それぞれの恋愛模様

え、ええ…
…ありがとう。（撫で受けながら少し顔が火照るとお礼を告げ

珍しいな、冴本が素直にお礼を口にするなんて。
(視線合わせながら頭を撫でつつ。

別に…
こういう時くらい、お礼言わないと罰当たりそうだから言っただけよ。（腕を組みながら無表情になり

相変わらずの仏頂面だな、お前は。俺は冴本に久し振りに会えて嬉しいぜ？
(感極まり思わず貴女を抱き寄せ。←

っ…私は別に…嬉しくなくもない、けど…←（視線を逸らしながらボソボソッと呟き
！！って、何してんのよ！？（不意に抱き寄せられれば驚くと同時に恥ずかしくなって顔が赤く染まり

まったく、ややこしい言い方しやがって。ようは…嬉しいって解釈で良いんだな？何って…抱きしめている。冴本分が足りなくなってたんだ。
(背中に回した手であやす様にゆっくり撫でて。至近距離で貴女を見つめ。

…そう思いたいなら思えば？
そ、それは分かるわよ……ていうか、よくそんな事恥じらいもなく言えるわね…（ふんっとした態度で素直じゃない事を言い、相手の発言に対して顔が真っ赤になると
…ねぇ、顔、近いんだけどっ…（至近距離で見つめられれば更に真っ赤っかになりふいっと顔を逸らそうとして

俺達は互いに奥手だから。多少積極的になってみようかと。
顔？まあ、近づけているからな。…なあ、冴本。口付け、してみないか？
(その発言口にするとこちらもかなり顔が赤く染まり。

い、いきなり積極的になられても困るわよっ…
う…それは、そうだけど………はぁ！？あ、貴方…自分が何言ってるか分かってんの！？（相手の発言を聞けば驚きと羞恥で顔が真っ赤になったまま聞き

いや、恋人同士になったことだしな。俺は…冴本とキスをしたい。ただお前を困らせたく無いから、冴本の判断に任せる。
(赤くなった顔、隠す様に背け。ただ横目で貴女の様子を伺い。

っ……分かった…いい、わよ…（暫く間を空けると静かに頷きながら俯いて小さく言い

分かった。…じゃあ、するぞ。
(ゆっくりと、本当にゆっくりと貴女に顔を近づけ。貴女の唇に彼の唇を重ねれば。

え、ええ……（相手と自分の唇が重なればゆっくりと目を瞑り

…ん、…はぁ…。(短くも長く感じた時間の間、貴女との接吻を続け。ようやくゆっくりと貴女から離れ。)
平気か、冴本…？

んっ……平気よ。（唇が離れたのを感じればゆっくりと目を開けて相手を見詰めながら薄く微笑み

…その笑顔は卑怯だろ。可愛すぎる。
(ぎゅう、と思わず強く、しかし痛く無いよう加減しつつ抱きしめ。

か、可愛くなんてないわよ…（否定しながらも抱き締められれば嬉しいが恥ずかしいという感情が入り混じり相手の胸に顔を埋め

俺が可愛いと思ってるだけ。お前に拒否権はない。(背中ゆっくり撫でつつ、貴女の髪上に唇落とし。

悪い、冴本。久し振りに会えたが今日はもう先に落ちるな。楽しかったよ、お疲れ様。

な、何それ…そんなの勝手過ぎ（撫で受けながらも髪上に唇落とされれば頬を染め

分かったわ。ええ、私も…またね。

わー…全然これなくてごめんねーっ