キャイト 2012-08-23 13:35:56 |
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8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁(だべ)ってい た
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き 叫ぶ 血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ 返った 嘘みたいな陽炎(かげろう)が「嘘じゃない ぞ」って嗤(わら)ってる 夏の水色、かき回すような蝉の音(ね)に全 て眩(くら)んだ
目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時?
8月14日の午前12時過ぎ位を指す やけに煩(うるさ)い蝉の声覚えていた
でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた
落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈(つんざ)く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で 空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って 嗤ってる 眩む視界に君の横顔、笑っているような気が した
何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。 繰り返して何十年。もうとっくに気が付いて いたろ。
こんなよくある話なら結末はきっと1つだ け。 繰り返した夏の日の向こう。
バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックに ぶち当たる 血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って 笑ったら
実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。
目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえ てた
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※2011年9月~10月のコメントはこちらに
大胆不敵にハイカラ革命 來々落々反戦国家
日の丸印の二輪車転がし 悪霊退散ICBM
環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその
少年少女戦国無双 浮き世の随に
千本桜 夜二紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして
三千世界 常世之闇 嘆ク唄モ聞コエナイヨ
青藍の空 遙か彼方 その光線銃で打ち抜いて
百戦錬磨の見た目は将校 いったりきたりの花魅道中
アイツもコイツも皆で集まれ 聖者の行進 ワン ツー サン シー
禅定門を潜り抜けて 安楽浄土厄払い
きっと終幕は大団円 拍手の合間に
千本桜 夜二紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして
三千世界 常世之闇 嘆ク唄モ聞コエナイヨ
希望の丘 遙か彼方 その閃光弾を打ち上げろ
環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその
少年少女戦国無双 浮き世の随に
千本桜 夜二紛レ 君ノ声モ聞コエナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台を飛び降りて
千本桜 夜二紛レ 君が歌い僕は踊る
此処は宴 鋼の檻 さあ光線銃を打ちまくれ
『千本桜』より
とある言葉が君に突き刺さり 傷口から漏れ出す液を「愛」と形容してみた
思いやりの欠如と形だけの交尾は 腐れ縁のキミとアタシによく似ている 「それでも好き…。」とか(笑)
愛したっていいじゃないか 縛り 誰も 触れないよう これも運命じゃないか 消える 消える とある愛世
終わる頃には君に飽いてるよ 愛か欲か分からず放つことは何としようか
思いやりの欠如と形だけの交尾は 腐れ縁のキミとアタシによく似ている それでもいいから…。
愛したっていうのですか? しがみついて藻掻くことを 殺したっていいじゃないか キミが嫌うアタシなんて
愛したっていいじゃないか 縛り 誰も 触れないよう これも運命じゃないか 消える 消える とある愛世
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