ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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俺の周りは何かと厄介な気がする件(試作)
夕焼けに染まり空。そこには散り散りに星が輝いていた。
まだ、夏の途中ということもあり、午後5時を回ってもまだ暑い。とは言っても、周りには殆どだれもいない公園を二人の子供がまるで占領しているかのように居た。
二人仲よくベンチに座って、皆が帰ってからも会話は続けていた。
「そうだ。しゅんくん、わたしね、しゅんくんにぴったりのなまえ、おもいついたよ」
そういうと、彼女は、僕に向かってニッコリと笑顔を浮かべた。
「え、ホント?」
とまどいながらも、一応、確認を取る。聞き間違いはないだろうが、今までそういうのがなかったから気になり聞き返しまう。
「うん。ほんとうだよ」
笑顔のままで、彼女は答えた。その笑顔は、夕焼けで紅く染まり、大人でさえも見とれてしまうと思える美しさが、いや、可愛らしさが浮かんでいた。
「どんな、なまえにしたの?」
首を軽く傾げ、彼女に質問する。すると、彼女は夕焼けの紅(くれない)にも、負けずに薄ピンクを纏った髪を揺らしながら、答えた。
「まーくん。しゅんくんの『しゅん』っていうことばには『またたく』ってもいうらしいんだよ」
誇らしげに笑みを浮かべる彼女の頬は夕焼けの空のように赤くなっていた。
「で、でも、どうやってしらべたの?」
ぼくだってしらなかったのに、と、続ける。すると、再び誇らしげに喋りはじめる
「えへへ~、がんばってしらべたんだよ~」
再度誇らしげに笑う彼女を見ていると、何時しか、自分も一緒になって笑顔になっていた。
そして、率直な思いを彼女に―――桜山咲(おうやまさき)に、いつまでも自分にとってかけがえのない大切な存在でいてくれるはずの彼女に、今できる、最高の笑顔でそれに答える。
「ありがと、さきちゃん。これからもずっとなかよくしてね」
これが、このたった一言が俺の―――神崎瞬(かんざきしゅん)の言いたかったことだった。
「うん。もちろんだよ。だって、私。まーくんのこと――――――」
いつまでも守ってやりたいと思った。例え、どんなことがあっても彼女だけは。咲だけは、俺の手で守ってやると、その小さな拳を握りしめ密かに、俺は『まーくん』という名前に誓った。
☆
四月。新学期や仕事。何事においても始まりの季節。桜がところどころに散りばめられた並木を進み、生徒たちはこれから始まる新学期に、期待と緊張を託し、早足に各々の教室を目指した。
入学式と他校で言う文化祭を控えた、ここ私立碧桜学園(しりつへきおうがくえん)。その中の一人の男子生徒。2年5A組。出席番号13。神崎瞬は、近々行われる大イベントに心を寄せていた。
「あぁ、はやく始まってくれれば、俺のハーレムが作れるというのに・・・」
「安心しろ、瞬。おまえにゃ、一生無理な話だ」
そんな、有りもしない妄想に軽く突っ込む悪友。寄せていた思いを根っから否定された瞬は、一人勝手に盛り上がり反撃に出る。
「何おう!悠二(ゆうじ)だって、無理に決まってるだろ!」
悠二。その姓を仙道(せんどう)とする彼は、ワックスで逆立てている紫いろの髪を軽く揺らしつつ答えた。
「無理も何も、俺はそんなもんに興味はねぇよ。一緒にすんじゃねぇ。この変態が」
「変態じゃねぇし。唯、エロいことが好きなだけだし」
そんなどうでもいい話をしていると、一人の女子が二人の所に歩いてきた。
その女の子は、華奢な体つきで抱きしめれば簡単に折れてしまうのではないかと思ってしまうような女の子だった。
「そういうのは、他の人からしたら変態っていうと思うよ。瞬くん」
質素が抜けたように白色の髪を揺らしつつ、誰が聞いても不快になるどころか聞き入ってしまいそうな声の持ち主が、苦笑いしつつそう言ってきた。
「そんなことないよ。如月(きさらぎ)さん。それにしても、今日は学校に来たんだね」
「まったく・・・。ゲームや、パソコンをやるから学校をちょくちょくサボってるっていう方がおかしいと、俺は思うけどな」
悠二が一人で何か言っているのを無視し、会話を続ける。
「今日は、新学期初日なので、昨日は早く寝てちゃんと来ました」
ニッコリと微笑む彼女を見ると自然と笑顔になる。そう思いながら、答える。
「そっかぁ。如月さんもヤル気満々だね」
瞬が、あはははと、いつものように笑っていると、横で悠二が一人ぼそぼそと呟き始めていた。
「・・・逆に言えば、初日じゃなきゃ来ないってことじゃないの?」
と、一人ぼそぼそと呟いていた。
でも、さすがに一人で喋っているのは、頭が痛い子だけで十分なので話に乗ってあげる。
「まったく・・・そんなところばっかり、悠二は頭が回るんだね」
「いや、お前に勉強教えたの誰だと思ってんだ?」
「・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・。・・・・・ところで、如月さん?」
勝てるわけがない。元学年1位の突込みには。そのため、反撃は厳しく、咄嗟に話題を180度程、無理やり変える。
「無視か。いい度胸じゃないか。・・・まぁ、別に俺は良いんだがな。ただ、これを校内外にばらまいてもいいってとらえるけどな」
嫌な汗を柄にもなく垂らし、無視しようとしていた矢先、悠二が不穏なことを言い出す。それに反応して振り返る。チラっと、軽く見てみると、そこでは雄二が持っている機会らしきものがある。それを一瞥するなり、慌てて飛び上がる。
「ま、まさか!貴様、悠二!!なぜ今それを持っている!!」
先程から足している汗を軽く拭き、問い質す。そんな瞬とは対照的に、あくまで落ち着いた雰囲気で悠二が答える。
「護身用さ。お主が何もせんようにするためのな」
武将みたいな口調になってるのは木にせずに続ける。今、悠二が手にしている機械は、
「ボイスレコーダー、って・・・何を録音しているんですか?」
如月が問う。「まぁ、聞いた方が早いだろ」といい、平然と落ち着いた様子でいる悠二は、慣れた手つきで操作する。すると、中から響いてくるのは、どこか聞き覚えのある男の声だった。
『我は、高貴なる騎士団(ナイツ)に所属している。名は無い。代わりに漆黒の光を放つ賢者《ダークライト・マスター》と呼ばれている。だが―――』
「ヤメローーーー!!!それを、再生するなーーーーッ!!!」
体中からは滝の如く、書きたくもない脂汗を掻く。しかし、それを完全に無視し立ち上がる。
何かをたくらみ笑っている悠二の顔を一睨みし、ボイスレコーダーを奪う。そして、速攻で停止ボタンを押し、そのまま電源を落とした。
「ハァ、ハァ。貴様、悠二。絶対に許さんっ!」
「あ、あのぅ・・・今のは一体・・・。どこかで聞いたことがあるような声だったような気もするんですが・・・」
瞬が一人興奮している間、唯一話について行くことのできない如月が聞いてくる。それに、あくまで落ち着居いた様子の雄二が答える。
「ああ、あれは、瞬の面白い過去を録ったものさ」
「面白くないっ!!」
涙ぐみながらも必死に抵抗する。涙ぐんでいるのは、どちらかと言えば早く過去を投げ捨てたくてもどかしい思いが体中を取り巻いているような気もするが。
「コイツの中3の時は何というか。凄かった」
しみじみと思い出に浸るようにしながら語る悠二は、「でも、そんなやつが今じゃ学年1位なんだからな」と付け加える。そんなのをよそに、瞬は一人過去に囚われ、嘆き続けていた。
疲れる・・・ここまでで、空白等を全含め3053/40000
ラッキーナンバー7キター!w
いいよ!出してくれるだけでありがたいっす!
なんかこっちのSSでは悪者にして申し訳ねえな…w
勉強オチ。また明日。
>大空
気にするなってw
ま、これからじゃんじゃん出していくからなw
他のみんなもまだあと7つあるからリクエスト頂戴よ~
ドクター
撃墜王の言うとおり3DS持ってないwww
誕生日のあとに4発売だからなんとか交渉すれば行けるかもしれない!
あと、敵キャラでコバルト出して!
ちなみに詳細!
名前・コバルト
性・男
防具・邪龍ノ衣
武器・邪龍ノ鋭爪【双闇】
あとは任せる!
「タイトル」ドクターのハンターライフ
「第○話」第33話
「サブタイトル」渓流占領!動き出す陰謀
「内容」
大空)じゃあ、改めてよろしく!これからは討伐隊第7部隊隊長として
お前らのサポートしてくからな!
ドクター)さっそくギルドが手ぇ出してきやがったか…
大空)ん?なんか言った?
ドクター)ああ…いや、なんでも。俺はドクター・シオフキー!専属はモガ村だけど
ここが気に入っちまってなんだかんだでここのハンターやってる
大空)そうか!よろしく。ああ、そうだ、ここのハンターのゼロってやついる?
ゼロ)え?俺だけど
大空)お前、討伐隊第5部隊の隊長だから。
ゼロ)ああ…ええ!?
ドクター)おお…はいぃ!?
ドクター)ゼロ~てめえ、裏切りやがったな!?俺より先に隊長になるとは!
ゼロ)いや、何が!?とにかくもうなっちまったもんは仕方ねーだろ。
ドクター)くう~!!俺も隊長って呼ばれたい~!!
大空)…
ゼロ)ま、まあ、ほっといて。で?話ってなんだ?
大空)あ、ああ…実は渓流で何者かが暴れまわってるらしいから
早速、上からの命令でそこの調査をしに行くんだ。
討伐隊としての最初の仕事になるな。俺にとっちゃ。
協力してくれるか?
ドクター)そうだな…俺のことを「シオフキー隊長」って呼んでくれるなら
考えてやらないこともな…
ガスッ!
ゼロ)調子づくんじゃない。ああ、もちろんだ。
俺達も行くぞ。
ドクター)待った。新人の特訓は大丈夫なのか?
ゼロ)ん?ああ、大丈夫だ、当分は抜け出せない課題だからな
新人ハンター)ちょ、ちょっと先輩ひどすぎませんか!?こんなかよわい
ハンターなりたての僕をこんな大きい岩の中に閉じ込めて
「1週間以内に出ろ」とか!!これ修行じゃないですよね!?
単なる虐待罪ですよね!?ね?そうでしょ?ねえ!
頼む、誰か返事してェェェーーーー!!
~渓流~
ドクター)よし、着いたぞ。
ゼロ)ここで一体、何が…
隊員)む!貴様ら何者だ!
ゼロ)な、なんなんだてめえら?
隊員)我らはBringe partei voranだ!見たところ、お前たちはハンターのようだな…
ここにいるほとんどの生物はすべて我らが排除した!ここに来ても無駄だ!
さっさと帰らないと排除するぞ!
ドクター)悪いな、そういうわけにはいかないんだ
隊員)なッ…!
バコォン!
ゼロ)どこだ?お前らが集まってるってとこは?
隊員)フッ、バカが。貴様らなどに誰が教えるか!
シャキン!シャキン!シャキン!<ガンランスを研ぐドクター>
ドクター)よし…人間を斬れるぐらいにはなったな
隊員)え、エリア7です…
大空)急ぐぞ!あまり時間もない
ダッ!
隊員)…こちらエリア1、現在、拠点に侵入者接近中…
ドクター)ここか!よし!
ザッ!
ゼロ)!!な、なに…!!
????)お前たちが侵入者か…連絡は来てるぞ…
ドクター)てめえ、何者だ!
コバルト)我が名はコバルト!Bringe partei voranの統括隊長だ!!
お前たちを…
ジャキキッ!!
ジャキキッ!!
コバルト)排除する!!
ドクター)来るぞ…!
次回に続く!
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