ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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PF=プレストフォースの略。
覚醒することにより、プレスト(嵐)の如き速さと力を解き放つことができる。
・・・。上には上があるようだが・・・?
こんな感じの秘伝書とかあってもよさそうな希ガス。
俺すらも、PFの真の意味は忘れてしまったよw能力しか覚えてないw
ブラッドクロス第二章
第七話 肉喰らう岩窟
ガストの町から北、山のふもと
トンネルを前に、少し離れた所で人びとが集まっている。
ガストの住人達だ。皆、表情は暗い。
そんななか、ザランが一言発する。
「町のためにも、あそこを離れるのが一番良いんだよな?」
彼らは自分達の町を離れてここまで来ていた。
生活が苦しくとも逃げ出す事無く、共に生きてきた町を出るために…
それにレビが答える。
「奴等は人の生命に誘引されて出現する、無人の町なら目もくれないさ」
住民の一人が悔しげに呟く。
「期待と夢を込めて作られたあの町を、何ひとつ希望を叶えないままで去る事になるなんて…」
「また戻ってくれば良いのよ、故郷だもの
今は安全な所へ行く、まずは生き延びなきゃね」
明るい調子で慰めるセラ。しかし彼女自身も少し元気がないように見えてしまっていた。
「そうだ、生きていなければ何もできない
一時の屈辱や敗北に折れてはいけない、その逆境を覆すためにも…
向かうはカームの街だ」
「この長距離トンネルを抜ければゲイルの街にすぐって事になってる、一応」
レビにトンネルについて話すザラン。
「一応…というのは引っ掛かる言い方だな」
「それについては私から話そう」
年配の男性がその続きを買って出た。
「ここには元々自然洞窟があってな、それを利用して開通したトンネルなんだ
当初は問題無く使われていたのだが、
ある時からトンネルに入った者がことごとく行方不明になるようになった
魔物が住み着いただとか、人喰いトンネルだとか噂されるようになって…
もう二十年以上も前の事だよ」
「そういう事らしいんだけど、他のルートからだと遠すぎて皆の負担が大きい
こっから行くしかないんだ
つまり行くも地獄、戻るも地獄…てやつだよ」
「わかった、とにかく俺が先行してこのトンネルの安全を確保しよう」
そう言ってトンネルに近づいていくレビ。
だが、入口直前でコウモリが現れ、行く手を遮る。
「ちょっとちょっと~、何が潜むかも分からないのに単独でそんなとこ入るつもり?」
コウモリが女の声で喋りだした。
「カレンの分身か…
それは尤もだけど、他に適任がいないんだ
人間達を守る戦力も外に残しておかないと」
「ちょっとくらい平気さ、私がついてってあげるよ」
「いやカレンには『アレ』があるだろ、それでマリスを引き付けてもらわないと」
「今さっき来て片付けたから、明後日まで来ないよ、たぶん」
「たぶんじゃダメ」
「じゃあ絶対」
「じゃあってなんだよ?」
「いじわるぅ~」
「意地悪でもないってば」
「とにかく!なんかあったら行くからね!」
「わかった、なんかないように気を付けるよ」
二人の様子を見ていたセラが口を開く。
「ねえザラン
レビはいつもああやって話ししてるけど、
カレンさんってどういう人…じゃないや、吸血鬼なの?」
「さぁ?僕も知らないよ、分身だけで本体は見せないし、
レビ以外とは会話もしないみたいだから」
「こんな時になんだけど、仲良さそうな感じね
私たち相手じゃ、レビはあんな風には話してくれないわ」
「確かに、一線引いてる接し方だよな
でも当然だよな、人間の生き血を貪る吸血鬼、吸血鬼を狩り続ける人間
本来なら、こうして一緒にいる方が不思議だよ」
「そう言えば…なんでレビは私たちにここまでしてくれるのかしら、まだ理由を知らなかったわ」
「…そういやそうだな!
なぜか僕もアイツは裏切らないって安心しちゃってたけど、
それってすごく重要な事じゃないか、訊いてくる!」
「もう行っちゃってるけど」
「………」
トンネル内
「二十年以上だっけか、すっかり足元が荒れてるな」
舗装されていた地面はひび割れて、所々その隙間から植物が顔を出している。
「まっ、流石に崩落の危険はなさそうだし…
問題は魔物とやらの正体だな」
奥に進むにつれて岩肌が剥き出しになっていく。そんななか、何かに足を取られた。
「うおぉっ!くっ…おのれ、よくもこんなマネを!
………夜目が利くとはいえ、燃料温存しといたランプ、そろそろ点けるか」
オレンジ色の灯りに照されて、あちこちに這い回る太いツル状の植物があらわになる。
「目につくのは、つる、ツル、蔓か
それより『骨』をまだ見てないな…となると」
問題の場所はまだ奥か、何者かが片付けているか…
「骨までボリボリ説だと相手はかなり狂暴そうだ」
「なんか…さっきから独り言が多いな、俺
普段はこうじゃあないぞ
なんでだろうな、洞窟ってのが懐かしいのか?
昔住んでたから」
更に進んで行くと、奥が明るくなっているのに気づいた。
誰かいるな…こちらに感づかれないよう慎重に近付く。
大きく開けた空間があった。明かりはそこからのものだった。
そして、ついに捉えた二つの人影。
「え…!?」
驚きのあまり、身を隠す事を忘れた。
そこで対面した二人は黒い翼を背負っていた。
「ディールさん!?エトさん!?」
「ん、君は…レビか、よくこんなところに来たなぁ!」
「レビくん!?立派になったわねぇ
今まで大変だったでしょう、こっちで休みなさい」
嬉しそうな笑顔で迎え入れてくれる二人。
幼かった俺を実子同然に育ててくれた、カレンの両親だった。
「で、でも…二人はあの時…」
「辛い事は考えなくていい、君は充分苦しんできただろう、暖かな時間が必要だ」
「何も心配する事はないから、ここでまた一緒に暮らすのもいいでしょうね」
その優しさは、想い出のなかの二人のそれに違いなかった。
「そうだ、外にカレンもいるんだ!
俺、呼んで来ますから!」
「行かなくていいのよ、貴方はずっとここで休んでいればいいの」
「え?」
「そうだ、ここが終わり、ずっとここにいるんだ」
振り向いた俺の後ろにいた二人は、異形の姿に崩れかけていた。
「ううわああっ…!」
「なっさけないなぁ、もう」
誰かが俺の口を押さえつけ、無理矢理叫びを遮った。
首筋に痛みと、血の引く冷たさを感じた。
第七話 肉喰らう岩窟 終
次回 結び付く過去
ブラッドクロス設定解説
・マリス出現の傾向
マリス出現には間隔があり、二日から三日おきに出現する。
マリスは人の生命反応に引き寄せられるような配置で出現する。
したがって、人口密度が高いと大量に引き寄せる事になる。
分散しての活動や囮集団などが対策として求められる。
また、カレンは『装備』の関係でマリスを強力に引き寄せる。
ただし、これらの情報はカレンの経験則によるもので、
レビ達は現時点では確証を得ていない。
・廃トンネル
山に囲まれた僻地に位置するガストと、流通網に恵まれたゲイルを繋ぐトンネル。
ある時期からトンネルでの失踪事件が頻発し、使われなくなった。
ここを通過しない場合、安全に移動するには大きく遠回りして山道を通る事になり、
最低でも数日を要する。
・ブラックフォロワー
カレンが身体の一部をトランスさせて作ったコウモリ型の分身。
レビのブラッククロウド(ブラックサーヴァント)に似るが、性能面で大きく上回る。
視覚と聴覚をカレンと共有しており、遠隔地の偵察や電話の代わりにも使えるが、
トンネル内は圏外の模様。
【前話】>22719
【サブ】新たな武器
【内容】
迦)ま、マジかよ…
ゼク)焼け野原じゃねぇか…
?)う、ゔぅ…
ゼク)…ん?
あ、あぷ?
あ)あ、ゼク…
俺は何でこんなとこで寝てんだ…?
迦)いや、俺らが聞きたいよ…なぁ?
ゼク)あぁ。
あ)まぁいいや。
ソラとリクがいないってことはジルは倒したのか…
ゼク)あの女か…
『バババババ………………』
あ)い、今の音は…?
迦)多分あの砂煙の上がってる方だ…
あ)…いくぜ
ゼク)なーに仕切ってんの、病み上がり君www
あ)っせぇwww
迦)あ、あいつ…!?
コ)………
ゼロ)ガハァッ………
コ)その程度か…?
ゼロ)こんなんで終わらねぇよ…
コ)仲間と共に…
迦)!?
コ)地獄に落ちやがれェ………ッ!!!
大激震ッ!!!
ゼク)じ、地面が割れてる!?
『ゴゴゴゴゴ………』
ゼロ)!?
コ)堕ちろ…
アトミックノヴァ…
『ズォォォォォォォォ!!!!』
ゼク)まさか…死んだりしてないよな…?
迦)あいつが死ぬ訳ねーだろ…
…死んでねーよなぁ!?
コ)あれをまともに受けるんだ…
死んでもらわねば困る…!
『ググ………ズドォォォォォン!!!!』
ソ)ま、間にあって良かった…!
ゼロ)さ、サンキュー…
ド)蒼炎の龍玉よ、我に力を…
現れろ、リオレウス亜種!
シ)な…このフィールドに既にもうベリオロスとジンオウガが居るってのに…
ジョ)クッソ…シオフキー本体に攻撃が出来ねえじゃねえか…
ド)それが俺の作戦さ…
俺と相手したきゃこいつ等を倒してからだ…
シ)舐めやがって…
ジョン、離れてろ…
ジョ)あ、あぁ…
シ)ハァァァァァァァ…!!!
ジョ)気を溜める技か…
シ)すまない…背中を預けるッ!
ジョ)おうッ!
こっちだこっちィ!!!
ベ)ウォォォォン!!!
ジ)ウオォォォォォォォォォンッ!!!!
リ)グギャァァァァァァ!!!
ジョ)ちょ、3体もかよ…
しょうがねぇ…嵐千劔舞…!!!
『ザザザッッッ!!!!!』
ジョ)やっぱり俺は………
『ドサッ………ドサッ………ドサッ………』
ジョ)本番要員だな(キリッ
シン、溜まったか…?
シ)ハァァァァァァァ………
今溜まった…!!!
ド)おーっと…予想外だ…
1人でこのモンスターを倒すとは…久々にいい肩慣らしが出来そうだ…
シ)…ッ
ジョ)嫌な感じだ…
シ)あぁ…
ド)ディバインブラスト…
ジョ)あの手の構え…
あの手の狙いの中に入るなッ!!!
『ドオォォォォォォ…プスゥ〜………』
シ)ッ!?
何だあの武器は…
ジョ)ボウガンではないな…
ド)気づいたか…
これはブラスターソード…
ジョ)剣とボウガンの…
シ)混合武器…
ド)俺の発明は絶対さ…
フハハハハ………
シ)それなら視界を消せばいい…
ド)視界を消す?
シ)今に見てればわかるさッ!
ミストガーデン!
ド)ほぉ…霧か…
黒焔大回転斬ッ!!!
シ)ッ!?
霧が晴れていくだと?
ジョ)蒸発させたか…
ド)霧だけ見てると…
シ)ガハァッッッ!?
ド)こういう目に遭うぞ?
ジョ)シンッッッ!!!
テメェ…なにしたぁ!?
ド)見ての通り撃っただけ。
ジョ)Gモード、アウェイクモード発動…
久々www
【前話】>22719
【サブ】新たな武器
【内容】
迦)ま、マジかよ…
ゼク)焼け野原じゃねぇか…
?)う、ゔぅ…
ゼク)…ん?
あ、あぷ?
あ)あ、ゼク…
俺は何でこんなとこで寝てんだ…?
迦)いや、俺らが聞きたいよ…なぁ?
ゼク)あぁ。
あ)まぁいいや。
ソラとリクがいないってことはジルは倒したのか…
ゼク)あの女か…
『バババババ………………』
あ)い、今の音は…?
迦)多分あの砂煙の上がってる方だ…
あ)…いくぜ
ゼク)なーに仕切ってんの、病み上がり君www
あ)っせぇwww
迦)あ、あいつ…!?
コ)………
ゼロ)ガハァッ………
コ)その程度か…?
ゼロ)こんなんで終わらねぇよ…
コ)仲間と共に…
迦)!?
コ)地獄に落ちやがれェ………ッ!!!
大激震ッ!!!
ゼク)じ、地面が割れてる!?
『ゴゴゴゴゴ………』
ゼロ)!?
コ)堕ちろ…
アトミックノヴァ…
『ズォォォォォォォォ!!!!』
ゼク)まさか…死んだりしてないよな…?
迦)あいつが死ぬ訳ねーだろ…
…死んでねーよなぁ!?
コ)あれをまともに受けるんだ…
死んでもらわねば困る…!
『ググ………ズドォォォォォン!!!!』
ソ)ま、間にあって良かった…!
ゼロ)さ、サンキュー…
ド)蒼炎の龍玉よ、我に力を…
現れろ、リオレウス亜種!
シ)な…このフィールドに既にもうベリオロスとジンオウガが居るってのに…
ジョ)クッソ…シオフキー本体に攻撃が出来ねえじゃねえか…
ド)それが俺の作戦さ…
俺と相手したきゃこいつ等を倒してからだ…
シ)舐めやがって…
ジョン、離れてろ…
ジョ)あ、あぁ…
シ)ハァァァァァァァ…!!!
ジョ)気を溜める技か…
シ)すまない…背中を預けるッ!
ジョ)おうッ!
こっちだこっちィ!!!
ベ)ウォォォォン!!!
ジ)ウオォォォォォォォォォンッ!!!!
リ)グギャァァァァァァ!!!
ジョ)ちょ、3体もかよ…
しょうがねぇ…嵐千劔舞…!!!
『ザザザッッッ!!!!!』
ジョ)やっぱり俺は………
『ドサッ………ドサッ………ドサッ………』
ジョ)本番要員だな(キリッ
シン、溜まったか…?
シ)ハァァァァァァァ………
今溜まった…!!!
ド)おーっと…予想外だ…
1人でこのモンスターを倒すとは…久々にいい肩慣らしが出来そうだ…
シ)…ッ
ジョ)嫌な感じだ…
シ)あぁ…
ド)ディバインブラスト…
ジョ)あの手の構え…
あの手の狙いの中に入るなッ!!!
『ドオォォォォォォ…プスゥ〜………』
シ)ッ!?
何だあの武器は…
ジョ)ボウガンではないな…
ド)気づいたか…
これはブラスターソード…
ジョ)剣とボウガンの…
シ)混合武器…
ド)俺の発明は絶対さ…
フハハハハ………
シ)それなら視界を消せばいい…
ド)視界を消す?
シ)今に見てればわかるさッ!
ミストガーデン!
ド)ほぉ…霧か…
黒焔大回転斬ッ!!!
シ)ッ!?
霧が晴れていくだと?
ジョ)蒸発させたか…
ド)霧だけ見てると…
シ)ガハァッッッ!?
ド)こういう目に遭うぞ?
ジョ)シンッッッ!!!
テメェ…なにしたぁ!?
ド)見ての通り撃っただけ。
ジョ)Gモード、アウェイクモード発動…
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