シンジ 2012-12-30 17:18:57 |
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鬼神の心は難しい。
例えばですが、極論で申せば文明を捨てる。
この文明あって多くの人が救われたのは言うまでもない。
しかし、文明の開拓資源に崩された大自然の犠牲は大きい。
人が人の繁栄に邁進した、その為にあらゆるものを消費或いは犠牲にした。
だが、どれだけ文明が発展しても自然の恵み無くして我々はない。
この「自然」こそ人徳より大切な「大徳」に他ならない。
この徳の消費・犠牲は自分自身(人間)の首を絞めるような結果を招いてしまった。
文明を進歩させれば更に多くの人を救える。
とも限らない。此れが人類を滅ぼすような危険をはらんでいる。もしそうなれば人の未来は無い。この先、世代を重ね続け、新たに誕生するはずだった人もない。「その人達をも滅ぼした」と考えると、「文明は、此によって救った人の数よりも多くの人を消す」未来がある。
だから、幾らか文明を捨てて大徳と和し養う。目の前の「救えたかもしれない命を救わない」悲しい現実があっても、我失わない精神。正に冷徹冷酷、鬼神だ
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