神凪学園（BL）　

随分と朝からご馳走ですね…(運び終わって椅子に座り

では…いただきます(ちゃんと挨拶して食べ始め

…美味しいですね(少し微笑んで呟くと色々食べ

そうか？朝御飯で和食って言ったらこんな感じかなと思ったんだけど…なんにせよ美味しいって言ってもらえて良かった(ほっとしたように笑い自分の目の前に置いておいたお茶で大量の錠剤をのみ始める

……それも少しずつ直していったほうが良さそうですね(む、とした表情で考えながら食べ

そのままの状態では身体に負担がかかりますし…まぁ今は止めませんけど、徐々に減らさないと…(ブツブツ呟き

へ？(叶斗の目線を追い言われた内容に気づく

あ、あはは(思わず苦笑いをし誤魔化す

(叶斗の前ではあんまり飲まないようにしとこ)

……私の居ない所でがぶ飲みしてたら怒りますよ?(チラッと水守を見

一応これでも心配くらいはしてるんですから…(ため息をつき
君を支えれるくらいの人間になりたいものです…(肩をすくめ、ご飯を食べ進め

ま、まぁ今はご飯に集中しようよ(誤魔化そうと必死
あ、食後は紅茶かコーヒーでも飲む?ジュースがいいならジュースもあるし飲み物は一通り揃ってるよ?






今日の所はこの辺で≡≡≡ﾍ(*--)ﾉ
また明日も来ますね
おやすみなさい(-｡-)y-ﾟﾟﾟ

………誤魔化すと流石に少しは怒るんですよ?(じと、と見つめ
あー…あるのなら珈琲で(もぐもぐ、と食べ


はいはーい、私も寝よーっと…
おやすみなさい、また明日!( ^ ^ )/□

上げ～

うぅ…だって食べ物食べると吐いちゃうんだもん(しょんぼりと落ち込む

薬でごまかせるならいいじゃん(目を泳がせながら立ち上がる

はい、コーヒー(食べ終わったのを確認し、コーヒーを差し出す

ん…あぁ、ありがとうございます(ちょうど食べ終わり、箸を置き

はぁ…ちょっとずつですが色々直していかなきゃいけないですね…(ため息をつき、頬杖をつき
というより私の部屋に泊まりにきたらどうするつもりなんです？朝食とか…(チラッと見ながら珈琲を飲み

食べるだけ食べて叶斗にバレないように吐きに行けば良いかな、とか…思ったり(顔色を伺うように上目使いで見上げる

叶斗が作ってくれたものを食べないわけないじゃん(胸をはって言う

…胸を張っていう事ですか(ぺし、とデコピンし

そんな辛い思いをさせたくありませんし…
第一もし私がこの後同じ様な事をすると君にいったら君はなんとも思わないんですか?(腕を組んでじっと見つめ

いてっ！!(でこぴんされた場所を抑え不満げに見上げる

だからバレないようにするつもりだったんだってぇ～(少し悲しげな顔になる
それに、何度も言うけど吐くのも眠れないのも慣れたから俺の中では当たり前のことなんだって…

全く…本当に今まで何をしてそんだけ身体を保ってきたのやら…(困った様に眉間に皺を寄せながら眉間に指を当て
当たり前の事だと言われて私が心配しなくなるとでも思っているんですか?というより心配しないなんて事が無理だと思うんですが(スラスラと一気に言い

あ、ううううぅ……(全く口を挟めず

ごめんなさい(うなだれ謝る

…君はそれでも大丈夫だ、とか、慣れてる、とか言うんでしょうけどね(自嘲する様に笑い

今はまだいいです、少しずつでいいから直して行きますか(珈琲を飲み
…君の事を心配している人間がいる事くらい、ちゃんと覚えておいてください(少し微笑んでから、食器を片付け始め

じっと叶斗を見つめ、ふっと無意識のうちに笑顔をもらす

うん、なんだか夢みたいだ…
(こんなにも俺のことを思ってくれる人なんてもう２度といないと思っていたのに……)

叶斗が直せって言うなら頑張ってみるよ(悲しげとも嬉しげともとれる複雑な表情になる

(どこまで直せるか分からないけれど…)

あぁ、そうしてください(水守の表情でなんとなく察しながらも、安心したように微笑み

あと、夢なんかじゃないですから…私は君のそばに居ると約束したじゃないですか(微笑み、キッチンへ食器を持っていき、洗い始め

ジッと叶斗を見つめる
ふらりと立ち上がるとそのままゆっくりと叶斗の直ぐ傍まで歩み寄る
泣きそうな顔をしたままお皿を洗う叶斗へと抱きつく

ありがと、叶斗
ねぇ、俺は、叶斗が好きだよ
だから、･････････････ううん何でもない
とにかく叶斗がなにか困ったことがあったら何でも言ってね？
俺がもてるモノすべてを使って絶対に助けてあげるから

そう言いお腹へ回している手に力を込める

…ははっ、先を越されてしまいましたね(珍しく声を上げて笑い、洗っていた食器を置き

水守く…水守、私も君の事が好きなんですよ
だからこうして傍に居たいと思いますし、心配してしまうんですよ…情けない事ですが(前を向いたまま苦笑し

君は私をそうやって心配するのと同じ位自分を心配すべきなんですよ?
…君が倒れられる事が、今の私にとっては一番困る事なんですから。(後ろに少し顔を向けて微笑み

うん、うん(涙目になり誤魔化すように叶斗の背中に顔をすりよる




でも、生活については俺、1回も倒れたことないから大丈夫(意外と頑固者

そう言ったもののやっぱり罪悪感が募る)でも、叶斗が一緒に居てくれるならもう少し頑張ってみる