クロア 2012-11-13 21:38:00 |
通報 |
とある山脈で、登山隊から行方不明者が出たとの通報があった…
話によると、突然雲間から巨大な手が伸びてきて一人をつかみ、連れ去ったというのだ。
彼らは高山病による幻覚を見たと診断されたが、
数日後、全身打撲を受けた遺体が頂上を挟んで山の反対側から発見された…。
ひとりの男から警察に通報があった。
内容は、隣室から女性の悲鳴のようなものが聞こえるというものだった。
急いで駆けつけた警察が見たものは、数年前から誰も住んでないという空の部屋と、
その隣の部屋で壁を凝視したまま死んでいる男の姿だった。
壁には、爪で引っかいたような無数の傷があったという…。
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