アヤノ 2012-12-28 19:05:34 |
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((アヤノちゅわぁぁぁぁぁん!!ものすごく遅れてしまいましたぁ..ごめんなさいぃ(泣
待ってます...、待ってるよ...、待ってるからね!!))
((私もだよ大好きほんと大好き(ひしっ←
母が奇跡的に帰って着たりしない限りはシンタロー君が眠くなるまでいっぱい話せるよ!))
((うぬぬー、好きすぎて辛いです(ぎゅむむむむぅ←
帰ってきたり..そんな奇跡は要らんっ!(くわっ←
ならば、シンタロー君投下しちゃう?))
((私もだよ好きすぎて生きるのがつらいです(ぎゅむむむぅー←
きっと大丈夫!…なはず!
あら、それじゃあお願いしちゃいましょうかしら←))
((私は寝るのが辛い..アヤノちゃんが頭から離したくないwまぁ、離さないけど(どy←
願うぜぇぇぇぇぇぇ
了解ですぜ!!))
はぁ..
(昨日のことを今改めて思い返してみては恥ずかしすぎて気が可笑しくなりそうだ。と、いつもは相手の登場を待ち兼ねる教室を出、近くの階段に腰を下ろしては、購買で買ってきたオレンジジュースにストローさし、チューチュー飲み始め)
((私だって離れたくなんかないですよ!でも時間の問題と言うか、明後日にはもう…
携帯とかからネット繋げたらいいのに…規制掛けられてて…))
………(昨日のいつも二人が落ち合う教室での出来事を思い返せば、恥ずかしさとともに、大きな不安に押しつぶされそうになり。あやふやなまま終わってしまったし、やはり彼が私に気を使って好きだなどと言ってくれたのかもしれないという一抹の不安。俯きがちに重い足取りで廊下を歩きながらそんな事を考えていて。自分の心とは打って変わっていつも通り過ぎるその風景さえなんだか気に入らないし、第一どんな顔をして会いに行けばいいのかもわからない。しかしそんな心うちとは裏腹に足を止めることなどできなくて、ふと視線を上げるとそこはもう、いつもの教室の前で。「…今日もいるかな」ふと無意識に呟いてしまった事に少々驚くも、ぶんぶんと頭を振り、思いっきり扉を開けて。
…はは、今日はいないんだ(彼はそこにはいなかった。生ぬるい風が頬を撫で、また昨日のようになぜだか涙がこぼれた。そもそも会う約束なんてしていないんだし、今まで偶然が続いていただけなのだ。「私、図々しいな」そうポツリと呟けばまた涙が一粒零れ落ちてきて。私は袖で涙をぬぐいながら踵を返し、教室から一刻も早く離れようと先程来た方とは反対の廊下を歩き、下の階へとつながる階段に向かってばたばたと走った。
((うわぁぁぁぁん、このまま二人で何処か遠くへいきt←←
規制コノヤロー!!!!w))
情けねぇなぁ...
(飲み終わったパック握りしめながら、先程静かに開かれたであろう何処かの教室の扉の音、そして、そその教室から走りでるような上履きの音、それは無性に追いかけたくなる足音だった。しかし、追いかける勇気など、今の彼には1ミリも存在しない。こういうとき、己は情けのない男だと実感させられる。)
はぁ...
(今日、これで何度目のため息だろうか.。気だるそうに立ち上がると握りしめたままのパック捨てに行こうと階段を下りていく。今、相手は何処にいるのだろう。何をしているのだろう。そんな疑問ばかりが脳内を過ぎ去っていく。昨日、己は相手と今までの関係を崩した。崩された関係は二度と復旧しない。願っても神様はガン無視するだろう。己の好き、という気持ちさえも相手には伝わらなかった、己の気持ちが伝わらないほど、相手は手の届かない、遥か先を行っているのか。なんて考えて行けば我に帰ったときには既にごみ箱の前で立ち止まっていて。ガコン、とパックをゴミ箱へ捨てると。立ち去らぬまま、己の頬に一筋の涙が頬を伝った。)
((the・gdgdロル!))
((ほんともう愛の逃避行したいよ!←
前はネット繋げたんだけど、ネットやりすぎたから怒られて規制掛けられた…
シンタロー君はパソコンから?))
…はぁ(息を切らし立ち止まると、そこはもう玄関で。どんだけ全力疾走してたんだろう…などと考えながら校門までトボトボと歩き。頬には何だの跡が残っているし、髪もぼさぼさで、なんだか自分が滑稽に思えてきた。「何してんだろ、私」またしても無意識に口からこぼれた言葉とともに自嘲気味な笑みを浮かべ、手櫛で軽く髪を整えれば、これからどうしようかな、なんて考え始め。
もう戻れないよね…(これから、なんて私にはもうなくて。どうにもならないことはならないし、こうなってしまったのは私のせい。やはり、綺麗さっぱり諦めるしかないのだろうか。初恋は実らないというが、こうもぐちゃぐちゃな結果に終わるなんて神様私の事キライなのかな、など考えていたら、またも自嘲的な笑いが込み上げて来て。しかし、諦めるといったってどうすればよいのかなどわかるはずもない。「失恋を忘れるには新しい恋」などと言うが、異性との接点などほとんどなく。自分の周りの異性と言えば、誰かいたかな…と、必死に絞り出そうと顎に手を当て、上を見上げ。
((大丈夫、私もです!b←))
((...しちゃう?←叶わぬ夢だけどもw
私もやりすぎてパソコン規制かけられたよw
んや、スマホからー、でも、スマホっていっても初期のスマホです))
なんだかなぁ...
(ハッと我に変えれば己が今まで何をして何を考えていたのか全く記憶に残っておらず、ただ胸のなかに渦巻くもやもやに不信感覚えると、何とかしよう、と走っ階段登っていき。最上階の階段も登り終わり、そこに待ち構えている扉バンッ、と開ければ、綺麗な夕暮れが辺り一面広がる屋上に出て。)
...今日はやけに静かだな、アイツ。
(いつもなら、己の異変に気がつけば、しつこいと思うほど突っかかってくる。己の携帯に存在している相手すら、この現状を読み取り邪魔しようとしてこない。変に気を使わせてしまっているみたいで、またもや胸のなかがもやもやし出す。そんなことを思いながら手すりに腕を置き、自らの腕を枕がわりにするように持たれ、丁度視線を下にずらせば見える靴箱をでる際の玄関眺めながら。)
((物の例えが難しいぜ))
((ほんと、叶わぬ夢だねー…
うわあ、まじかwww
でもスマホ持ってるんだ…いいなー))
………綺麗(結局は答など浮かばず、だんだん考えるのも疲れてきた。…というのは建前で、本当は学校にいる事さえも悲しみを溢れ出させる要因の一つになっているがために、一刻も早くここから出ていきたいのだ。しかしそんな思いとは裏腹に、まるで吸い込まれてしまうんじゃないかというくらい綺麗な空に魅了されそこから動けなくなってしまったのだ。「私の心もこの空みたいに綺麗さっぱりしてくれればな」などと売れないポエマーまがいの台詞を呟いては、空に手を伸ばしてみたりなんかして。
………よし(「思い立ったが吉日」、なんていい言葉なんだろう。私は踵を返し屋上へ向かうことを決め、小さくその場で一つ深呼吸をして。何故屋上に向かおうとしたのか、と尋ねられればはっきりとは答えられなかったけど、しいていうのならば空が近いから。綺麗な空を間近で見て心も晴らそう!という、実に私らしい考えに、なぜだか少し頬が緩んだ。
((愛が伝わればオールオッケーなのですよ←))
((うぎゃぁぁぁぁぁぁ、昨日あのまま寝てしまった..ほんとごめんねアヤノちゃぁぁぁぁぁん(。´Д⊂)))
ムカツク..
(下から上へ視線を写してから、既に数十分が経過している。あの夕暮れは、向こうの方から夜を知らせるよう暗くなりがら、未だに己の頭上を広がっている。胸の内のもやもやとは打って変わり、清々しいほど美しい空のようすに苛立ち覚え始めると、ハァ、と溢したため息は心地よさも秘めた風に乗って何処かへ消えた。)
....。
(もうすることも思うことも無くなった。だったらさっさと帰れば良い話なのだが、空の美しさに目が離せないでいた。ふと己の隣に人の気配感じる。ゆっくりと視線を横に向ければ、己と同じく空から目が離せないでいた相手の姿。いや、幻覚と言った方が早いか。その幻覚は己へと視線移し、あの時のようにニコ、と笑うと、すぅ、と消えていった。あぁ、俺はこんなにも相手に依存していたのか。と思わされた。)
((大丈夫です!遅くまでお相手ありがとうございました!
というか、これで最後の会話になっちゃいます…シンタロー君がコメントを返してくれても、私はもう八月まで返すことができません。
今までありがとうございました!))
…はぁ、(小走りで廊下や階段を走り抜ける。不思議と、走っているとなぜだかきもちが軽くなった気がする。とはいっても、もう彼の事は忘れなければならないんだなあなどと言う考えがふと脳裏をよぎり、少しだけまた憂鬱になる。めまぐるしく変わっていく心情に追いつけないいまいち追いつけないまま私は、屋上の扉の前へと立った。
………(ドアノブに手を掛け引くと、ギーという耳障りな音がした。前を見ず真っ先に空を見上げてみると、少し暗くなっていた。それでも美しさは変わらない。夕焼けと闇がまじりあい、まるで私の信条を表しているようだと思った。刹那、「…え」心臓が止まったかと思った。一瞬、呼吸の仕方さえ忘れた。上を向いていた首を戻すと、そこには「誰か」が立っていた。逆光で顔はよく見えない。だけどすぐにわかった。「…何でいるの?」どういう言葉を掛ければ正しかったのか、この時の私には到底わかるはずもなく、無意識にそんな言葉が滑り足した。ああ、なんてタイミングが悪いんだろう。神様、やっぱり私に嫌がらせしてるとしか思えないよ。するとまた、涙が頬を伝ったのが分かった。
((アヤノちゃんからの返信が来ないって思うと返信したくなくなる....
うぬぬ、私待ってるもん。留守番してるもん!!←
,,こちらこそ、今までありがとうー!))
え、何でって..
(未だ空から目が離せないでいると、突如聞こえた扉の開く音。何故かその時、すぐさまそれが相手だと分かった。しかし、何でいるの?と問われたら、眉が下がり困ったような表情を浮かべる。『気持ちを晴らしたくて来た』なんて言えるはずがない。なので「そ、空が綺麗だったから..?」と疑問系になりながらも答えた。)
...っ!
(先程の疑問に答えてから、数分の沈黙が流れた気がする。いや、本当はほんの数秒だったかもしれない。このままここに居ても気まずいだけかも知れない、だから早くここを出よう。そう思った瞬間、相手から涙が伝っているのが分かった。また泣かせてしまった..、その言葉が脳内で繰り返された。無意識の内に己は相手に近寄り、その涙を指で拭っていた。すぐに我に帰ったのはいいものの、先のことを考えてなかったため、誤魔化すように頭ポンポン、と撫でると黙って扉の方へ歩いていき)
((ほわっほわっほわっ…奇跡的にちょっとだけ来られました…!でも、このコメ投稿したらまた多分来られなくなります…!
とりあえず、返事書き置きしておきます!また奇跡が起こったら顔出します!))
そっ…か、(相手の言っている事が、明らかに苦し紛れの言葉だというのは、いくら気が動転している私にもわかった。だが、わざわざしつこく尋ねるのもどうかと思ったので、なるべく自然に見えるよう意識した作り笑いを彼へ向け、短くそう返事し頷いた。
…ッ(全く…私に気がないなら、こういう事はやめてほしい。勝手に己の瞳から溢れ出た涙は、確かに彼が起因している。が、こんな風に優しく拭ってほしいなんて、優しく頭を撫でてほしいなんて、願ってはいない。こんな事されたら、バカな私は期待してしまう。こういう優しさが、私を苦しめているなんて、きっと彼は自覚していないんだろう。なんて事を考えていると、彼はバツが悪そうに手を引き、ついさっき私が入ってきた扉へと進む。…どうしよう。嫌だ。どうしよう。「……行かないで、よ…」ぐるぐるとまわる思考の中、必死に絞り出した蚊の鳴くような声で私は、そんな言葉を口に出していた。それでも、不安で不安で不安で、どうしようもない喪失感が私を襲う。すると何を思ったか、私は無意識のうちに扉へと向かう彼の背に、震える腕を伸ばし、しがみついていた。
((うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ何で私はアヤノちゃんの奇跡が起こった日に居なかったんだぁ!!!!シンタロー一生の不覚ぅぅぅっっ!!
ほんとごめんねアヤノちゃぁぁぁぁぁぁん(えぐえぐ、())
え..
(運動場では部活動の掛け声が響いている。疲れが聞こえ始めているこの歌声は音楽室からだろうか?暗くなって来ているとはいえ、四方八方から聞こえる其々の掛け声は未だ止むことはなかった。そんな声声を右から左へと聞き流しているなか、突如聞こえた蚊の泣くような声に思わず拍子抜けな声が零れる。屋上を出ようとドアノブを握った体制のまま横目でちらり、相手見遣ればその声の主は相手だと分かる。しかし、余りにも小さい声だったため何を言ったのかまでは分からなかった、だから、相手が泣きじゃくった声だと自己解釈し、ゆっくりとドアノブを回しに掛かったその時、背中に走る人にぶつかったような衝撃に思わずバッと顔を後ろに向けると、何時も見てきた美しいほどの黒髪。その髪から覗く赤いマフラー。「アヤノ..?!」と一瞬にして白くなった頭から驚きの声が上がる。)
Message body
((シンタロー君……(えぐえぐ←
覚えていてくれただけで嬉しいよ私は!
気長に返事待ってます))
…………す、きなのっ…(頭は、意外と冷静だった。空が綺麗な朱に染まってるのが見えたし、外の部活…おそらく野球部か何かの掛け声だって聞こえてた。生ぬるい風が頬をかすめていく感覚だってあった。だからこそ、後から今のことを振り返るって見ると、きっと羞恥と後悔でのたうち回ることだろう。そんな自分が想像できる。声は、きっと届いたはず。そこそこな音量だった…はず。なのに、雑音にかき消されてくれてたらいいな、なんて考えたりもして。「あ…いや、ご、ごめん」は、と、顔上げたら、近距離に彼がいたことで、テンパってそんな言葉が口から漏れた。どうするのが正解かなんてわからないけど、私の存在が、彼にとっては迷惑なだけなんてそんな事は、わかってた。でもやっぱり、どうしようもなく好きで。私はそんな事をぐるぐると考えながら、紅潮した頬を隠すように下を向き、トン、と彼の肩にぶつかったのも気にせず逃げるようにしてその場を離れようとした。
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