ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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>ゼク
艦載機作るなら
燃料/20弾薬/60鉄鋼/10ボーキサイト/120
がおススメ、四回中
彗星十二型甲、紫電改ニが出た
夕張だぶった瞬間の絶望
千歳よりだったら初期からのやつの方いいと思う。
俺は千歳育ててるけど12になって改造したら甲標的 甲取るだけとって、終わりかなぁ
なったところで、結局遅いから使わない。隼鷹?Lv1時点じゃ、ステは負けてるけどな。
そもそも、千歳と千代田はLv12で甲標的を作ってくれるというメリットの下レべリングをされてるんだ。
ウチの学校にはバカがいた、
USBメモリ持ってきて技術の時間で
そのメモリに入ってる艦これの同人誌見てたらしい…
んなことするから俺たちが白い目で見られんだよなー…
ブライトクロス
第七話 脳に響く声
捨てられた弁当を左手に持って立ち去ろうとする少女、ナキネ・ブラックレイ。
「今日の昼飯は弁当二個もあるや、ハハッ…」
右手にも弁当を持っている。
もしかしてあの兄貴と一緒に食べるつもりでいたんだろうか。
「ねぇ!…えっと…そのお弁当だけどぉ…良ければ私に、くれない?」
戸惑いつつもアヴィスが声をかけた。
「いや、ほんとに気にしないでいい
こっちも…自分で食べるからさ」
「あ、いや、その~…」
「平気だよ、兄が私に辛く当たるのは珍しくないし
………でも兄を悪く思わないで欲しい、それじゃ」
流石のアヴィスもこの状況では手を出しがたい。
「お弁当~…?」
突然、気まずい空気の中に、金髪の少女がフラつきながら入ってきた。
「え?な、何、きみ誰?どうしたの?大丈夫?」
「朝から何も食べてなくてお弁当も忘れちゃって…
余ってるって話…聴こえちゃったからぁ~…」
お前はハイエナか。
「アハハ…そうなんだ、大変だなぁ
いいよ、やる、食べてくれると助かる」
右手の弁当を差し出そうとするナキネ。
「ありがとう、ほんとありがとう」
少女はナキネの左手から弁当を奪った。
「あ!そっちのはダメだっ!」
その場に座り込み、お構い無しに包みを広げてふたを開ける少女。
「いただきます♪
んん~!とっても美味しいよ~!
これ、手作り?」
「…そ、そうだけど…ぐちゃぐちゃで、ごめんな…」
「平気だよ、それにほんとうに美味しいもの」
少女は屈託のない、満面の笑みで答えた。
「あ、ありがと…一緒に食べて、いい?」
「もちろん」
ナキネも座り込んで弁当を開けた。
「あ~…さっき転んじゃったもんなぁ~…
これじゃどっち渡しても同じだったな
バカみたい、笑っちゃうよ、アハハ…」
「そっちのも美味しそうだね」
「そうか?君は少し変わってるみたいだ
あ、いや悪い意味じゃなくてだよ?」
「あのさぁ~、そんな地べたに座って食わなくてもさぁ~
テーブル空いてるし、こっちで一緒に食っていいんだぜ?」
「いいんだ、この娘が気にしてないみたいだからさ
私もなんだか、ここが良いような気がして
それに…」
ナキネはガラージに目を向ける。
「ああ、ガラージの事なら気にするな
君の事は許すって、最初から言ってた
アイツは『漢』だからな」
「『男』だから?やっぱり痛いんだ…」
「あっ、『おとこ』っていうのはそういう『男』の事じゃなくて…」
「『漢』だって」
俺の代わりに少女が続きを言った。
「へー、そういう言葉あるんだ、知らなかった
でも、私達はここでいいよな」
「うん」
「そうか、まあ仲良くしなよ」
「ところで名前なんていうんだ?」
「私は…」
「ああ、俺?キュリオ・メルクリル」
「いや、君に訊いたわけじゃ…」
言いかけて気付き、手で口をふさぐナキネ。
でも聞こえちゃったよ…俺すっげぇ恥ずかしい…
「改めて私はナキネ・ブラックレイ、よろしくキュリオ」
もう一度自分の名前を笑顔で教えてくれたナキネ。
気を遣ってくれてるのが分かり、余計恥ずかしい。
「じゃあ、また何か縁があればよろしく」
俺は足早に立ち去る事にした。
「えっと、それで君は?」
「ルナリア・アルトラルっていうの」
「良ければ…これからも時々ご飯食べないか?」
「うん、仲良くしよ~」
背後で聞こえる会話が良い雰囲気なのが、皮肉にも俺にとっては傷口に塩だぜ…
「おかえりキュリオ、恥ずかしいわね~えww」
「るっさいぜッ、チクショオ!」
「それにしてもあの二人、仲良くなりそうね
『技Y・字手服to茄子』、かしら」
「ねえ、お姉さ~ん」
ルナリアが『お姉さん』を呼んだ。
「私がどうかしたのかしらー?」
アヴィスが返事をした。
お前じゃないお前じゃないお前じゃない。
アルメリィの方だろ?そうなんだろ?
さぁ、アヴィスも俺と同じ苦しみを味わうがいい!
「『技Y・字手服to茄子』じゃなくて『災い転じて福となす』だよ~」
アヴィスであってんのかよ…
「まあ!そうだったのー
親切に教えてくれて礼を言うわ、ありがとー」
「つーか、違いがわからねーんだけど?」
「私もわからなかったし、そもそもこの場合は適切な言葉ではない」
「俺も…わからな…かったな…」
やはりアヴィスにしか伝わっていないようだ。
「だからぁ~…こういう事よ」
アヴィスが紙とペンを取り出して文字を書き、やっと俺達にも理解出来た。
「一文字もあってないとかのレベルじゃねぇ…」
「服to茄子…茄子のための服…どういうことなの…」
「それ…よりも、だ…何で二人は…文字を使わずに…意志疎通が…出来た…んだ?」
「あの娘に言われた時にそういう感じがしたのよ
そうとしか説明できない
よく考えれば不思議ね、だけどその時は違和感も無く頭に入ってきたのよ」
「そういえば、さっき単に『お姉さん』と言った時にも、何故か私の事じゃないってわかったわ」
「そうね、その時も私には通じたの」
「キュ…リオ、そん…な感覚…わかっ…たか?」
「わからなかった」
「言っとくけどこんなの私も初めてよ」
「そうだ!さっき話した時も『男』と『漢』を聞いただけで区別した
しかも『漢』と言っただけでナキネにその意図を理解させていたようだった!
て事はあのルナリアとかいう娘、言葉か会話に関する能力者…!?」
「能力者…俗っぽい響きだわ」
「とりあえず仮説は出来上がった
本人もそこにいる
俺達のすべき事は…飯を食う事だな」
「その通りね
色々あって食事が全然進んでなかったわ
『原が滅っては単戈は田未ぬ』よ」
「お姉さぁ~ん
『腹が減っては戦は出来ぬ』、また漢字が間違ってるよぉ~」
「ルナリアちゃーん、度々ありがとねー」
「しかも耳も良い、さっきからの会話も全部筒抜けかもしんねー」
「聴こえちゃってごめんなさ~い
だいたいあっているよ~
でも声に出さなきゃわからないし、私も喋ったら隠し事出来ないから~
それに秘密は守る主義だから安心してくださ~い」
秘密は守る主義なのか、じゃあ安心だな。
「ルナリアはさっきから何の話をしてるんだよ?」
「ナキネちゃんも大丈夫って話♪」
第七話 脳に響く声 終
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