神凪学園（BL）　

………(きょとん、とするが一応首根っこを掴んで捕まえ
全く…そんな事を言う為にどもってたんですか?(クスクスと片手で捕まえたまま笑い
別にそんなに貴重な物ではないですが、頭を撫でる位なら何時でもやってあげますよ(子供を宥める様にゆっくりと撫で

あ、あうううううううううぅ（軽くうなりながら

は、はずいいいいぃ（顔を両手で隠しながらどんどん地面に座り込む

なんです?君が望んだことでしょう?(くつくつ笑って自分もそばにしゃがみ
それとも、やらない方がよかったですか?(水守の顔をしっかり見ながら

あ、う、うううううううううう（首を必死に横に振り

も、もっと････････････やって欲しいけどぉ（真っ赤で涙目

よしよし、よく出来ましたね(クスクス笑って(ぽんぽんと軽く撫で
後泣かないでください、私がいじめているみたいじゃないですか(苦笑

撫でられてうっとり

余りにうっとりしすぎて無意識に叶斗にすり寄る

んん～、もっとぉ～!!

ん…(すり寄ってきた事に少し驚き
なんだか猫みたいですね(髪を指で絡めながら撫で

猫かぁ

猫になれば叶斗に撫でて貰えるとなら俺、猫でも良いかなぁ

完全に力が抜け寄りかかる

おっとと…そんなに心地よい物ですかねぇ…(不思議そうに苦笑(抱きかかえ
…君は人間のままでいいですよ。
でないと話が出来なくなってしまいますからね、不便です(と言いつつも少し微笑み

俺は････････今まで、そんなこと言って貰ったこと無いから
それにこんなことしてもらったこともない（一度だけ顔を上げ叶斗を見上げる
だから、人肌がこんなに安心するなんて知らなかったし（再び寄りかかる
きっとこの暖かさは叶斗だから何だと思う（身じろぎ体制を変えると叶斗の背中に手を回し胸元に顔を埋める

私も別にやってもらった覚えもやった覚えもないですけどね-…(クス、と笑って
それに私自身安心するなんて言われた事もありませんでしたし
…まぁ、こうして安心する事は初めてですけど、誰でもって訳ではなさそうですね…(ポン、ポン、と落ち着かせる様に背中を撫で

うっとりしたまま徐々に腕に入っていた力が抜ける
すぅ･･････すぅ････････（寝息

…眠いのなら最初から寝ればいいのに(体制が崩れない様に抱き締め
こんな所で寝たら風邪でも引きそうですね(苦笑(寒くならない様に少し強く抱き締め直し

んん～め･･････な････････（うなされるように何かを呟く

…はぁ、夢なんかに惑わされる前にしっかりと現実をみたらどうです?(仕方なさそうに(背中をさっきの様に撫で
私は残念な事に夢の中までは助けに行けませんからね。
…その代わり、現実でなら助けれるだけ助けてあげますよ。(落ち着かせる為に背中を撫でながら語りかけ

撫でられる度に少しずつ落ち着いていく

すぅ･････すぅ･････

全く…寝てるのに私に心配をかけるなんていい度胸してますよ、君は(はぁ…とため息をつき
…ふぁぁ、こうやってくっついてると確かにあったかいものですね(眠そうに欠伸

あったかいねぇ（うっすらと眼を開け微笑む

なんだ、起こしてしまいましたか?(苦笑(顔を覗き込み
もう少し寝ててもいいですよ。
まぁもう夜なんですが…(苦笑のまま肩をすくめ

ん～ん
俺こうしてるの好き
ねぇ、ここは寒いから部屋にでも行かない？
俺の部屋は一人部屋だし･････････