かる 2012-12-10 22:01:51 |
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IIに登場。邪神シドーの復活を目論む、邪悪な悪魔神官。
指が四本なのは、生粋の魔族だからか、あるいは賭け事でイカサマがバレたからなのか。
彼の手下の中でも際立つのは、各地に出現する邪教の神官の豊富なバリエーションである。
これは魔王の率いる軍団ではなく、あくまで邪教徒の集団であるという、
ハーゴン軍団の特色の表われかもしれない。
また、彼は直属の騎士団(骨)も抱えているが、その騎士達は何故か本拠地の神殿をいつも留守にしている。
最期は自らを生贄に、シドーを召喚して息絶える。
手下のアトラス、バズズ、ベリアルの三匹は、元ネタからして魔王クラスの怪物なので、
そんな連中を顎でこき使う彼は、実はとても凄い奴なのかも知れない。
が、虚弱体質で、パルプンテで呼び出される「とてつもなく恐ろしいもの」を見ると、腰を抜かしてショック死する。
心臓の弱い病弱っ子という、ドラクエのボスとしては珍しいタイプの萌え要素を備えた、愛すべき敵である。
また、サンダルを履きだったり、自分のことを様付けで呼んだり、
ムーンブルクの王女を殺さず犬に変えるだけに留めたりと、ちょっとお馬鹿さんでエッチな感じがするのもチャームポイントだ。
そんな彼の攻撃力はギガンテス以上で、HPもFCで230、SFCなら450。タフガイ。
さらに呪文耐性も優秀で、SFCではシドーや三幹部に有効なマヌーサ(+ザラキ)が効かない。やっぱ凄ぇ。
モンスターズ1では、本人だけでなく、井戸の底で謎の研究をしているそっくりさんも登場する。
モンスターズでは1、2ともに???系として登場。
しかし、配合条件がワイトキング×メタルキングという
果てしなく面倒くさい(ワイトキングを作るために???系が必要)上に
本人の覚える特技は攻撃系呪文ばかりで扱いにくい。
(もっともワイトキングに関してはボーンプリズナー×ぶちキング、
メタルキングに関してはキングスライムorぶちキング×メタルドラゴンという
抜け道があるが。)
だが、賢さの伸びが高いことに加え
マダンテを思いつく組み合わせの呪文を二つまで備えており、
少し条件を整えてやればマダンテに加え両親から受け継ぐ
ジゴスパーク、ギガデインを扱いこなすようになる。
余談だがハーゴンを生贄、もとい配合材料としてもシドーは生まれず、
何故かバラモスの配合材料となっている。そしてバラモスはムドーの配合材料。
もしや「前座ボス枠」で一連の配合になっているのだろうか。哀れハーゴン。
モンスターズ1ではクリア後に行ける、植物系だけが生息する「はかいのとびら」のボスとして登場する。
本人はそれほど強くなく、ベギラゴンとイオナズンはここまで来たメンバーにとっては恐れるものではない。
だが、彼は召喚の特技でバズウを呼び出してくることに注意。
バズウはジゴスパークを連発するため、召喚が成功すると被ダメージが大幅に増える。
そんな事情で、ハーゴン本人よりもバズウの対策が重要になるという、なんだか間違った状況に陥るのが一般的である。
ちなみに、同じく召喚を用いるデスタムーアが呼び出すのは、何故かバズウよりも1ランク下のサムシンである。
ハーゴンを倒してもう一度はかいのとびらの最深部へ行くと、今度はシドーが待ち構えている。
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