ゼロ 2012-08-12 16:50:55 |
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俺の周りは何かと厄介な気がする件(未完成段階)
四月。新学期や仕事。何事においても始まりの季節。桜がところどころに散りばめられた並木を進み、生徒たちはこれから始まる新学期に、期待と緊張を託し、早足に各々の教室を目指した。
入学式と他校で言う文化祭を控えた、ここ私立碧桜学園(しりつへきおうがくえん)。その中の一人の男子生徒。2年5A組。出席番号13。神崎瞬は、近々行われる大イベントに心を寄せていた。
「あぁ、はやく始まってくれれば、俺のハーレムが作れるというのに・・・」
「安心しろ、瞬。おまえにゃ、一生無理な話だ」
そんな、有りもしない妄想に軽く突っ込む悪友。寄せていた思いを根っから否定された瞬は、一人勝手に盛り上がり反撃に出る。
「何おう!悠二(ゆうじ)だって、無理に決まってるだろ!」
悠二。その姓を仙道(せんどう)とする彼は、ワックスで逆立てている紫いろの髪を軽く揺らしつつ答えた。
「無理も何も、俺はそんなもんに興味はねぇよ。一緒にすんじゃねぇ。この変態が」
「変態じゃねぇし。唯、エロいことが好きなだけだし」
そんなどうでもいい話をしていると、一人の女子が二人の所に歩いてきた。
その女の子は、華奢な体つきで抱きしめれば簡単に折れてしまうのではないかと思ってしまうような女の子だった。
「そういうのは、他の人からしたら変態っていうと思うよ。瞬くん」
質素が抜けたように白色の髪を揺らしつつ、誰が聞いても不快になるどころか聞き入ってしまいそうな声の持ち主が、苦笑いしつつそう言ってきた。
「そんなことないよ。如月(きさらぎ)さん。それにしても、今日は学校に来たんだね」
「まったく・・・。ゲームや、パソコンをやるから学校をちょくちょくサボってるっていう方がおかしいと、俺は思うけどな」
悠二が一人で何か言っているのを無視し、会話を続ける。
「今日は、新学期初日なので、昨日は早く寝てちゃんと来ました」
ニッコリと微笑む彼女を見ると自然と笑顔になる。そう思いながら、答える。
「そっかぁ。如月さんもヤル気満々だね」
瞬が、あはははと、いつものように笑っていると、横で悠二が一人ぼそぼそと呟き始めていた。
「・・・逆に言えば、初日じゃなきゃ来ないってことじゃないの?」
と、一人ぼそぼそと呟いていた。
でも、さすがに一人で喋っているのは、頭が痛い子だけで十分なので話に乗ってあげる。
「まったく・・・そんなところばっかり、悠二は頭が回るんだね」
「いや、お前に勉強教えたの誰だと思ってんだ?」
「・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・。・・・・・ところで、如月さん?」
勝てるわけがない。元学年1位の突込みには。そのため、反撃は厳しく、咄嗟に話題を180度程、無理やり変える。
「無視か。いい度胸じゃないか。・・・まぁ、別に俺は良いんだがな。ただ、これを校内外にばらまいてもいいってとらえるけどな」
嫌な汗を柄にもなく垂らし、無視しようとしていた矢先、悠二が不穏なことを言い出す。それに反応して振り返る。チラっと、軽く見てみると、そこでは雄二が持っている機会らしきものがある。それを一瞥するなり、慌てて飛び上がる。
「ま、まさか!貴様、悠二!!なぜ今それを持っている!!」
先程から足している汗を軽く拭き、問い質す。そんな瞬とは対照的に、あくまで落ち着いた雰囲気で悠二が答える。
「護身用さ。お主が何もせんようにするためのな」
武将みたいな口調になってるのは木にせずに続ける。今、悠二が手にしている機械は、
「ボイスレコーダー、って・・・何を録音しているんですか?」
如月が問う。平然と落ち着いた様子でいる悠二は、慣れた手つきで操作する。
【タイトル】バスターズの狩猟生活Ⅰ ~2nd Season~
【第?話】21
【サブタイトル等】 双雷林で雷神石探し(前編)
【前話レス番号】20話>20666
20.5話>20667
【内容】
~バスターズ邸~
大)ふあ~ぁ。
…まだ皆寝てるのか。
暗神にでも会いに行くか。
~スカイ村~
村)おお。大空。
大)村長、暗神はどこで寝てるんだ?
村)あそこの洞窟じゃ。
大)おう、サンキュ。
~スカイ村 洞窟~
大)暗神~?起きてるか~?
暗)『ああ。起きてるぞ。』
大)これからどうする?
暗)『とりあえず五属性の神石を早く探さないと…』
大)あとは雷神石、水神石、龍神石か…
場所が分かんねえからやっかいなんだよな…
暗)『…私は場所知ってるぞ。』
大)な、なんだと!?
どこにあるんだ!?
暗)『雷神石は水没林の奥地にある双雷林、
水神石はここから近い孤島の秘境の地と言われている冷河川、
龍神石は砂原の近くにある地獄の場所とも言われている龍砂漠にある。』
大)おお!じゃあそこに行けば神石が手に入ると!
暗)『だが油断は禁物だ。いるまたデスターズが襲撃してくるか分からん。』
大)そうだな。
とりあえず朝飯食ってくらあ。
暗神は何も食わないのか?
暗)『私は神だからな。何も食わずとも生きていける。
だがまあ肉等はたまに食うがな。』
大)へえ~…
暗)『私もアプトノスを喰らって来るとしようか。』
大)じゃあまた後でな。
暗)『ああ。』
~バスターズ邸~
〈ガチャ〉
大)ただいまー
シ)あ、大空。
どこに行ってたんだ?
大)暗神が寝てる洞窟だ。
残りの神石の場所を教えてもらった。
シ)ま、マジか!?
大)ああ。マジだ。
朝食の時にでも教えるかな。
[そして朝食…]
大)じゃあ、今日のやる事を発表する。
花)うわー初めての団体行動だぁー!
大)そういえば君…花は…その…
花)え、なんでしょうか?
大)その目でハンターやってるのか…?
花)あ、はい!
大)見えなくてもモンスターの位置が分かると…?
花)においと音で分かります!
あ、暗神さん帰って来ましたよ♪
大)んなわけある…
〈ガチャ〉
暗)『お、大空か。
今日の目的はどうするつもりだ?』
大)…双雷林に行こうかと…
暗)『そうか。用意が出来たらまた私の寝床に来るがよい。』
大)あ、ああ…
〈バタン…〉
花)ね?言ったでしょ♪
ラ)す、スゲえ…
み)これなら大丈夫そうだな…
大)…じゃあ話を続ける。
今日のする事は、双雷林に行って雷神石を貰いに行くぞ。
ゼ)双雷林ってのはどこにあるんだ?
大)水没林の奥地にあるらしい…
その他にも神石がある場所を暗神に教えてもらった。
ウ)どこなんだ?
大)水神石は「冷河川」という孤島にある秘境と言われている場所で、
龍神石は「龍砂漠」という砂原の近くにある地獄と言われている場所だそうだ。
セ)なんかどっちも危なっかしそうだな…
大)デスターズが出てきたらやっかいだからな…
真)ま、とりあえず、
ナ)行ってみましょう!
破)ここでどうこう言ってても始まらんからな。
大)それもそうだな。じゃあ暗神呼んで水没林に行くか。
~スカイ村~
シ)あとは暗神だな…
大)おーい!
暗)『すまんすまん。待たせてしまった。』
大)じゃあ行くか!
覚醒!
『大炎神リオレウス降臨!』
シ&ナ&セ)覚醒!
シ)『凍氷神ベリオロス降臨!』
ナ)『鋭弓神ナルガクルガ亜種降臨!』
セ)『超音速神ナルガクルガ降臨!』
花)覚醒!
大)『え、花も覚醒できんの!?』
花)『華踊歌神クルペッコ降臨!』
リ)ちゃんと飛べる…のか?
花)『飛べますけど大空さん達みたいに多くの人数を乗せては飛べません。
乗せる事ができても1~2人ぐらいですかね♪』
リ)へえ~(盲目なのに俺よりスゲーじゃん(TдT))
大)『では水没林に…』
ALL)【しゅっぱ~つ!】
~水没林 エリア9~
暗)『ここの奥だ。』
大)『ここは…スカル村?』
ゼ)スカル村の奥にあるのか?
ウ)…みたいだな。
大)『とりあえず入るか。解除!』
さあ、行くぞ。
暗)『私は空から行く。』
セ)『俺も暗神について行く。』
シ)『じゃあ俺は歩いて行くかな。解除ッ!』
ナ)『私も歩いていきまーす!解除!』
花)『私もっ!解除!』
~スカル村~
大)昨日の事なのに懐かしく思えるな…
ゼ)あれがケンとダズの墓だ。
シ)あぷ…今頃どうしてんだろうな…
大)…さっ、気持ち切り替えて行くぞ!
ALL)おう!(ハイ!)
~双雷林~
大)こ、ここが…
ラ)双雷林…
セ)遅かったな。
暗)『この林のどこかに雷神石がある洞窟があるはずなんだが…』
シ)ってかさ…ここ危ねえよ!
めっちゃ雷纏った木生えとるがな!
大)いつから関西弁になったw
雷)『関西弁なら負けへんで!?』
ラ)あーもういいからいいから。
大)とりあえずバラけて探索すっか。
チーム決めじゃー
[そして決まったチームは…]
「大空チーム」
・大空
・リン
・真
「シンチーム」
・シン
・みきお
・ライ
「セツナチーム」
・セツナ
・破壊者
・ナナ
「ウキアチーム」
・ウキア
・ゼロ
・花
・暗神
大)じゃ、各自見つけ次第Lラウンダーがテレパシーで!
Lラウンダー)了解!
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