蒼空 2012-07-20 23:04:39 |
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緑川と聖川は廊下を走る
緑川(み)「くそっ、爆弾なんてどこにあんだよ…」
聖川(せ)「わからん」
み「わかんねーか…ま、それが普通か…」
二人は階段を走り降りる
降りきった時、聖川が
せ「ね、緑川、なんかあそこの下駄箱にPs3のコントローラが
あるよ ?」
み「見てみるか…」
緑川はコントローラを手に取り見た
せ「なんか、プレイステーションマークが
赤く点滅してんな?」
み「これ、爆弾じゃね?」
せ「まさか~ww」
バクハツマデアトゴフン…カウントカイシ…
ピッピッ、ピッピッ…
二人「「えぇー!?」
み「なにげにトゥエンティフォー(24)みた
いなカウント…」
せ「どうする?」
み「あいふる…ってふざけてる場合じゃねえ!」
二人は考えている
せ「じゃ、どこにおく?」
み「そうだ!水をかけよう!」
せ「頭を壊したか?」
緑川は無理やりコントローラに水道水をかけた
コショウ…キノ…て…シ…
せ「あれ?」
み「校庭に投げてみるか…」ノシ 三○
バーン
せ「校庭に誰しもいなくて良かったな…」
み「確かに…てか爆発音シュール…」
せ「じゃ、もどるか…」
そんな二人をある女の子がみてい…
なかった…
ごめんなさい…私はここまでのようね…
次の方…よろしくお願いいたしますね
………なんか、シュールですね…
ごめんなさい……
ごめんなさい……
ごめんなさい……
キャラ崩壊しまくりですね…
ごめんなさい……
なかった事にして大丈夫です……
ごめんなさい…
こんな私だけどまたぎます
ごめんなさい……
「なあ理央、爆弾ってどこに仕掛けられてんだ?」
「知らね。」
後ろからついてきていた聖川が立ち止まる。
「じゃ…じゃあこのだだっ広い学園を探し回るのか!?」
「まあそのうち見つかるって。爆弾ぐらい。」
不安の表情をうかべた聖川に俺は軽く答えた。
「なんだよそ…ふがっ」
聖川の口を慌ててふさぎ、廊下の隅に引っ張る。
俺の目線の先には…職員たちだ。
「入学式…中止にするのですか?」
「ああ…しょうがない。『爆破予告』が届いたからな…」
爆破予告。
その言葉を聞いた俺は、会話に耳を傾ける。
「では生徒たちは…」
「一応下校させる。中止の理由はふせておこう…」
やっぱり爆破予告は届いてる…
入学式も爆破予告で中止になったと、俺は確信した。
「んーーっ、おい、いいかげん離せっ…!!」
「誰だ!!」
聖川が声をあげたと同時に、職員の一人が声をあげた。
「おいっ…、逃げるぞ!!!」
俺は聖川を引っ張り、階段へ走った。
少しつけたしします;
「はあっ…いきなりなん…」
「すごいぞ!!」
俺は息切れしてる聖川の肩を掴む。
「やっぱり爆破予告は来てたんだ!!」
興奮。
いまの俺にはその言葉がぴったりかもしれない。
「職員たちも言ってたしな…。つか離せ」
「あ…ごめん」
冷静な聖川の言葉で、俺は掴んでいた手を離す。
「でもよお、この学園に爆弾があるとしたらいつ爆発するんだ?」
「わかんねぇ…」
一瞬で俺たちの顔が青ざめる。
「「いつ爆発してもおかしくない…」」
その言葉を発してから、少し俺たちは固まっていた。
タッタッタ・・・
誰かが階段を駆け上がる音で我にかえる。
俺がまだ固まっている聖川を起こそうとしたとき…
一瞬。
ほんの一瞬だが俺の隣を女子が通った。
顔はよく見えなかったが、携帯を握りしめていた彼女。
今、生徒は自習してるはず…
好奇心なのかわからないが、俺の身体は勝手に動いていた。
___屋上のすこしさびたドアを開ける。
「…爆破まで、あと10時間。」
彼女のその声が、少し強い風で消えていきそうだった。
「君たち、待つんだっ!」
気付いた教職員は緑川と聖川を
追いかける
「おい、どうすんだよ!!」
「わからねぇ、とりあえず今は
逃げるぞ!」
俺は聖川の手を引きながら廊下を走り
抜ける
「理央、このままじゃ、らちがあかねぇぞ!?」
(くそっ、確かに聖川の言う通りだ…どうすりゃ
いいんだ!)
「ひとまずあそこに隠れるぞ!」
俺は聖川の手を引きながら
使われていない理科準備室に入った
「……いつまで俺の手を握ってるんだ?」
「悪い…」
俺は聖川の手を離した
「理央、何とかまいたみたいだな…」
「いや…今頃あっちは血眼で捜している
はずだ…」
そんな時、一本の電話が…
もっていっけ、最後に笑っちゃうのは、
あたしの、は~ず…
理央は電話に出た
「もしもし…兄ちゃんか!?」
俺は横でお前アニソンかよとか言っている
聖川の口を手でふさいだ
「理央、爆弾の場所がわかった」
「本当か!?場所は?」
「……職員室だ……」
「………マジかよ…あそこは今頃敵の
巣窟だろ…」
「何かしたのか?」
「まぁな…」
「とりあえず、お前にしか頼めない…
お願いだ…爆弾を破壊してくれ。
金属バットで壊せる程度だから
壊すのは簡単だ…だが…」
「大丈夫だよ、兄ちゃん。こっちは
聖川もいる。何とかしてやるよ!」
「…ありがとう、理央」
「いいって事よ。」
続きお願いいたします
兄ちゃんからの電話を切って、俺はずっと固まっていた。
職員室、爆破___
「…なあ、とりあえずここからでようぜ。」
聖川の言葉で我にかえる。
俺が立ち上がったそのとき…
_____ガタッ
理科準備室のドアが開いた。
現れたのは…白衣を着た女性だった。
「君たち___!!」
見つかってしまった。
兄ちゃん、壊せなくてごめん…
俺は捕まると確信していた。
しかし彼女は叫ばずに、無言で俺たちを理科室のなかに引っ張っていった。
「おいっ、なにする…」
彼女は俺と聖川の手を離すと、振り返った。
「君たち、爆弾を壊しにきたんでしょ?」
透き通るような言葉に、俺たちは動揺を隠せなかった。
なぜ、知っている____?
「君のお兄ちゃんからいろいろ聞いたの。」
俺の心を読み取ったみたいに、彼女は答えた。
「じゃあ、理央の兄貴と知り合いなんですか…?」
「まあ、一応。」
聖川の質問に、軽く返した彼女。
眼鏡の位置をなおし、一呼吸おくと彼女は口を開いた。
「静かに聞いて。もう時間がないの。」
静かな廊下では、1時間目終了のチャイムが鳴り響いていた。
「時間が…無い?」
俺は馬鹿の様に呟いた
「そう…証拠とかは何も無いけど
多分…もう少しで『爆発』する」
彼女が眼鏡を正すとレンズが一瞬光った用な気がした
そして俺は爆発の単語に震え上がった
隣で話を聞く聖川もおそらく同じ気持ちだろう…
「先生…なんで証拠が無いのに爆発
するなんて解るんですか…?」
聖川はおずおずと口を開いた
「……私、さっき廊下である女子生徒と
すれ違ったの…分からないけど、なぜか彼女が
言い放った言葉が耳から離れないの…」
その時に俺は逃げている途中に一瞬すれ違った女子生徒
を思い出した
「それって…もしかして…」
三人は同じ言葉を言い放った
「「「爆発まで、あと10時間…」」」
俺達は、互いの顔を見ながら暫く沈黙した
コンコン
開けっぱの理科室の戸をたたく音がして3人ともその方向を見る
「君たちここでなにをしているんだ!」
ちょっと古臭いじじぃっぽい人が額にしわをよせものすごい形相で叫んだ
「あ!違うんです;」
白衣の彼女が必死のフォローをしてくれ
安心した矢先…
「何がですか!?ったく…
柏崎先生わかっていますよね?今何が起きているか…」
何がって…爆破予告が来ていることか…
「はい…」
「なら、今すぐに生徒を教室に帰しなさい!!!」
(こわっ)
小声で言ったんだけど聞こえてたのかわからないがおっさん教師に睨まれた
あーゆー教師は嫌いだ…
「ごめんなさい…」
「えっと…柏崎先生だっけ?いいっすよ気にしないでください♪」
聖川に続いて俺も頷き笑う
「ありがと…
気になるのもわかるけど一旦教室に戻ってね」
優しい微笑みでそういうと白衣の彼女は職員室へと向かった
続けw
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