テニスの王子様のキャラ「丸井ブン太」を汚されたくないって人は見るのをやめることをお勧めします。
此処では名前の部分は入れてありません。
そのため名前の入るはずの部分は__で表されています。
なのでそこに自分の名前を当てはめて読んでみて下さい。
此処まで読んだ人は読んでもいいという人でしょう。
それでは下にお進みください。
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「ブン太、おはよう!」
私、__は私の前を歩いていた彼氏に声をかけた。
「お、__じゃねぇか。おはよ。」
ブン太はにっこり笑うと私を待ってくれた。
私はブン太の隣で並んで歩いた。
ふいに、ブン太の手が私の手に触れた。
「ブン太?」
私は不思議に思って首をかしげながら聞く。
「手、繋いでみようぜぃ?」
ブン太はにっこり笑って私に言った。
「うんっ♪」
私はブン太の手を握り締めた。
「__、好きだぜぃ。ずっと俺のそばに居ろよぃ?」
私は改めてブン太の気持ちを聞き、周りにたくさん人が居るにもか
かわらずギュウッと相手に抱きついた。
「ブン太、久しぶりにケーキバイキングいこうよ?」
私は微笑み相手に言う。
「__から言ってくるのは珍しいな。」
ブン太は少し驚いたように言う。
「だって今日は半年記念日でしょ?」
実は私たちが付き合い始めてちょうど半年だった。
ブン太は何も覚えていなさそうなため、私はケータイを見せながら言う。
「そうだったな。行くぜぃ。」
ブン太は嬉しそうに笑うと私の手をとって歩き出す。
「うん。」
私は心の中で何をしようか考えていた。
「ついたぜぃ。」
ブン太はおしゃれな店の前で立ち止まった。
「ここ、なの?」
私は少し意外で首をかしげた。
「嗚呼。入ろうぜぃ」
ブン太はそう言って私の手を引き、店の中に入る。
「わぁ…おいしそう!!」
店にはいるとケーキの甘い匂いがただよってきて、おいしそうなケーキばっかりで考え事も忘れて騒いだ。
「ブン太、早く食べようよ♪」
私は繋いでいた手を離すと2つ皿を取り、1つは相手に渡した。
「サンキュ、__。」
ブン太は笑うと私の頭を撫でてくれた。
「これもおいしそうだね。」
私はケーキを指差しながら言う。
「早く食べようぜぃ。」
何時の間に皿いっぱいになったケーキをもってブン太が私の隣に立っている。
「そうだね。」
私も取れるだけケーキを取り席に着く。
「いっただきまーす。」
私はフォークでケーキを一口サイズに切ると口に運んだ。
「おいしいっ。」
私はおいしくて夢中で食べた。
ブン太も食べるのに夢中になっている。
私は少し食べるのをやめ、また小さく切った後ブン太の口元にやる。
「あ~ん。」
私はにっこりして首をかしげる。
「美味いぜぃ。」
ブン太は躊躇いもせず口をあけ、食べてくれた。
私は暫くするとケーキを食べおわり、相手を待っていた。
ブン太もすぐに食べ終わり立ち上がろうとした私を引き止めた。
「ちょいまち、__。」
私は首をかしげてもう1度座りなおす。
「__、これ、やるよぃ。」
そう言って渡されたのは小さな包みの箱だった。
「開けて良い?」
私は、早く見たくて首をかしげた。
「いいぜぃ。」
ブン太はクスッと笑った。
私は箱を開ける。
中にはクマのネックレスが入っていた。
それは、私がずっと前から欲しいと思っていたものだった。
「ブン太、これ…。」
私は驚きで相手を見つめた。
「プレゼントだ。」
ブン太は私の頭を撫でると席を立った。
「帰ろうぜぃ、__。」
ブン太はお金を払うと手を差し出してきた。
「うん。」
私は微笑んでその手を握った。
そしてどちらともなく指を絡めた。
少しの間黙って歩いた。
そして、別れの道に着いたときブン太に抱きしめられた。
「ブン太…!?」
私は驚いて相手を見上げる。
「__、俺のそばから居なくなるなよぃ。」
私はそういわれて相手の腰に手を回した。
「好きだぜぃ、__。」
「私も好き。」
私の言葉を聞いたブン太は私の唇に口付けしてきた。
私は目を閉じた。
ブン太はすぐに私から離れ、微笑んだ。
「また、明日な。」
そう言ってブン太は微笑み駆け出していった。
一人になった私はプレゼントにもらって首に付けたネックレスを握った。
このクマはどこかブン太に似ていて寂しい思いがした。
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結構キャラ崩壊しました。すいません。
読んでくださった方本当にありがとうございました!
他にリクエストがあれば言ってくれれば書きます。
どんなアニメでも書けるのでよかったらコメ&リクエストお願いします!