ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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そうそうwモンハンで双剣ラッシュで「オラオラ」とか「無駄無駄」とか使えるしねww
最初はなんか気持ちわりい絵だなーって思ったけど、
オールスターバトルのPV見てハマったんだよなー、
絵と言えば、さすがに二十五年も連載してると画風も随分変遷していったな
俺は三部位の絵が気に入ってる
俺はアルフに進められて
4部の吉影戦を見せられた、
「なんだこれ!?おもしれえ!絵もすげえ!そこにシビれる!あこがれるゥ!!」だったww
だな、アルフから説明あったけどちんぷんかんぷんでわからなかったw
コミック見てやっと分かった――――みたいな、
オチるねー
SS載せて俺も撤収
ブラッドクロス 第一章 ー黒き翼の悪魔ー
第一話 黒き翼の悪魔
夜の闇に閉ざされた森の中、無数の悲鳴と断末魔が響き渡る。
「うわああぁあぁぁああぁぁぁぁ………」
その叫びは急速に年老いていき、しわがれた声も途絶えると、
人が倒れるにはあまりにも軽い音をたてた。
朽ち果てた枯れ木のように乾燥しきった砂の像が崩れ行くなか、
まだ生命に潤ったままの声がいくつか上がる。
「来るなぁッイヤだ嫌だ死にたくないぃぃ!」
「たっ、助けてくれッ!命だけはッ!」
「…めんなさ…ゆる…て下…ぃ…ごめんなざい…」
葉を赤く染めた木々の隙間から月明かりが差した。
その幽かな灯りがひとつのシルエットが浮かび上がらせる。
「命乞いなど無駄だ。貴様等がこの俺の正体を知った以上…1人残らず、殺す」
それは人の姿のようでもあり、凶悪な骨格の魔獣のようでもあり、
…翼を持つ悪魔のようでもあった。
「わかったッ!おお俺の命はくれてやる!だからコイツらは…家族だけは見逃してくれ!」
「………そうか、ならばこうしよう」
そのシルエットの主は右手を血塗れの男の頭に向けた。
そして、その指先がやがて紅い輝きを放ち………
異界ーサイド・シャドウー
空は厚い雲に閉ざされ、強い風が吹き荒ぶ寒冷な気候、
大地は険しい地形と硬い地質に覆われ、魔獣が闊歩する
弱くては生き残れない世界。
そこに住む者達は強い肉体を、あるいは優れた技術を、あるいは身を守るための団結を、
あるいは絶対的な権力を、あるいは圧倒的な略奪を、あるいは研鑽された魔法を…
誰もが生き残るための力を常に追い求め、生き残るために何だってする。そうして息づいていた。
夜、辺境の町ガストの酒場にて
故郷へと帰ってきた1人の旅人が、地元の友人達と話を弾ませていた。
「それにしても、この町は随分暮らしが良くなったみたいだね」
「丘の上にある古城に『彼』が住み着いたおかげよ」
「そうだな、魔獣は追い払ってくれるし、略奪者も町に近づけなくなった」
旅人が話を振ると女が答え、男がそれに続けた。
さらに女が有り難そうに話を続ける。
「それに魔法で土地を豊かにしてくれたから、危険な狩猟や採掘に頼らなくても農作で食糧も採れるようになったわね」
「それはスゴいなぁ…!でも城の方には墓が沢山出来ていたけど、その彼はどういう人なんだ?」
「彼の事は町の外に漏らしちゃいけないんだけどね、秘密を守ってくれるなら教えるわ」
「ああ、いいけど。でも何で秘密にしなきゃいけないんだ?」
旅人は故郷を守ってくれているその人物に敬意を抱き、是非とも知りたいと思った。
しかし、同時に違和感を覚えていた。そして、その答えを知ると……
「吸血鬼よ、三年前にこの町に逃げてきたの」
「なっ、吸血鬼だって!?あんなヤツら、いつ何を仕出かすか分からないぞ!」
椅子から立ち上がって叫んでしまっていた。賑わっていた店内が一瞬静かになる。
「大声を出すな、ザラン!もし店に他所から来た客がいたら大変な事になってるだろうが!」
「いや、アンタもうるさいから…お楽しみのところをすみません、皆さん」
女が謝ると店内は元の雰囲気を取り戻し始める。
旅人=ザランはばつが悪そうに声を潜め、話を続ける事にした。
「なぁ、それってもしかして、町で吸血鬼を匿ってるって事か…?」
「アイツは世間や『教団』が言うような悪人じゃないぞ」
「彼は悪徳な領主のように理不尽な徴収みたいな事はしないし、合意なく血を吸う事も無いわ。
それどころか町のために魔石を採ってきてくれた事もある」
「何を呑気なこと言っているんだ、黒き翼の悪魔だぞ…!
お前らに信用させて騙そうとしてるに決まってるだろ…!」
「そう思う?三年間もかけてよ?」
「アイツらは寿命が長いんだ、三年ぐらい…
それにもし本当に良いヤツだとしても、きっといつかろくでもない事になるのは目に見えてるだろ」
ザランの言う事はこの世界において正論であった。
「確かにこの地域は教団の勢力圏外とはいえ、いつか『十字軍』がやってくるかもしれん…
そしてアイツを匿っていたこの町が罪に問われる…」
「それでもこの町が再びまともに暮らすためには必要な事なのよ…」
「僕はごめんだね、妙な事に巻き込まれないように明日にでもここを発つよ。
君たちも早く町を捨てて出た方が良い、これは忠告だよ」
そう言ってザランは友人達を残して酒場を後にした。
だが、この時点で既に彼の懸念が現実として町へ迫りつつある事は、
彼自身でさえも予想出来ていなかった。
第一話 黒き翼の悪魔 終
次回 氷創のルキュ
ブラッドクロス 設定解説
ザラン
ガスト出身の若い旅人。
この世界を旅しているだけあって、剣の腕と社会の渡り方を心得ている。
灰色のローブを身に纏い、常にフードで頭を隠している。
黒き翼の悪魔
吸血鬼の蔑称、黒い翼を持つためこう呼ばれる。
吸血鬼は邪悪な存在とされ、これを討伐した者は英雄として讃えられる。
辺境の町ガスト
数十年前に辺境の開拓計画に基づいて作られた町。四方を山に囲まれた平地にある。
当初は活気があったが、魔獣や地理的な問題で開拓が難航、計画ごと見捨てられて寂れていった。
南の山には魔石の鉱脈があり、危険を犯して魔石を採掘し、
街で食糧や生活用品と交換して生活を支えている。
他には狩猟も行っている。
丘の上に由縁の知れない城がある。
ガスト(Gust)
どっと吹いて来てあっという間に過ぎて行く強風。
魔石
魔力が宿った鉱石資源。魔法技術の道具や動力機関、儀式などに利用される。
教団
サイド・シャドウには二つの大国があり、
教団は西の国ゼピュロを牛耳る一大組織で王政にも影響力を持つ。
吸血鬼は邪悪な存在であるとした教えを広め、
吸血鬼の命はもちろん情報提供にも懸賞金をかけ、民衆を扇動した。
王都に本部があり、王都周辺地域で犯罪者を厳しく取り締まっており、国の治安にも貢献している。
また、支部の勢力圏内でも同様の活動を行っており、国民からは正義の組織といったイメージである。
十字軍と呼ばれる対吸血鬼用の強力な戦闘部隊を私有している。
十字軍
吸血鬼討伐に特化した少数精鋭の部隊。
吸血鬼に加担または従属する者を抹殺する役目もある。
目的の為にはどんな非道な手段も取るが、教団による情報操作でその残虐性は秘匿されている。
西の国ゼピュロ
西の大陸にある魔法と機械の文明の大国。
教団の方針で吸血鬼狩りが行われ、殆どが死に絶えた。
上流階級と一般階級の貧富の差が激しい。
わざわざ解説載せなきゃいかんようじゃダメかもしれんね
Green-eyed monster 様
載せといてもいいんじゃないですか
想像する面白さには欠けますが、
載せた方が分かりやすいですからね。
……ss思いついたんだけど載せてもいいだろうか。 (ちなみに戦闘ものではない
想像の余地っていうか、劇中で設定を理解させろっていうのが理想像ではないかね
SSは別にいいんじゃないかな、ここは基本静かだし
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