水守 2012-11-15 19:02:40 |
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はぁ…分かりましたよ(ただ溜息をつき、すれ違い様にくしゃ、と頭を撫で
のんびり待ってる事にします(ひらりと手を振り歩き
ロミア
あぁ、おやすみなさい(少し微笑み
えぇー…あ、看護福祉の方なんですか!
今高2で色々将来の事が…;;
叶斗を見送ると盛大にため息をつく
ああ、またやっちまった
俺の仕事なんて携帯ひとつで済むから誰かと関わることなんかないっつうのに(思いっきり肩を降ろすと先程の仕事の報告を済ませ次の仕事を選ぶ
どうしようかな
また怪我するときっと叶斗を困らせる…
ずっと繰り返して愛想はつかされたくないなぁ(そう思いながら危険度Sランクの項目を探していく
そして一番危険度の高い仕事に登録を済ませると首から下げていた例のペンダントを外す
窓辺に移動すると月の光にペンダントを照らししばらくぼうっと空を見上げる
進路かぁ
私もその辺りは悩んでたなぁ
相談とかあればいつでものるよ(^_-)
当てにはならないと思うけど^_^;
バイト…ねぇ(先に寝室に入り自嘲気味に笑い
そんなに大層なものでもないのに、と言うよりか
あんなところで働いてても人と関わる事なんてないようなものですしね(肩を竦めて自分をあざ笑うかのように笑い、壁の近くに行ってズルズルと腰をおろし
…まぁ時給がいいのが救いですか
一応志望校はきまってるんですけど、勉強が…
何かあったら頼りにします!!
しばらくぼーっとするも時間が経っていたのに気づき勢いよく立ち上がる
っと…(立ち上がった瞬間ペンダントを落としていまい、それを拾うために屈み込む
あっ…(屈み込んだ瞬間貧血を起こしてしまいその場に座り込むとそのまま倒れ込み気を失う
ホントにあんまり当てには出来ないからね(苦笑)
ごめんなさい、睡魔が珍しく危ないので今日のところは寝ますヽ(´o`;
明日、と言うより今日ですけど夜に返します、すみません;;
お先におやすみなさい…
……それにしても、随分遅いですね…(ぼんやりしていて時間が経っているのをふと思い出し
やっぱりまだ仕事の話が長引いてるのですかねぇ…(気になるが音も何もなかったなのでしばし待ち
…随分過保護になったものですね(自嘲しながらも結局は立ち上がり、リビングへと向かい
気が付けば暗い闇の中、独りで立ち竦む自分を上から眺めていた
(またいつもの夢か…)
そしていつの間にか眺めていた自分の他に誰かが居るのが見える
(あの人か…)
もう夢の中でしか会えない人…
だけどその口から紡がれる言葉は本物のあの人なら絶対に言わないであろうことばかり
お前のせいで…
お前なんか拾わなければ良かった…
その言葉を聞きたくなくて俺は耳を塞ぎその場に座り込む
いつの間にか上から見ていたはずの自分は居なくなり俺の回りにあの人の罵声が響き渡る
耳を塞いでも直接頭に響く声
だから眠りたくないんだ…
耳を塞いでも聞こえる声にただひたすら耐え抜いていく
……!!水守っ…(倒れているのを見つけて慌てて駆け寄り
…一応病気ではないですね…貧血と言った所でしょうか(脈や顔色などを見て少し安堵し
とりあえずベットに寝かせましょうか(軽々と抱き上げて寝室まで連れて行き、寝室のベットにそっと寝かせて布団をかけてやり、自分はベットのすぐ傍に座り、やんわりと水守の頭を撫で
響く罵声を耐え抜いていくうちにどこからともなく仄かな温もりを感じた
冷たく暗いその場所に今までなかった温もりを捜すように腕を伸ばす
君は眠るのが嫌いですから、変な夢なんて見てないと良いのですがね…(妙に勘が良いせいでぼそりと呟いて自嘲し
ここの所私は君に振り回されてばっかりですよ…(言ってる言葉と裏腹に優しく笑いながら水守の手をそっと握り
伸ばした手を温かい温もりが包み込む
だれ?
ずっと望んでいた温もり
それと同時に与えられることのない温もり
その手を握り返そうとしたその時、温もりにすがろうとする自分を嘲笑うかのように無機質な携帯の着信画なり響く
その着信音に呼び戻されるように目を覚ます
仕事、か…(携帯を取るために体を起こそうとすると手を握られていることに気づく
握られた手を視線で追うことでやっと叶斗に気づく
あ、れ…?(一瞬状況が分からず叶斗の顔をじっと見る
あぁ…目が覚めましたか?(起きた事にほっとした様に息を吐き
リビングに行ったら君が倒れていたんで、ベットまで運んでおいたんですよ(じっと見ている水守をみて言いたいことを察し
貧血ならもう少し寝ていた方がいいかもしれませんけどね…(空いている片方の手でゆっくりと頭を撫で
えっと…(貧血もだけど力の使いすぎだってのは、…黙ってよ
携帯、鳴ってなかった?(いつもの音で目が覚めたのだから近くにあるはずの携帯を探す
あぁ、君の傍に落ちてたので拾っておきましたよ(ポケットにしまっておいた携帯を取り出し、水守に持たせ
そういえば鳴ってましたね…仕事の話なら席を外しますか?(一度ベットから立ち上がり
ありがと、別に平気だよどうせメールだし(先程の余韻が残っているせいかどことなく抑揚のない声で答え叶斗の服の裾を掴みながら携帯を受け取る
届いていたメールを確認すると手続き完了した旨と仕事内容の詳細を綴っていた
それを読みながら叶斗に尋ねる
叶斗、明日って何か用事ある?
明日ですか?(ふと間を置いて視線を下に向け頭の中で予定を考え
…これと言った用事は特に思い出しませんが…(少し間を置いて答え
何かありましたか?(視線を上げて不思議そうに尋ね
適当に仕事は選ばないでください(苦笑しながら仕方ないとばかりに肩をすくめ
…分かりましたよ、いくらでも付き合いますから。私のいる前で無茶はしないでくださいね?(ふぅ…、と溜息をついて
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