laimu 2012-10-01 18:43:00 |
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霧さん
あえてひつじさんの正体は言いませんw
桜さん
1号千本桜さん
2号ひつじさん
3号霧雨さん
になっていますよwww
千本桜さん
そうですか・・・
それは残念。
せっかくケーキをみんなで食べようとおもっていたのに。
では、霧雨さん。
二人だけでたべましょうかwww
では、載せます。
俺は「ライム」。
一応高1だが、学校が終わるとネットばかりしている。
成績は「そこそこ」。
平均ちょい上くらいだ。
まぁそんなこんなでふつーに暮らしている。
――だがある日、俺はとんでもないことに巻き込まれる。
・・・それはネットオタクの俺にとってそんなに悪いことではなかったのだが・・・
一章
=始まり=
××××年、8月14日。
ネット内やオタク仲間が「カゲロウデイズ」を語る日。
俺も早く帰ってネットをしたくてたまらなかった。
授業が終わると、帰宅部の俺はダッシュで家に向かう。
・・・と、近くの書店で「チルドレンレコード」のCD発見。
そのCDを速やかに手に入れ(実はまだ持っていなかったのだw)、
ネット仲間に自慢しよう―×年おそいかw―などと考えつつはしっていると、
俺「おわっ!?」ドシン
・・・誰かにぶつかってしまった。
俺「・・・ッすいませんっ・・・て、はぁ・・・」
・・・相手が悪かった。
二章
=不良=
相手は不良。
・・・大学生ぐらいだろうか。
そいつが俺を上から見下ろしている。
やっべぇwww
死ぬwww
不良「よォ、兄ちゃん。すまねぇな。」
と不良。
あれ、不良じゃねぇの?
いや、でも腕や頬の刺青とか、後ろの悪党仲間っぽいのはどうみても・・・
不良?「なんだ?立てねぇのか?w」スッ
俺の目の前に出された手。
その意味に気が付くのに数秒かかる。
俺「・・・あっ、ありがとうございます。」
俺はその手を握ってしまった。
不良「・・・。」ニッ
三章
=「荒地」=
俺は不良(?)の手を握ってしまった。
不良?「・・・。」ニッ
不良が小さく嗤った時、俺を頭痛と吐き気がおそった。
俺「ンんっ・・・」
目を覚ますと、そこは荒地だった。
俺「まるでゲームの闘技場じゃねぇか・・・」
そして、見つけてしまった。
いや、見つかった、のだろうか。
立ち上る砂煙の中、向こうにみえたのは・・・
―銃を持った「不良」だった―
四章
=「デッド・ゾーン」=
俺「お・・・おい・・・ウソだろ・・・?」
立ち上る砂煙の中、向こうに見えたのは・・・
―銃を持った「不良」だった―
不良「ククッ・・・兄ちゃん、ようこそ。『デッド・ゾーン』へw」
・・・おいおいw
こいつそうとうなイカレ者だwww
いくら中二病でもこんな奴にはなりたくねぇなw
それとも俺が夢でも見ているのだろうか・・・
きっとそうだ。
でなきゃこの荒地の説明がつかねぇ・・・
どうしちまったんだ?
俺の頭はwww
五章
=無敵・・・?=
どうしちまったんだ?
俺の頭は?w
あたりに風の音だけが響く・・・
先に静寂を破ったのは
「・・・おい。」
・・・俺だった。
俺「おい。」
これはきっと夢だ。
死ぬことはない・・・ハズだ。
なら・・・
俺「おい・・・クソジジィッ!!」
俺は無敵だ!
俺「うぉおおおおおおっ!」ダッ
俺は不良に突進・・・できなかった。
向こうで火花が上がったと思うと、鈍い衝撃と痛み・・・
少し遅れて銃声が聞こえ・・・
―あたりが真っ暗になった―
六章
=「フード男」出現=
向こうで火花が上がり、鈍い衝撃と鋭い痛み・・・
少し遅れて銃声が聞こえ、あたりが真っ暗になった・・・
気が付くと、俺は乾いた地面に倒れていた。
俺「・・・つッ」
頬がひどく痛む。
触ると血が付いた。
切れているようだ。
俺「あれ?・・・俺、撃たれたんじゃ?」
顔を上げると、俺の目の前に不良と別の、銃を持ち、こんなに暑い中フードを被った男がいた。
その男の銃口は・・・
―不良のほうを向いていた。
七章
=・・・何者・・・!?=
その男の銃口は・・・
―不良のほうを向いていた。
不良「・・・っ!てめぇっ!邪魔すんじゃねぇ!」
ズガガガガガガガガガッ
不良のマシンガンが火を噴く。
弾は真っ直ぐ飛んできて、フード男に
―当たらなかった。
俺/不良「「!?」」
フード男は明らかに音速を超えた弾丸を、まるで何もなかったかのように避け、これが今日の運動だ、とでもいうように自分の銃の銃口を不良の頭にむけると
―引き金を引いた。
八章
=強者=
フード男は不良の頭に自分の銃の銃口を向けると・・・引き金を引きました。
M500リボルバーの銃口から弾丸が弾道をまっすぐ描きながら不良の頭に直撃し、
「それ」を一瞬で砕き、後ろにいた手下に赤色の液体を浴びせました。
手下「うあぁ・・・うわぁああああああああああっッッッッ!!!!」
狂った手下は持っていたAR57を乱射します。
せっかくのレーザーサイトやフォアグリップがもったいない乱射です。
地面やら岩やらその他やらがどんどんえぐられ、砕かれていきます。
しばらくすると、
カチリ
という心地よい音とともに、50発あった弾が残弾0に。
ほんっともったいないです。
手下「ぎゃぁあああああああああ!!!!」
この叫びは手下の
どがん
―遺言になりました。
九章
= H&K Mk.23 SOCOM PISTOL=
この叫びは手下の
どがん
―遺言になりました。
しばらくすると、あたりにはえぐれ、砕けた地面の上に生臭い肉片が散らばっていました。
フード男「ふん・・・こんなもんかな。」
普通に去って行くフード男。
フード男「あ、そうだ。」クルッ
フード男「おい、そこのアンタ。」
俺「?!・・・なッ、なんですか?!」
自然と背筋が伸びる。
フード男「アンタ、丸腰だろ?くれてやる。」
そう言って、フード男が差し出したのは「H&K Mk.23 SOCOM PISTOL」・・・だったと思う。
一度だけどっかのサイトでみたことがあったような気がする。
フード男「じゃな。」
フード男は去った。
―「生きろ」・・・と小さく言い残して。
十章
= H&K Mk.23 SOCOM PISTOL 謎の文字=
―「生きろ」と小さく言い残して。
一人残った俺は、H&K Mk.23 SOCOM PISTOLを見つめていた。
俺「H&K Mk.23 SOCOM PISTOLって名前、やっぱ長いよな・・・」
その時、グリップの裏に文字が彫ってあるのを見つけた。
俺「えっと、なになに・・・?」
十一章
=『ソコム』=
俺「えっと、なになに・・・?」
そこには、
「ソコム」
そう彫ってあった。
俺「・・・ソコムってwww何処の引越し会社だよwww」
俺は、『ソコム』をホルスターに、ってホルスターないじゃんwww
俺「・・・まぁ、なんとかなるか。」
俺はしっかり安全装置をかけると制服のしたでベルトに『ソコム』を突っ込んだ。
俺「さて・・・何処に行こうかwww」
誰にというわけでもなく問う。
とりあえずフード男が消えた方向に行くことにした。
十二章
=移動中・・・=
何もない。
ただ、何もなかった。
俺「こっち・・・だよなぁ・・・」
今日何回目かのセリフを吐く。
あたりにはただ淡々と荒地が続き、時々舐めるように風が吹く。
気分悪い。
そして・・・
―何もない。
ただ、何もなかった。
俺「こっち・・・だよなぁ
今日何回目かのセリフを吐く。
あたりにはただ淡々と荒地が続き、時々舐めるように風が吹く。
だが、今回は何かが違っている。
俺「・・・何だ・・・?」
妙に体が緊張してくる。
気が付くと俺の右手は背中に伸びていた。
コツ
手が何かに触れた・・・と、
パァン・・・
銃声が響き、
俺「ッ・・・?!」
俺は近くにあった岩の陰に身を潜める。
パァン・・・
二発目は俺が隠れている岩をえぐった。
俺「ちっ・・・ん?」
向こうで人影が動いた。
俺の右手が背中に伸び、そこにあったもの、『ソコム』を引き抜く。
『ソコム』の上部をスライドし、一発目を装填。
右手をぴんっと伸ばし、狙うは人影の少し上。
引き金に指をかけ、
―引いた。
十三章
=警官=
引き金に指をかけ、
―引いた。
どごん
耳を突き破るような破裂音が響き、右手が後方に弾かれる。
反動を利用して空薬莢がはじき出され、次弾が装填される。
そして人影は・・・
俺「ちっ・・・外したか・・・」
少しの間硬直し、戻っていく。
しばらく経つと人影が戻ってきた。
両手を上げている。
・・・撃つか?
俺「行ってみるか・・・」
俺は『ソコム』をしっかりと握りなおすと、岩陰からゆっくりと出た。
・・・もちろん、狙いはつけたままで。
やってきたのは中年の男性だった。
男「やぁ。話がしたいんだ。少しいいかい?」
両手を上げたまま男は喋る。
俺「・・・そのままどうぞ。」
男は、自分はこの近くの街の警官であること、危害を加えるつもりはないこと、
もし俺が変なことをすれば待機している奴が容赦なく撃つことなどを話した。
とりあえずソコムは降ろさずに次の言葉を待つ。
警官「最近、この辺で腕や頬に刺青をした輩がうろついてるんだ。俺はそいつを捕まえる、もしくは駆除するように上から言われている。君はそんなやつを見なかったか?」
―俺「・・・そいつなら、死にました。」
十四章
=真の顔=
―俺「・・・そいつなら、死にました。」
警官「?!」
俺は不良のこと、フード男のことなどを正直に話した。
警官「・・・そうか・・・なら・・・」
警官「俺の手柄にするまでッ!!」
警官は、ジャケットの下のホルスターからS&WM500を取り出した。
警官「**ぇええええええええええええっっっ!!!!」
どごん
俺「はっ!かっこつけないでさっさと撃てば良かったのにwww」
警官「あ・・・あぁ・・・」
警官の脇腹は俺が放った45ACP弾に砕かれていた。
俺「まぁ、S&WM500持ってることは尊敬する。すげぇな、おっさん。」
警官は動かなくなった。
その時、
ガァン
飛んできた弾丸が俺がさっきまで立っていた地面をえぐる。
俺「ちッ・・・」
俺が発砲音がした方を向いた瞬間、
?「・・・動くな。」
―後ろから銃口を突き付けられた。
十五章
=救いの手=
?「・・・動くな。」
―後ろから銃口を突き付けられた。
俺「なっ・・・!」
俺の背筋を冷たいものが這い上がるような感覚が襲う。
とりあえず銃は落として、降参する。
向こうから横でくたばっている警官と同じ制服の人が数人出てきた。
そのとき、後ろの奴が小声で、
?「貴方は奴らから殺される。私が合図をしたら、銃を拾え。」
俺「えっ?ど」
?「今だっ!!!!」
何故かは解らないが、こいつは俺を助けてくれるみたいだ。
俺は『ソコム』を拾うと、一番近い警官に狙いをつける。
弾は残り8発。
警官は後ろの奴を除くと、今見えているのは3人。
大丈夫・・・だと思う。
警官「くそっ、テメェ裏切りやが、がはっ!」
後ろの奴は最後まで言わせなかった。
残り2つ。
手前はマシンガン、後ろは太めの銃器を持っている。
少し遠くてよく見えない。
手前のマシンガンが火を噴く。
弾は全て後ろの奴に向かっていく。
俺は構わず手前の奴に弾丸のプレゼント。
さすがにこれだけ近ければ当たるだろう、と思っていたら、意外にも2発も避けやがった。
3発目がヒットし、残り1つ。
残弾は5発。
最後の奴に狙いをつけようとしたとき、その太い銃器の正体がわかった。
と同時に銃器、RPG‐7の先が爆発。
先に付いていた危険物が弾道を描きながら飛んでくる。
俺「! やばっ!」
残り5秒程度で爆発に巻き込まれる。
ダッシュして逃げてもおそらく間に合わない。
その時、後ろからくぐもった破裂音がして、
―空中で爆炎が上がった。
十六章
=勝利、そして謎=
―空中で爆炎が上がった。
俺/警官「?!」
少し遅れて爆音が耳に届く。
警官「なッ・・・き、キサマッ!!」
なるほど。後ろにいる奴の名前は『キサマ』というんだな。
そしてそいつがRPG‐7の攻撃をはたき落したんだな。
キサマ「フッ・・・残念です。貴方たちがそんなに薄汚い人たちだったとは。」
そして、警官の頭がはじけた。
しばし沈黙が流れる。
俺「・・・ありがとな。『キサマ』。」
ホントに助かった。
俺の中に感謝の気持ちと同時に疑問がわきあがる。
―何故、こんな強いやつが俺なんかを助けるんだ?
十七章
―何故、こんな強いやつが俺なんかを助けるんだ?
わからない・・・
その時、『キサマ』が口を開いた。
キサマ「えっと・・・少しいいかな?」
こいつは俺を助けてくれた。
信用していいだろう。
俺「なんだ?」
キサマ「えっと・・・」
さっきの冷静さなど欠片もなくなっている。
キサマ「えっと・・・」
キサマ「なんか言いにくいんだけど・・・」
言いよどみすぎだ。
俺が何かまずいことでもしたのだろうか?
―キサマ「『キサマ』って・・・誰?」
十八章
=勘違い=
―キサマ「『キサマ』って・・・誰?」
俺「・・・へ?」
つい、情けない声を出してしまった。
キサマ「いや、だから・・・」
数秒後、死体がいくつか転がっている荒地に叫び声が響いた。
俺「名前、『キサマ』じゃなかったの?!」
?「はいwwwてかそれが名前だと思ってたんですかwww」
俺「うん。」
?「俺の名は・・・」
―「シン。神無月、信。よろしく。」
十九章
―「シン。神無月、信。よろしく。」
キサマ・・・神無月シンが言った。
俺「お、おう。よろしく。」
シン「よし、じゃっ、いくぞ。」
何処へ・・・?
シン「・・・『街』へ。」ニヤッ
俺「街・・・?」
俺は辺りを見回してみたが、街どころか人工物すら見当たらない・・・
シン「それが、あるんだなぁ」
シンは近くの岩の柱のようなものに近づくと、軽くふれた。
ゴゴッ
鈍く耳に響く音と共に、岩の柱が動き・・・
―中からは、下へと続く階段が現れた。
二十章
=『街』=
―中からは、下へと続く階段が現れた。
俺「うわ、すご・・・」
俺は自分の目を疑った。
というか、疑わない人がいたらあってみたいwww
シン「何やってんだ。おいてくぞー」
いつの間にかシンは階段を数段降りていた。
俺「あ、ちょっ待てよ」
俺は急いであとを追った。
二十一章
=地下街=
俺は急いであとを追った。
―かいだんなう―
俺は、狭い階段を下りている。
もう降り始めてどのくらい経っただろう・・・
ぼーっとしてると自分が何処にいて、何をしているのかすら分からなくなりそうだ。
時折、壁からごそごそ音がするのは気のせい・・・ではなさそうだ。
シンに聞いても、
「あぁ、なんでもないよ」
としか答えてくれないし。
その時、
カツ
壁が出っ張っているところに指が当たった。
これで15回目。
どうやらこれは数十メートル下るたびにあるようだ。
いったいなんだろう?
少したって、そろそろ16回目のでこぼこが、と思った時、
シン「おっと。ストップストップ。」
シンに止められた。
俺「・・・なんだ?」
直後、俺たちから少し離れた場所の壁が動いた。
二十二章
=乱闘=
俺たちから少し離れた場所の壁が動いた。
俺「・・・は?」
壁がスライドする。
そして、ぽっかり空いた穴から・・・
俺「・・・人?」
人、が 出てきた。
俺の中の疑問が瞬時に解決される。
よかった。
もうすぐ頭がオーバーヒートするところだった。
つまり、ここはもう『街』なのだ。
さっきから壁についていた凸凹は扉、というわけだ。
そして、俺たちは『街』の下層部に向かっている、と。
そういうわけだ。
まさか地下に『街』があったとは。
俺が感心していた時、さっき壁から出てきた奴と視線が合う。
―冷酷な目。
光を宿さず、死人・・・というよりは殺し屋のような。
そいつが横を通り過ぎる。
瞬間、
俺「・・・甘い。」
俺はバックステップで後ろに下がる。
少し前まで俺の頭があった空間を『奴』の蹴りが引き裂く。
俺はそのまま2,3歩下がると次の攻撃に備える。
来た。右ストレート。
1歩下がり、少し上体をのけぞらせてかわす。
そしてその手をつかみ、引き寄せる。
そのまま後ろへ引き倒し、背中を蹴りつけて、半歩下がる。
次の攻撃に備える・・・前に蹴りが飛んできた。
俺「ぐッ!」
みぞおちの少し上。
危なかった。
いきをつく暇もなく左フック。
半歩下がりかわす。
直後、足払いを食らった。
下がった時の勢いも上乗せして体が宙を舞う。
誰かに支えられて、倒れずに済んだ。
俺「・・・シン・・・なんでもっと早く助けてくれなかったんだ。」
俺は見ていた。
シンが笑いながら俺・・・正確には俺達、の戦いを眺めていたことを。
そして、俺が倒れそうになった時、大げさに肩をすくめて見せ、『奴』を突き飛ばして俺の後ろに回り込んで支えてくれたところまで。
シン「なんだ。見てたのか。てことは、余裕だったのかな?」
・・・俺をからかっても面白くもなんともないと思うが。
シン「じゃ、降りようか。」
シンは先に行ってしまう。
ふと視線を下げると、『奴』が伸びていた。
長すぎましたねwww
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