レミリア・スカーレット 2012-12-20 01:09:54 |
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・・・・・その不可解な出来事はそれで終わりではなかった・・・ある時は竹林を笑ながら燃やそうとしたり・・またある時は偽物を持ってきた6人の中の一人を・・瀕死の重症ってレベルに痛め付けたり・・・またある時は・・・・新な難題で・・人々を狂わしたり・・・もうそれは酷いじょうたいだった・・・もちろん女性にそんな記憶はない
女性は・・・いつの間にか・・・その6人を除いた人々から怖れられるようになった・・・買い物へ行くだけでいたるとこから悲鳴やら命乞いをする奴までいた・・・女性はわけがわからなかった・・・《何もしてない》のに周りは女性を《狂姫(きょうき)》と呼び逃げ回る・・・・屋敷の夫婦でさえ喋る回数が減り始めた
っ…! …推測…通り…いや、まだだ…
(記憶や知識を総動員してみれば。答えには近づいてきて。そして、確信を得るために続きを待って)
・・・・そんなある日・・ある噂が女性の耳にはいった・・・《女性を迎えに遠い国から使者がくる》って・・・女性はその噂を聞くと部屋の中に閉じ籠もってしまった・・・・でも女性は《笑っていた》・・・閉じ籠るほど震えていた・・・なのに《笑っていた》・・・・さてここまでで何か質問ある?
…質問…か…
(相手に質問はあるかと問われれば、少し考えて)
…まず求婚してきた六人の名前。次に無理難題の内容。その次に記憶がなくなってるのは必ず目覚めた時か。なぜ、その六人は恐れなかったのか。そして、迎えがくるという噂がどこからきたか、かな…
(質問の内容は、それはおそらく予想していたものや、そうでないものもあるかもしれなくて。それが、大事な質問かもしれなくて)
6人の名前に関しては・・わからないのよ・・何せしつこいストーカーレベルで・・・愛してますか結婚してくださいしか言わなかったし・・・難題の内容は五つまでは・・・・《龍の頸の玉》《仏の御石の鉢》《火鼠の皮衣》《燕の子安貝》《蓬莱の玉の枝》・・・・六つめは《海姫の贈り物》よ・・・記憶に関してはそのとうりね起きると記憶はないわ・・・噂は都の住人が話してたのを夫婦が聞いたらしく・・・夕時にお爺さんから聞いた・・・らしいわ
…僕の記憶が正しければ、石作皇子、車持皇子、安部みむらじ、おおともの大納言、石上のまろ中納言の五人となっていた。六人目は…いなかった。でも、噂では藤原氏もいたというけど…難題も、海姫の贈り物以外はすべて聞いたことがある。記憶に関しては、想像がつく事態がいくつかある。そして、迎えがくるという話は本人がしたことになっている…
(記憶を思い付く限り思い出すと、よどみなく記憶していたものを告げる。そして、一泊おいて顔をあげて)
…この時点での推測は、別の人格があるか、その六人目が妖怪。または月人関係…そして何らかの力であやつっていた…かな。
(現時点での推測を述べれば、まだ、これが答えとは限らないけど…と小さくつけたして)
…そう、藤原だよ。当時妹紅さんという娘がいたかな。知り合いだったんだよ、その藤原氏とは。
(相手が反応していた藤原という言葉について教えては、あれっと首を傾けて)
… もしかして、知り合いに…?
(相手の反応がおかしい事に気づけば、もしかしたら、という可能性があったために聞いてみて)
…でも…あれ…? 藤原さんが受けたのは玉の枝…つまり車持…いや、倉持だっけ…? ともかく、海姫ではない…
(少し思い出すと、やはり違うな。と考えて。だからこそ答えを探していて。だが、ふとそこで相手を見たら心配そうに顔を見つめて)
…今少し暗い顔をしてたけど、本当に大丈夫?
(相手を心配して、少し近くによって)
・・・・・大丈夫よ・・・・(月を眺めて)・・・・運命の日・・・・屋敷に5人の男性がきた・・6人目はまだ帰ってきてなく・・都の住人は《妖怪》に喰われたんじゃないかと騒いでたらしいわ
・・・・そしてその日の夜・・女性は外が騒がしいことに気づき部屋からでるの・・・するとね・・・外が明るいのよ・・・夜とは思えない明るさ・・・そして辺りからは焦げくさい臭いや吐き気がでるほどの血の臭いがしてきて女性はすぐに夫婦の元へ行った
…それって、もしかしてあの時の…月人が…いや、最後まで聞かないとわからないかな…夫婦は、どうなったのかな…?
(自分の記憶にある事件と照らし合わせつつ、推測をたてるが、やはり最後まで聞かないと真実にはたどりつかないと思いなおして。真剣に考えつつ相手の続きを待って)
・・・・死んでたわ・・胸を撃ち抜かれたのでしょうね・・・二人とも火の海の中で寄り添うように倒れてたわ・・・これを抱えてね(1冊の書物を見せる)
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