彪 2012-07-25 12:29:36 |
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「あれは…確か8月15日の…」
「午後12時半くらいのことでした…ハイ…」
「あ…天気が良かったです!」
「あ、でも…」
「日射病になるかってくらいの」
「眩しい日差しの中だったんです」キラーン
「そん中で…僕はあの子と…」
「喋っていました(`・ω・´)」
「でもまぁ夏は嫌いかな」
「とかまあ、いきなり歌いだすもんだから」
「あ、やっぱりこの子頭おかしい子なんだな」
「とか思いながら…」
「なんか…やっぱそしたらね…」
「膝の上に乗っていた猫もね」にゃあ
「あの、やっぱびっくりして」
「逃げ出しちゃったみたいで…」
「その後を追いかけてったあの子が」
「飛び込んでしまったのは…」
赤に変わった信号機「信号無視いくないお(´・ω・`)」
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ
血飛沫(しぶき)の色、君の香りと混ざり合って←咳き込む
嘘みたいな陽炎(かげろう)が「嘘じゃないぞ」って嗤(わら)ってる←笑う
夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ
目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで今は何時?
8月14日の午前12時過ぎ位を指す
やけに煩(うるさ)い蝉の声覚えていた
でもさぁ、少し不思議だな。
同じ公園で昨日見た夢を思い出した
「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時
周りの人は皆上を見上げ口が飛んでった(カポォ)
落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる(ハッ)
劈(つんざ)く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り
ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる←笑う
眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした
何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。
繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。
こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。
繰り返した夏の日の向こう。(ぽっぴっぽ~)
バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる
血飛沫の色、君の瞳と軋(きし)む体に乱反射して
文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら←笑う
実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。
目を覚ました8月14日のベッドの上
「あっやべっ…」
「スー」
「あ゛ーやべっ」
「今何時??」
「あー…うーわやべっ」
「もう8時過ぎやんもう…」チッ
「あー…」
「あ、もう…会社にもう…」
「遅刻するって電話しよ…」
「あー!いいや!」
「休んじゃえ(’∀`)」
少女はただ
「またダメだったよ」と一人
猫を抱きかかえてた
↑喋ってるときも小さく歌ってます
合いの手の部分はできるだけしか書いてないです。
あともし間違えがあったらすみません(>_<)
お役に立てたら幸いです(*´ω`*)
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