miru 2012-08-13 02:13:02 |
通報 |
私の名前は日比野飛鳥(ひびのあすか)。中学二年生のごくごく普通の女子。
私には友達がいない。
世間一般の友達は沢山いるが、本当の友達はいない。
私は大人の中で育った。
歳の離れた兄姉。普通より歳をくった親。
その上男のような性格せいか私はあまりクラスメートの趣味を理解出来なかった。
『ジャニーズ?AKB48?あんなもんみんな同じ顔に見える』
そんな感じだった。
???「……うぅ…ここはどこだ?」
目がさめるとそこはみしらぬとちだった。
しかもきおくがはっきりしない……。
「ん……?どうやら、目ざめたようだね!」
じぶんの目の前に、アチャモというポケモンがいた。
なぜか分からないが……じぶんは……ポケモンという生き物を熟知しているようだ
アチャモ「どう?きぶんは……?」
???「ん…… あ、ああ。大丈夫だ。」
かんがえ事をしていたせいかおれはあいまいなへんじをした。
かのじょ(アチャモ)はそれにきずいたのか問いかけてきた。
アチャモ「だ…大丈夫? きみは……何者?」
少しひょうじょうが険しくなっているのが分かった。???「えっ……?な、な何者って……どういう……」
かのじょはゆっくり口を開いた。
アチャモ「名前とか……」
おれはだまりこんだ…きおくが……なぜかでてこない。 しばらく考えた…
アチャモはふしんにおもった。
アチャモ「あのー……きいてる?さっきから変だよ?」
とつぜん声をあげた
???「そうだ!!自分は……白気(はっき)だ!!」 アチャモ「ふーん……白気っていうんだ♪うん!あやしいひとではなさそうね」
白気「あ…あやしい人?(コイツ…自分をうたがっていたのか?)」
アチャモ「あ…ちなみに私のじこしょうかいはまだだね…自分はアチャモの冷菠(れいは)よろしくね!」
白気「ん?…あ、ああ。こちらこそよろしく」
ごめんね。
私…もう一緒に居られないかもしれなくなっちゃったよ…
ごめんね……私、もっとアナタの傍に居たかった、
ずっと…護ってあげたかった。
なのにもう会う事すらできないんだね許して…アナタを一人にしてしまう私を…
たとえ…アナタに他に好きな人が出来たとしても私の事――
忘れないでね…愛してるよ……
「……おいセータ。何してんだよ?」
俺はドアに向かって話しかけた。
「勉強。入って来いよ。」
ドアの向こうから、セータの声がした。
セータに返事するかわりに、ドアを開けた。
部屋の中には、机にかじりつくようにして座っているセータ。
「また勉強か?」
俺は半ば呆れながら言った。
「まあね。クラスの平均点を上げてるのは僕だから。」
セータは得意そうだった。
「下げてんのは俺だけどな。」
俺は苦笑しながら言った。
セータが突然振り向いて、俺の顔をじっと見た。
「……何だよ?」
俺は不機嫌そうに言ったけど、内心嫌ではなかった。
セータの事は嫌いじゃないからだ。
小さい頃から付き合いがあって、寧ろ好きかもしれない。
……気持ち悪い意味ではなく。
「ハルキ。」
セータが俺の名前を呼んだ。
「だから何だよセータ。」
「セータじゃない。清太だ。」
「俺もユウキだけどハルキじゃない。悠貴だ。」
「悠はハルカとも読むじゃん。」
「どうでもいい。」
俺は食い気味に言った。
早く本題に戻りたかった。
「何急いでるんだよ。」
鋭いセータは、俺が急いでいる事に気付いたらしい。
「何で俺の顔ガン見してるんだよ。」
「いやイケメンだなと思って。」
「嘘だろ秀才美少年。」
「割とマジだよイケメン君。」
「……何だこの気持ち悪いやりとり。」
セータと同時に吹き出して、それから暫く大笑いした。
……この時俺たちはまだ知らなかった。
この会話を、聞いてる奴が居たことを。
トピック検索 |