私の震える肩を抱きしめてよ
頼りない星と遠すぎるネオンが 出来の悪い物語の終わりを彩る
あなたの好きな色をした スカートを揺らしながら
あの日みたいに笑えても もうそばにいられない
さよなら あなたは見上げている
私はそれを見つめてる
さよなら 一度だけつぶやいて
続きは心の中に閉まっておくの
あなたがここに帰って来ますように
そうか僕の心はきっとあの時に 死んでしまっていたんだ
だからこんなにも綺麗なものを 綺麗と思えずに
君の目さえ見られずに
今更だけれど本当に君のことだけを
抱きしめて生きていけると思っていたんだよ
浮ついた僕の上で誰かが腰を振ってて
ゆらゆらただぼんやり その風景を眺めてたあの時
君への想いはきっと汚れてしまったんだろう
許してもらえないと分かってる このキスが終わったら話そう
そうだ僕も同じ事されたっけ 君じゃなくて前の彼女に
体中の何かが逆流して目の前が真っ白になったんだ