ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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ついに停電しましたーww
なんか、シャー芯からレベルアップさせて鉄の棒でやったら「パン!」って
柔道場に響いて停電したww
「タイトル」修羅の道
「第○話」第2話
「サブタイトル」戦う人
「内容」
「なあ、本当に俺なんかが行って大丈夫なのか?」
さすがに不安なのか質問をする光星。
「さあな。俺はめんどくせーことが大嫌いなんだ」
テキトーな答えをするクロード。
「さあなじゃ困るんだよ!俺、そこで死ぬかもしれないんだぞ!?」
「自分の身は自分で守る。これ、修羅の世界の基本。できなきゃ死ぬだけ。
分かる?」
当たり前のように言うクロード。
「くっそー…大丈夫かなぁ…」
「そんなに不安なら仕方ねぇ。俺が一緒にしばらくは戦ってやろう」
「え!?ほんとに!?ならいいや、さあ行こう!」
さっきまでとは裏腹のキラキラした表情を見せる光星。
そんな光星に呆れた目をむけながら、
「ま、それでも自分の身は自分で守るってことに変わりはねえんだけど…」
ゲート内
「うおお、真っ暗だ…なんだここ」
「ゲートの中はだいたいこんな感じだよ。さあ行くぞ」
道も何もなく、ただ真っ暗な空間が続くだけの場所。
「しっかり、俺について来いよ」
「お、おう…」
慌ててクロードに追いつく光星。
暫く歩き、
「なあクロード」
「あん?」
「お前、何で現実世界に来たの?」
「…いや…そ、それは…」
「あ?何だあれ?」
「!!ついた、みたいだな…」
突然、眩い光が真黒な空間を照らし出す。
「うっ…」
気が付くと、そこは、
荒野、だった。
空は赤黒く、見渡す限り、岩や石などしかないただの荒野。
「なんなんだよ…ったく」
「おお、光星」
クロードが駆け寄ってきた。
「ここが修羅の世界…か?」
「そうだ、言ったろ、『お前たちからしたら地獄のような世界だ』って」
空を見上げ、説明するクロード。
「ここにいる人間は全て武人(ぶこうど)と呼ばれている」
「え?じゃ、じゃあ俺も武人なのか?」
「そう、来たばかりのお前のようなひよっこでもだ」
そう言い、腰を指さす。
見ると匕首のような刀が腰に挿されていた。
「え?こ、これは…」
鞘から抜き、確かめる。
「かっ…!!刀じゃねーか!何だって俺の腰に…!?」
「そういう刀はほとんどの武人が持ってるぜ」
自分の刀を見せるクロード。
「武人ってのはほとんどが死人なんだ…。刀を持っているのはお前が通った
ゲートを通ってこの修羅の世界に来た者、もしくは一度死んで、ここへ来た
者…この二つのみだ」
「じゃあ、お前は死人…なのか?」
「わからない」
「・ ・ ・はい?」
「俺は一度死んだのか、それとも偶然ゲートを見つけて通っただけなのか…
それすらもわからない。わかっているのは目的だけだ」
「その目的って?」
「今はまだ言えない」
「何だよ…」
「ほら、そうこういってるうちに…」
バッ!ババッ!バッ!
何かが、
大岩の後ろから飛び出した。
「!!何だぁ?」
地面に着地する。
「来たぜ…
武人だ!」
次回に続く!
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