彪奈 2013-01-27 22:58:28 |
|
通報 |
扇舞くんの胡座の上に、向かい合うようにして座る胡蝶ちゃん可愛い!!
そこから扇舞くんが胡蝶ちゃんの肩に手を回してちゅっちゅしてるの可愛い!!(^q^)
多分、自分は良い子なんかじゃなくって
其れはもう分かりきったことで
愛されたい、て思うし嫉妬しやすいし
自分の才能、長所なんか無いって思い込んで
其れなのに欲望ばかり抱いていて
弱音も吐くしすぐに泣きたくなるし落ち込みやすいし
駄目駄目な自分で嫌になるときも死にたくなるときもある
努力をしようと頑張ったって結果的には報われなくって
何もかも放り出すときもあるよ
苦しくて辛くて悲しくて助けを求めたい
自分の事なんて誰も理解して貰えなくて
構って貰いたくてでも其れが叶わないから
自ら孤独になろうとするのが自分
其れがあたしっていう存在
今はそんな自分を受け入れて泣かないで死のうとしない
何でそうなったかって言うのはきっと
此の場で相談に乗ってくれた、心配してくれたあの人達が居たから
声を掛けてくれた人が居たから
ただ其れに感謝するだけ
有り難う御座いました
自分で孤独に進んだばかりあの人達をつっぱねてしまった
けどそれでもまた声を掛けてくれた
誰かに声を掛けて貰えるっていうのは凄く幸せなことで
今になってはあの時どうしてつっぱねたのか不思議な程
自分に嘘を吐いているって気づけて良かった
教えて貰えて良かった
でもネガティブだった自分の存在は否定しない
寧ろありがたみを感じる
誰かに分かって貰えない独りの辛さっていうのを知っているから
苦しみや悲しみを感じてる人の相談にのれるんだ
誰かの相談にのれる
自分が助けられた恩としては此くらいしか返せない
だから誰かの気持ちを軽くしたいし
誰かを救いたいって思える
何時も相談にのっている人がもし
相談する側として居られないなら
其の時はあたしが相談に乗ってあげたい
引っ込みじあんだったけど
沢山の人に話しかけていきたい
話していけているんだ
嫌い嫌い嫌い嫌い
自分なんて嫌い
ポジティブなんかになれないよ
ネガティブが出てきちゃうよ
吐き出したいよ
構ってよ
独りは嫌だよ
もやもやするんだよ
愛されたいよ愛してよ
誰か私を愛してよ
愛されたい愛されたい
彼女たちのような関係になりたいよ
私も其処に入りたいよ
入れないよ入る隙間なんてないよ
吐き出させてよ
誰か心配してよ
こんなかまってちゃんな自分嫌いだよ
話したいよ
誰かと話したいよ
不安だよ
どうすればいいの?
どうしたらこの気持ちは抑えられるの?
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い
坂道の途中の僕の家から歩いて少し、ベンチがある小さな溜まり場。公園のように遊具が有る訳でも無く、本当にベンチ以外何も無い。何の為に有るのかと訊かれたらきっと景色を眺める為だろう。此処から眺める景色は最高に綺麗なのだ。
僕は此処から眺める景色が大好きだ。
坂道と言ってもコンクリートでは無くて土粘土…と言うのだろうか?兎にも角にも人工物じゃなく自然で出来てるってことだ。
更に目の前一杯に広がる綺麗な海。
坂の下は路面電車が通ってたり住宅が有ったり自然とバランスが良く夜になるとぽちぽちと見える明るい光などもまた綺麗に見える。
此処に住んでいて良かったと何時も思う。
季節は夏。
学校帰りに雨に降られた。多分夕立ちろう。
バスの中ザーザーと降る雨を眺めながら憂鬱な気持ちに浸っていた。
『七里ヶ浜。七里ヶ浜ー。間もなく七里ヶ浜に到着致します』
ぽーんと音と共に目的地に着く。
降りる支度を軽く済ませて暫し待ってから開いたドアから出る。
僕が降りたときにはもう雨もかなり弱まっていた。
少し家に帰る気分じゃなくて、あのベンチに向かった。
坂道を上がって上がって上がること8分弱、溜まり場に着いた。
「あれ…レン?」
どうやら先客が居たようだ。
僕の名前を呼ぶ彼女にへらっと笑って返事を返す。
「そうだよ。リンも来たんだ」
「うん」
雨はすっかり止んでいて晴れて澄んだ空から夕日が海へ沈んで行っている。
彼女は柵に手をついて周りの光景がオレンジ色になり海も青々しい色から夕日がぼやけて映ったオレンジ色に変わった何とも言えぬ綺麗な景色を見つめていた。
僕も其の隣に行き景色を見つめる。
しーんとした沈黙も気にならなかった。寧ろ心地良いくらい。其れは彼女だからこそなのか綺麗な景色のお陰なのかは分からない。
彼女は鏡音リン。僕は鏡音レンですごく名前も容姿も似ているが全くもって赤の他人だ。サラサラしているけれどちょっと癖のついた金髪に透き通るような青い瞳。少しだけ幼さが残った、でも綺麗な顔。今着ている白いワンピースが良く似あう、僕の幼馴染み。
それこそ昔はとても仲良かったものの今はあまり接点は無くこうやって話すのも久しぶりだ。家が近いというのにね。
中学に入り男女意識も深まってきた頃、リンも僕もだんだんと離れていき高校は別だからもっと別れていった。リンに恋をしていることに気付いたのも一つかもしれない。
今までの沈黙を破ったのは彼女のほうだった。
「私、もう帰るね」
「そっか」
「ばいばい」
「ん、ばいばい」
にこ、と笑顔を浮かべる相手に笑い返し軽く手を振った。
彼女の小さな背中を見つめた後、僕も家に帰っていった。
「あら遅かったじゃない」
「リンに会ったんだ」
「まぁ懐かしい」
「うん」
キッチンから顔を出す母さんと軽い会話を交わしてからご飯を食べ風呂に入りベットに寝転がった。
考えるのはリンのこと。
久しぶりにあったリンは大人びていて可愛いって印象は美しいって印象に変わって驚いた。
そういえば携帯番号知らないな。それもそうかほとんど話さなかったからな。なんてくだらないことも考えた。でも何より思ったのが、彼氏は居るのかな。てことだった。
恋愛感情はてっきりもう冷めているかと思ったけどそんなこと無くってそれどころかますます惹かれる一方だ。
「好きだなぁ…」
ぽつりと洩れた本音についつい笑ってしまう。自分の馬鹿らしさに呆れて笑った。
あれから毎日のように其処に通った。もしかしたらまたリンが居るんじゃないかって、また会いたいなって思って。
もしかしたら今日は居るかもと希望を持っていた。
けどまぁ現実そんなに甘くなく。結局会えないままで終わった。
珍しくその日は大雪だった。雪ですら珍しいのに大降りだなんてもっと凄い。
マフラーとコートと手袋を完璧常備した状態で辺りの景色を見るため溜まり場に行った。
ぎゅ、ぎゅ、と歩くたんびに聞こえる雪の音と感触が堪らない。
「わぁっ…!白い」
思わず歓喜の声を上げ雪の積もって白くなった家を見る。
雪自体はもう降っていないので見るときに困ることも無かった。
そんな中聞こえてきたのは小さな笑い声。
「ふふ、そんなに喜ぶもの?」
なんて今日はついているんだろう、そう踊り出すぐらいに気持ちが舞い上がった。
「リン!久しぶり」
「久しぶりだね」
目を細めて微笑むリンは可愛らしかった。
「どうしたの、今日は?」
「んん、特に用は無い」
「ふぅん」
「…レンが居たから」
微かに聞こえたリンの言葉に少しドギマギしてしまう。
え、それって…、と言う僕にリンはいたずらのような笑みを浮かべて
「引っ越しするんだ」
と表情とはかけ離れた言葉を口にした。
その言葉が理解できなくて暫く固まってしまった。乾いた喉からやっと出た言葉は案外まともなものだった。
「何処に?」
「千葉の方。そんな悲しそうな顔しないでよ、此処からならそう遠くないでしょ?」
笑顔で相手は言うけれど僕はそんな気持ちになれない。
確かに千葉のほうならまぁまぁ近いし電車で行けるけれども。だからといって悲しみが消えたわけじゃない。
「何時から?」
「もうすぐ。此の冬が明けて春には向こうに行く予定」
ぐっと出そうになった涙を堪えた。女の前で泣くなんて情けない。
「ねぇリン」
「なぁに?」
震えた声で伝えようとした。好きだって。けどその言葉は出なかった。だから代わりに
「遊びに行くから、夏に」
「今から決めておくの?良いよ別に」
「うん、夏のどこかに行くから夏休み全部明けといて」
「其れは無理だよ」
そう言って悲しみを紛らわせ二人で笑い合った。
「レンくん元気無いじゃん」
ふは、と笑ってからかって来たのは隣の席の亞北ネル。
「…放っておいて」
「失恋でもした?」
くすくすと笑ってくるがそれ同様の僕はびくっと反応してしまった。
「あ~ららら。ごめん」
「別に」
しゅん、と眉を下げ申し訳なさそうに言うネルの表情には何故か悲しそうなものも含まれていた。
だから僕も先ほど言われた言葉をネルに返す。
「失恋?」
「…最初から気づいてたから」
「そっか」
寂しげに下を向いて微笑む彼女は初めて見たと思う。
机に突っ伏した侭横目でネルを見てから少しだけ話そうと思った。
「あのさ、其奴が引っ越しちゃうんだ」
「うん」
「会いにいきたいなって」
「行けば良いじゃん、行かれるならさ」
そう言ってまた笑うネルは清々しくて見ていて気持ち良い。
お陰で決心が付いた。リンと話したときには冗談半分だったけど、会いに行こう。
夏が待ち遠しくなった、早く。早く早く冬が明け春も明け夏にならないかな。それまでは少しの間お別れだ。
冬も明け新学期でクラス替えもして新しい友達も出来た春。体育祭に修学旅行、中間テストの様々な行事も楽しかった。あ、やっぱりテストは楽しくない。
でもそんなことよりもリンに会いたかった。
季節が巡るのは案外早いことで。すっかり辺りは緑が生い茂る夏になった。リンと久しぶりにあったあの夏から一年。少しは成長したかな?
夏に入ってみてもやることは結構多かった。実はあの後貰った連絡先にも全然連絡出来てないし、何よりも千葉へ行く予定が立たなかった。
やっと予定が立ったのはもう夏休み後半。丁度お盆の時期だった。
「暑い…」
駅のホームで待つ間ぽたぽたと額から汗が流れ出た。結構涼しげな格好をしてきた方なんだけどな等と思いつつ耳を殺すほどうるさい蝉の声を聞いていた。
顔を上げると前には綺麗…とは皆言うが僕からしてみたらそこまで綺麗じゃない海が一面に広がっていた。
きゃーきゃーと気持ちよさそうに海水浴を楽しむ若い人たちが少し羨ましくなる。
此処で聞こえてきた電車のベルにやっと来たかとついため息を洩らしてしまう。中を見るとまだ早朝な為か意外と人は少なかった。何とか僕も座ることは出来た。
電車を乗り継ぎ乗り継ぎやっと付いた千葉はすごく田舎くさかった。そんなところも僕は好きになった。
彼方の家には予め連絡しておいている。取りあえずは地図を見つつ出来る限りはリンの家の近くには行こう。近くまで来たらリンに連絡して一緒に家まで行こう。
そう考えていた時だった。遠くの方から僕に向けて手を振っている女の子を見つけた。リンだ。
もうこんな歳…、。
ダメだ私、。何やってんだ…
てかやっと中間テスト終わって嬉しんですけど←、
でも、これからまた忙しくなるよ。
| トピック検索 |