円堂守 2012-09-01 01:22:12 |
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…っと、そろそろ時間か。(時計を見ると時刻は9時をまわっている。明日に備えて準備をしなければ
(いけない、静かに両手を合わせ「御免、」と短く謝ってから退室。
亦な!今日も相手してくれてさんきゅ!ノンー。
…疲れたなぁー(只今帰宅。ぐったりと椅子へ寄り掛かると机の端へ「今日はもう寝る。来れなくて御 (免、」中学生男子らしい字で小さく書かれる。…机へうつぶせになると、睡魔に襲われたように
(ぐっすりと眠り始めて。
明日またくる!御免な、
上げ越智ノ、
来たぞー…(本当は「来たぞー!!」と言いたかったのだが、半田が眠っているのを発見すると声を小さくして。机に書かれた字を見ると、今の状況を理解する。そして、半田が本当に眠っているのを確認すると、小さな声で「おやすみ。」と呟いて
円堂っ!(全力疾走…とまではいかないものの、相手の元へ駆け寄っては。
(「おかげでよく眠れたよ。」眠い目を擦り乍も親指を立てて、
>円堂
おう!…最近勉強ばっかやってたからさ。(苦虫でも噛み潰したような表情、誤魔化すように微笑めば
(軽く頬を掻いて。幾度か頷きを返せば、
>円堂
≫半田
そうなのか…大変だなー(勉強という言葉を聞くとギクリとする。というのも、最近はサッカーばっかりで勉強なんてまともにやっていないからだ。そのせいでテストでは何時も悪い点数、授業を聞いててもよく分からないのでサッカーの事ばかり考えている
そうなんだよ、…俺なんか頑張っても毎回平均点止まりだろ?(そう、中途半端な性格の所為か点数
(こそ悪い方ではない。が、反対に考えると如何しても伸びないのだ。点数が。今回の定期テスト
(では平均点を越えるのが目標だと大きく言い放つ少年が一匹←
そうだな…でも、俺から見たら半田だって充分頭いいぞ!
(テストで何時も悪い点数ばかりな自分から見れば、平均点でも充分高得点だ。相手の目標を聞くと「じゃあ俺は平均点目指す!」と此方も大きく言い放ち。…まあ、恐らく無理だろうが←
そ、そうか?(褒められて悪い気はしないのだろう。照れ隠しにほんのりと笑顔で後頭部をかしかし、
(自分が力になれるかは分からない、「…なんなら俺が教えてやろうか?」不意に零れた言葉。
(当たり前に言い放つ反面、いつも頼ってばかりな自分。なら今回くらい円堂に頼って欲しいと思う
(気持ちも渦巻いている。
いいのか?じゃあ、教えてくれ!
(相手の口から不意に零れた言葉を聞くと一瞬きょとんとして首を傾げるが、せっかく教えてやると言われているのだから教えてもらおうと思い、素直に首を縦に振り
…ん、じゃあ。解らないとこあったら聞いてな、…上手く説明できるかアレだけどさ。
(説明以前に解るのだろうか。苦笑交じりに肯定すれば、相手の所作へこちらもコクコクと頷き返し
(取りあえず立ってばかりも足が応える。何時もの席へ腰でもかけようか。……風呂上りの所為か
(肩へタオルを掛け。髪から垂れる水滴ををゴシゴシ拭きとりながらの行動だ。(さんきゅ!←
おう、分かった!(解らないとこがあったら言えと言われると頷いて。
(半田の説明も少し心配だが、それ以前に分かりやすく言われても理解できない円堂が、果たして理解することができるのだろうか…
おう。(ニイ…そんな具合に笑ってみては。大きく頷いて、床へ大の字に寝そべれば。首へあるタオル
(で口元を覆いうつらうつらし始めていた。
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