クロア 2012-11-13 21:38:00 |
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アメリカのとある州で竜巻が発生した
その竜巻は不思議なことに、三時間にも渡って一箇所に留まり続け、突然消えてしまったのである
そして、その竜巻を見た人々は口をそろえてこう言った
「竜巻の目に巨大な人がいる」と…
虫捕りに行った子供が、奇妙な虫を捕まえて来た
全身が黒く、ぶよぶよとした数センチの球状で、木の蜜を吸っていたという…
父親が大学に調査を依頼したが、虫は大学に到着する前に死んでいた
虫籠の中で動かなくなったそれを解剖してみると、中には空洞しかなかった…
南洋諸島のある島の子供たちは、幽霊ごっこをして遊ぶ
ルールの基本は単純な鬼ごっこなのだが、鬼が独特の掛け声をかけつつ走り回る
それは「グンソウドノ」「オイテカナイデ」「ミズヲクダサイ」というもの
もちろん、子供たちはそれが日本語だということを知らない。
カンボジアに水を飼っているという男がいた
記者が男の家を訪ると、水以外には何も入っていない大きな水槽がある
いぶかしむ記者の目の前で、水槽に放たれた魚が一瞬にして消えた
「水ってのは、死んでいればなんでもないが、生きている間は大変だ」
男はそう語った。
病気などで亡くなりそうな有名人の「リスト」がマスコミには存在するらしい
これを参考にして、テレビ局は事前に元気な頃の映像を編集しておくのだそうだ
ただ、人はそう都合よく死んではくれない…
そのため、一部のマスコミには「不慮の死を遂げる有名人のリスト」が存在しているのだとか…。
「4時44分の怪」という話を聞いたことはあるだろうか??…
4時44分に電話をかけると悪魔に繋がる、4時44分に鏡を見ると未来の姿が写る、といったものが主流であるが
、無論、これらの話はいずれもただの噂話である
本当の怪異は、4時44分がいつまでも終わらなかった時に起こるのだ…。
ある女性が三階の自室に戻ると、外から喧騒が聞こえる
不審に思いカーテンを開けると、男が電柱に登り何事か騒いでいる
思わず怒鳴りつけると、その男は静かになった。
しばらくすると部屋に警察がたずねてきて、
「家の前の男に見覚えはないか」と聞かれた。
男は、女性が注意するよりも前に死んでいたという…
とある小さな村で、ダムドという男の背中に奇妙な腫瘍ができた。
人面のようなその腫れ物は、実際に声を発し、言葉さえ喋ったという。
その後の手術で、男の背中から切り取られる瞬間腫れ物は、甲高い声でこう叫んだ。
「皆騙されるな! 俺がダムドだ! こいつは俺の身体を乗っ取って……」
ある村の少女は、年寄りに中腹にある石垣に立ち入るなと言われていた。
少女に思い当たる節は無かったが、石垣には近づかないようにしていた。
ある晩少女が目を覚ますと、豪雨の中、石垣の上で寝ている自分に気が付いた。
驚いて山を下ったが、すでに村は土石流に押し流され、助かったのは少女だけだった…。
とある山脈で、登山隊から行方不明者が出たとの通報があった…
話によると、突然雲間から巨大な手が伸びてきて一人をつかみ、連れ去ったというのだ。
彼らは高山病による幻覚を見たと診断されたが、
数日後、全身打撲を受けた遺体が頂上を挟んで山の反対側から発見された…。
ひとりの男から警察に通報があった。
内容は、隣室から女性の悲鳴のようなものが聞こえるというものだった。
急いで駆けつけた警察が見たものは、数年前から誰も住んでないという空の部屋と、
その隣の部屋で壁を凝視したまま死んでいる男の姿だった。
壁には、爪で引っかいたような無数の傷があったという…。
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