モン雑ファミリー集まれ！２
ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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ブラッドクロス パイロット版
「やれやれ、後で部屋に来いなどと…俺も暇ではないというのに…」
そんな事を言いつつ、別に忙しくない俺は、アイツの部屋の前へと来てやっていた。
入るぜ、と言って扉を開けると…
「あっ、レビ、私のカラダだったらどこが良いのかな？…///」
………何を言っているかわからねーと思うが、金髪の少女が顔を赤らめながら下着姿で立っていた。
発育の良い健康的な体つき(しかし胸は控えめだがね)、肌はキレイだし血色も良い。
おいしく頂けそうな魅力的な獲物だな。そして実際おいしかった。
だが今はそんな事を考えている場合ではないッ！
俺は静かに、しかし凄みを利かせて問いただす…！
「貴様…何をやってんだ？痴女の真似事か？」
「ちっ、違うよっ！」
な～んだ、違うのかぁ、安心安心♪
「ならばいい、悪かったな………それで、何をしてんだ？」
「えっと、私ってあんまりおいしくないのかな、と思って…」
いや、おいしいが………わざわざ伝える事でもないので言わない。
「俺が積極的にお前を襲ってどうする？本末転倒」
「でも、私は別に平気だよ？…こないだの時だって優しくしてくれたし…」
「そりゃあ俺は下等生物と違って紳士だからな。ホラ、さっさと服を着ろ」
腑に落ちない様子で服を着始める少女。
「我慢したら身体に良くないんじゃない？
レビは『吸血鬼』なのに血を吸おうとしないなんて…
どこの血管が好みなんだろう………？」
人間の分際でこの俺の心配とは、生意気なガキだぜ。ちなみに俺はコリコリと弾力のある頸動脈なんかがいい。
「安心しろ、カミュラ。お前の料理には鉄分もビタミンCも充分だ。味も、まぁ………うまいしな」
そう言って(はぐらかして)やると、その少女カミュラは金色の瞳を一層輝かせ、嬉しそうに答えた。
「そっか、良かったぁ…じゃあこれからも、頑張ってご飯つくるね！」
ちょっと褒めてやっただけだというのに、随分な喜びようだ。
「よく笑うようになったな…いや、元に近づいたと言うべきか…」
「うん、レビのおかげだよ」
「フッ………大いに感謝しろよ、そしてせいぜい恩返しに励む事だ」
コイツと旅を始めたばかりの頃を思うと、この変化がどれだけの価値を持っているかがわかる………
だからつい、俺はあの頃を思い出すのだった。まぁ、そんな昔という訳じゃあないんだがな。
ブラッドクロス パイロット版 終
ブラッドクロス パイロット版 用語解説
ブラッドクロス
本作のタイトル。
ブラッディクロスとは一切関係無い。ギギネブラもあんまり関係無い。
パイロット版
航空機の操縦士が思い浮かぶだろうが、ここではいわゆる試験運用の意味である。
ちなみに第一話とは関係の無い内容である。
レビ・フラムロア
この物語の主人公である吸血鬼。時系列の関係上、本編初期とは性格が変わっている。
おいしい
血液に対する評価であり、性的な意味は全くない。
凄み
イタリアのギャングや海洋冒険家の娘も持っているもの。大事。
紳士
礼儀正しく品格のある男性。また上流階級の男性。
レビはあんな輩なので紳士かどうかは怪しい。
頸動脈
首の辺りにあるデリケートな菅。
その温かさとコリコリとした弾力から、某吸血鬼も心地よい感触と絶賛。
カミュラ・セレスト
ヒロインであるおいしい少女。レビの役に立ちたがっているが、本編での登場は遠い。
鉄分とビタミンC
血を作るのに大事な要素。他にもいろいろあるが、ここで記述する事ではない。
美波は、そういうと、振り向いて歩いて行った。ドアをゆっくりと開きそのまま立ち去って行った。
「それじゃ、俺達も帰るか」
流石に、殴られ疲れたのか、神流が疲れたように言い立ち上がる。釣られる様に、女子二人も立ち上がる。
「そうです、暗くなる前に帰りましょうか。私、夜は苦手でして」
「そうですか？私は、どちらかというと、朝やお昼の方が苦手です」
「そう？私は、夜になるとどうしても力が抜けちゃって……いつも、怠いのよ」
なんて、女子2人がごく普通の会話をしてる間にも、神流がドアに手をかけていた。
「あ、俺も行きます」
追い駆けるように歩き出す。そんな男子2人を見た女子も、「帰ろっか」と話をしていた。
「んじゃ、電気消してくからなー」
そう言い、電気を消し神流は部屋を出た。そして、瞬よりも先に女子2人が出ていく。
女子二人を目で送った神流は窓を開けると空を見上げていた。
「さてと……早くしないとな」
ドアを閉め歩き出す。時刻は5時13分。美波との約束には、十分過ぎるくらい時間があるな。そう思いながら教室を目指した。
時間はあるため、急がなくても大丈夫だったのが、無意識のうちに早足になっていたようだった。いつの間にか、2年5B組の教室前に着いていた。スライド式のドアに手をかける。刹那。
パリィィィン
唐突にどこからかガラスが割れる音が聞こえた。慌てて周りを見渡すも何も見えない。よくわからない不安が瞬を取り巻く中、廊下は不気味なほどに暗く、静まりかえっていた。
「……ったく、なんなんだ。今の……」
誰もいない教室から鞄を取ると、今来た道を歩き出した。
１階に辿りつき、時計を見ると時間は５時２０分だった。どこで、そんなに時間がかかったのだろうと、思い返しながら歩いてるときだった。
ガラスを挟んで中庭と面しているこの廊下で、瞬は突然立ち止まり、しゃがんだ。否、力が抜け、誰かの手によってしゃがまされたといった方が適切であろう。突然、膝に後ろから力を駆けられているようなものだったのだから。
「ってて……なんだよ、もう」
立ち上がろうとしたとき、ふと中庭を見た。そこには、何かが光っていた。よく見ると、ガラスには穴が幾つもあり、壁を抉っていたようだった。
「な、なんなんだよ、これ」
立ち上がり、もう一度中庭を見る。そこには、コスプレなのだろうか。黒い鳥のような翼が背中に持っている女性が立っていた。
「ってぇなぁ……やっぱし、瞬(コイツ)を狙いに来てたってのかよ」
突如足元から声が聞こえ、反射的に下を見る。そこには、先程空を眺めていた神流が横たわっていた。
「か、神流先輩！？何してるんですか！？」
「なにって、お前を守りに来たんだよ！」
眼前に広がる光景と、神流が何を言っているのかが、サッパリわからず、戸惑っていた。
「まったく……こんなに早く来るなんて聞いてないわよ」
目の前に美波が突然現れる。本格的に意味が分からなく混乱する。そんな中、よく見ると、南に足元には白い文字列があった。
「タイトル」修羅の道
「第○話」第13話
「サブタイトル」勝利！そして…
「内容」
「ぐああああっ！！」
木山が後方に倒れる。ついに倒したのだ。
「ふう…」
刀を収め、息をつく紅野。
そこにクロードもやってきた。
「お～い紅野～。倒したか～？」
「ああ、おかげ様でな」
「ああっ！て、てめえら、俺を差し置いて勝手に片付けてるなんてせこいじゃねえか！」
ずっと砂に埋もれていたので体の砂を払いながら言う光星。
「何だ、光星か」
「死んだのかと思ったよ」
無表情で言う仲間たち。
「ひどいっ！俺がずっと砂という強大な敵と戦ってきた武勇伝を話す気
にもならないセリフをッ！」
うなだれる光星。
「ハハハ！お前にばかりいいカッコはさせないからな！」
光星の頭をくしゃくしゃしながらいうクロード。
そしてそこに紅野が、
「あ、あのさ…。俺、言っとかなきゃならねえことが…」
だが、何かをいいかけた紅野の声は、
笑い声にかき消された。
「ハハハハハハ！！！ざまぁねえなぁ！木山！虎山！」
突然の声に驚き、後ろを振り返る光星達。
「！？ 誰だ！」
そこには岩の上に男が立っていた。
狼の毛並みのような髪に、異国風の着物をまとっている。
「俺の頼みの一つも聞けねえとは…。『木虎』の名も随分弱くなったもんだなぁ！」
「ぐ…！う、うるせえっ！」
木山が倒れたまま叫ぶ。
「てめえ、なにもんだっ！」
光星が構え、訊く。
「あぁん？そうか…オメエら俺の名を知らないのか…。
俺の名は狼上 晋也（ろうがみ しんや）！ヨロシク！」
狼上と名乗った男は左手をびしっと挙げて自己紹介した。
そして、
「木山…予定通りやれなかった罰は受けてもらうぞ…！！」
冷たくも熱のある目を木山に向ける。
クロードは身を震わせた。
見た目からして強そうな風貌だが、それ以前に強い何かが
自分を喰いそうな気がしたからだ。
だが、そんな強い何かを感じているはずの光星は、
「おいコラ、てめえ！予定通りってどういう意味だコラァッ！」
と、考えなしに聞く。
全く、この男には状況というのが呑み込めていないのか、というツッコミ
をする気にもなれないクロード。
「予定通り？ああ…そのことか？もちろん、」
「お前らを襲わせたことだよ」
先ほど木山に向けた冷たくも熱のある目を今度は光星達に向ける。
クロードは再び喰われそうな感覚に陥りそうになる。
（クソッ…！！何だこいつの目は…！恐怖を…流し込んでるみてえだ…！！）
恐怖を覚えながらも狼上をまっすぐに見つめるクロード。
「そこにいる紅野にも頼んだんだがな！」
「！？ 何ぃ！？」
「ええ！？」
ささっと紅野から僅かに離れるクロード。
「お…お前…スパイだったのか…？」
「い…いや、確かに頼まれたが…同意はしていない。俺は…お前ら
新人の力ってやつを試してみたかっただけなんだ…！！」
「そんな下らん理由で俺の頼みを聞かないつもりか？」
いつのまにか狼上が紅野の後ろに。
反射的に跳び退る。
「お前も…俺の強さ…知ってるよなぁ？えぇ？」
「ぐ…ッ！！」
突如、狼上に向かって何かが、飛び出した。
それは、斬撃にも見えた。
ギィィィィン！
激しい金属音。
狼上に斬りかかったのは、
光星だった。
「ほう…俺のことを知らないだけあって無謀な行動が好きらしいな…！！」
「ヘッ！この修羅の世界はなぁ…来たばっかでなんも知らねえんだよ！」
刀を弾き、後ろに跳び退る。
「一つ、言っておく」
「？」
「この俺に挑むのは、それは勇気とは言えない。ましてや、挑戦でもない」
一拍、間を置き、狼上が言う。
「ただの、無謀な行動だ」
「…！」
「俺の邪魔をするならば、俺もそれ相応の対応をしなければな…ククク…！！」
刀を収め、光星達に背を向ける。
「今回、紅野と木虎は使い物にならなかったが…十分だ。次、会う時を
楽しみにしているよ…ルーキー諸君…」
「…！！」
そして雷の如く消え去った。
次回に続く！
修羅の世界日記
『紅野との戦い。』
こいつは…まあ結構強かった。
俺が最初に苦戦した相手だと思う。
だからこういうやつにも勝てるようとよくなりたいと思う。
「おお…紅野ってそんなに強いのか…？」
「フッ…当たり前だ！」
「いたのかｗ」
SS書かねえとな…
時間がホッスイィィ！！ヒャッハァァァ！！
梨汁ブッシャアァァァ！！（意味不ｗ
…テニス行って来ます。
【前話】>21507
【サブ】怪物
【内容】
ゼロ)怪物…？
コ)あぁ…俺のなかには強大なものがある…
どうせ最後だ、お前達には特別に話すとしよう…
〔俺は昔、ハンターをしていた…あの日までは…。
俺はケラというやつとコンビを組んでいた。そいつは俺の親友でもあり、戦友でもあった。
そんなハンターの時だったある日のこと、俺らはある古龍の討伐の依頼を引き受けた。そいつは強かった…。何とか犠牲を払って倒した。
その時にそいつが最後の足掻きで俺に乗り移った…。その古龍の名はアルバトリオン。伝説でしか語られたことのない伝説中の龍だ。
年を重ねることにそいつは俺に話しかけて来た。力を使わないか？と。俺は断り続けた。
相棒のケラをやった張本人の力に頼るというのが嫌だった…。
だが、そのままハンターを続けていると俺はあるミスを犯して捕まる羽目になった…。
獄中では辛い日々だった…。そんな中、またあいつが…。今度はここを抜け出そうか？と言ってきた。流石にそれはチャンスと踏んだ…。
力を使って抜けたはいいが指名手配…。どうすることもできなかった。
そうして日々を重ねて行くうちに今に至った…。〕
大)大変だったんだな…
コ)あぁ、だがあいつに何度助けてもらったか…
ゼロ)でも、今はやるしかない…！
コ)そうゆうことだ…
ハンターを潰し、我らでこの世界諸共全て支配する。それが我らの目的。
お前らはこの計画に邪魔なんだよ。
こんなことで時間は食いたくない、早く終わらせる…!!!
ゼロ)くるぞ!!!
大)あぁ!!!
コ)アルバトリオン、神龍変化(へんげ)!!!
『ゴオォォォォォォォォォ………』
ゼロ)し、神龍変化…!?
コ)スゥー…ハァー…
心地良い…これがアルバトリオンの力…体に伝わってくるゥ…
大)そ、そんな…
コ)どうしたァ…？
さっきまでの威勢は？
ゼロ)大空、やるっきゃねえよ…
大)あぁ、分かってるけどこの大きさには…
コ)行くぞォォォォォ!!!
焔界龍舞(えんかいりゅうぶ)!!!
これはよけられんッ！
ゼロ)さぁ、どうかなァ！
Gモードッ!!!これでミルスの恨みをッ!!!
コ)ほぅ…これを避けたか…
大)(な、さっきまでのゼロとはやはり違う…!?光が増して、光の翼のようなものが…俺も負けてられねえ…)
エ、Lモード、解放ッ！
行くぞゼロッ！
ゼロ)言われなくても、分かってるよォッ!!!
大空、あれやるッ！
大)あぁ、俺も思ってたッ！
ゼロ&大)聖焔創造ッ!!!
コ)効かんよ…
雷鳴激翔(らいめいげきしょう)!!!
ゼロ)ぐわぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
大)ゼロッ!?
クッソ…俺たちじゃ何もできないのか…
コ)やはりお前が残ったか…
ゼロ)まだ…終わってねぇーぞォォォォォ!!!
コ)しぶといヤツだ…
ゼロ)ブレイヴッ！
大)な…この力か…
さっき感じたのは…!?
コ)ブレイヴだと…？
何が変わったんだ…どこも変わ…
ゼロ)真空斬…
『スパッ!!!!!!!!!!!!!!!』
コ)早くなってる…!?
ゼロ)ミルスの仇は俺が取るッ!!!
ゼク)ハァハァ…グッ…ハァ…
迦)大丈夫だ、ゼク！
もう少しでみんな逃げたところにつくッ！
ゼク)すまない…俺のせいでこんなことになってしまって…ハァ…ハァハァ…
迦)何言ってんだよッ！
俺らは仲間だろ!!!
ゼク)そ、そうだったな…
迦)俺のことは心配すんな、自分のことを心配しやがれッ！
ゼク)余計なお世話だ…！
迦)それでこそ俺らの仲間だッ！
そんなこと言ってるうちについたみてぇだな！
村)迦楼羅、そのお方は…？
迦)俺らの仲間だ。
でも、少し様子がさっきからおかしいんだ…
医者いないか？
村)います。
見てもらいましょう！
迦)あぁ、頼む！
村)レイラさん、至急見てもらいたい人がいるんですが…
レ)分かった、どの患者？
迦)こいつですッ！
レ)ほぅ…珍しい病気だ。
これはアナザーフィギュと言う病気だ。
迦)その病気は…
レ)心配は要らん。
ただ、黄金の卵、ケルビの角、龍玉でできる伝説の薬「ドラゴポーション」が必要だが…
迦)もしかして…
レ)お前が思っているだろう材料集めだ。
迦)マジかよ…
レ)それでなきゃこいつは助からん…
ゼク)そう言うことだ、頼む…ハァハァ…迦楼羅ッ！
迦)わ、分かったよッ!!!
で、黄金の卵ってなんの卵だ？
レ)リオレイア希少種です。
迦)うわぁ…
ガーグァじゃダメ？
レ)それだと効果はありません。
迦)はいはぃ…行きゃいいんでしょ、行きゃぁッ！
レ)はい。行ってください。
迦)(一々こいつウゼェ…)
それじゃ行ってくるぜぇ！
ゼク)頼んだ…ハァハァ…
んにゃ、ジョセフのセリフが見えたので、シーザーの返しのセリフを書いただけだぜ
まあ、とにかくガンバれよ
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