に染めよ。来(こ)よ、氷結の息吹…もうええでマミちゃん、私から離れてえな」
マミが魔女とはやてから離れたのを見て
「氷結の息吹-アーテム・デス・アイセス!!!」
自分の周りに4個の立方体から氷結効果を放つ広域凍結魔法唱え魔女にぶつけると魔女が凍りつき
「今やで、マミちゃん」
「ええ、わかったわ、フィナーレ!!!」
マミが巨大な銃を出すと引き金をひき魔女にぶつけ魔女の体を貫いて魔女が爆発して
「ほ~~マミちゃんの魔法はすごいな…」
「そんなことないわよ、それを言ったらはやてさんの魔法の方が凄いわよ、一面氷ついたものね」
そうこう話しているうち煙がはれると魔女のいた場所にグリーフシードが一つおちていて
「終わったみたいね、では帰りましょうか?」
そういいながらグリーフシードを拾いあげ
「そやな、では改めて案内おねがいするで」
~マミの家~
「ところで先ほど戦ったあの魔物はなんやったんや」
「あれは魔女といって人々に不幸を運ぶ存在で呪いのそのもので自殺、事故、殺人、犯罪の全て魔女が原因なのよ
でもこれを知らないってことはもしかしてはやてちゃんは違う世界の魔法少女なのかしら?
変身に使った物はソウルジェムではないみたいだし」
「そうやな、たぶんそう思うで、これはデバイスっいうやで」
マミにデバイスを見せて
「でもマミちゃんに会えたのはほんとうに助かったわ
マミちゃんは私の命の恩人やな」
「うふふ~~大げさね
でも今日は疲れたわ…」
「それなら私がマッサージしてあげるわ
よう、きくで」
「ではお願いしようかしらね」
「おねがいされたで」
「てっはやてさんどこを揉んでいるのよ!?!」
「どこって胸やけれども?それがどうしたん?」
「ん///駄目よ///はやてさん///」
~はやてが胸を揉んで十分後~
「は~~は~~」
ぐったりとマミが倒れこんでいて
「はやてさん、意外とテクニシャンなのね…」
どうにかマミが立ち上がり
「どうや、もっとマッサージしてあげるで」
「いえ、結構よ(汗)」
あわてて後ずさり
「遠慮せんでええで」
「ちょっと本当にいいわよ!?!」
その日、夜空に本日二回目のマミのあえき声が響いた
六人の魔法少女の出会いにより運命の歯車が動き出したころ他の所でも世界と時をこえた出会いがもたらされていた
~続き~
~魔法少女まどか☆なのは~
これはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
~第五話~
~???~
「うんん…あれ…私確かアインハルトさんと稽古をしていてそれから光に包まれて…てここどこなのかな…?」
金髪の長い髪で頭に青いリボンを二つつけた黄色と白の学校の制服を着た小学四年生の女の子があたりを見渡すとすぐ隣に緑の髪のロングのツインテールで頭に赤のリボンを一つつけた緑と白の学校の制服を着た中学一年生くらいの女の子が倒れているのに気が付き
「アインハルトさん!?!大丈夫ですか!!」
アインハルトというらしい女の子を体をゆするとうっすらとその少女は目を開けると頭を少しふりながら起き上がり
「えっと…ヴィヴィオさん?確か光に包まれて…そうか、私達どこか別な世界に飛ばされたんですね」
「でもここはどこなんでしょうね…周りはヨーロッパの絵本に出てきそうな風景ですが…」
不安そうに金髪の少女があたりを見渡し
「わかりません…とりあえずあたりを捜索してから考えましょう」
「わかりました、でもそのまえにどんな危険な場所かわかりませんから安全のために手を繋ぎませんか?」
金髪の少女が右手を差し出して
「そうですね、それが得策だと思います」
緑の髪の少女が左手を出し顔を赤らめながら金髪の少女の手を握り
「では行きましょうか?ヴィヴィオさん」
「はい」
アインハルト達が歩き出して三十分ぐらいしてから前方で小さく沢山の動物のぬいぐるみみたいなもの達と大きな兎のぬいぐるみみたいなのに腕が八本ついたぬいぐるみの化け物と戦っている槍をもったノースリーブの上着の下にスカートを履いた、丈の長い上着は足の動きの邪魔にならないような前側の開いたものとなっていて赤色の衣装に身に着けた魔法少女が苦戦しているのに気が付き
「っ!?!あそこでだれか戦っています!!」
「加勢しましょう、アインハルトさん
セイクリッドハート・セットアップ」
金髪の少女が光に包まれるとポニーテルで服装はジャケットで紺色と白色の格闘の魔法少女みたいな衣装変わり姿は大人の姿に変わり
「はい!行きますよ、ティオ
アスティオン・セットアップ!」
緑の髪の少女が光に包まれると髪型はそのままで白と緑の格闘の魔法少女みたいな衣装に変わり姿は大人に変わり
「では急ぎましょう、ヴィヴィオさん」
「はい」
そういうと化け物と戦っている魔法少女のさばにかけていく
「あ~~うぜ~~使い魔が多すぎだってんの~~!!!」
突然赤い服の魔法少女に襲うかかる後ろのぬいぐるみの化け物を金髪の少女が殴り飛ばし
「大丈夫ですか?」
「なんだてめえは?余計な手出しをするんじゃねえ!!」
赤い服の魔法少女がぬいぐるみの化け物をやりで吹き飛ばしながら
「別にあなたのためではありません
この化け物はをほったらかしていたらやばそうですから手伝うだけです」
「なら勝手にしやがれ!
でも分け前はやれねえからな!!」
「そんなのには興味ありません」
魔法少女達が背中越しに魔物達と戦い
「きりがありません!」
「私とアインハルトさんがぬいぐるみの魔物達を相手にしますからお姉さんはあの親玉を倒してください」
「けっ!言われなくてもそうするつもりだってんの!!」
赤い服の魔法少女が大きな兎のぬいぐるみみたいなのに腕が八本ついたぬいぐるみの化け物に猛スピードで特攻すると槍で兎の魔物の腕を切り落としていって最後の腕を切り落としたところで突然赤い服の魔法少女の背後から他の小さなぬいぐるみが一体金髪の魔法少女の攻撃からすりむけるように襲い掛かり
「すいません、いきました、お姉さん!」
「させません!!!」
攻撃の当たる寸前なところで緑の髪の少女がぬいぐるみを殴り飛ばし
「今です!」
「言われなくてもわかってるっててんだ!!」
兎のぬいぐるみを槍で真ん中から真っ二つに切り裂くと爆発して消滅すると魔物がいた場所に三つペンダントみたいな宝石みたいな石が落ちていてるのが見えると突然背景がガラスが割れるように崩れ落ちていくと商店街に変わり
「けっ!なんだしけてやだる三個だけかよ」
赤い服の魔法少女が宝石を三つとも拾い上げて
「どうやら終わったみたいですね」
そういうと金髪の少女と緑の髪の少女が変身をといて元の姿に戻ると
赤い服の魔法少女も変身をとき
「なんだ、ガキじゃねえか?てめえらなにものなんだよ?」
「私の名前は高町ヴィヴィオそしてこちらの方がアインハルト・ストラトスさんです
私達二人ともこの世界とは違う世界魔法少女です
そのよろしかったらこちらの世界のことも教えてもらえませんか?」
「あ~~めんどくせ~~仕方がねえから大雑把に説明してやる
あたしの名前は佐倉 杏子
で先ほど戦った魔物が魔女で、魔女は呪いそのもので自殺、殺人、事故のすべてが魔女の原因なんだぜ
でそれを倒すのがきゅうべぇと契約した私達魔法少女てわけよ
まあ~~だいたいこんなものだな
そういえば見滝原にも異世界の魔法少女が召喚されたって噂していたな
お前達の知り合いかなんかか?」」
「わかりませんがその可能性が大だと思います
現にこうしてヴィヴィオさんとこの世界に召喚されましたから」
「しかたがねえな、面倒だが見滝原まで案内してやる、それからは好きにしろ
まあ、魔女退治を手伝っててくれたからな
言っとくがあたしが手伝うのはそこまでだからな」
「ありがとうございます、それでも助かります
杏子さんは優しいのですね」
「なっ!ちげえよ、ぎりだぎりだからな」
「ではそういうことにしておきます」
「あ~~もう見滝原にいくぞ!
さっさとついてこい!」
この九人の少女達の出会いにより運命の歯車は急速に回りだす
~続く~
~魔法少女まどか☆なのは~
これはまどかマギカとリリカルなのはのクロスオーバー作品です
~???~
階段や廊下をピンクの髪の女の子が走っているとしばらくすると大きな扉の前につき
それを開けて中に入ると目の前では大きな化け物とロングの黒髪の女の子が
戦っているらしく女の子は化け物の攻撃をうけてふっとばされ女の子は壁にのめりこみ
「なんでこんなことになったのかな・・・」
ピンクの女の子のそばに猫みたいな動物が現れ
「しかたがないよ、これも運命だからね
でもまどか、君ならこの運命を打ち砕くことができるはずだよ」
「私なら・・・」
「さあ、聞かせてくれ、君の願いを、君は何を願うんだい?」
何かを決心したように顔をあげると猫みたいな動物を真剣に見つめ何か言おうとし
~第六話~
~まどかの部屋~
ベットでうなされたまどかをなのはが体をゆすりながら心配そうに見つめ
「まどかさん、大丈夫ですか?」
「う…ん…なのはちゃん…?」
うっすらとまどかは目をあけると体をおこしなのはのほうを向き
「すいません、うなされていたみたいですから心配で…」
「うんん、いいよ、むしろ助かったくらいだよ」
「それでしたらよかったです…
そういえば知久さんが朝ごはんができたから降りてきてって言っていましたよ」
「お父さんが?わかった、着替えてから降りるから先になのはちゃんは下に降りていてね」
「はい、わかりました」
なのはが部屋を出て行ったのを見送り手際よく学校の制服に着替えリビングに向かい
~リビング~
「おはよう」
「あっ、おはようございます、まどかさん」
「おはようございますね、まどかさん」
「だ~~だ~~」
「あれ?、お母さんはまだ起きてきていないんだね」
「ふぁ~~今起きた所よ」
あくびしながらぴっちりした背広に着替えた詢子がリビングに入ってきて
「おはようございます、詢子さん
すいません、あかの他人の私を家においてくれて、しかもご飯もいただいて」
「おはよう、なのは、いいのよ、そんなの、なのははもう私の娘みたいなものだものね」
「おはよう、お母さん」
「だ~~だ~~」
「おはようございますね、詢子さん」
「おはよう~~う~~ん今日も私の子供達は可愛いわね~~」
詢子がまどかとタツヤを同時に抱きしめてすぐに離し
「ん~~知久さんもおはよう~~」
詢子が知久の頬にキスをし
「では詢子さんもそろったことですしご飯にしましょうか?」
「そうだね、ではそうしよう」
「ではいただきます」
「「「いただきます」」」
「だ~だ~~」
それからまどか達はご飯をたべてから詢子を仕事に出かけるのを見送り
まどかも学校に出かけ
~教室~
女性の教師が教室をうろうろし
「いいですか?くれぐれも女性は朝ごはんはご飯とお味噌汁じゃないと
駄目と人と付き合わないこと、男性も朝ごはんはご飯とお味噌汁じゃないと
いけないと偏見を持たないように、いいですね」
指示棒を教師が折り曲げて
「今回もだめだったんだね」
くすくす笑いながら青髪の女の子がまどかの耳元で囁き
「では今日から一緒に新しく学ぶ仲間を紹介します
では入ってきなさい」
教師がドアの方を呼び掛けるとドアが開きロングの黒髪女の子が入ってきて
黒髪の女の子は黒板にチョークで暁美ほむらて書いて
「暁美ほむらといいます、よろしくお願いします」
ほむらは少し頭をさげるとまどかの方を向き
「えっ?」
一瞬まどかはどきまぎしながら見つめ返し、ほむらの事が気になりながら四時限目
の授業が終わり休み時間になるとあっというまにほむらの周りに人が集まり
「なあ、まどか、あの転校生と知り合いか?」
「うんん、そんなはずはないけれども・・・
しいて言うなら夢の中で出会った事があるだけだよ」
「夢な中で?それじゃあ、あの転校生とは前世での恋人かもしれないな」
「もうさやかちゃんたらからかわないでよ」
「お~赤くなってまどかは本当にかわいんだから」
「んっさやかちゃん、そういいながら私の胸を揉まないでよ~~」
まどかが胸を揉まれてみじらいしていると突然ほむらがまどかの方を向き
周りを見渡すと
「ごめんなさい、気持ちが悪いから、保健室に行かせてもらうわね」
「それだったら私がついていってあげる」
「それには気を使うことはなわ」
ほむらは周りを見渡すと立ち上がりまどかの方に歩きより
「確か、保健委員だったわよね、案内お願いできない?」
「えっ?う、うん」
まどかは恥ずかしそうに立ち上がるとほむらと一緒に教室を出ていき
~廊下~
「あ、あの、なんで暁美さんが私が保健委員て知っていたの?」
「ほむら」
「えっ?」
「私の事はほむらと呼んで」
「う、うん、ほむらちゃんは何で保健委員の事を知っていたの?」
「先生に聞いたのよ」
「そ、そうだったんだね」
「まどか、私の恋人になりなさい」
「えっえ~~!で、でもほむらちゃんとは今日あったばかりだし…
それにほむらちゃんは美人だから私なんかより釣り合う子がいると思うし
ほむらちゃんは運命の人と感じるけれどもまだ早いっていうか
うんん、凄く嬉しいよ、ほむらちゃんの気持ちはだから付き合っても」
「冗談よ」
「な、なんだ、もうほむらちゃんは冗談がうまいんだから」
「半分は」
「えっ、それてどういうこと?」
突然ほむらが立ち止るとまどかの方を向き
「今、幸せ?」
「うん、幸せだよ、
タイキもお母さんもお父さんも友達も元気だからこれ以上ことは望まないよ」
「それなら今の現状を変えたいと思わないことね
そうするといずれ自分もまわりの人も不幸にすることになるわよ」
「それってどういうわけ?」
「いい、忘れないことね」
そういうとほむらはまどかを置いてすたすたとその場を離れていき
~放課後の桜並木の道~
「なんだよ、それ、告白されてしかも電波的な発言をされたって
私のまどかをかどかわすなんてゆるせん!」
「さやかちゃん、私は誰の物でもないよ」
「でまどかさんはほむらさんの告白が本当だったら付き合っていたのかしら?」
「そんなのわからないよ…ほむらちゃんのことが気になるのは本当だけれども…」
「でもその様子なら答えは見つかっているみたいですわね
その気持ちを大切にしてみてはどうかしら?」
「あ~~もう、私のまどかを取られたはらいせだ~~今日はとことん遊ぶぞ~~」
「くすっお供しますわ」
「ほら、まどかも付き合えよな」
~デパートの洋服売り場~
まどかとさやかと仁美が洋服売り場で洋服を選んでいると突然まどかの頭に声が響いて
『た…け…』
「えっ仁美ちゃん?何か言った?」
「何も言っていませんわよ」
『たす…て』
「やっぱり聞こえる!」
「まどかも聞こえたんだな!」
「なんのことですの?」
『お願い、僕の声が聞こえるのなら、助けて』
「ごめんね、仁美ちゃん、先に帰るね」
「ごめん、仁美、私も帰るわ」
「ちょっと、まどかさん、さやかさん?」
仁美を置いてさやかとまどかは声がする方に向かうとデパートの倉庫に入り
~デパートの倉庫~
「ここから聞こえたんだよね?」
「そのはずだけれども…」
あたりを見渡していると突然排気口から白い猫みたいな動物が落ちてきて
「きゃっ!」
「うぅ…」
「大変怪我している!」
まどかは動物を抱き上げると物陰からほむらが現れ
「ほむらちゃん?」
「そいつを渡しなさい」
「で、でもこの子怪我していて…」
「二度は言わないわよ」
ほむらはまどかに近づこうとすると突然ほむらの方に白い粉が噴射され
「まどか、こっち!」
さやかが消火器をほむらに噴射したらしく手に持っていてそれをほむらに投げて
「う、うん」
「まったく、なんなんだよ、電波少女かと思えば猟犬者かよ」
さやかとまどかがほむらから逃げるように走っていると
周りが西洋の絵本の背景みたいな所に変わっているのに気が付き
「なっ!ここどこなんだよ!」
「さやかちゃん…」
まどかは不安そうにさやかの袖をつかんでいると突然小さなドラゴンみたいな
ぬいぐるみが現れると大きく口を開けてまどか達に近づいてきて
「ディバインバスターーファイヤー!」
まどかが食べられる寸前の所でぬいぐるみに大きな魔法みたいな物に当たると
ぬいぐるみは砕け散ると遠くから白色の天使をモチーフした学校の制服みたいな
魔法少女みたいな姿をなのはがまどかの近くに降り立つと
辺りは元の倉庫に変わり
「大丈夫ですか?まどかさん、それにかっこいいお姉ちゃんも」
「その…なのはちゃんだよね?その恰好は?」
「私、魔法少女なんです、それに私はどうやらこことは違う世界の住人みたいで…」
「そうだったんだね、でもこんなに小さいのになのはちゃんが魔法少女だった
なんてびっくりしたよ、でも先ほどの怪物はなんだったの?」
「それはわかりません…」
「あれは使い魔、魔女の手先みたいなものなのよ」
物陰から金髪の縦ロールの中学三年生くらいの女の子が現れ
「お姉ちゃんは誰ですか?」
「私は巴マミ、これでも魔法少女なのよ
それよりもいつまで隠れている気かしら?」
物陰からほむらが現れ
「今日は帰ってくれるかしら?」
「・・・・・・・」
「気がきかない人ね。見逃してあげるって言っているよ」
「そうね…まどかとそいつの出会いをふせげたかったけれども
それも無理そうだし」
ほむらはまどかの方を向くと少し辛そうにすると影に溶け込むように消えて
「今のお姉ちゃん何だか寂しそうだった…」
「ところでなのはさんだったわよね?なのはさんはやてさんの友達かしら?」
「はやてちゃんを知っているのですか?」
「ええ、今は一緒に住んでいるのよ
それよりもキュゥべえを助けてくれてありがとう」
まどかからキュゥべえを受け取ると膝枕をして傷口に手をあてて治療の魔法を
使って傷を治して
「よし、これでいいわ」
「助かったよ、相変わらずマミの治療魔法はよくきくね」
「ではここで説明もなんだから私の家に行きましょう」
まどか達がマミの後ついてくると高級マンションの前について
「凄いです…マミさんはこんなところで住んでいるのですね…」
「ここは九階よ」
マミに案内されて部屋に入り
~マミの部屋~
マミ達は部屋に入っていくと小学生くらいな茶髪で×の髪留めをした女の子が出向かい
「あっおかえり、マミちゃん、なんや友達と一緒やったんやな?」
「はやてちゃん!よかった、無事だったんだね!!」
「なのはちゃんも無事やったんやな!」
どちらともなくはやてがなのはの両手を握ろうとしてでも手をすり抜けて
なのはの胸に両手で掴むとそのまま揉みまくり
「いや~~久しぶりに揉んだけれどもやっぱりなのはちゃんの胸は柔らかくて
揉みごたえがあるわ、ほんま」
「ん、駄目だよ、はやてちゃん、そんなに揉まないで~~!」
それからはやてによりなのはのあえきごえが夜空にこだましていった
~続く~
~魔法少女まどか☆なのは~
これは魔法少女まどかマギカと魔法少女リリカルなのはAsのクロスオーバー作品です
~七話~
~マミの部屋~
なのはがぐったりして床にうつぶせになっている
「は~~は~~」
「大丈夫、なのはちゃん?」
なのはは力弱くうなずいて
「あいかわらずなのはちゃんの胸は触りごごちがええの~~
この揉みごたえはSランクやな」
「そんなにいいのか?」
「そりゃ~~神級やで」
「そんなにいいのか…なら私も」
さやかが手をわきわきしながらなのはに近づき
「ひぃっ!」
「ちょっとさやかちゃん!?!」
「はい、そこまでよ、さやかさん」
人数分の紅茶を置いたおぼんを持ったままマミはさやかとなのはの間に入り込み
「それではそろそろ説明をいいかしら?
さやかさんもまどかさんもキュゥべえの声が聞こえたってことは
二人とも魔法少女の資質があるからまったく他人事ではないのよ」
そういいながらマミはテーブルの前に紅茶をまどか、さやか、なのは、はやての
前に置いてから最後にマミの自分の座る所の前においてからテーブルに座ると
改めてまどか達を見渡してから
「まず魔女と使い魔の事から説明するわね
はやてさんには説明したと思うけれども殺人、自殺などの全ての犯罪は
魔女と使い魔が原因で呪いそのものでもあるのよ
でも使い魔は魔女ほど強くはないのだけれどもね」
「そんな者がいたら大変じゃないですか!?!」
「そうね…でも魔女達には天敵がいるのよ
それがキュゥべえと契約した魔法少女なのよ
キュゥべえに何か願いを一つ叶えてもらうために魔女を倒す使命をもった
魔法少女になるのよ
でこれが魔法少女の証拠のソウルジェムなのよ」
マミは黄色に輝くペンダントの宝石みたいな物を出してまどか達に見せて
「綺麗な石ですね…」
「でもびっくりしたわ
まさかはやてさんの他に違う世界の魔法少女がいるとは思わなかったわ
てことはなのはさん達の他にいるのかしら?」
「それはわかりません…私もはやてちゃんに再開したのは最初ですから…
でもきっとフェイトちゃんもこの世界に一緒に飛ばされたはずですけれども…」
「フェイトちゃんて?」
「フェイトちゃんは私の特別な友達です
金髪の長い髪でクールで本当にかっこよくて素敵な子なのですよ」
「なのはさんは本当にフェイトさんの事が好きなのですわね」
「はい、私はフェイトちゃんにラブラブですから」
「あいかわらずなのはちゃんのフェイトちゃんに依存するラブラブぶりは
すじがねいりやな」
「そんな大胆なことをさらっていうなんて今時な子供は進んでいるだね…
ほむらちゃん…」
「ほむらさんてもしかしてさっき会ったお姉さんですか?」
「うん」
少し顔を赤らめて答えるまどかを見てなのはは優しくまどかをみつめ
「ほむらさんはまどかさんの大切な人なのですね」
「うん…でもほむらちゃんは私の事あんまり好きではないみたいで…
それになぜあんな怖いことをしようとしたのかわからなくて
私どうしたらいいのかわからないよ…」
「そうね…多分キュゥべえへの逆恨みではないのではないかしらね
契約して魔女との戦いに疲れて逆恨みしてキュゥべえに
襲いかかる者が結構いるのよ」
「本当にそれだけでしょうか?」
「それってどういうことかしら?
現にキュゥべえは襲われているのよ」
「それはわかりません…
でもほむらさんの目悲しそうでした
まるでフェイトちゃんの昔と同じ目でしたから
どうしてもほむらさんの事が悪い人には思えません」
「なのはさんがそういうのであればそうかもしれないけれどもでも
ほむらさんに警戒するにこしたことはないわよ
警戒するにこしたことはないものね」
そういうとマミはぽんと手を叩き
「これから本題だけれども魔法少女になるかどうかは別として魔法少女
の仕事の事を見学してみない?
もちろん危険がないとはいえないけれども仕事を見てからゆっくり考えて
答えを出すのも一つの手だと思うわよ」
「わかりました、では見学させてください」
「まどかが見学するのなら私も見学させてください」
「なのはさんも一緒にどうかしら?
もちろんはやてさんも
こちらの世界の魔法少女の力も気になるでしょう」
「ぜひお願いします、マミさんがどれほど強いか見せてください」
「私も引き続きついていかせてもらうで」
「なら決まりね
でも今日は遅いから魔女の詮索は明日からよ
今日はお茶会を楽しみましょう」
そういうとマミは台所からクッキーを持ってきてテーブルの上に置き
「お茶会の前にお聞きしたいのですが叶える願いって自分の願い以外でも
いいんですか?
たとえば他人の怪我や病気を治すとか?」
「そうね…それがさやかさんに本当に叶えたい願いなら止めはしないけれども
おすすめはできないわね、もし他の人が自分のために犠牲になったと知れば
自分をせめるだろうしそれにきっと願いを叶えたものと叶えられたものも
二人とも不幸になると思うわ、さやかさんには少し難しかったかしらね」
そういうと気分を入れなおすみたいにマミは手をぽんと叩き
「難しい事はここまでせっかく女の子がこんなに集まっているもの
恋話でもりあがりましょう」
「えっ?恋話ですか?」
「ええ、たとえばなのはさんとフェイトさんなりそめの話とかよ」
「それだったら私も聞きたいな」
「えっ?私とフェイトちゃんの話なんかそんなに面白い話ではないですよ」
「それは私も知りたいわ、なのはちゃんもフェイトちゃんも恥ずかしがって
教えてくれへんかったさかい、今日こそ教えてもらうで
教えてくれへんとその胸にいたずらするで」
「それいいな、なら私も手伝ってやるよ」
はやてとさやかは手をわきわきしながらなのはに近づき
「ひっ!」
マミがはやて達となのはの間に入り
「ほら、二人とも悪乗りしないの、なのはさん本当に怖がっているわよ
なのはさんも言いたくなかったら言わなくてもいいのよ」
「いえ、教えます、マミさんがこの世界の事を教えてくれたお礼です
私とフェイトちゃんと初めて会ったのはジュエルシードを集める時だったんです
あの時のフェイトちゃんは敵同士で何回も戦いました、最初戦った時は
凄く悲しそうな目をしていて私はフェイトちゃんの事は気になりました」
「つまりフェイトさんに一目ぼれだったのね」
「それはわかりません、でも今思えが多分そうだったと思います
何回も戦ううちにフェイトちゃんの事が知りたいそして友達になりたいと
思うようになりました、フェイトちゃんはお母さんのために頑張っていると
知りそれなのにお母さんに捨てられて落ち込んでいるフェイトちゃんに
何もできない私が辛くてでも最後は自分の力で立ち直ってそんなフェイトちゃん
がまぶしくて別れる時に友達の証として私のリボンとこのフェイトちゃんの
リボンと交換したんです、ですからこのリボンは私とフェイトちゃんの友達の
証なんです」
なのはは自分につけているリボンを大事そうに触り
「私の事は話したのですからマミさん達の事も教えてください」
「残念ながら私にはそういうのはないのよね
でもさやかさん達にはそういう話はおおそうね」
「私はもちろんまどか命でまどかは私の嫁だからな」
「もうさやかちゃんたら…」
「でもまどかはあの転校生にぞっこんなんだろう」
「ぞっこんとかそんな…ただ夢で出会って告白されただけだよ…」
「それは気になるわね、詳しく教えてもらおうかしら?」
「もちろん教えてくれないとまどかちゃんのそのほうふくな胸を揉むで」
「もちろん私も手伝うから安心しな、まどか」
はやてとさやかは手をわきわきさせながらまどかに近づき
「もう二人ともちゃんと教えるから!胸は揉まないでよ!」
「それは残念やな」
「ちぇっ、久しぶりにまどかの胸をたんのうできると思ったのにさ」
「二人とも怒るよ」
「冗談や、まどかちゃん」
「もう…じゃあ、話すね、ほむらちゃんは昨日の夢の中で私の為に傷つきながら
私の為に戦ってくれていて私は何もできないで辛くてそれでどうにかしようと
思って夢の中で出会ったキュゥべえにお願いをしようとしたところで目が
覚めたんだよ」
「夢の中でキュゥべえに出会ったの?それは不思議なことがあるのね」
「はい、夢を見た次の日にほむらちゃんがクラスに転校してくるんですから
驚きましたよ、でほむらちゃんに保健室に案内を頼まれた時に告白されました
でも半分は冗談みたいでしたが…あんな美人なほむらちゃんが私に告白する
はずはないですよね…」
まどかは困ったように苦笑いをするとマミが優しくさとすように話してくれた
「そんなことないわ、ほむらさんも照れているだけよ
でもまどかさんはほむらさんの事が好きなのね…」
まどかは照れながら頷き
「それでは今日は遅いからおひらきにしましょう
では明日は商店街の時計台に夜の六時に集合よ」
「はい」
それからまどか達は解散した
~次の日の商店街の時計台の前~
「おっ早いな、なのはとはやてはもう来ているのか」
「はい、でもまどかさんは来ていないんですね」
「まどかは委員会が遅れるって言っていたぞ」
「そうですか…ッ!フェイトちゃん!?!」
なのはは曲がり角を金髪の髪の女の子が通り抜けていくのを見て驚き
「えっ、フェイトちゃんがいたん?」
「うん、ごめんなさい、さやかさん、マミさんに謝っておいてください
私、フェイトちゃんを探してきますから」
「私もいくで、マミちゃんに悪いけれども今はフェイトちゃんを見つけるのが
先決やから、そういうわけでマミちゃんの事よろしく頼むで」
はやてとなのはが金髪の女の子が歩いて行ったはずの曲がり角にかけていき
それから十分後まどかが現れて
「あれ、さやかちゃんだけ?なのはちゃんとはやてちゃんは?
それにマミさんも来ていないんだね」
まどかはあたりを見渡しながら
「マミさんはまだ来ていないよ
なのはとはやては昨日話していた友達を見かけたってことで探しに行ったぞ」
「あら、まどかさんとさやかさんだけなのね」
ふとはなしかけられてあわてて後ろを振り返るとマミがやんわり微笑んでいて
「マミさん!
実はフェイトちゃんを見かけたらしく探しに行きました」
「そうなのね…しかたがないわね、ではこの三人で行きましょう」
「はい」
~病院の前~
「ここね」
マミがソウルジェムを前に出すと光輝いて
「ではいくわよ、覚悟はいいかしら?」
「はい」
「私もいつでも大丈夫です」
マミがまどかとさやかの方に向くとマミがソウルジェムを手に握ると光輝き
魔法少女に変身してマミが右手を前に差し出すと空間がさけると
左手でまどかとさやかを掴むとその場からマミ達が消えて
~魔女の結界の中~
マミとさやかとまどかは絵本の通路みたいな廊下を歩いている
「ここが魔女の結界の中なのですね」
「ええ、そうよ、私からはなれないでよ
はぐれたら帰られなくらるわよ」
「えっ!はい」
「でもマミさんは大変ですね、あんな怖い魔女と戦うなんて」
「そんなことないわ、もうなれたもの」
「そんな事あります
悪い魔女から私達を守ってくれてまるで正義の味方みたいです」
「正義の味方?」
「はい、人知れず私達を守ってくれていますから
マミさんは正義の味方そのものです」
「そう…かしら…?」
「絶対そうです!」
「なんだかそういってくれると少し照れるわね
私は全然そんなつもりはなかったもの…そんな大それたもんではないわ
でもそうね、なら正義の味方になるのも悪くはないわね」
「その意気です、頑張ってください」
「でもその前に…いつまでつけてくるのかしら?
そうつけられたら悪い気がしないわよ」
物陰からほむらが現れて
「やっぱりあなただったのね、確かほむらさんだったわね」
「巴マミ…私に譲りなさい…今回はあなたにはにのおもい相手よ…」
「そうはいかないわ、それにあなたのことは私は信用していないもの」
突然ほむらが大きな布に絡まり動けなくなり
「ッ!?!やめなさい、本当にあなたが戦ったら駄目なのよ!?!」
「マミさんが負けるわけないだろう
あんたはしばらくそこでそうしていろ」
「そうね、戦いのじゃまされるわけにいかないもの
でも安心して帰りには解放してあげるから」
「ほむらちゃん…」
「では気を取り直して行きましょう」
ほむらを置いてマミ達が歩き出すとしばらくすると大きな扉の前にくると
「この扉の向こうに魔女がいるわよ
覚悟はいいわね」
マミがさやかとまどかを見つめると二人とも頷いたのを見てマミは扉を開けて
マミが先頭にさやか、まどかと入っていくと小さな女の子みたいな黒のゴスロリ
を着たぬいぐるみがゆっくりふらふらと歩いていて
「さあ、すぐにきめるわよ」
マミの袖から大量の魔法銃を出すと地面にたててそれを横から順に両手で銃を
持ち魔女に向かって命中させていくと全部撃ち尽くしたところで両手を前にすると布が集まり巨大な魔法銃になり
「フィナーレー!」
引き金を引いて弾丸を発射すると魔女にあたり爆発するかのように大きく
膨らむとお腹がわれて顔の大きな芋虫みたいなのが出てきて
「えっ?」
気が付くと魔女はマミを飲み込むかのように口を開けて
マミの一メートル前にいて
「マミさん!!」
突然雷が横切ったかと思えば雷色に輝く人物が魔女にぶつかると
魔女の口がすれすれのところで魔女の攻撃がマミを外れて
光がおさまると金色の髪の女の子が現れて
「フォトンランサー・ファランクスシフト!ファイヤー!」
金色の髪の女の子の周りに38個の魔法陣が現れると一つの魔法陣から一秒に
七発の槍のような魔力弾が出てそれが三秒続き煙がはれるとそのには魔女の姿
がなくかわりに一つのグリーフシードが床に落ちていると背景が崩れるように
元にいた病院の前にかわり
「ありがとう、助かったわ、えっと、なのはさんの友達のフェイトさんよね」
「そうです…私はほむらにマミを助けてって頼まれて助けただけ…」
「ほむらさんに?でもおかしいわね
ほむらさんが私を助ける道理が思いたたないわ」
「わからなくてもかまわない…」
フェイトがまどかの方を向き
「あなたがまどかね…魔法少女にはけしてなっては駄目…
ほむらの頑張りを無駄にしないで…ほむらは誰よりもまどかの事を思っている…
ほむらはまどかが全てだから…忘れないで…」
「それって?」
なのはとはやてが息を切らしながら走ってマミの方に近寄り
「マミさん、すいません、魔女退治に参加できないで、フェイトちゃんを
見かけて探したんですけれども…てっフェイトちゃん?」
「なのは…」
後ろにフェイトがいるのに気が付き
「会いたかったよ~~フェイトちゃん~~」
なのはがもうだしゅでフェイトに近づきそんまま抱き着いて
「ん…なのは…危ないよ…」
「えへへ~~フェイトちゃん~~」
なのははフェイトに頬ずりしていると突然フェイトの口にキスをして
そのままフェイトの舌をなのはの舌を絡ませると五分くらいそれが続き
「なのはちゃん、ストップや、それ以上したらフェイトちゃん使い物に
ならなくなるで」
「え~~もっとしたのに…」
しぶしぶフェイトを離すとフェイトはふらふらして
「大丈夫なん、フェイトちゃん?」
「らいじょうぶ~~」
ふらふらさせながら
「でもフェイトちゃんに会えて良かったで
で今までどうしていたんや?」
「ある人に助けられて今はその人の手伝いをしている…
だからなのは達とは今はそばにいられない…」
「そうか…寂しいけれどもフェイトちゃんがそう決めたのなら寂しいけれども
我慢するね」
「ありがとう…なのは…もう行くね…キュゥべえには気を付けて…」
「それってどういう意味なの?」
フェイトは空を飛んでこの場を離れて行くのを見送るしかできなかった
「マミさん達はフェイトちゃんの最後の言葉どう思いますか?」
「わからないわね、キュゥべえは私達にとってなくてはならないものはずよ」
それからいくらマミ達が考えてもフェイトの言葉は理解できずにいた
でも近いうちにフェイトの言葉の意味を身にしめて理解することになる
~続く~
☆スマイルプリキュア~二人の夢~☆
これはスマイルプリキュアの星空みゆきとキャンディを中心にした百合小説です
~第一話~
その子は私の夢そのものでこの学校に転校して初めてできた友達だった
小さいその子とは一番の友達だった
小さな妖精に恋におちていた
だから私は…
~私の気持ち~
「みゆき~~大切な話ってなにクル?」
「えっとね…あのさ…」
「みゆきらしくないクル、どうしたクル?」
「あのね、キャンディの事好き!だから恋人になって!」
それは私の精一杯の告白だった
「キャンディもみゆきの事が好きクル!でも恋人ってなにクル?」
「切ないまでに深く思いを寄せる相手と思いを伝えて付き合う事だよ」
「難しいクル…」
「一番好きな人が一緒にいることだよ」
「良く分かったクル、みゆきとキャンディは恋人になるクル」
「ありがとう、キャンディ」
嬉しそうに話すキャンディを見ていると私も嬉しくなった
こうして私とキャンディは恋人になった
それからしばらくしてから二人でデートに行くことになった
デートの場所は町を見渡せる公園の丘って事で私は頑張って沢山お弁当を作ってきた
「わ~~凄いクル、町が見渡せるクル」
嬉しそうにキャンディは丘の周りを見渡しながら目をキラキラさせた
「凄いでしょ、私のお気に入りの場所なんだよ、キャンディも気に入ってくれた?」
「キャンディ、気に入ったクル」
「良かった、これから私のお気に入りの場所を一杯キャンディに見せてあげるね」
「本当クル?キャンディ、みゆきのお気に入りの場所一杯行くクル」
いきなりキャンディからお腹の音が聞こえて
「キャンディ、お腹すいたクル…」
「ならお昼にしようか?」
そういうとしきものを広げてその三段重ねの弁当を広げ
「美味しそうクル~~」
「たんとめしあがれ」
取り皿にからあげやサラダなどのおかずを入れるとキャンディの前に置きフォークも
置いて
「みゆき、いただきますクル」
キャンディがフォークでからあげを一つ食べて
「みゆき、美味しいクル~~」
「本当に?良かった~~どんどん食べてね」
それから私はキャンディが美味しそうに食べているのをにこにこしながら見つめながら
自分も弁当を食べてそうこうしているうちに弁当を全てたいあげる
「お腹一杯クル~~」
「キャンディ、頬にご飯がついているよ」
キャンディの頬についているご飯を舐めるように取ると
「みゆき~~こそばゆいクル~~」
私は気持ちが高鳴りそのままキャンディの口にキスをしてそのまま舌を絡ませると
「ん…キャンディ…」
「みゆき~~苦しいクル~」
苦しそうにするキャンディに気をとめられなくなり激しく舌を絡ませるととうとう
キャンディは泣き出して
「ふぇん~~みゆき、止めるてクル~~」
はって我に返り慌てて口を離して
「はっ!ごめん!キャンディ!!」
両手をあわせてあやまってキャンディに近づくとキャンディが後ろに歩き
「こんなことをする、みゆき、嫌いクル~~!」
そのままキャンディ走って逃げて行った
「キャンディ!待って!!」
それからキャンディを探して町を駆け回った
でも見つからなくて…
「みゆきちゃん…?どうしたの、こんなところで」
「やよいちゃん!!どうしよう、私、キャンディ酷い事してしまったの…」
私は泣きながらやよいに抱き着くとやよいが私の頭を撫でてくれて
「落ち着いて、大丈夫だから、きっとキャンディも許してくれるから」
それからやよいちゃんに全て話して協力してもらうことにした
~キャンディの気持ち~
キャンディはみゆきが怖くなった
いつも優しいのにあの時のみゆきは別人みたいで…
「キャンディ…?こんなところでどうしたの?」
「やよい!」
「みゆきちゃんが捜していたよ」
「みゆき、なんか知らないクル」
「みゆきちゃんと何かあったの?」
「好きって言ったのにキャンディに酷い事するクル
あんなことするみゆきなんか嫌いクル」
「でもみゆきちゃんもキャンディだからしたと思うよ」
「キャンディ…理解できないクル…
やよいもあんな事したい人っているのクル?」
「いるよ、でも私の片思いだから…」
「やよい、辛そうクル、大丈夫クル?」
キャンディはやよいの頭を撫でて
「ありがとう、キャンディ、でもこのままでいいの?」
「今はみゆきに会いたくないクル…」
「それじゃあ、しばらく家に来る?」
「キャンディ、やよいの行くクル」
こうしてキャンディはしばらくやよいの家に住むことになった
それから何回もみゆきがやよいの家の前に来たけれどもそのたびに辛そうにやよいの家を
見つめて帰って行った、あんなみゆき見たくないクル…
このままみゆきと離ればなれになると考えたら辛くなった
キャンディはみゆきの笑顔が好きクル
だからキャンディは…
~二人の気持ち~
キャンディがやよいちゃんの家に行って10日が過ぎた
相変わらずキャンディに会えないでいたけれどもキャンディにあんなことをしたんだから
しかたがないけれども辛かった、それから学校から帰ると部屋に懐かしい子がいた
「みゆき…キャンディは…」
「お帰り、そしてごめんね、あんなことして、もうキャンディの嫌がることはしないから」
私は泣きながら土下座をしたらキャンディ
「もういいクル、でもキャンディはみゆきの笑顔が好きクル
みゆきには笑っていてほしいクル」
「キャンディ、ごめんね、ごめんね」
私は泣きながらキャンディに抱きついて
「みゆきは泣き虫クル~~」
キャンディは優しく頭を撫でてくれた
「でも今度同じことをしたらみゆきの事嫌いになるクル」
「うん、もう絶対しないから」
涙を拭きながらキャンディを見つめて
「でもみゆきの事は一番好きだからキャンディの恋人なのは変わらないクル」
「キャンディはまだ私の事を恋人だと思ってくれるの?」
「みゆきはキャンディの恋人じゃないクル?」
「キャンディは私の恋人だよ、ありがとう、キャンディ」
私は泣きながらキャンディを優しく抱きしめた
「みゆき、泣き虫クル~~」
キャンディは私を撫でてくれた
それが嬉しくて二時間くらい泣き通した
それから私はキャンディを泣かせないようにすると心に誓った
~つづく~
ポエム書きます
君と出会えた全ての時間
それがとても遠回りだったとしても
絶対に無駄ではなかったよ
いつ尽きる命か
わからない命なのに
君は愛してくれると誓ってくれた
お別れなんて言いたくないけど
天国まで
この気持ちを運んで行くよ?
最後の最後に最高の恋愛をさせてくれて
ホンマにありがとう
愛してるや
ありがとう
だけじゃ物足りないかも
しれないけれど
ホンマはもっと傍にいてやりたかったけど
本当に出逢ってくれて
俺は幸せなんだよ
ずっと君だけを愛してる
☆スマイルプリキュア~二人の夢~☆
~第二話~
~私の友達~
キャンディと恋人なって一か月が過ぎた
そんなある日
「みゆきちゃん、キャンディとあれから上手くいっているの?」
「うん、キャンディはあの事を許してくれて今凄く幸せなんだよ
これもやよいちゃんのおかげだね、ありがとう」
嬉しくてやよいの手を握り締めてにっこりと笑いかけた
「うんん、私は何もしていないよ、私は少し手を貸しただけだから」
「そういえばキャンディから聞いたよ、やよいちゃんって好きな人がいたんだよね
良かったらやよいちゃんの恋の手伝いをさせてよ」
「酷いな…みゆきちゃんて…」
「えっ、それってどういう意味?」
「私の好きな相手ってみゆきちゃんなんだよ」
真剣な表情で見つめてくるさやかちゃんにあわてて私は土下座して涙を流した
「みゆきちゃん!?!」
「ごめんね、ごめんね、ごめんね、私、やよいちゃんの思いに答えられない
私、キャンディの事を好きだから、愛しているから、ごめんね、本当にごめん」
「頭をあげて、みゆきちゃんが私の思いを受け止められないのはわかっていたから
ただみゆきちゃんの好きな女の子がいたこ事を知ってほしかっただけだから」
「やよいちゃん…」
「もしみゆきちゃんさえよかったら私の友達でいてくれる?」
「もちろんだよ、うんん、私の友達でいてください」
「ありがとう、みゆきちゃん、ほら、もう泣かないで」
やよいちゃんは抱きしめて私の背中を撫でてくれた
でもその時誰かに見られたとは思ってもみなかった
~初めての気持ち~
「みゆき、何処に行ったクル~~?暇クル…」
キャンディはみゆきに会いたくて街中を探して歩いていたら
みゆきとやよいが話しているのに見つけて近づこうとしたらやよいの声が聞こえて
「私の好きな相手ってみゆきちゃんなんだよ」
えっやよいはみゆきの事が好きクル…?
それじゃあ、みゆきはやよいの恋人になるクル?
そう考えたら胸が凄く苦しいなった
なんなのこの気持ちはキャンディこんな気持ち嫌クル
凄く辛いクル…
「みゆき…」
キャンディは小さくみゆきの名前を呼んだ
~気持ちの答え~
やよいちゃんに告白されて泣いて断って部屋に帰るとキャンディが私の部屋で泣いていた
「キャンディ!?!どうしたの!何かあったの?」
「みゆきはやよいの恋人になるクル?」
「えっ、ならないよ、どうしてそんなことを?」
「やよいがみゆきの好きだと言ったクル、みゆきはキャンディの恋人クル
みゆきはキャンディの物クル、苦しいクル、こんな思い嫌クル
キャンディじゃないみたいクル…」
キャンディは涙を流して泣いた
「キャンディ…ごめんね、辛い思いをさせて」
キャンディを抱きしめると背中を撫でてあげた
「キャンディ、みゆきをもっと感じたいクル
この前のみゆきのしたことをしてほしいクル」
「キャンディ…?できないよ、キャンディに酷い事はしないと決めたから」
「お願いクル、辛くてどうにかなるクル…みゆきをも感じたいクル…」
キャンディはうるうる眼で私を見つめたのをみて私は思い立ち
「苦しかったらちゃんと言ってね」
私はキャンディの口にキスをすると舌を絡ませるとキャンディ苦しそうにして
私はすぐに口を離すと
「キャンディ、大丈夫?」
「やめたら駄目クル、続けてクル」
「でも…」
「お願いクル、キャンディが良いと言うまで続けて欲しいクル」
「わかったよ、そこまでキャンディが言うなら」
「みゆき、ありがとうクル」
それから十分くらい舌を絡ませてから口を離すとキャンディはぐったりとした
「大丈夫?キャンディの胸の苦しみは治まった?」
「キャンディ、みゆきを一杯感じられて満足クル」
「良かった、でも私キャンディに辛い思いをさせてばかりだね…」
「みゆき、そんな顔したら駄目クル、キャンディは笑顔が沢山みたいクル」
「キャンディ…ありがとう」
私はキャンディを抱きしめた
「キャンディはみゆきが一番好きクル」
「私もキャンディの事が一番大好きだよ」
そういってキャンディの頬にキスをした
私はいつまでもこの可愛い妖精と一緒にいることを心に誓った
~つづく~
☆スマイルプリキュア~二人の夢~☆
~第三話~
~ポップ~
『お兄ちゃんへ
キャンディに恋人ができたクル
相手はみゆきクル
みゆきは色々と教えてくれたクル
みゆきの事が一番好きクル
今とても幸せクル
みゆきとなら頑張って行けるクル
お兄ちゃんとまた会いたいクル
キャンディより』
ポップは手紙を折りたたみしぶそうに空を見つめ
「これはまずいことになったでござる…」
~誓い~
キャンディは嬉しそうに耳を横にふりながらにこにこしていた
「クルクル~~」
「キャンディ、なんだか楽しそうだね、いいことでもあったの?」
「お兄ちゃんがこちらの世界に来るクル」
「ポップが?」
「そうクル、楽しみクル」
「それでいつ来るの?」
「今日でござる」
「えっ?」
後を見ると窓の外にポップがたっていた
「お兄ちゃん!」
「キャンディ、元気にしていたでござるか?
みゆき殿も久しぶりでござる」
「久しぶりだね、ポップ
今日はどうしたの?」
「今日はみゆき殿に話があってきたでござる」
「私に?話ってなんなの?」
「キャンディと付き合っているそうでござるな」
「うん、そうだよ、誰から聞いたの?」
「キャンディからでござる
そこでみゆき殿にキャンディと付き合う資格があるのか確かめさせてもらいでござる」
「うん、いいよ、で何をしたらいいの?」
「みゆき殿には拙者と戦ってもらうでござる
もちろんプリキュアに変身してもらってもかまわないでござる」
「お兄ちゃん!?!みゆきを傷つけたら駄目クル!」
「キャンディは黙っているでござる、これは拙者とみゆき殿の問題でござる!」
「わかった、これはキャンディと付き合うのに必要の事なんだね
でもプリキュアには変身しないよ
これは私の力でポップに認めてもらわないと意味がないから」
「そうでござるか…泣き言をいっても知らないでござる」
「みゆき…」
「大丈夫だよ、キャンディ」
私はキャンディを安心させるかのようにキャンディの頭を撫でた
「では場所をうつすでござる、みゆき殿ついてくるでござる」
「うん、わかったよ」
私はポップの後をついて川の近くの広場に向かい
「私はいつでもいいよ」
「ではみゆき殿いくでござる」
ポップは大きな狸に化けるとみゆきの方に向かって飛びみゆきを押しつぶして
「どうしたでござる!こんなものでござるか!?!」
「これくらいどうってことないよ!!」
私は一生懸命にポップどかそうと立ち上がろうとしてでも少ししか動かなくて
「みゆき殿はしょせんこんなものでござるか!」
「ん…そんなことない…!」
何もできないのがつらくて…
「みゆき殿はキャンディの事を本当に愛しているのござるか?」
「そんなの決まっているよ!」
「キャンディはまだ自分の気持ちがわからない子供でござる
みゆき殿はキャンディに自分の気持ちを押し付けているだけではござらぬか?」
「そうかもしれないけれども…それでも私はキャンディが好きなの!
私はキャンディのためならどんなことでもできるしどんなことも我慢できるの
この気持ちは嘘じゃない、心の中から本当の気持ちだから!」
「ざれごとはそこまでにして態度で示すでござる」
「んん!ここで何もできなかったらキャンディと付き合う資格はないよ
ポップには負けるわけには!」
全身の力を使って立ち上がろとして一歩てまえまでくるけれども
「これで終わりでござる、みゆき殿!」
ポップが天高く飛び上がりそのまま私を押しつぶしてそこで意識が飛んだ
次に気がついたのはベットの上だった
そしてキャンディが泣きそうな表情で私の顔を見つめていた
「みゆき…」
「う…ん…私は…そうか気を失っていたんだ…結局何もできなかったんだ…」
「そんなことないクル、みゆきはキャンディの為に頑張ってくれたクル」
「でもポップに勝てなくて…」
「お兄ちゃんからみゆきに手紙を預かっていたクル」
「えっ、ポップから?」
『みゆき殿、手荒の真似を悪かったでござる
でもどうしてもみゆき殿の気持ちを確かめなければいかなかったでござる
キャンディの任せられるかどうかを…
合格でござる、しかとみゆき殿の思いを受け取ったでござる
どうかキャンディの事よろしくお願いするでござる
~みゆき殿の兄のポップより~』
「ポップ…もう気が早いよ…」
「どうしたクル?お兄ちゃんに何か言われたクル」
「うんん、なんでもないよ、それよりキャンディに話があるんだ」
「なにクル?」
「はい、キャンディ、これをもらってくれる?」
キャンディに小さな箱を渡した
「ありがとうクル~~開けていいクル?」
「うん、もちろんいいよ」
「わ~~綺麗な指輪クル~~」
「ねえ、キャンディ、私と結婚して」
「みゆき…」
「嫌?」
「そんなことないクル、キャンディみゆきと結婚するクル~~」
キャンディは私に抱きついてきた
「良かった、今は結婚できないえれどもこの戦いが終わったら絶対結婚式をあげようね」
「うん、約束クル~~」
私はにこにこ笑うキャンディが愛おしくて抱きしめかえした
そしていつかあげるキャンディとの結婚式を思い浮かべて体があたたかくなった
~つづく~
☆スマイルプリキュア~二人の夢~☆
~第四話~
『ずっとキャンディと一緒にいられると思っていた』
『このさきもみゆきのそばにいられるとおもっていたクル』
『それなのに…』
『それなのにクル…』
~未来に続く道~
パリンッ
「そんな…スマイルパクトがくだけたらプリキュアに変身できないよ…」
「これで終わりなのか…?」
「そんな…終わりたくない…」
「そうはいってスマイルパクトがなくなったら…」
「まだ終わりではないでござる
ミラクルジュエルの最後の力とキャンディの力と五人の心を一つにしたら
最後にプリキュアに変身できるでござるでもそのかわりに使ったら
ミラクルジュエルの力が消えて人間界とメルヘンランドつなぐ扉が消えて
拙者とキャンディはメルヘンランドに強制的に戻されるでござる
そして二度と人間界に戻れなくなるでござる」
「嘘だよね、ポップ?」
「・・・」
「そんな…」
「みゆき…」
「それだけは…それだけ嫌!辛いことも苦しいことも痛くてもいい…
でもそれだけは絶対嫌!キャンディと恋人と会えなくなるのだけは嫌だ…
キャンディがいたからあかねちゃん、やよいちゃん、みおちゃん、れいかちゃんとも
友達になれたんだよ、それなのに…」
私はキャンディを抱きしめてわんわん泣いた
「キャンディもみゆきやあかねとやよいとみおとれいかとはなればなれに
なりたくないクル!
キャンディはみゆきと結婚式あげるクル!」
みゆきを抱きしめてキャンディは泣きだし
「うちとってお別れはいやや!」
「私も嫌だよ…」
「うぅ…」
「私もずっと一緒にいたいよ…」
あかねはやよいにみおはれいかに抱き着いてわんわん泣いた
「これが絶望だ
友達はいなくなり地球はなくなり明日は来ない
これがすがってきた希望だと言っていた希望の正体だ」
ピエーロの言葉に私は絶望で呟き
「これが絶望…もう何が正しいのかわからないよ…」
「何が正しいかクル…?」
そういうとキャンディは私の腕からすりぬけて地面に降り立つと
涙を流しながら私を見上げて
「駄目クル…!ちゃんと大切なことは自分で考えて…自分で決めるクル…!」
「キャンディ…?」
「キャンディはみんなに一杯大切にされてハッピークル
キャンディはこれからもウルトラハッピーを感じたいクル
キャンディはこれからみゆきみたいに一杯友達を作ってウルトラハッピーを
わけてあげたいクル」
「うぅ…キャンディ…私達の大切なものわかっている…わかっているよ…
キャンディとどんなにはなれていても私とキャンディは恋人であかねちゃん、
やよいちゃん、みおちゃん、れいかちゃんとはキャンディは友達だよ…
私達の未来はキラキラ輝いているよね…」
涙を流しながらキャンディを見つめるとキャンディは私の胸に飛び込んできた
「うぅ…みゆき…!」
「ごめんね…ごめんね…ごめんね…ごめんね…ごめん…キャンディ…
私達はどこにいても私は恋人でみんなは友達だよ…」
「うぅ…」
「キャンディ…」
「ぐすん…」
「キャンディ…」
あかねとやよいとみおとれいかがキャンディに抱き着いてわんわん泣いた
「人生にどうしても選ばなければいけないことがあるでござる…
それが凄くつらい事でもそれをたてにして生きていかないといけないでござる…
それが今だったってことでござる…」
ポップは涙を流しながら私達を見つめた
しばらくしてから私はみんなの見渡して
「ぐすん…今私達にできることをしよう…私達未来は絶対あきらめない…!」
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・・・・・
・・
空から本が落ちてきてポップがそれをキャッチしてそれを広げて
「プリキュアの絵本クル」
「こうしてピエーロは倒されてメルヘンランドは平和が訪れました、めでたしめでたし」
「良かった、これで終わったんだね」
「そうでござる」
突然ポップとキャンディの体が光りだして
「キャンディ!」
私はあわててキャンディの体を抱きしめた
「そろそろお別れでござるな」
「嫌クル、お別れしたくないクル!みゆき達ずっと一緒にいたいクル!」
「キャンディ…我儘をいったら駄目でござる…」
「キャンディ、今まで一杯ありがとう」
キャンディとポップは空に昇って行き
「うぅ…みゆき…」
「キャンディ、別れる時は笑顔で」
「そうクル…笑顔でクル」
キャンディは自分の頬をひっぱりにっこり笑い
「キャンディ!私達キャンディの事…」
「「「「「大好きだよ」」」」」
私達はにっこりと最高の笑顔をキャンディに向けた
「キャンディもみんなの事大好きクル」
そのままキャンディとポップは体が薄くなり消えた
「うぅ…キャンディ…」
「キャンディ…」
「ぐすん…」
「うぅ…」
「うぅ…」
私達はキャンディが消えたのを見送ると大声でわんわん泣いた
~そして願いは叶えて~
私は前の晩に夜更かし寝坊して家を急いででて学校に走って向かった
「わ~~ん、遅刻遅刻、あっ、どたばた遅刻に曲がり角なんだか素敵な出会いの予感!」
「きゃっ!」
もうダッシュで曲がり角曲がるとそこには…
「あっ…」
私は嬉しくて涙が流れていた
「みゆき…」
「キャンディ…?」
「みゆき、会いたかったクル~~」
突然キャンディが私に抱き着いてきた
「キャンディ…!キャンディ…!キャンディ…!会いたかった!キャンディ!」
泣きながらキャンディを抱きしめ返した
「でもなんで人間バージョンなの?」
「みゆきと結婚するならこちらの方がいいと思ったクル」
「そうだったんだね、ありがとう、キャンディ」
私はキャンディの口に軽くキスをした
「あっ!キャンディ!なんで!」
気が付くと後にあかねちゃん、やよいちゃん、みおちゃん、れいかちゃん立っていた
「お星さまにたくさんお願いしたクル、そしたら来れるようになったクル
だからたくさんみゆきといちゃいちゃして結婚するクル」
「もうなんだよ、それ…」
「でも会えて良かった」
「「「「キャンディ~~!」」」
あかねちゃん、やよいちゃん、みおちゃん、れいかちゃんがうれし泣きをして
キャンディに抱き着いた
キャンディ、これからはずっと一緒だよ
この先なにがあってもそれはかわらないよ
~つづく~
~最終話~
~二人の夢~
今日はキャンディをお母さんに恋人として紹介するためにキャンディは人間バージョンで
私の家に居る
「あら、みゆき、どうしたの?」
「お母さん、実は紹介したい人がいるの」
「紹介したい人?誰なの?」
「入ってきていいよ、キャンディ」
そういうとキャンディが扉を開けて入ってきた
「クル…」
「まあ、可愛らしい子ね、みゆきの友達?」
「うんん、そのね…キャンディは…」
「どうしたの?」
「その…驚かないで聞いてくれる?」
「大丈夫よ、驚かないから話しなさい」
「キャンディは私の恋人なの」
「みゆきの恋人だったのね
あんなに小さかったみゆきに恋人ができるとわね…
これからもみゆきのことをよろしくね、キャンディちゃん」
お母さんはキャンディの頭を撫でながら優しく微笑んだ
「みゆきのことはまかせるクル」
「それで他に私に話したいことがあるんじゃないの?」
「う、うん…その…キャンディと結婚式もあげたいの
キャンディと私の二人の夢なの、お願い、お母さん」
「お願いクル、育代」
「でもみゆきもキャンディちゃんもまだ子供なのよ
それにキャンディちゃんの親御さんも許さないんではなくて?」
「それは…」
「それには心配ないでござる」
窓の外を振り向く庭に人間バージョンのポップがたっていた
「ポップ!」
私は窓を開けてポップを部屋に招き入れた
「突然の訪問失礼するでござる
拙者、キャンディの兄のポップと申すでござる
あいにくキャンディの親はいなくなって身内は拙者一人でござる」
「それでポップ君はどんな用件なの?」
「みゆき殿とキャンディの結婚を許してほしいでござる
みゆき殿とキャンディは永久の別れともいえるものを体験して奇跡的に再会したでござる」
「そういわれても…さすがに子供同士で結婚させるわけにわ…」
「そこをお願いするでござる、育代殿
結婚は無理でも結婚式だけでもあげさせたいでござる」
そういうとポップは土下座をした
「ふ~~わかったわ…二人の熱意に負けたわ、式をあげる事は許しましょう
でも入籍するのは大人にならないと許可できないわ、それでいいわね」
「ッ!?!ありがとう、お母さん、キャンディとの結婚を許してくれて」
私は嬉しくてキャンディに嬉し泣きして抱きついた
「もうみゆきたら…で結婚式はどこであげるつもりなの?」
「それはもう決めているよ、ねえ、キャンディ」
「キャンディの国であげるクル」
「キャンディちゃんの国で?
その国はどこにあるの?」
「それは今は教えることができないでござる、それに信じられないと思うから
いずれ国に招待するでござる」
「わかった、では今は聞かないであげる」
「育代殿の心使い感謝するでござる」
「この話はここまでにしてキャンディちゃんとみゆきのなりそめを聞かせてくれる?」
「うん、いいよ、私とキャンディの出会いはね…」
キャンディとのこれまでの思い出をプリキュアの事は秘密で話してその日は
おひらきになった
やよいちゃん達にキャンディとの結婚の事を話すとこころよく祝福してくれた
それからあれよあれよというまにメルヘンランドでの結婚式が進められて
今日は結婚式の為にメルヘンランドにきている
コンコン
「どうぞ、入ってきていいよ」
そういうとやよいちゃん達が控室に入ってきた
「わ~~~みゆきちゃん~~綺麗~~~」
「みゆきさん、綺麗です…」
「孫にも衣装やな」
「へ~~ウェディングドレスにあっているじゃないか」
「来てくれたんだね、ありがとう、みんな」
「今日はみゆきの為に来てくれてありがとうね」
「おばさん、このたびはおめでとうございます」
「ありがとうね、やよいちゃん」
「でキャンディにはもう見せたの?」
「うんん、結婚式が始まるまでの楽しみにとっておこうと思ってね」
「ところでおばさんはメルヘンランドに来たとき驚きましたか?」
「ええ、驚いたわ、ここが妖精の国、メルヘンランドでしかもキャンディちゃんが
次期女王様だなんてね、夢にも思わなかったわ」
「ごめんね、お母さん、話しても信じてもらえなさそうだったから…」
「確かにこれは信じられないものね、だからみゆきの事怒ってないわよ」
「ありがとう、お母さん」
いきなり扉を叩く音がした
「いいよ、入ってきて」
ポップが部屋に入ってきた
「みゆき殿、式の準備ができたから式場に来てほしいでござる」
「うん、わかった」
「それじゃあ、私達は先に式場に行っているね」
そういうとポップと一緒にやよいちゃん達が部屋を出て行った
「みゆきのウエディング姿をキャンディちゃんに見せてあげなさい」
「うん」
今はお母さんと一緒に式場のドアの前にいる
『引き続き花嫁のみゆきさんの入場です』
アナウンスと共にドアが開くと前の方でブーケをかぶったウエディングドレスの後ろ姿の
キャンディがいた私はお母さんの手にひかれてゆっくりとキャンディの横までくると
お母さんは手を離して用意されていた親の席まで歩いて行った
私はどきどきしながらキャンディの方を向くとキャンディのウェディングドレス姿が
可愛くてしばらくキャンディを見つめているとふとキャンディの目と目が合うと
キャンディは照れ笑いをして
「みゆき、キャンディ、かわいいクル?」
「うん、可愛いよ、キャンディを食べたいくらいだよ!」
「ありがとうクル、みゆきもきれいクル」
愛らしいキャンディの笑顔に思わず抱き着こうとすると兎の妖精の神父が咳をすると
はって我に返り
「では初めていいかな?」
「それではお願いします」
そういうと神父が聖書を広げると
「みゆきさん、あなたはキャンディさんを妻とすることを望みますか?」
「はい、望みます」
「順境にあっても逆境にあっても、病気のときも健康のときも、夫として生涯
愛と忠実を尽くすことを誓いますか」
「はい、誓います」
「キャンディさん、あなたはみゆきさんを妻とすることを望みますか。」
「キャンディは望むクル」
「順境にあっても逆境にあっても、病気のときも健康のときも、夫として生涯
愛と忠実を尽くすことを誓いますか」
「キャンディは誓うクル」
「わたしは、お二人の結婚が成立したことを宣言いたします。
お二人が今わたしたち一同の前でかわされた誓約を神が固めてくださり
祝福で満たしてくださいますように。
ご列席の皆さん、お二人の上に神の祝福を願い、結婚のきずなによって結ばれた
このお二人を神がいつくしみ深く守り、助けてくださるよう祈りましょう」
そういうと神父さんは周り見渡すとまた聖書を広げ
「宇宙万物の造り主である父よ、あなたはご自分にかたどって人を造り
夫婦の愛を祝福してくださいました。
今日結婚の誓いをかわした二人の上に、満ちあふれる祝福を注いでください。
二人が愛に生き、健全な家庭をつくり(子供に恵まれ)ますように。
喜びにつけ悲しみにつけ信頼と感謝を忘れず、あなたに支えられて仕事に励み、
困難にあっては慰めを見いだすことができますように。
また多くの友に恵まれ、結婚がもたらす恵みによって成長し、実り豊かな生活を送ることができますように。
では指輪の交換を始めます」
魔女の妖精と狼の妖精が指輪の入った箱を持ってきた
「みゆきさん あなたはこの指輪をキャンディさんに対するあなたの愛のしるしとして
彼女に与えますか」
「はい、与えます」
「キャンディさん、あなたはこの指輪をみゆきさんのあなたに対する愛のしるしとして
受け取りますか」
「受けとるクル」
「キャンディさん あなたはこの指輪をみゆきさんに対するあなたの愛のしるしとして
彼女に与えますか」
「与えるクル」
「みゆきさん、あなたはこの指輪をキャンディさんのあなたに対する愛のしるしとして
受け取りますか」
「はい、受け取ります」
「では指輪を交換してください」
まず私が魔女の妖精から指輪を受け取るとそれをキャンディの薬指につけると
今度はキャンディが魔女の妖精から受け取るとそれを私の薬指につけてくれた
「では誓いのキスを」
私はキャンディの口にキスをして一分くらいすると口を離してうっとりしてキャンディと
見つめあって
「キャンディ、愛してるよ」
「キャンディも愛しているクル」
もう一度キャンディとキスして口を離すと今度はキャンディの右手を掴んで手を挙げて
客席の方を向き
「「今日のよき日に
「私ども「キャンディたち」」はご神前で結婚式を挙げました。
今後、御神徳を戴きまして
相和し、相敬し、夫婦の道を守り
苦楽をともにし 平和な生活を営んで
子孫繁栄の途を開き
終生変わらぬことを御誓い致します
何卒(なにとぞ)幾久しく
御守護(おまもり)くださいますよう
お願い申し上げます。
ここに謹んで誓詞を奉ります」」
「お二人はこのようにいたわり合い慈しむことを誓いました
神前式が神に誓うように、人前式とはその名の通り人に、
ここにいらっしゃる皆様に誓い認めていただいて初めて家族となるのです
皆様、このお二人の結婚を認めてくださいますでしょうか。認めて頂けるかたは暖かい拍手をお願いします」
そう神父が話すと会場が割れんばかりの拍手がたちあがり
「皆様認めてくださったようです
これでお二人は皆様に認められ家族となりました
ではもう一度祝福の拍手をお願いします
拍手と共に花嫁達は退場しますので見送りください」
私はキャンディの手を握り締めてしばらくてれながら見つめると拍手につらて
式場を後にした、そして今は控室にキャンディと二人でいる
「二人の夢がやっと叶ったね」
「夢のようクル!」
「夢じゃないよ」
「その…みゆき…まだ体がほてってあついクル…またみゆきのが欲しいクル…」
「いいよ、発情したキャンディもかわいいよ」
うるうる眼で見つめるキャンディに私は体が熱くなりゆっくりとキャンディの口にキス
をして舌をからませるとキャンディも私を求めるように舌を絡ませてきたそれを求める
ように私も舌をからませたそれが十分くらい続けて口を離すとぐったりしてキャンディ
が私の体にもたれてきたのでキャンディを抱きかかえると長椅子に運び座らせると手を
握りその横に座り
「体のほてりはおさまった?」
「おさまったクル…」
「キャンディ、これからはずっと一緒だよ、私の奥さん」
「キャンディもみゆきとずつと一緒クル、キャンディの奥さんクル」
そういうと私達は握っている手に力こめたお互いに見つめあった
人間と妖精の種族の違いやら女同士の問題やら山積みだけれどもこうして結婚式を
あげられたんだからこれからもキャンディとならなんでも乗り越えていけると
確信しています
これからも私とキャンディの未来へと続く道を歩いていく
この先もずっと…
~終わり~
若者は厨口(くりやぐち)に立ってもじもじしている。平目はすでに、白い琺瑯(ほうろう)の大皿に載せられている。かすかに喘いでいるその鰓(えら)からは、血が流れ出て、白い滑らかな肌に滲(にじ)んでいる。
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